2022年1月12日水曜日

ザファブル&ザファブル殺さない殺し屋 マンガと映画の感想

マンガ「ザファブル」にはまってます。

なにこれえ?めちゃくちゃおもしろい~。

マンガBANG(マンガバンと読むらしいです。こちらは合法サイトマンガバンクというのは違法サイトだそうなのでお間違えなく)無料マンガサイト。12月から一日8話ずつ(一日2回メダルがたまります)ずっと読み続けて最終回の22巻まで読みました。

昔チラ見した時は顔がなんか情けない(そこがポイントなんですが)と読んでいなかったのですが、中盤からの面白さは半端じゃなかったです。3巻まで無料が多いのに3巻まではちと話の進み方がおそくて残念です。話が進んでくるとノンストップです。




殺し屋とかマフィアとか復讐人とか裏社会の漫画が大好きなのですが(レディーなのに)
ザファブルはコメディー色が強くて大笑いしました。上の表紙みたいなシリアスなシーンはあんまり出てこないです。

プロ中のプロの殺し屋なのに猫舌とか設定がいいww




銃で撃つようなシーンはもちろんありますけど、1年間一般人として大阪に住むことになった殺し屋の物語は常識を知らなかったり、人の温かみを知ったりして笑ったり、ジーンとしたり、最後まで本当に良くて心が温かくなりました。




兄弟という設定で大阪に潜る相棒のよーこ。大好きになりました。面白すぎます。


バーのシーンでは声出して何回も笑いました。

私の好きな「ウシジマくん」とか「外道の歌」とか、バイオレンスものはシリアスで残酷なマンガが多いのですが(大好きなんですが、あんまりお勧めできないマンガが多いw)コメディー色が強いのにばかばかしくなくて、ちゃんとストーリー展開が面白いのですごくはまりました。こちらは誰にでもお勧めできます。

今第2シーズンはじまっててパート2を光の速さで購入しました。最初の22巻までも、読んでしまいましたが、紙の漫画も購入します。

さて、映画ですがNetflixで見つけました。

でも日本の漫画の実写版ってひどいという噂を聞いています。ジョジョとか進撃の巨人とか見たいなあと思っていたものがレビューがあんまりで。アイアムアヒーローだけはレンタルで見ようかなと思っています。アメリカもアマゾンでレンタルありました。

日本映画はほとんど見ない&マンガの(しかも好きなマンガの)実写版ということでやめようと思っていたんです。
レビューもつまらないというのも多くて。

しかーし夫が見たいというので、とりあえず最初のザファブル見ました。



結論からいうと、すごくおもしろかったです。

最初はキャストがあり得ないなあと。ああ~岡田君かあハンサムすぎる。ファブルの情けない前川清みたいな風貌でボーっとしてる感じがいいのに、岡田君はきりっとしてる。

よーこ役の女優さん、すごくはまってました。容姿がそっくり。

似てないけどすごかったのが柳楽さん。この人すご~~~~い!!

実はこの映画の一日前に浅草キッドを見ていて(こちらも感想書きます)若い日のたけしをやったのですが、顔は全く似てないですけど、若いころのたけしそのままでした。ていうか今年日本映画ばかり見てるw



マンガの小島には似ていませんが、エキセントリックで暴力的なやくざ役ぴったり!すごいな!夫も「この人すごくうまいね」と唸ってました。

1も2もマンガのストーリーに沿っていますが、一番違うことろが戦闘シーンが派手。

ザファブルの冒頭はかなり派手な銃撃シーンで、血もたくさんなので苦手な人はご注意かな?

