The Father 2020年
だいぶ前に見た映画の感想をUPするの忘れていたので、いまさらですが、あげます~。
イギリス・フランス・アメリカ映画
ローリアンゼレール監督
ポスターとあらすじを見ると認知症の父親と娘の物語。
私が絶対チョイスしない感じの映画wなんですが、なんせ主役が
アンソニー・ホプキンスとオリヴィア・コールマン!
そ!それは見なくては。
(アカデミー賞を見なくなって数年経ちますが第93回アカデミー賞主演男優賞が、このファーザーのアンソニーホプキンスでした。勉強不足!!すみませぬ)
日本のNetflixで見つけました。
軽い気持ちで見はじめましたけど、途中からえ?え?ん???
難解!
監督本人が書いた戯曲で、思ってたんと違いました。
ポスターに騙された!
ネタバレありの感想です。
ポスターを見るかぎりでは
{認知症の高齢の父親と娘との心温まる交流の物語}に見えます。
「ああきっとジーンとするストーリーなんだろうな」と思って見終わって大やけどですww
結構初めの方から謎、謎、謎。
頑固で「泥棒された」と介護人を首にしてしまうおじいちゃん。娘は結婚して外国にいきたいの、ちょ!お父さん、こまるのよと。
おじいちゃん、一人で住んでる(はずの)アパートに知らない男が!
「誰や?」「いや、ここ私の家だけど?あんたの娘の旦那だよ」と。え?
そして帰ってきた娘は全然違う人で……とミステリーのような始まり。
しばらくは???
あらすじから「認知症の父」とでてくるので、ああ、なるほど、と。そういうことかな?と。
最後におおおおおおとなる展開なのですが、どこからどこまでがどうなの?と私の頭のほうが混乱。
認知症の頭の中はこれほどに混乱しているのかな。だとすると毎日が恐怖ですね。
最後ですが、今までの全ての出来事がアンソニーの妄想なのか?ところどころは本当なのか?娘が外国に行きたいの、から時間がドーンと飛んでいるのか。
混乱します。考察サイトを読むと娘のブラウスの色で現実と妄想が分かるとも書いてあり、もう一度見たくなりました。
それにしてもアンソニーホプキンズうまいです。