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2021年3月7日日曜日

「華氏247度」を見ました ネタバレ感想

 247℉

2011年 グルジア映画 




Georgia 英語ではジョージアと発音されるので南部のジョージアとごっちゃになるのですが、栃ノ心の出身地のグルジア。もうジョージアっていいます?間違ってたらごめんなさい。


簡単なあらすじ

男女3人がサウナの中に閉じ込められます。

そんだけ~そんだけ~♪


本当に大まかなストーリーがそれだけです。

シチューエーションスリラーサスペンス?

誰が何のために?そして助かるのか?

調べると酷評も多い作品でした。

おもしろい!とは言えないけど、まあまあ楽しめました。B級ホラーが好きなので突っ込みつつ見る私のスタイルにぴったりでした。


夫は絶対に嫌いなやつ。1時間半損したって言いそう。私は好きなスネークフライトだって今でも文句言ってます。笑 この映画一人で見てよかった。


映画のほとんどの時間、サウナの中で出られないどうしよう!と言うシチュエーションなのにサウナが暑そうじゃない。これがもう一番ダメな点。

汗はかいているけど、もっと顔や体が真っ赤になるんじゃないかなあ?どうしてそうしなかったのかなと不思議です。

ただ「暑い暑い」と言ってるだけで暑そうじゃない。w

ベターコールソウルで砂漠をさまようシーンは顔とか真っ赤、唇もむけてボロボロで、すごく苦しそうじゃないですか。見ている方が辛いような。演技もうまいし。

でもサウナの中でも髪が濡れてて汗かいてるだけで、もっとこう息苦しそうなシーンが欲しかった。


女性2人のうち特に1人は性格が悪くて口が悪くて、ビッチぽい感じ。もう~なんだかいたたまれない。

閉じ込められた男性がイケメンで、それは良かった。後はネタバレで。


予告編の後ネタバレあります。




最初に主人公のあごとんがってる女の子ジェナとフィアンセが事故にあうシーンから。ここはちょっと驚きました。でもディセントの最初のシーンと似てました。

事故がトラウマで引きこもり状態からの女友達が「どこかへ行こう」ここも同じ!


ジェナも事故がトラウマになり出かけることがなかった様子。見かねた親友レネとその彼マイケル。そして彼の友達イアンと4人で旅行に行くことに。イアンにジェナを紹介みたいな感じもこめて。ちょいいい感じになってました。

でもジェナはあんまり楽しそうじゃない感じ。

親友の彼マイケルが絵にかいたような、だめだめな「だめんず」

手作りのサウナに出たり入ったりして酔っ払って寝てしまいます。

後からその時に、はしごをぶっ倒してドアに衝立のようになり3人は閉じ込められるのですが、マイケルは泥酔して爆睡。

このキャビンを立てたという親戚のおじさんが怪しい風貌で途中まで「あいつが犯人かあ」と思っていたんです。実はシリアルキラーとか?って。

しか~~し真相は酔っ払いのバカのせい。あああ。でも予告編でネタバレしてますよね。先に見なかったので、おじさんをあいつが怪しいってずっと思ってたw

で3人でというか一番いい人風のイアンが「こうしたら、ああしたら」と提案しつつあれこれ頑張る。でもぜんぜんダメ。

女性2人はわーぎゃー騒ぐだけ。レネが特にひどくて、アメリカは特にこういう人いるわあとリアルです。

後半精魂尽き果ててイアンが発狂するんですが、その顔が結構怖かった。一番可哀そう。

ジェネとレナが喧嘩になって殴ってレネが気絶。その後発狂したイアンがガス式のサウナに抱きついて(!)破壊、シューシュー漏れるガス、絶体絶命!!

オジサンが飼ってる犬さんが「ねえ大変」と知らせようとするのがかわいい。耳を澄ませようとしたその時に花火が始まったりして、なかなかうまくいかない。

結局時間がたってからおじさんが発見したときには、イアンは手遅れで女性2人はかろうじて助かりました。え? え?

