2025年1月10日金曜日

全米が吐いた テリファー2 見ました

テリファー2のアートザクラウン 


顔が怖すぎるので、ちょっとかわいく描いてみたwww






テリファー2のキャッチコピー

全米が吐いたww 





すごいキャッチフレーズ。
でもわかる、わかるよ。

全米は言いすぎだけど100人くらいは吐いたと思う。この顔の怖さよ。

なのに、このテリファー2が受けちゃった。

さらに3を作っちゃった。






そして上映会では9人退出 1人嘔吐だったそうです。

期待を裏切らない、気持ち悪いピエロWW


1は確か短い感想を書きました。バイバイマンとめちゃグロイテリファー

そして2も視聴前に書いてました。テリファー2

絶対見ないと書いていたのに、みちゃったよね……。

1のテリファーはなんのひねりもなくピエロが惨殺するだけの映画

顔が気持ち悪く、始終暗く、救いなど一切なく、そしてトイレ的な汚いシーンもあります。大嫌いなうん〇シーンがてんこ盛り。

うわああと思いながらも、なかなか怖い世界観にほうほう、と見ていたのですが……。

お股ぎいこぎこはやりすぎだと思うのww



2は多少、本当に多少ストーリーがありました。

2のほうが好きでした。主人公の女子がかっこいい。まるで普通の映画みたいW

だって1は普通じゃないんですよ。ずっと暗いし、お金かかってない分、もっと怖いっていうか。

その前のオムニバスはもっともっとひどい。

これは、ほんとうにあかんやつ。ホラー大好きな私ですが、これは見る人を本当に選ぶと思います。ピエロの不快感半端ない。あと宇宙人のやつ、ふざけてるよね?って。

テリファー2ですが、ピエロのイマジナリーフレンド?が出てきます。というか、最後どういう意味なんだ?

でもテリファーに意味を求めてはいけないのかも。

今回のテリファーのアートザクラウン、結構ふざけてます。

1の顔が怖すぎて嫌いだったのですが、2はヒマワリのサングラスかけたりして、ちょっとだけかわいい?いやいやいや、やっぱりキモチ悪い




テリファーのアートザクラウン、殺し方が情け容赦なさすぎる。

ジェイソンよりもチャッキーよりもフレディーよりもワルなんじゃないか?と。


現在テリファー3が上映されていますが、これは本当にもっともっとグロイらしいですが、どこをどうやれば1より2よりグロクナルノカ。

監督すごいですね。



2025年1月4日土曜日

シビルウオー アメリカ最後の日 とあるシーンに鳥肌

 


アレックスガーランド監督 2024年 アメリカ映画

主演 キルスティンダンスト




何がいいって、キルスティンダンストの役作りです。

 化粧っ気のない日にさらされた荒れた肌が素晴らしい。

美しい方なのに、それにアントワネット役などもしている方なのに(まだ見ていないので見たいな)顔ががっさがさ。戦場カメラマン役だものと思うかもしれませんが、特に日本の映画やドラマでは貧しい農家の高齢老婆の役なのに爪がピカピカしてたり、皴一つなかったり「おかしいやろ!」と突っ込みたくなることもしばしばです。

「だって女優だもの」という声が聞こえてきそうです。確かに美しさで売ってる人も多いと思うんですが、役者魂大事にしてほしいです。

アメリカの俳優さんたち、なんか顔突っ張っちゃってる人が多くて、がっかりします。皆同じ美容整形外科なのかなと思うくらいトカゲ顔になってます。やりすぎいい。


キルスティンさん、おきれいな方です。さらに旦那さんがまたいいです。あとからネタバレのところで書きます。






そしてキャストの一人「なんか見たことあるなあ」と思ってたら、なんとナルコスの麻薬王エスコバルを演じたヴァグネルモウラさん。えええ~




違いすぎるやろといつも驚きます。




ナルコスはすごく好きなドラマの一つです。シーズン1と2は、ほぼスペイン語のセリフを英語字幕で見て疲れた思い出。 

今、設定の国を日本に変えたら日本語字幕出るんですね。いつかもう一回見る!のんびりと(そんなドラマじゃないけど)

シヴィルウオーですが、意外とレビューが悪くてびっくりしてます。

私は結構リアルでありえそうな話だと思ってみました。

ただ、カリフォルニアとテキサスが組むのはあり得ないです。でも映画だから~。

テキサスがアメリカ合衆国から独立したいという話は前からあって、あんなふうに分断したら怖いなと思います。

びっくりするようなスリリングなシーンも多いです。リアルな戦場の。古臭い映像という意見もありましたが、私は好きでした。

そして、すごく緊迫するシーンが後半あるのですが、ここだけでも見てよかったと思えるくらい、すごいシーン。鳥肌立ちました。後半のネタバレあり感想に書きますね。


見てよかったなあと思いますが、文句一つだけ。主人公の若い女子にいらいらしっぱなしでした。ww



ここからネタバレ。





キルスティンの旦那さんがジェシープレモンスですが、劇中に突然出てきて、すべてをかっさらっていくようなすごい演技をします。


ここ一番怖かったし、名シーンでした。素晴らしすぎる。ここだけでなにか賞あげてと思ってしまう。緊迫感がすごい。本当に恐怖でした。




ここのセリフ 

What kind of American are you? 

がすごおく怖い怖い!

ちびる!