中盤、大勢対ファブルなシーンがあってハラハラてこずる場面がマンガファンには許せなかったようです。ファブルそんなに弱くないって。

全体を見たらすごく良く言っちゃうとジョンウイックコメディー版みたいで、私も夫も大満足でした。

そして翌日 夫が「ザファブルの2見ようよ~見ようよ~」一日くらいお休みしてもいいかなと思っていたけど「見たい見たい」マンがあらわれたので、また一緒に見ました。



正直こちらもかなり良くできてると思いました。
ただ、こっちの方がちょっと中だるみがありました。

中盤までテンポよくおもしろかったのに、ちと残念。
マンガにない派手なシーンもこちらにも入っていました。

なかなか良いアクションでしたけど、1の方がより好きだったかな。
2も結構なグロイシーンありますよ。
車のシーンはかなり良かったな。

日本映画苦手だったのですが、変わってきていますよね。今年はもっと見たいなと思いました。というかまだ2022年数日なのに、この10年で一番見てるかも。笑




2022年1月7日金曜日

2021年に見たベストドラマ & 新年初映画はDon't look up


 いまさら2021年のベストドラマ 遅い遅すぎるw

で、順番も決められず。―全部素晴らしかったです。

2021年と言っても公開年ではなくて自分が昨年見たドラマ。


本当に好きだったのはワイヤーです。古いドラマですが見ていませんでした。



こんな素晴らしいドラマを見ていなかったんだなあ。きっと見ていない素晴らしいドラマがまだまだあるんだろうなと思っています。特にシーズン4は歴史に残る名作だと個人的には思っています。



それからチェルノブイリ。これは名作ですね。キツイけど、辛いけど、重いけど。名作。

苦しいい~と思いながらも見てよかった。



ザ・クラウンもすごく良かったです。絶対に私が見ないようなドラマ。でもこれは見てよかったです。



反対にニューシーズンが出るたびに楽しみだったウオーキングデッドはもう自分の中では終わった~。フィアーザウオーキングデッドも今年は見ていません。

夫は「ここまで見たから最後まで見る~」と言いつつフィアーを見て「つ、つまらない~」と毎回言ってます笑 もうやめれば?

私は潔く、あの人が退場したところで見るのやめました。その人楽しみに見ていたのに、あんまり活躍もしないで退場だなんて。←根に持ってるw

昨年は映画もあんまり記憶に残ったのがなくて、日本映画の孤狼の血が一番良かったです。



日本映画はテンポが悪くて面白くないというイメージがあったのです。でもこれはすごく良かった。検索 The Blood of Wolvesでアメリカのアマゾンでも見られます。

この役所広司さん本当に素晴らしかった。もう一回見ます。

2はしばらく来ないと思いますが楽しみに待とう。

韓国映画は好きなものが多いです。バイオレンスの容赦ないものが多いですが、そこがいいなあ。あ、ドラマと言えば、イカゲームも面白かったですね。

映画は本当にこれ!というものを思い出せません。ゴジラとキングコングも私にはイマイチだったし、スパイラルに関しては「これはソウシリーズとは認めん!」って思いました。見てよかったですけどもw


さて、ついでみたいになりましたが 新年最初の映画はDon't look upです。

元旦に半分だけ見て休憩して4日ごろに続きを。w だって長い。



ネタバレなしの感想です。

まずは……長い~。長く感じるという意味もあります。テンポが悪い。でも私は、まあ見てよかったかなと思います。う~ん。好きか嫌いかと聞かれたら、嫌いじゃないけど、好きでもないかなとしか。すみません。

いろいろ考えさせられました。コメディーなのに。でも笑えないコメディー。

30分くらいはカットできたかもと思いました。ディカプリオは前から好きで、最近の中年になってからの方がより好きですけどキャスターと不倫とかいらないなあ。アリアナグランデも嫌いじゃないですけど、この映画にはいらなかったのでは?と思いました。

政治的なことをこれでもかとぶっこんでいました。特に昨年の出来事を。

惑星や打ち上げるロケットはコロナ、ワクチンなどのことかなとか、大統領はもろ、あの大統領を揶揄してると思うし(赤い帽子がわかりやすすぎるw)ほかにもいろいろ詰め込んでます。

あのキャスター2人は朝の2人がモデルかな?でもああいう感じ多いですよね。歯だけ真っ白で派手なの、で軽いのw そういうところはニヤニヤしました。あ、あの場面だ、とか。

政府をそのまま信じちゃだめだよ、自分で考えなさいってなところなんかなあ?