うう~ん。イアンは助からなかったあ。あんなに嫌なレネが助かったあ。この気持ちどうすれば?w 

もっと展開があったらよかったけど、ひねりなしで終わりました。

イアンの顔が一番すごかったな。あとマイケルに腹が立ちすぎました。



2020年10月29日木曜日

law abiding citizen 『映画』完全なる報復 見ました。後からネタバレあり

 law abiding citizen2009年 F ゲイリーグレー監督 

出演ジェイミーフォックス ジェラルドバトラー


邦題調べたら「完全なる報復」

内容言っちゃっているんですね。

英語題名はlaw abiding citizenで法律を厳守する模範的な市民という意味。皮肉がこめられていて、なかなかいいタイトル。でも内容は分かりづらいですが。







Netflixにあると聞いて前から見たいなと思っていたのですが、日本のネットフリックスにしか来ていませんでした。テレビでサーチしてたらあったので録画して最近見ました。

HBOとか映画チャンネルじゃなかったのでFワードっぽいのカット。残酷シーンも結構あるんですが、きっとかなりカット。ぐうう、いつかリベンジでもう一回見たい。

邦題からわかるようによくある復讐物かなと思っていました。少しひねりがあってよかったです。

最初から衝撃なことがあります。テンポがすごく良いです。


この下からネタバレ感想です。



↓ネタバレ


ベターコールソウルを見ているので、悪徳弁護士っているよねーと思う。笑

ジェイミーフォックスは悪徳ではないけれど「手柄」が欲しいタイプ。

司法取引で有罪にはするけど罪は軽くなってしまった犯人。怒りマックスなジェラルドお父さんは普通のお父さんじゃなかった。

報復にものすごいお金かけています。

骨付きステーキでの殺人シーンはびっくりしたけど、なるほど懲戒室に入りたかったんだ~ってちょっと!!そんなトンネルいくら何でも不可能じゃない?10年かけてもできるかなと思ってしまった。

派手なアクションで面白かったけど、ジェイミーフォックスあんな爆弾かばんをひょいひょいって持ってきちゃったのかな?そこはさらに無理があるような。

でもこういうの好きです。

突っ込みつつ「ああ、でも面白かったらいいよね」と思うときも多いです。笑











2019年6月17日月曜日

ハッピーデスデー2 Happy Death Day 2U見ました。前作同様おもしろい!ネタバレなし。

Happy Death Day2U 2019年アメリカ 2月公開 


監督クリストファーランドン
主演ジェシカローテ 

IMDb6.3




2017年に公開された Happy death day ものすごく面白かったんです。日本は未公開だったようですが、1が6月28日 2は7月12日に公開されるそうです。

ハッピーデスデーのネタバレなしの感想書いています。
過去記事ハッピーデスデー笑えるホラー

笑えるホラー好きなジャンルです。ショーンオブザデッドとか。

ハッピーデスデーはあらすじ読むと怖そうです。
何度も殺される一日を繰り返すというストーリー。

でも残酷なシーンはないです。

スラッシャー映画だとばかり思っていました。

スラッシャー?…まあ外れではない。

ホラーっちゃホラー?サスペンスっちゃサスペンス?
でもコメディー。まさかの大笑い。

そんな映画です。

2も同じく面白かったです。 

こちらはもうホラー要素もなくSFになっております笑

1のほうがどちらかと言うと好き。

でも続編としてすごく良くできてると思いました。

この監督、とっても気に入りました。

それから主演女優のジェシカローテさん。すっごいビッチっぷりで好き。

ブリットニースピアーズを汚れにしたような感じ。←褒めてる 演技うまい




なかなかの叫びっぷり。



日本未公開と言うことで、ネタバレなしにしました。

私のつっこみは真面目な映画に多いので、はじめから「つっこみ上等」なコメディーは
ポップコーン片手に「あはは~バカ~!!」と楽しめます。

2のほうがどちらかというとおバカ度高め。ちょっと狙ってるところあります。


どちらもお勧めです。

ハッピーデスデー2Uのオフィシャルトレーラー(英語版)

 


