Longlegs
2024年 7月 アメリカ
すみません、今日も辛口。
期待しすぎたのもありましたが、面白くなかったなあ。
「この10年で一番怖い」とか(ヘレディタリー継承のほうが100倍怖かったし)「羊たちの沈黙やセブンを思わせる」とか(どっちもマイベスト10に入る映画ですが、足元にも及ばないと思うた)
かなりがっかりしました。
まず主人公がかなり変。実際にはFBIにはきっと入れない、ぼーーっとしていて、表情はなく、特殊能力がある。でもかなり変な描き方。
最後に「ああ、なるほど」とわかりますが、弱いなあとおもいました。説明不足。
最初のほうは、FBIのがっつり捜査ものだと思っていました。暗号が出てきたりしてゾディアックのような。
ニコラスケイジがシリアルキラー役と聞いただけで「見たい!」と思ったんですが、本当にちょっとしか出てこない。
ニコラスケイジはかなりうまかったです。役に入り込んでいて。でもほかの人でも良かったよねというくらい真っ白塗り。
しかーし、ストーリーがあんまりよという感じ。
ここからネタバレです。
最後えええええという 私が怖くて避けている、まさかのあくまものというおち。(怖いので、いつもひらがなで書いてますww)
知ってたら見なかったのにい。怖いんです。
「じゃあ怖かったんじゃん」と言われそうですが、それが怖くなかった。
説明不足が多すぎて、いらいらしました。
宗教的なことをベースにおいて、雰囲気で見る映画。と言えばわかりやすいかも。
お母さんがロングレッグスを手伝っていたというのは、後半すぐにわかります。というか、まさかね、簡単すぎるよねと言い合ってたくらい。
夫は「実は主人公がヘルパーだったとかじゃない」と。そっちのほうがおもしろいわ!
皆がわかっちゃうお母さん犯人説。
ロングレッグスはなぜ人形作りをしていたのかとか、あくまが契約をしたのか?とか金属のボールを壊したらのろい?はとけるのか、とか。もう見終わった後頭の中が???
期待しないで見ていても「そんなおちかあ」と思ったと思います。しかも羊たちの沈黙みたいな感じを期待していたから、がっかりでした。
良作だったという感想が多くて、そうなんだとびっくり。理解するにはもっとバイブルを読み込まないとだめなのかとか、母親とのあれこれやこれからのトラウマとか、なんだかいろいろ私には難しすぎた。
ホラーは何も考えずにギャーギャー怖がるものか、グロイものか、おもいっきりB級なコメディー寄りのものが好き。
ザモンキーも見ようと思いますが、たぶん、そっち系wwコカインベアみたいな。
謎が解決していないものとか、広げた風呂敷畳んでないやんというものは苦手です。はっきりしてえええと思います。