もっと思いっきりコメディーとか、すごく辛辣とかどっちか寄りの方が良かったと思いました。

最後の最後クレジットの後にも映像ありますのでお忘れなく。








2021年12月20日月曜日

Succession (キングオブメディア メディア王) シーズン3見終わりました。感想(追記)

 



Succession シーズン3見終わりました。 最初はネタバレなしの感想です。


日本語題名は「サクセッション」だとずっと思いこんでいました。Netflixオリジナルなどは日本語の題名を見られるのですが、HBOプラスで配信のこのドラマは日本語字幕なしです。題名もそのままだと思っていました。

邦題は「キングオブメディア」だと教えていただき、さらに調べると(メディア王 ~華麗なる一族~)というのもあって混乱してます。なんで~?題名は統一しようよ。w

それにしても(華麗なる一族)となると、ちょっとドラマの意味合いが違うような。どっちかというと(過激な一族)登場人物が皆、最低人間だし。それかSuccesionは継承とか相続の意味なので(メディア王 ~相続争い~)とか?(~後継者争い)とか?う~んやっぱり邦題って難しいですね。まあ、それはおいておいて……。

キングオブメディア シーズン3の感想です。これまでのシーズン1からシーズン3の前半の感想の過去記事をまとめました。

キングオブメディア シーズン1第1話感想

キングオブメディア シーズン1 おもしろかった

キングオブメディア シーズン2 ネタバレあり感想

キングオブメディア シーズン3 第一話感想(2から5まで)


家族とは名前ばかりのロイファミリー、足を引っ張りあい傷つけあい、それはもう「ひどい」っす。


全シーズンの簡単な、本当に簡単なあらすじは

主人公のじーさんはローガン・ロイ。メディアを牛耳る大物、お金も唸るほどあるよ~。だから子供たち4人皆後継者狙ってるよ~

「もういいじゃん、俺が(私が)つぐよ」あの手この手で仕掛けてくるよ「いんや、まだわしが王様じゃあ!ファックオフ」てな感じで会社の、そして家族のいろいろなことが起こります。

えぐくて、ひどい。

でもユーモアのバランスが良くてイヤーな気持ちにならず笑いながら「あいつ最低」だよねと言えるドラマ。そして必ずやりたくなる「誰が一番嫌い?」

嫌な奴ばかり出てくるドラマってなかなかないですよね。重いテーマの刑事ドラマなんかでも中に一人二人「あの人良いよね」というナイスガイがいるものですが、このドラマはいないですw

最初「この人良いな」と思ったグレッグでさえ、すぐに本性を表してきます。あの話し方わざとなんじゃないかなと思ってきた。


それから出演者皆演技がすごくうまいのですが、変態チックな3男のキーランカルキン(マコーレカルキンの兄弟)が最高です。シーズン3でも爆笑しました。へんたい~






では、ここから少しだけネタバレです。


見始めて、なんとシーズン2の終わり方を忘れていました。1も2も最終回がものすごかったんですよね。

それに比べるとシーズン3の終わり方はちと普通というか大きな出来事はなくて、いまいちでした。途中で「あ~!」っと驚くことはありました。


今回もケンすごく情けない。途中まで「俺は正しい」って胸を張っていますし、メンタル強い所見せつけていますが(というかポーズだけかも)どんどんぶっ壊れてきました。

今回のイタリアロケ(だよね?)素敵。行きたいなあイタリア。そんな素敵なイタリアでのあれやこれや。いやあローガンおとうもひどいけどお母さん!ひどすぎない?

すげえ家族。この流れで行くとシーズン4はおとうVSキッズになるのかな?