ハッピーデスデー1の日本語字幕の予告編




2019年6月14日金曜日

Creep 見ました。テンポ悪くて、おもんないけど気になって見ちゃった映画

Creep 2014年 アメリカ

日本劇場未公開 Netflix配信




最初からずっとPOV Point of viewという私が苦手な撮影方法です。

手カメラ?っていうんでしたっけ?ブレブレの。あれです。嫌いです。

登場人物と視点が同じになるとか臨場感が得られるとか言われていますが、私はおええと気持ち悪くなってしまいます。

さらに、すごくテンポが悪いんです。展開遅い~

さらにさらにこの登場人物が本当にCreep「きも!!」って感じです。

そういう意味ではタイトルあってるw


あらすじ

お金が欲しい若い映像作家のアーロン(パトリックブライス)ネットで「一日撮影してくれたら1000ドル」という広告を見てジョセフ(マークデュプラス)に会いに行きます。

脳腫瘍で余命いくばくもなく、生まれてくる息子にビデオを残したいという理由で仕事を受けることになり、撮影を始めると少しづつ奇妙なふるまいをし始めて…

という内容。この2人しか出てこないんです。

そしてジョセフが本当に本当にきもい!!

最初からきもい。

なので撮影を続けるアーロンにイライラします。

イライラしつつ、やっぱり「これからどうなるの?」とだらだらしたところも見ちゃって「あ~あ、全部見てもうた」と後悔したそんな映画でした。

きもいジョセフ あとしつこいねん。

もちろん秘密ございました。

この下ネタバレ












ネタバレ



ジョセフきもくてしつこいです。何回「わ!!」ってやれば気が済むのか。

それをうわまわってイライラするのがアーロン。いい人なのか優柔不断なのか、何回も不愉快な目にあいながら夜まで居続けてる。断ればいいのに。


家に帰ってからもDVDや荷物が届いて本気のストーカー
警察に電話しても取り合えってもらえない。

で、「これで最後だから」って言われて会いに行く?




最後のネタバレ



案の定、ジョセフに会いに行き斧で頭かちわられました。
ここは遠いショットでグロくなかった。
話したことは全部嘘でジョセフは連続殺人犯だったとさ。というオチ。

途中で絶対変な人って気がつくのにアーロンのこのこ行っちゃダメ。
あらすじを読むと(ポスターも)面白そう~と思ったんですけど、ちょっとだら過ぎました。でも、でも2もある。ちょっと気になる(笑)


2019年6月5日水曜日

Netflix クリニカル 精神医療系サスペンス 見ました。


2017年のNetflixオリジナル映画 Clinical

クリニカル見ました。医療系サイコサスペンス



監督アリステアルグラン 主演ヴァネッサショウ


簡単なあらすじ


ある衝撃的な出来事で、それがトラウマになってしまう精神科医。
数年後に精神科医としての仕事に復帰するも過去の恐怖にとらわれて…

てな感じです。

サイコサスペンスが大好きだし、あらすじもおもしろそうだなと思って少し見始めると冒頭からかなりショッキングな出来事があり、引き込まれました。

予告編にあったので書きますが患者の女の子がガラスで手を切って血まみれのシーン。

後半もゴアなシーンもあります。突っ込みどころ数か所ありますが、私は最後まで面白く見られました。

主人公がエゴ丸出しでちょい好感度低いので、感情移入できなくて、そこがもったいないかなと思いました。あと、途中で展開が読めるので、もうひとひねり欲しかったなあと。









ここからネタバレ&突っ込みです。






冒頭 患者の女の子が自殺未遂事件を起こします。手をざっくり切ったり首を切ったり、ど血まみれシーン。

主人公の精神科医も襲われてトラウマになり、数年仕事しなかったのですが治療を再開することに。しかも自宅で。いやいや、やめようよとここで思いました。

軽い患者だけを診る予定だったのが、顔に傷を負った重症のPYSD患者を診ることに。

「私しか治療できない」ってところで「はい?失敗したよね?」って思いましたし、一度家に入られたりしたら絶対断るでしょ??って思います。

この男性もう怪しさぷんぷんで途中で「あ、あれだなこれは」ってわかりました。

それにしてもこの先生他の患者さん(冒頭の患者)のことをぺらぺら話しちゃって、ありえないですね。

思った通りの展開でしたけど、薬で朦朧となって襲ったのが違う人だったところはかなりショッキングでした。

最後のほうもかなり暴力的でしたね。






最後のネタバレしますよ?いいですか?







思った通り父親が復讐をしていたと。その父親の顔の皮をつかんで剥がれちゃって1階に落ちていく主人公。

そこからまた家の中入る?そこでソファーに座ってる父親。え?


