最初はあらすじとネタバレなしの感想です。
昨日見たばかりで余韻がすごいです。
今でも目をつぶると主人公のマリーの顔が浮かびます。
本当に見て良かった。素晴らしいドラマです。
真実を基にしたストーリーです。元はピュリツアー賞を受賞した記事(An Unbelievable Story of Rape)
前8話のミニシリーズです。
あらすじ
18歳の少女が覆面の男に性的暴行されたと訴える。しかし素行に問題があることなどから作り話だとされ被害届を取り下げられる。しかし数年後に似た手口の事件が続き2人の女刑事が執念の捜査を開始する。
。。。。。。。。。。。。。。。
世界中にはたくさんのマリーがいると思いました。
暴行されただけでもあまりにも辛い経験。
その後の屈辱的な検査。
頼れるはずの警察が信じてくれない。自分の味方だと思っていた人たちも信じてくれない。こんなにもひどい話があるでしょうか?
本当に幼く華奢な少女がレイプ事件の被害者と聞いただけで見るのをためらってしまいました。夫は見ない!と即答。
でもこれは見て本当に良かったドラマです。全力で勧めてこようと思います。
2話まで見て感想を書いています。過去記事 →アンビリーバブル 見始めました
ネタバレアリの感想です。
すごく面白かったです。中盤からは我慢できずに一気見しました。
後半の盛り上がり、素晴らしかったです。
2話だけで引き込まれました。3話からトニーコレットが出てきて、夢中で見ました。本当に素晴らしい役者で、ぴったりの役柄でしたね。
小さな役のわき役もとにかく皆がうまくて驚きました。キャスティングディレクターもすごく優秀です!ぴったりなんですよね。特に旦那さん2人が本当に一緒に生活して話をしているよう。奥さんでありお母さんでもあるけど刑事の部分をサポートしてくれる素晴らしい旦那はんたち。いいですよね。最後に出てくる(匕首マック)のあだ名の所は笑いました。ああ、皆良いお顔♡ここ良かったなあ。
主役のマリー役のケイトリン・ディーバー今回初めて知りました。
元から傷ついていた問題ありのティーン役うまかったです。
トニーコレットは元から好きで本当に演技上手です。今回知ったメリットウエーバーの演技に引き込まれました。後関係ないけどここだけの話オハイオの友達にそっくり←本当に関係ない。
静かだけど諦めない執念の刑事。理由があったのですね。あの話し方だと犯人があらいざらい自白しそう(笑)すごく良かったです。
もちろんストーリー展開、脚本も素晴らしかった。
エミー賞ミニシリーズとか取りそうですね。
思ったよりもがっつり科学捜査でした。DNAのあれこれ、ちょっと難しかった。もっと勉強したいと思いました。あ、クリミナルマインドとロー&オーダー見よう。ロー&オーダーも性犯罪と言うことで見るのを躊躇していました。これからはいろいろ見てみようと思います。
マリーについて
きっとたくさんいるはず。世界中のマリーがこのドラマのマリーのように最後は笑って欲しいと心から思いました。
最後のマリーの顔が忘れられません。
「ううう、良かったねえマリー」と親戚のおばちゃんのように泣いてしもうた。
何もかも失って、最後に救われるのはやはりドラマだからだと思うんです。性的暴行にあって心が殺されて、病院でも、警察でも、裁判でも傷ついて。
余りにも理不尽で苦しくなります。最初に見たくなかったのは失意のどん底で終わるのでは?と怖かったからもあります。
だから証拠が出たときは「やった!」と思い。でも最初の刑事がまた偽装かなんかするんじゃ?と心配し、マリーが弁護士に「市を訴える」と言った時には本当にうれしかった。(でももっともっと、ふんだくれとも思った)
それにしても…
マリーの里親の一人最低ですね。確かに素行は悪かったけど、もっとひどいティーンたくさんいますよね。それで「私はティーンに慣れてるから」なんて言って。こういう人いるなあ。
それからセラピー役も良かったんですけど、すぐにあれ?あの人かなと思ったら当たりました。
「羊たちの沈黙」で穴の中に捕まってた被害者の女の子。だって、全然変わってない!
この人も良かったですね。何も話さなくても優しい雰囲気を身にまとっている人。セラピストにぴったり。
とにかく、どの役も皆はまっていてすごく良かったです。
6話めも7話目も「あれ終わりかな?」とよくまとまっていました。
ただ「嘘じゃなく本当だった」というところも全国に広まってほしかったし、あの里親とか友人の顔も見たかったなと思いました。
刑事が最後に皆でお酒を飲むところ最高だったな。
そしてマリーがビーチから電話をかけるところ。
ずっと続く長い道をマリーが車で行く所が象徴的で好きでした。
その先には素晴らしい人生が待っているはず。
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