すごく楽しみです。

それからシーズン2のケンのラップに爆笑しましたけど、シーズン3のビリージョエルには「もうやめて~」と思いました。

個人的に一番好きだったのはローマンの写真ww お楽しみに。

ローガンおとうに見つかった瞬間の表情よ。爆笑しました。全部持っていかれたww

アメリカでは日本語字幕がなく(HBO+)会社経営の難しい話&皆さんめちゃ口悪いww時々一時停止して「なんて意味?」と聞いてます。すまん、うちのおとう。

終わったばかりだけど、すぐにでも次のシーズンが見たいと思いました。はやく~。


2021年11月23日火曜日

Succession キングオブメディア シーズン3 エピソード1の感想ねたばれなし(その後2話から5話まで)

 待ちに待ったSuccessionシーズン3がやっと始まりました。




でもまだエピソード3までしか配信されていません。(追記 その後2話追加され、それから週に一回配信のようです。今は6話まで配信されていると思います。5話まで見たので、そこまでの感想です)

。。。。。。。。。。。。。


ここからは一話の感想です。ネタバレなし。

すぐ見ちゃいそうなので少し焦らして?やっとエピソード1を見ました。

シーズン3を見始めた感想は、シーズン2の最後忘れていて「これ誰だっけ?」「どうなったっけ?」の連続。笑

あああの事件ね!と思い出してからは一気にのめりこみました。

やっぱりすごくおもしろい!

こんなにシニカルなファミリー戦争みたいなストーリーなのにコメディー!

ダークでベースにシリアスな軸があるコメディーが好きです。バリーとか。

「ええ~!!」って思いながら笑ってしまうというか、不謹慎ぎりぎりのジョークとか大好きです。

サクセッションも超リッチな大企業のファミリーのなんやかんや。笑 いやあすごい。下ネタあり、口も悪いし最高です。

特に会社を取り仕切ってるおやじのローガン。なにかというと「ファックオフ!」と激昂。これが出ると手をたたいて喜ぶ変態夫婦。

キャラクターが最高で皆癖がありすぎで好きすぎます。笑

succession シーズン1の感想

シーズン2の感想


↓シーズン2の感想の時に作りました。これだけでもすごく癖のある家族なんですが、結婚相手や彼女、親戚まで含めて皆が皆キャラたってて素晴らしいです。

よく作られているし、皆演技がうまくて(というか演技に見えないw)最高なんです。




そんな待ちに待ったシーズン3。バリーもですがコロナの影響で遅れているシリーズがとても多いです。早く見たいけど俳優やスタッフの安全も大事だもんねえ。ジレンマです。

ドラマの見方も変わってしまって、大声で叫びあうようなシーンは「ソーシャルディスタンス!」と思ってしまいます。マスク!とかも。

ドキュメント系の番組、例えばホーダーズ(ごみ屋敷を精神カウンセラーが付き添いつつ片付けるTVショー)は出演者が皆マスクしていましたけど、ドラマはそういうわけにいかないですもんね。大変だと思います。

シーズン3も期待を裏切らずにすごく面白くなりそうです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


ここから エピソード2から5までの感想。

5まで見ました。やっぱりすごく面白くて一気に見たいところですが、週に一回配信のようです。

ますますえぐいことになっていくファミリー。

ケンドル覚醒というかシーズン1,2に比べて顔つきが違います。ローガンも老いてなお吠える獅子っていうか「F●●●Off」連発ww

シーズン2からの例の事件 これから裁判になるのかわかりませんが、ますます泥沼化していくので、とっても楽しみ。

というか、だんだん笑えなくなってきました。なんかすごすぎるう。

番組唯一の良心と思っていたグレッグ 結構な食わせ物な気がします。なんか前シーズンよりも背が高くなったと思いますが、そんなに若かったっけ?

ローマンの下品さも相変わらずで、期待を裏切らないドラマです。





2021年11月5日金曜日

チェストナットマン Netflix おもしろい北欧猟奇ドラマ

 

The Chestnut man

Netflix 公開日2021年9月29日 デンマーク







いやあ、おもしろかったです。北欧サスペンススリラー
猟奇連続殺人で、ちとグロイシーンはあります。
完成度高い!
登場人物もアメリカドラマによく出てくるキャラクターとまた違って興味深かったです。

シーズン1と言うことなので、2もあるのかな?