私ここでてっきり、医者がまた幻覚見てたんじゃない?実は父親とか関係なくて全部妄想で治療の会話中に顔剥がしちゃったんじゃない??って思ったんです。

そっちの方がおもしろくないですか? 悲惨だけど。

それにこの医者は精神科施設を脅迫してエスケイプしてますよね。そのうえで惨殺死体が家の中にあったら完全にアウトですね。

父親が娘を使ってあれこれしていたという証拠もないですし、この後のこともあれこれ考えて、そういうラストでも良かったのになと思いました。これまた悲惨だけど。

「ちがう!私じゃない!!」みたいな。なにが現実かわからないラスト。

そのくらいひねっててもいいなと思いました。

顔の皮のゴアのシーンよりもそういう強烈なラストが良かったなと思いました。

















2019年2月24日日曜日

セブン Seven 好きな映画


好きな映画シリーズ


エイリアン2とゴッドファーザーは長年の不動のナンバーワンツーです。

その後は順番はつけられず、 ゴッドファーザー2 ターミネーター1と2 グッドフェローズ カジノ LAコンフィデンシャル ヒート

などが控えております。セブンも大好きで、時々見返したくなります。

Seven


1995年

監督 デヴィッドフィンチャー
主役 モーガンフリーマン ブラッドピット

映像が本当にかっこいいです。銀残しと呼ばれる手法だそうです。どういうのかよくわかりませんが(色)でこの映画好きだなーと思うものも多いです。

エイリアン2の青 ゴッドファーザーの闇 これは当時暗すぎると言われたそう。最初のとある人物がゴッドファーザーに相談するシーンなんて顔見えないですもんね。それがかっこよかった。

それからセブンのオープニング。不気味でスタイリッシュです。時々入るキーッというノイズも不快でいいですよね。

デビッドフィンチャーだから見るのやめようかなと思っていました。エイリアン3で怒り爆発だったので。今では好きな監督でNetflixのマインドハンターもおもしろかった。

エイリアン3は置いておいて、セブンの冒頭から。

ザーザーといつまでも振り続ける雨。

そして匂ってきそうな汚さで暗い町。

どんよりと陰鬱で好きです。


架空の町だそうですが脚本家はニューヨークにいる間に完成させたそう。ニューヨークのイメージある~。悪い地区の。←ゴメン行ったことないけど。


でも撮影はLAだと聞いてびっくりしました。6日目までのあのどんよりザーザーはセット?ホースの水なんですかね?LAほとんど雨降らないですもんね。ここには住んでいたので乾燥でからっからなのは知っています。青い空ではありますが犯罪は同じくらい多いということも。撮影秘話ぜひ見たいと思いました。ブルーレイとか入っているかな?


昔、映画と同時くらいに本が出たので見た後に買いました。アメリカはプログラム(って言うんでしたっけ?)ないんです。で、原作ではなくて映画のノベライズを読みました。

最初にサマセットが身支度をするシーンでバラ柄の何かが映るのですが、その本によると刑事を引退してこの喧騒な場所を離れ、片田舎に古い家を買って暮らすという願いを込めて、その家の壁紙を持っていたそうです。(だいぶ前に読んだのでうろ覚え。後で探してみます)

そういうエピソードは全然出てきませんでしたね。ちょっともったいないなあと思いました。

サマセットの人柄がでてますよね。脚本家のイメージはウイリアムハートだったそうで、最初のオファーもアルパチーノだったようです。アルパチーノだと、もっと冷たい感じでしょうか?

