2022年9月20日火曜日

Bosch/ボッシュ シーズン1 ネタバレなしの感想とネタバレありの感想(追記)


 Amazon primeで配信のBosch ボッシュ シーズン1

いつか見ようとリストに入っていたボッシュ。

見始めると最初からすご~く面白くて、はまりました。

シーズン1を見終わったので最初はネタバレなしの感想からです。




結論から言うとボッシュ シーズン1 すごくすごく面白かったです。


以前も書いたのですがマイクル・コナリーの小説のボッシュに、はまれなかったんです。なので見るのをずーーっと悩んでいました。

でもドラマの方がもっと人間臭くていい感じ!

いやあストーリーおもしろい!(いまさら!2015年の作品)

シーズン7まであるんですね。これからの楽しみが増えました。


リンカーン弁護士もまだ2話までなんですが、面白そう。こちらも原作マイケルコナリーです。

これは、本も読もう。ネタバレになっちゃうかな?見てから読もうかな。


ボッシュシーズン1はボッシュの家庭環境や生い立ちを絡めつつ、2つの大きな事件を軸に進みます。

1つは森から見つかった古い少年の骨の事件 2つ目は少年を主に襲うシリアルキラーとボッシュの対決

そこにロスアンジェルス市警の中での恋愛や上司とのいざこざ、法廷劇など盛りだくさんで飽きません。


スピーディーにぐいぐい進んでいく物語。脚本もすごくしっかりしています。


キャラがとてもいいですね。ドラマのボッシュのキャラクターのちと、枯れた中年の感じがとてもいいし、元嫁や娘(ウオーキングデッドのキャロルの娘役だった女の子!)相棒(ワイヤーの悪いやつ)他のLAPDの仲間も良いですね。

もともと警察もののドラマが大好きで昔から「刑事コロンボ」や「白バイ野郎ジョン&パンチ」が好きでした。

一番好きだったのが「ヒルストリートブルース」で警察署内のミーティングを見て思い出しました。

1話完結の捜査もの(クリミナルマインドとか)よりも1シーズンで事件を追うものの方が好きです。

10話で2つの事件を追うので中だるみもなく、テンポが良くてすごく良かったです。

一つだけ難点を言えばカメラワークが安定していないところがあったりして、まあドラマあるあるなんですが惜しかったなと。


マイクル・コナリーのボッシュシリーズすごく評判いいですよね。そして、ちゃんと年を取っていくので最初から順番に読んだ方が良いと。で、一番最初でつまずいてしまったので、またチャレンジしようと思います。


ここからネタバレありの感想





裁判シーンでぐぐっと最初から引き込まれました。シーズン1に3つくらいの物語を詰め込んであるなと思ったら、その通りでした。

少年の骨の捜査も二転三転して、面白かったけど、連続殺人犯のウエイツのエピソードがちょい、しつこかった気がします。いくら同じ施設出身とはいえ、あそこまでボッシュに固執するのが。電話うざい!

ウエイツの現場検証中の逃走劇はらはらして、おもしろかったな。オシェイの間抜けっぷりとか。アーヴィングも良い人なだけではなくて政治的な駆け引きをオシェイとするところ、かなりムッとしました。

ムッとすると言えば交際相手のブレイシャー野心家のあまり嘘の供述をしてボッシュと喧嘩に。嫌いやー。ボッシュも社内恋愛とかやめれと思いました。てか、ハードボイルドに恋愛もちこんじゃダメww

最後にあのムカつく上司に挑発されてガラス窓にぶん投げたところ、すっきり!最高でした。そのために停職になるはめに。あ~あ。

なかなかの暴力っぷりが良きです。



Amazonプライムのダイジェストまとめがあったので貼っておきますね。(★見てみたら、かなりネタバレがあります。未見の方はご注意ください)




2022年9月16日金曜日

エリザベス女王崩御 The Crown ザ・クラウン まとめ


 2022年9月8日にイギリスのエリザベス女王が崩御されました。

当然のことでショックを受けました。

ザ・クラウンを見てすっかり大ファンになっていました。ダイアナのニュースの頃から良い印象を持っていなかったのですが、私たちの想像も及ばないような、たくさんの苦労があったのだと思います。

