チェインド
2012年 カナダ
大好きなヴィンセント・ドノフリオが出るので見てみました。フルメタルジャケットで素晴らしい演技を見せたドノフリオさん。最近は良い兄貴とかそういう役もとてもいい。でもチェインドを見て、大嫌いになりそうな映画でしたw
悪人役があまりにも演技がうますぎる。うますぎる~。←そう本人は悪くないです。
監督はジェニファーリンチ
キャストはこのヴィンセント・ドノフリオとエイモン・ファーレン
エイモン・ファーレン初見の俳優だと思います。
不思議で独特な外見でとても良かったです。All right all rightのマシュー・マコノヘーに何となく似ている気がしました。(名前を度忘れしてグーグルにAll right allrightと入れたらドーンと動画が出てきて笑った)あとロバート・パティンソンにもちょっと?
ウイッチャーに出ていました。ああまだ見ていない。それから見たいなと思っていたウインチェスターハウスにも。あんまり怖くないと聞いて悩み中です。
見て、ドノフリオさん怖い!↓
簡単なあらすじ
――タクシードライバーの殺人鬼に母親共に誘拐され母親は殺される。監禁飼育される少年の過酷な運命を描く――
もう怖すぎる~殺人鬼のドノフリオさん!!フルメタルジャケットのあの顔も怖かったけど、本当に縁起がうまいんだなあと思います。どんどん、そんな風(本物のいやな奴)に見えてきます。本当にタクシードライバーの殺人鬼?みたいな。
ジャンルはサイコホラー。直接的なグロイシーンはあまりありません。血や怪我の描写はかなり映ります。もちろん女性を乱暴に扱うシーンが多いので苦手な方は要注意。
ネタバレなしの感想
見終わった後は心に残る作品でした。でも見ている間はとても重くて、途中が音楽もほぼなく、どんよりと長い。ここがすごく辛い。
汚い服のまま足かせを付けられて床を掃除する青年。後半逃げられそうな状況もあるのですが、服従させられてしまうんですよね。
アメリカも日本も(多分世界中に)同じような事件が本当にあって、辛くなります。
予告編のあとネタバレ感想
ネタバレ
この殺人鬼も親から暴力を受けていたシーンがフラッシュバックします。でも全然感情移入できません。なんせひどい。何十人もの女性への暴行殺人 監禁少年もラビットと呼びます。そして記念品の免許証で遊びます。
でももっとひどいのがラビットの父親でしたね。兄弟ということは同じく親から暴力受けていたんですよね。
いやあ最後最後!びっっくりしました。
救いはないようですが、このひねりが私は良かった。
そして実の父親はひどいけど、再婚した女性がとっさにGo!!と逃がします。ぜーんぶ全部公にした方がいいよと思いました。
父親の事も自己防衛ですし、手紙など証拠もあるし。
再婚女性が、あれこれ握りつぶしても少年が見てますし「弟がいたのか」とか言ってるの聞いてるし。さらに言えば助けた女性が証言するんじゃないかな?と。
でも映画として、あの終わり方は良かったかなと思います。
あの家にしか戻る場所がなかったのが辛すぎますが。
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