これは今ではモーガンフリーマン以外考えられないです。

「子供は見ていたのか」と心配したり、、ミルズの家での食事中の大笑いとか、トレーシーに頼りにされるところ。プロに徹しているけれど、ちょっと暖かいところ。


私の一番好きなシーンがトレーシーから電話があってダイナーのようなところで話をするシーン。

あのシーンがすごく好きです。

それから刑事ミルズ役をしたブラッドピット。最高の演技だと思いました。映画によってはちょっとダメな時もあるブラッドピット。ミルズの経験は少ないけれど向こう見ずで短気な若い刑事。ぴったりでした。

警察署で結果を待っているだけの時に「なあ、外に行こうぜ、待ってるだけなんて」と大げさな手ぶりで言いながら椅子をギャーコギャーコ揺らすところうまい(笑)

それから当時気がつきませんでしたが、上司がRリーアーメイだったんですね。フルメタルジャケットの鬼軍曹です。

最初に犯人役でオーディション受けたそうですが「情け容赦なさすぎ」と上司役になったそうです。あの上司は物静かで、まさかRリーアーメイだと思いませんでした。


セブンの最初の殺人事件からものすごく悲惨なのですが、あの暗い暗い映像にある意味救われます。あれは明るいところで見たくないですね。

サイコサスペンスの傑作です。ホラー映画よりもうんと怖いと思います。

まだ見ていない方うらやましいくらいのお勧めサイコサスペンスです。







この先ネタバレです。








セブンと言えばあのラスト。賛否両論あるようですが、私は良かったと思います。

すごく絶望的なエンディング。えええ~~~と立ち上がった記憶があります。もう何回も見たから今は何ともないんですが。

What's in the BOX!!! というあのセリフはアメリカで有名です。この映画と言えばあのセリフというのが日本と少し違うのです。それは今度書きたいなと思います。

夫が中華のテイクアウトを買ってきたときなどに真似しています(笑)What's in THE BOX!!!って。「似てねー」って言われたけど(爆)

実は箱の中身は一度も映っていないし、撮影もしてないのだそうですが「俺は絶対に見た」という人が後を絶たなかったそうです。これもなんか怖いような。

たぶん、一瞬だけ映るトレーシーの笑顔の記憶が混じっているのかなと思います。

ミルズが撃とうかどうしようか迷っているときに一瞬映るんです。ここ凄く生きてますよね。あの時、瞬きしてしまった人もう一度ご覧ください。

ベッドに縛られていたヴィクターが咳をするシーンとか飛び上がるシーンが多かったこの映画。見直すと「うん、ここがいいな」とか落ち着いて見られます。
飛び上がらないで(笑)

最近すごく怖いサイコサスペンス少ない気がします。羊たちの沈黙も好きなのですが、ああいう良質な映画、でもぎゃ~~っと叫んでしまうようなの、また見たいです。















2018年11月17日土曜日

これはひどい「オープンハウスへようこそ」ネタバレ後半あり。

The open house  2018 

Netflix film 

Rotten tomatoes 11%   
IMDb 3.3  



いやあ、ひどい(笑)

まず、この点数を見ていたら見てなかったかもしれません。

でも私Bホラーも大好きなのです。

皆が最低~と思った映画も好きだったことあるので、見てみないとわからないよねえ?

あらすじを読んで面白そうと思ったのです。

最初にオープンハウスとは? 売りたい不動産物件を公開することです。
主に日曜日 不動産エージェントさん一人残り、誰もが見ることができます。

まだ誰かが住んでいる場合、その日一日開けてもらいます。私たちも何回かしています。また買うときもオープンハウスを見に行って購入決めたこともありました。

なのでタイトルにもひかれたし、あらすじも
悲劇を体験した後、母と10代の息子が親戚の所有する別荘に移り住む。そこには親子の静かな生活を脅かす、不気味で説明不可能な力がうごめいていた」

おもしろそうです。ホラーと書いてあるし、幽霊的な?それとも殺人鬼的な?とわくわくと見始めました。

とある悲劇がありまして、経済的に苦しむシングルマザーと10代の息子。家のローンを払えず出ることに。妹の所有する大きい屋敷を間借りします。「この売る予定なので短期だけど、それでいいなら、週末はオープンハウスにするからね」と。


途中まで、いいえ最後のほうまでおもしろかったんです。ところが・・・・・





ここからネタバレ






最後まで結構楽しく見てたんです。

ホラーと言うよりもスリラーサスペンス。

変なことがいろいろ起こる。だれが何のために?こういうの大好き!

超常現象かなと思っていたら、どうやら犯人がいるらしい。

ついに親子に魔の手が忍び寄ります。




いったい誰が??





で、終わっちゃったの。




は??



は????


って言っちゃいましたよ。テレビに向かって。


犯人わからずじまい。


広げた風呂敷たたむ気もなし。



伏線回収する気なし。




これはひどい。



ひどすぎない??