ここ数年は素晴らしいファッションやジョーク、そして笑顔 なんて素敵な人だろうと思っていました。

在位期間70年7か月。長い長い間の激務。

大好きなワンコたちとゆっくり休んでいただきたいです。


The Crown ザ・クラウン シーズン1 ネタバレ感想

The Crown  ザ・クラウン シーズン2 ネタバレ感想

The Crown  ザ・クラウン シーズン3 3話までの感想

The Crown  ザ・クラウン シーズン3 ネタバレ感想

The Crown ザ・クラウン シーズン4 3話まで見たネタバレ感想

The Crown  ザ・クラウン シーズン4 ネタバレ感想

2022年9月6日火曜日

Bosch/ボッシュ すごく面白い シーズン1 2話まで見た感想 リンカーン弁護士の1話も。

 

Bosch ボッシュ やっと見はじめました。






2014年からの作品です。

ずっと見たいなと思っていたのですが、シーズン7まであるとハードルも高く、腰が重く?なります。

とりあえず少し見て、つまらなかったらやめてもいいよねと思って見始めたら、

これが!なんと!おもしろいのなんのって!!


なかなか見なかったきっかけがマイクル・コナリ―にもあります笑


確かハリーボッシュシリーズの1作目を読んだとき、あまりハマれなかったんです。

ハードボイルド的な世界に。

……夜のLA お酒とたばこ 孤独でかっこいいいオレ、ふっ……みたいな。

ファンの方すみません。



でもドラマのボッシュの方がもう少しソフトなイメージでとても良かった。


ドラマを見る前に、マイクル・コナリーを順番じゃなくて評判いいの読んで見ようと思ってカートに入れて置いたのがCity of Bone あらすじ見てカート入れてたのですが、これが一話めにくるとは!(ですよね、きっと)




法廷のやり取りもすごくおもしろくて、さらにアマゾンプライムオリジナルなので日本語字幕が出るという涙が出るほどうれしい!!

うれしい~~

映画など英語でしか見られないのですが、法廷のあれこれや中世ファンタジーなど苦手な分野があります。

なのでドラゴンのあれ、最近始まった人気のあれ。ちょっと考え中です。今回は名前とか関係性が少しわかっているので良いかもしれないですが。難しい。

法廷関係、捜査もの大好き分野が苦手分野なので勉強したいと思います。


そしてマイクル・コネリー繋がりでNetflixのリンカーン弁護士も見始めました。

こちらも原作は未読で映画版の方も見ていません。評判良かったのでドラマ版を見てみました。

こちらの方は1話のほうは、それほどハマれなかったのですが、これからおもしろくなるよという方が多かったので(夫含め)ずっと見ます。

リンカーン弁護士を見ていたらLAの知っているところばかり出てきて、盛り上がりました。

LAには確か……2009年から2012年まで住んでいたと思います(思います?)オハイオに来て10年なので。

ボッシュの方もLAですが、今のところ夜の危ないエリアばかりなので、あまり見おぼえないのですが、リンカーン弁護士すごい。

あの通りだ!うわあイングルウッド!とか一人盛り上がり笑 これからもきっと出てくる!楽しみ。


リンカーンの方最初やっぱり……心に傷はあるけれど、もてるオレ、ふっ……みたいな感じに見えて、でた!って思ったのですが、もっと深そうだし、おもしろくなりそうです。


ボッシュの少しネタバレです。


1話 

映像がかっこよいです。尾行からはじまります。夜のLA

あんまり雨の降らないLAですが、ハードボイルドだし、ここは雨!ってことでザーザー降り。

追い詰めて、射殺。しかしボッシュは以前にも同じことを数回繰り返しており反抗的な刑事として有名で上司にも嫌われてる。そして法廷へ

法廷シーンすごく良いですね、法廷もの大好きなんです。

そして後半山から骨が見つかったのですが、虐待された子供の骨と分かります。

この医者!ウオーキングデッドのハ―シャル!

