The Wire シーズン1
2002年から2008年まで放映されていた警察ドラマ。
いやああ噂には聞いていましたけど、本当に良かったです。
ボルティモアを舞台に麻薬売買人たちと警察の捜査を中心に社会問題もたくさんぶっこんできます。
オバマ元大統領が素晴らしいと言ってたので、上品な感じなのかと思っていましたけど正反対でしたw 言葉などもとってもリアルでございました。
すごく骨太!そしてリアル!!
男っぺえドラマや映画が大好きなので、しびれるうう~!!
リアルなのは理由があって、まずはクリエイターのデビッドサイモンはボルティモア・サン紙の犯罪記事専門記者を13年つとめていたこと。それからサイモンと脚本を共著し他プロデュ―サーのエドバーンズはボルティモア市警察殺人課に20年勤続した刑事
殺人課に20年ってすごいことなんだそうです。特にボルティモアのこんな場所で!行ったことないんですがw すごくリアルだそう。LAに例えると、あんなところかなーこんなところかな?と想像してます(こういう場所たくさんある)
今はのどかなオハイオで平和に暮らしていますが、例えば住んでいたLAのベルセグンドエリアはすぐ隣がイングルウッド 近くにはコンプトンというどちらも悪名高き町があり、こういうところあったなあと懐かしく思いましたw
ザワイヤーと関係ないのでLAの話は別のブログに書きます。笑
イドルスエルバさん!ここからスターになったんですね。この人もイギリスの俳優さん!だから夫は最初「違う人じゃない」って言ったくらいのバリバリアメリカドラッグ英語笑
シーズン1のネタバレ感想です。
名前が良くないよねと思いました。The Wire 盗聴の意味で、なんか地味な捜査なんだろうなと勝手に想像してました。
当時全く話題に上らず、数年してじわじわと「すごくいいドラマがある」と評判になりました。日本のドラマ通の方たちも「すごくおもしろい」と軒並み絶賛。うん、これは見ないとな!
シーズン1 私たちは初めから好きな感じで面白かったんですが、すごく大きな展開もなくて、盗聴もなくて「あれ?」って感じだったんですが4話くらいからぐぐぐ~~っと面白くなります。
私のお気に入りのシーンは第5話(だったと思う)主人公のジミーマクノリティーとパートナーのバンクが殺人シーンの弾丸の捜査をしているシーン。
数分セリフがずーーっとファックだけなんです。遺体写真とフロアのパターンが同じことをチェックして「ファック」弾丸の軌道を捜査して「ファック」
そんな風に少しづつ違う調子で、でもセリフはそれだけ ここはドラマの歴史に残ってもいいくらい素晴らしいと思います。すごく好きでした。リアルです。刑事だったことはないですけどwもしこういう捜査していたら「くそ!」しかでてこないんじゃないかなって。
このシーンでぐぐっと心をわしづかみに!そこからの捜査がすごく面白くて、夢中で見ました。
編集もおもしろくて、クリフハンガーではなく「え?ここで終わるの?」って言う何でもないシーンで終わることが多くて、今どきのドラマと違うなあと。
刑事同志の下品なジョークも多くて夫と息子に「今のどういう意味?」と聞いて後悔したりw
似てる顔の人が多くて混乱します。ジミーのパートナーのバンクとセネターとか。ノートにメモリました。傷があるのがオマーとかw
リアルさゆえに「え!その人殺さないで!」と言うシーンもあったりします。誰を消しても何も変わらない現実。抜け出せない生活。怖いですね。
シーズン2を見始めたのですが、ちょっとまた感じが違うので楽しみです。
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