確かにモヤっとする終わり方の映画あります。

この先は想像にお任せします。というような。

あと「この人なんだろうな」と想像させるような終わり方。

でもこれは違うよね。出てきてないもん(笑)


あえて「この人?」と思うのは配管工。「前にも来たから」とかスマホ見つけたり、ちょっとだけ怪しい。でも、たぶん、出てきてないんじゃないのかな?最後にオープンハウスの看板を見て曲がっていく車。これが犯人なら(オープンハウスに忍び込んで住人を殺害する犯人、だけど劇中には出てこないよ)になりますね。

いやあ、これはひどい。


犯人しだいではすごく良作になったのに残念でした。






















2018年3月22日木曜日

Mr ブルックス 完璧なる殺人鬼

Mr ブルックス 完璧なる殺人鬼

Mr Brooks 2007年

ぶっちゃけ感想を言いますよ? 変な映画でした(笑)

結構期待して見始めました。ケビンコスナーが殺人鬼役!! デミムーアとウイリアムハート共演!それにアメリカでは有名なコメディアンのダンクック!!

castが良いと「見てみようか!」ってなりますよね。そして時々(というか結構)失敗します。

この映画失敗とは言いませんが、もっとこう、良くなったのにーと歯がゆい感じで残念という言葉がぴったりでした。特に後半のあれ……





ここからネタバレ感想です












ケビンコスナー素敵な役が多いですが、こういう役もいいと思います。 変な目つきの時とかあるし。でもこの役柄もっともっと悪くてもいいのにな冷血な感じで、と。

ウイリアムハートが悪のほうの自分でよく車の後ろに乗ってます(笑)この設定じゃなくてもよかったかなあ。時々うざかったです。

「殺したくないのに、やってしまったあ」という感情があんまり見えないんですね、泣いてても「本当かなー?」ってな感じで。だったら徹底して悪にしても良かったのではないかと思ったのです。大好きな趣味みたいな。

それでも成功したビジネスマンの殺人鬼=アメリカンサイコ
やりたくないのにDNAがああ=デクスター 

と、そんなに新しいネタではないですよね。それが娘にも受け継がれていたああってところがすごく新しかったです。最後娘がMrブルックスを刺すところ、わあそうきたーこれいい!!と思ったのに、まさかの夢落ちで、夢でなく終わっていたらすごくいい映画だったのになあ、なんで最後入れたんかなあと残念でした。






2018年2月11日日曜日

Zodiac 見ました。

     Zodiac

  

2007年 デヴィッド・フィンチャー監督
主演 ジェイクギレンホール ロバードダウニーJR マーク・ラファロ

出演が好きな名優ばかり。前から見たいなと思ってDVD買ってありました。

Netflixのドラマ マインドハンター があまりにも面白かったので、同じ監督で連続殺人の捜査ものだったので期待大! デヴィッド・フィンチャーのエイリアン3は嫌いだったのですが、セブンは大好きです。

難事件の捜査ものと法廷ものは映画のジャンルとしては一番好きかもしれません。

でも英語が結構難しいです。英語字幕つけてささっと単語を紙に書いて調べたり、夫に聞いたり、話が頭に入ってこない事多いのです。なので最近はこれはと思ったら日本アマゾンで購入します。

経済とかね、法廷とか、政治とかね、んもう全滅。べんきょーしてるんだけど~あんまり使わない言葉だもんねえ(と言い訳)

で、これは日本語字幕付きで正解だったゾディアック。


ゾディアック事件とは 1968年から1974年にかけてサンフランシスコで5名が殺害された事件です。(自称37名)
犯人から暗号の声明文が何度も届きます。今でも捜査継続中の未解決事件です。
暗号はさっぱりわかりませんが調べてみるととても興味深いです。いろいろな説があります。

この映画の元はジェイク・ギレンホール扮するグレイスミスが独自に捜査をして書き上げた本が原作です。

ちょっと変わった役が上手い ジェイクギレンホール
本当は優秀なのにチトダメダメな役が上手い ロバート・ダウニーJR
まじめでコツコツ人間味にあふれた役が上手い マーク・ラファロ