捜査もののドラマ優秀なもの多いですね。
リミテッドシリーズの(アンビリーバブル たった一つの真実)が一番好きで、忘れられません。見てよかったなあ。過去記事のネタバレ感想。





チェストナットマンもかなり好きでした。

北欧もののサスペンス本は結構好きで、読んでいます。


ドラマはThe Killingを見たことあるのですが、アメリカのリメイクものなので本物の?北欧ドラマは初めてです。リメイクのキリングもとても良かったです。おもしろかったです。

ただ途中長くてテンポが悪かったかなと思いました。というか、暗いよ重いよ!が続きます。

くじけそうになったけどジョエルキナマン💖なので楽しく見ましたwといってもシーズン1だけしか見ていません。探してもっと見てみようかな?

リメイク版は汚いキナマンが見られますw 主人公の2人始終こんな顔で、陰鬱です。





北欧サスペンス本は(重くて暗いテーマ)のものが多いですし、後味悪!いやあ!!と言うものも多いのですが、チェストナットマンはとっても良かったです。

このドラマの原作も同名で著者はセーアン・スヴァイストロブ(覚えられない)こちらもいつか読んで見ようかな? ドラマを先に見たので犯人がわかっていますが、結構原作と映画(ドラマ)違うこともあるので気になります。

そしてこの著者は上のThe Killingの脚本家だと今知りました。あああやっぱりテイストと言うか空気と言うか似ています。




今までは見ることができなかった世界中の面白い作品をみることができて、Netflix本当に感謝です。

最近でもドイツの「ダーク」おもしろかったです難解だったけど。ドイツのドラマが見られる日が来るなんて!

つい最近見た韓国の「イカゲーム」も面白かったし、夫がハマって見ていたドラマも確かスペインのものだったと思います。

世界のドラマ本当にありがたいです。これから見たいものも外国のものが多いです。日本のものは今際の国のアリスは見たのですが、後は全裸監督……う~んう~んどうしようかな?

あ、呪怨のミニシリーズもありましたね。怖そうで見ていないのですがいつか見ようかな。

捜査もの刑事ものがやっぱり好きです。一話完結よりも続き物のドラマの方が好きです。1時間で解決すると物足りないというか。ワイヤーみたいな骨太で面白いドラマもっと見たいな。




ここからネタバレ



犯人当てられなかったあ。

意外と大臣の旦那怪しいなと思っていたのですが。外れた。

刑事役の女優好きでした。男性の方は最初情けない弱っち感じで、あとから頼れるパートナーになっていって良かったですね。

大臣役の女性もリアルでよかったです。

北欧ものなのに(!)最後に娘が生きていてびっくりしました。覚悟して観ていたので、これは良かったあ。情け容赦ない系が多いので。

いろいろな国の文化が知れて面白いですね。チェストナットマン。アメリカでは見かけたことないです。デンマークではよくあるのかな?
旅行に行けるようになったら、北欧にいつか行ってみたいです。




2021年11月2日火曜日

孤狼の血 Blood of Wolves 素晴らしかった。

 

孤狼の血 2018年 日本

最近見た映画の中でぶっちぎりで良かったです。すんごくおもしろかったです。

日本映画ですが、アメリカでもアマゾンプライムで見られます。アメリカと日本は見られる作品が違うのですが、これは配信してくれていて本当に嬉しいです。ありがとうアマゾン!!そして紹介して下さったhachiさんありがとう。

で、アマゾンのページのあらすじ貼っておきます。



物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し…(C)2018「孤狼の血」製作委員会
監督
白石和彌
出演
役所広司松坂桃李真木よう子
ジャンル
サスペンスドラマ
オーディオ言語
日本語


男っぽさにしびれた!!やくざ映画やマフィア映画が好きなんですが「ああまた広島のやつかあ(ちゃらら~♪の)」と思いましたし、それから「また役所広司かあ」とも。←偉そうでごめん。日本映画の中年主人公は皆役所さんでは?と言うほど出演されてますよね。