他にも相棒はワイヤーの悪役だった人(こっちの役の方がいい)とかキャストよいですね。


2話 


夜のLA。とある怪しいバンを警察官が止めて検査すると死体が見つかります。

この犯人「俺は無実だぜ~」といいつつ7体ものDNAが。拘束されている間にテレビを見てひらめいたのか

「骨の少年は俺が埋めた」と言い出します。

その前にボッシュと相棒は昔の小児性愛者に聞き込みに行きます。それがジャーナリストにリーク。その疑われた小児性愛者は自殺してしまいます。

1話から引き込まれ、話がテンポよく動くのでおもしろいです。

どうやらボッシュは虐待された過去アリ、そして母親が売春婦でそれを法廷でばらされたり、過去がありそう。

きれいな女性警察官とあれでそれになるのですが、こういうのあんまり入れなくていいのになあと思ってしまいます。個人的な意見です。





2022年8月26日金曜日

Malignant マリグナント 凶暴な悪夢 期待しすぎたかも? ネタバレ感想

 


2021年アメリカ 監督ジェームズ・ワン




最初はネタバレなし。

IMDb6.2 と厳しめです。私はかなり面白かったです。でも突っ込み少々ありww


大好きな監督 ジェームズ・ワン💖 映画ソウの監督です。もちろん1の方。

低予算のソウを大ヒットさせました。インシディアスとか良い映画がいっぱい。


ただし、アクアマンは、ちょっと、うん。途中で見るのやめちゃった。モモアマンでしたね。モモアさんも大好きなんですが、この映画は、はまれませんでした。


でもジェームズ・ワンはホラー!ホラーは良いはず!

本当に若く見えるワン監督 頼みますよ。



ファンなので期待マックスで見ました。

最初のつかみから「おお!」そして最後までテンポよくダレることなく面白く見られました。

ただジェームズワンだから、もっとよくできたはずというファン心理と、あと演技陣がイマイチだったかなあと残念に思います。


それから「途中ですごくびっくりした」という感想を見すぎて「びっくりするぞ!さあ、するぞ!!」と期待しすぎました。途中でちょっとわかっちゃった。

確かにびっくりしたけど、もっともっとあるのでは?と思ってしまいました。


演技陣ですが主人公のマディソンになった方は結構よかったけど、妹さんとか病院のスタッフとかあと大事な役のアジア系の刑事とか(かっこいいけど)演技がちょっと残念だったあ。




私にとって映画の演技すごく大事です。脚本と演技、次が映像くらいに。

ドラマの素晴らしい演技を見すぎて(ベターコールソウルとかサクセッション、オザークとか)なのに映画なのに許せん、みたいな気持ちになる時があります。

ちょっと棒読みだったりすると一気に現実に引き戻されてしまいます。

あと音楽がソウのあのダダダン!ダダ、ダダダン!に似すぎてて、クライマックスの怖い場面なのに笑いそうになりました!ワン監督!!笑わせに来た!

そこもちょっと残念でした。笑ったけど。


予告編の後ネタバレです!






   超ネタバレです。





最初の手術シーンからのあれこれで「ああ、これきっと双子だよ」ってわかっちゃいました。

体の一部の腫瘍が双子だった。というおち。

「なんだあ、ブラックジャックで見たよ」って思いました。

しかあ~し。くっついているとはびっくり。

日本の妖怪のよう。二口女でしたっけ?あれを思い出すビジュアル。これは良かったですね。

本でも読んだよ。ワン監督読んだ?

あんまりグロくなかったのに、刑務所の大殺戮と、頭の後ろをめりめりいい~~には「ぎゃああ~すげえ」ってなりました。

ここはさすがに「おおおお!!」と思いましたけど「これだけ?」とも思いました。すごくびっくりしたかったのに。

ソウの最後は本当にびっくりして立ち上がったんですけど、あのくらいやってほしかったなあ。

やっぱり良かったのは刑務所内での大暴れ。いいね。こういうの好きです。ここを見て「ははん、全部マディソンの妄想だったのかな?」とちと思いました。

実はマディソンがやってた

どこかに弟がいる

全然関係ない誰か?

考えながら見られて面白かったです。

でも、もうひとつ、ちょっとスパイスが欲しかったと思いました。

あと家がすごく汚くて気になったっていうかwwベイツモーテルに似てた。

いつも変な感想ですみません。





2022年8月16日火曜日

ベターコールソウル シーズン6 13話 最終回 ネタバレ(追記しました)

 