演技陣は最高でした。

私はとっても好きな映画でしたけど2時間半はチト長い。最初の1時間位はおおおおとテンポも早く大興奮ですが、途中がちょっとだれちゃう感じ。

それにしても感心するのはデヴィッド・フィンチャーカラーというか、雨の降らないカリフォルニアにじゃんじゃん雨降らしちゃう(笑)

サンフランシスコエリアは夫の出身地で何回も行ってますし、LAには3年ほど住んでいました。
本当に、雨、降らねえよ?(笑)空も真っ青。

なのにフィンチャー映画はどんよりと暗い空から雨がジャージャー降ってくる。セブンもLAだというのにザーザー降ってた。すごくいい雰囲気。(はい、褒めてます。陰鬱でいい)

ゾディアックはセブンを彷彿とさせるシーンもありますが、何と言ってもマインドハンターの世界感がでてます、まあ映画のほうが10年位先なんですが。

ある容疑者に会いに行く場面とかマインドハンターの刑務所内インタビューのシーンにそっくりです。

最初の方の凄い緊張感のあと中休みがあって、後半結構怖いシーンもでてきます。ある人物に会いに行く場面なんですが、羊たちの沈黙の後半のハラハラを思い出しました。ここは怖かった。



ほんのりネタバレあります。


実話に基づいているので犯人はわからずじまいです。かなり近いところまで行くのですが、現実はなかなか難しいですね。いかにも怪しいのに証拠が揃わなかったり。 映画の中でも刑事がダーティーハリーを見ていて「見ていられない」と出ていくシーンがあります。これは映画の中みたいにバンバーンと解決するかよ。というイライラですね。

っていうかダーティーハリーまさかの未見でジェイク・ギレンホールにネタバレされました(笑)早く見なくちゃと録画しっぱなしだったのに「こうやって終わりましたよ」って言いに来ちゃう。あ~ん言っちゃったあ(笑)

映画の内容以外に私が好きだったのはマーク・ラファロ演じる刑事です。日本語字幕では「クッキー」となっていましたが(アニマルクラッカー)アメリカでは小さい子が大好きな食べもの。日本で言うとボーロとかナビスコとか。うちもよく買ってました。それがすごく可愛かった。

それからBLTサンドを半分もらってトマトを出すところとか細かくて好き(笑)食事シーン結構好きです。こういう所結構見ちゃいます。

後この刑事に新聞に漫画を載せているグレイスミス(ジェイクギレンホール)が情報をくれと食い下がる所。

「俺は何も言えないんだ、規則で。だからナパにいるナーロウに聞いてみろとも言えないんだ」といって字幕ではナーロウと繰り返してましたが、英語ではスペルを言ってあげてました。
その人の性格がよく出ているようなこういう細かいシーンが好きです。




映画も素晴らしかったです。






2017年10月23日月曜日

マインドハンターシーズン1 エピソード4から6


マインドハンター続けてみました。

エピソード4からいきなり、いいところで続きになりまして、えええ~~~これは次みたいよお、次見たらまたしても続いてて、ずるい。
一気に3話見てしまいました。

それまではどちらかと言うと続いている感じではなくて、一話完結というほどでもないのですが、じゃあまた来週見ようかなというかんじでしたが、3くらいからイッキ見に。

3くらいから登場する女性フリンジの人~いい感じに大人になってるう。声が特徴あるのでハッとしました。

ハンニバルのようにグロい死体がそのまま出てくるのではなくて、おもに写真です。かなりリアルでうぐうとなりますが、写真ということで和らいでいるかなと(私には、ですが)

童顔で経験も浅い主人公と経験豊富で頼れるけれど子供といまいちうまくいってない中年男と全国の警察署を回って心理捜査のレクチャーをします。今のところ。そこで地元警察官に事件を相談されて、捜査に加わる。というパターンのようです。

70年終わりのアメリカの感じ。特に古びたモーテルとかよく雰囲気出ていると思います(というか私はその時代のアメリカ知らないんですが、夫が言うてる)

全国を(しかもちょい片田舎を)車で移動する設定はスーパーナチュラルの2人を思い出しました。安いモーテルに泊まるのも似てる(笑)

バディーものとしても捜査物としても面白いと思います。
これからも楽しみです。