素晴らしい俳優さんです。


でもYoutubeの映画紹介を見ていたらジェシーのことを


「誰や知らんけど、マットデイモンを漂白剤に2日くらい漬けてぶよぶよにしたような人」(確かこんなだった)めちゃくちゃ笑いました。確かに。「偽マットデイモン好きだ」って笑 

ブレイキングバッドを見ていたら知っているよねえ。あの砂漠のむかつく奴。こういう、ちと切れてる役がぴか一だなと思ってます。

この映画最後まで楽しく見ました。考察がたくさん出ているので、読むのが楽しみ。

最後になぜ写真を消したのかとか、わからないところも少しありました。

それにしてもアメリカ在住者にとっては、ここまでにならないとしても、明日なってもおかしくないような結構リアルな話でゾクッとしました。





主演

2024年12月29日日曜日

エイリアン:ロムルス ひどい 許さぬ

 Alien Romulus

エイリアンロムルス 2024年 SFホラー 監督フェデ アルバトス

主演系ケイリースピーニー





ワタクシの一番好きな映画はエイリアン2




人生を変えた映画だといっても過言ではないのです。


怖い怖いSFホラーアクションですが、実は強い女、強いママの映画だと信じております。ジェームスキャメロン監督がいつもメインテーマにしている「自己犠牲の愛」ターミネーターしかり、タイタニックしかり、もちろんエイリアン2もだと思っています。


ストーリーは面白く、テンポよく、何よりキャラクターが皆、素晴らしかった。




その後のエイリアン


世界観はありだけど、ストーリーがとにかくがっかりのエイリアン3、まあおもしろかったけど、おーいどこまで行くの?のエイリアン4 

そしてがっかりアンドがっかりのエイリアンプロメテウスと、前作よりはよかったエイリアンコヴェナント


もうリドリースコットが関わっちゃダメだと思いました。この2作。しかもこれを制作中だからとお蔵入りになった(エイリアン3はなかったことにして、もう一回作ろうよ)の続編 これが本当に見たかった。


大御所の監督は時に頑固になり、せっかくの名作をぶっ壊したりします。若い人にまかせてあげてえ。


そしてエイリアンロムルス 元の怖いエイリアンが返ってくるというので、ものすごく期待してみました。


レビューもすごく良くて、期待大大で見ました。



最初の10分から嫌な予感しかなく、中盤「おお」というシーンもありましたが、後半特に「なんでやね~~~ん」とテレビに突っ込みました。


エイリアン物を初めて見た人たちは「ええ~怖い~」という感想が多く、昔見たという方は「ああ、あれだ!」とイースターエッグも多くて楽しめたと思います。


しか~し、コアな面倒くさいファン(私)は許さぬ、許さぬど~!と怒り炸裂



ではネタバレ感想。



まず、文句ナンバーワンがキャストです。

たった一人も魅力的な人物が出てきません。

主人公レーンもまあ、うん普通。兄弟と言ってるアンディーも始終泣きそうな顔。どちらもあんまり魅力的じゃないキャラクターでした。

レーン役のケイリー・スピーニーとてもかわいいんですが、イラっとする役が多い気がします。シヴィルウオーのあの子だった! シヴィルウオーでもイライラさせられました。





それからキャストが全員子供というかティーン?

似たような男子2人と坊主刈りのアジア人と妊娠してる女子。

この6人のティーンが話してるところから「ああだめかも」と思いました。

せめて一人くらい「ああ、この人生き残ってほしい」と思わせてほしい。

アンディーは良いやつキャラですが、あんなに最初に知的障碍者のようにする必要なかったと思いました。途中からの「悪いキャラ」との対比なのかもですが、だったら黒人にする必要あったかなと。最近のポリコレのディズニーの(これはこれで、やりすぎだと私は思う)真逆のべたなハリウッドキャスティング

アジア人が出てきたとたん「あ~悪いやつか、最初にやられる~」と思ったら案の定そうだったし、ふざけてる奴は生き残れない、とかもう昔のホラーの定義のまんまでがっかり。


良かったのは重力を使ったアイディア。

エイリアンの酸性の血がスライムみたいに重力ゼロでゆらゆらしてるところは新しかった。これは新鮮。あまり見たことなかったなと。


でも最後の生まれてくるエイリアンは許さぬw リドリースコットに媚びてる~と思ってしまうほど、映画プロメテウスのあいつにそっくり。

エイリアン4もニンゲンのDNA入ったエイリアン出てきました。そちらも十分気持ち悪いけど、ロムルスのあいつは嫌悪感があるしママンにひどすぎない?って。

エイリアンは感情がない殺戮マシーンだと思いますが、エイリアンクイーンはリプリーに火炎放射器を卵に向けられて「引け、引けい~」てな感じに命令してました。母性があると思ってたのに、設定色々変えてます。

卵から生まれるんじゃなかったの?とかあの黒い液体がこれからロムロス2とかの伏線になるのかなとか。ううう~~ん。

シリーズの畳みかけるような恐怖が足りぬ。血も足りぬ。

でもすごく評判がいいんですよね。

評判がいいのはなんでなのかなと私は解せませぬ。 ああ~もしやリドリースコットと同じく「頑固じいさん(ばあさんだけど)の昔はよかったのお」っていう感想かもしれませぬ。

それでも私はエイリアン2がすきなんだあああ。


















ものすごく期待して