しか~し、この役所広司は素晴らしく良かった。キャスティングもよく、俳優陣が皆素晴らしかったです。

確かに見る人を選ぶと思います。最初から度肝を抜く映像があって暴力映画耐性のある私でも「それはやめてええ」と思ったシーンがります。でもここは後半「は!」っと生きてくるので大事だったのかなと。後から書きます。

キャストがすごく良い。

写真右のマル暴の汚れデカ大上に役所広司 左の新米刑事の日岡役に松坂桃季




松坂さん。この俳優さんは初めて見ます。こんなきれいな顔の刑事いないよと思いながら見ていました(全国の刑事さんごめん)でも熱血な誠実な、でも青い感じから、どんどんと変わっていくところ。すごく良かったですね。

役所さんも本当に良いです。汚いことを平気でする暴力デカ。目が本気だもん。その中に時々宿る人間性。うまい!

この映画、アメリカ映画のトレーニングデーを思い出しました。デンゼルワシントンの悪いデカ嫌いだったあ。うまいけど、オスカー取ったけどムカついたのを思い出します。

他のキャストも皆良くて、映画の後からキャストを見ていて「竹野内豊」って書いてあって「どこに出てた??」って思いました。そのくらいきれいにハマっていたのだと思います。後で調べよ。江口洋介はすぐにわかりましたけど、結構こわもてで良かったです。もっと怖くても良かったな。眉毛とかそっちゃっても。


日本映画はテンポがあまり好きじゃないんですが、孤狼の血はスピーディーで一瞬も飽きたり、だれたりする暇なかったです。夫も私も、どどどはまりしました。

血と暴力が大丈夫な方、おすすめです!日本では2が放映されたと聞いています。アメリカでは映画館上映はないので、いつになるかわかりません。デモ見たい見たい~~。


ここからちょっとオハイオテレビ事情。これはアメリカブログにも書きます。その後にネタバレ


場所にもよるのですが、オハイオでは日本映画はあまり見られません。ハワイとLAではケーブルテレビの中に日本のチャンネルが入っていて、日本映画を多く放映するチャンネルもありました。

テレビジャパンというケーブルはあるのですが、1チャンネルだけで25ドル(確か)そしてNHKが多くバラエティーや映画は少なかったと思います。なので入っていなかったので10年ほぼテレビから日本語が聞こえることはありませんでした。相撲中継はダイジェストを見ることができますが、こちらも英語です。

古い黒沢映画は夫が大好きでDVDで購入していました。

オンデマンドでネットで配信が多くなったので、前に比べてかなり見られるようになりました。時々変えつつ今はNetflixとAmazon契約して、すごく楽しませてもらってます。


ここからネタバレ。


たけし映画とかも好きですが、主人公をこんなに好きになることはないので、孤狼の血は特別な映画になりました。

前半と後半で主人公大上の性格が全く違って見えます。新人刑事日岡のノートに書き込みがしてあったところ、泣いてしまいました。あああ~って。

あんなにひどい殺され方をするなんて、すごくショックです。

最初から映画で見たことないシーンの豚の排泄シーン。かーらーの、口の中に詰め込むシーン。あんなの見たことないし、見たくなかったけど(こういうのが本当にダメなんです。真珠取り出すシーンはOKw)後から「豚の糞が解剖で大上の胃から出てきた」というセリフだけで、どんなにつらい暴行を受けたか想像できて怖いです。映像ではお酒を無理やり飲まされているところまでだったと思います。

後からわかる、大上が行っていた悪行に意味があったこと。もうもう、辛すぎました。

映像もすごく良かったです。大上の目の中で燃える炎が映るシーンとか。かっこええ。

最後の方で確かピエール滝さんが海に銃弾を数発撃ちこむ意味がわかりませんでした。わかる方是非教えてください。

2早く配信してくれないかな?レンタルとかで。早く見たいです!!

それから原作があるので、それも読んで見たいと思いました。柚月裕子さんという女性の作家さん。びっくりしました。こんな男っぺい世界を描けてかっこいいです。