2018年4月24日火曜日

素晴らしいドラマ ファーゴ 旧ブログより


古い記事シリーズです。←勝手に命名 ーー2017年4月の記事


Fargo



映画のファーゴも大好きなんですが、今回はドラマ版のファーゴです。

めちゃくちゃ面白いです。


サスペンスですけど、ダークユーモアです。


ブレイキングバッドに近いユーモアかもしれません。

「え?ここ笑って良いのかな?不謹慎かな?でもおもしろいな、あ~あやっちゃったよ」みたいな

映画の「ファーゴ」も大好きです。 

映画版を見た方はわかると思うのですが、同じような独特の空気が流れています。

血が出るシーンでもすっとぼけているっていうか、サスペンスフルなのにのんびりした感じっていうか。

映画の方は妊婦の警察官が主人公なんですが、あの発音にまずやられます(笑) 


オーィヤー?ってのんびりした感じ。ずっと真似しちゃう。

こちらは映画 「ファーゴ」
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映画版とドラマ版ではストーリーが違うのですが、シンクロしているところもあり、見ていたら「おお、ここ~」だねえとニヤニヤ。

映画を見てなくても楽しめます。


私の好きなベイツ・モーテルもそうですが、最近映画をドラマにというのが多いですね。


映画から大まかな設定は同じだけどストーリーが違うというもの。

打ち切りになった「ハンニバル」もそうでした。残酷だったけどアートに近くてすごく好きでした。




話をファーゴに戻しますね。

まずキャスティングがすごいです。

今情けない中年男性をやらせたら世界一だと思うマーティン・フリーマン(ホビットのビルボ!)




それから抜け目ない悪い役がピッタリのビリー・ボブ・ソーントン

トムハンクスの息子コリンハンクスもいい味出してましたね、いらいらしたけど(笑)

それからな~んと「ブレイキングバッド」のあの弁護士ソウルのオデンカークマンも出てました。


この弁護士のスピンオフのドラマの「ベターコールソウル」もすごく面白いです。

ソウル役以外見たことなかったのですが、この人演技がすごくうまいです。


この役は人の良さげな、でも事なかれ主義な署長。

いるいるこういう人って思いながら見てました。



Wikipedia から簡単なあらすじを

シーズン1のあらすじ

2006年1月、ローン・マルヴォ(ビリー・ボブ・ソーントン)はミネソタ州ベミジーを通りがかり、レスター・ナイガード(マーティン・フリーマン)をはじめとする地元の人々を殺人事件に巻き込む。警察副署長のモリー・ソルヴァーソン(アリソン・トルマン)とミネソタ州ダルース警察の警官ガス・グリムリー(コリン・ハンクス)は協力して事件の解決に当たる。


巻き込まれ型サスペンスバイオレンスコメディーって言う感じでしょうか。

このレスターナイガード(マーティン・フリーマン)

最初もう見るからにダメダメであたふたオタオタする芸を見せてくれます。(笑) 

どんどん深みにハマっていくところは映画と似ているかな。 

エピソード6だったかオデンカークマンがマーティン・フリーマンの話を聞くシーンがあるんですけど、この2人の顔の演技が見ものです。ここ笑いました。

それから警察官役の女性がとってもいい味出しています。

ドラマは続きものがやはり好きです。 

ファーゴは10話で完結。 最後まで面白かったです。

Season2は時代が違うそうで、また買おうかネットフリックスで見ちゃうか考え中です。

映画解説者の町山智浩 テレビドラマ版『ファーゴ』を語る のラジオの書き起こしが面白かったです。

例えばこの部分とか

 (町山智浩)画面で起こることは要するに白い雪の上に血がバンバンバンバン飛び散る、ものすごい連続殺人の話なんですけども、出てくる人がみんな間抜けでですね。みんなドジで。クドカンのドラマに出てくるような人ばっかりなんですよ。
さすがです。

バイオレンスとコメディーのぞくぞくする背中合わせの名作です。







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