ベターコールソウル シーズン6 エピソード13

監督 ピーターグールド 

タイトル Saul Gone

Imdb10



ついさっき見終わりました。

余韻がすごくて、今まさに、ジーンとしています。


ネタバレ感想です。

日本ではまだ放送されていないので、お気を付けください。

。。。。。。


追記ここより。


昨日、日本でも放映され大絶賛の嵐でした。素晴らしい最終回でした。

そして丸一日経っても、ずっとソウルの物語の事を考えてしまっている自分がいます。実生活に支障が出るよ~。それほどにすごいドラマだと思います。


余韻があまりにもすごい。そしていつまでも、いつまでも考えてしまう。考察やブログやTwitterの感想を読んで、さらに納得したり、もっと深く考えたり。

助けて~笑

昨日の自分の感想を読んで「ここは違うんじゃないかな」と今日は思ったので、追記します。

素晴らしいフィナーレだと言うことには間違いないです。

最後の最後にジミーに戻るなんて。そして本当に大事で守りたいものだけを守り抜いた男。


私はソウルになってからは「いつも自分勝手で本心は冷酷」だと思っていました。夫の意見はまた別で「実はチャックの事ものすごく気に病んでいて、本心を隠しているんだ」と。

夫の方が正しかった。悔しい~。そう、ジミーはきっとずっとずっと本心を隠していたんですね。

ソウルグッドマンとして「派手なちょい悪弁護士」になりきることで、いろいろな過去の辛い事実、心の底を隠していたんですよね。


若いころからチャックと比べられてたジミー。何をやってもイマイチ。お兄ちゃんのように弁護士に!と志しても認めてもらえない弟。

でも心の奥は優しかった、皆ジミーが大好きだった。お母さんも名前を呼んだのはジミーだった。チャックの気持ちも辛かったですね。

チャックがあんなことになって、そのままもう終わりかと思ったら最終回に登場!!これもサプライズで良かった。そして法廷でチャックの話をしたときに非常出口用の看板(?)がビビ――って。うわあ。すごすぎる。

そして法廷での「ショータイム」これもソウルが最初の法廷の前にも言った気がします。



タイムマシンの話もきっと本当は変えたい過去だらけだったのかな。本当はどこに戻りたいんだろうと考えました。

タイムマシンのマイクの話にもジンとしました。賄賂さえ受け取らなければ……。ウオルターは、あの会社の話をしてましたwwやっぱりウオルターだった。

ソウルだったから「滑って転んだ」話だったけど、ジミーにはタイムマシンに乗って変えたいことが、たくさんたくさん、あったはず。このシーンでチャックの事もキムの事も言わなかったのでびっくりしたんですけど、包みこみ隠してしまっていたんだと今では思います。

捕まって、ようやく自分と向き合うことにしたんですね。

過去は変えられないけれど、未来は、もしかしたら。

ああ、違う。もうすでに、変えることができました。キムの心を。

何よりも大事な人を。


あの最後を見て、これっきりなのかと思ったのですが、きっとキムはまた来るよね?それで、もしかしてもしかして刑期が短くなったら、また、もしかしたら。

現実の生活はもう無理だとしてもキムの心を取り戻せて、これから罪と向き合って刑務所の中で生きていくジミー。本当に今でも余韻がすごい。

最後にキムが撃つ真似をしたのを真似てピュンピュンをやったところが最高だったなあ。

それからもう一つ、護送車の中のベター‼コール!ソウル!!もすごく良かった。

んもう、いろいろ止まりません~~

これほど後から考えるドラマ、なかなかないというか初めてです。

素晴らしいドラマを見られて本当に嬉しい。

ありがとう、そしてさようなら。ベターコ―ルソウル



追記ここまで。。。。。。




☆ここからは昨日見終わってすぐに書いた感想です。

ネタバレ


思っていた最後と違う!きっと皆さんそう思ったはずです。

日本のファンの皆さんは、きっと見終わった後に泣いてるはず。感動で。

すごいバッドエンディングを想像していたので、びっくりしました。そういうことを期待していたわけではないけれど、なにかもうもっと悲惨でうわ!!っというエンディングなのかなと。

確かにソウルにとってはバッドエンディングかもしれません。でもジミーが戻ってきた。あのジミーが。もう胸がいっぱいです。


せっかく7年まで刑期を縮めたのに、正直なジミーに戻ったから86年て!!


裁判所にキムを呼んだときは「ええ~どうするの??ひどい!」と心配でした。会って、目の前で正直に告白したかったんですね。

全く反対の供述をして座った後にソウルと呼ばれ、

「名前はジミーだ」に「わああ」


護送車の中で、怖くてドキドキしましたけど、ワルの弁護をずっとしていたソウルグッドマンだから、皆大好き。刑務所の中は安泰ですね。

そして刑務所、キムが会いに来るところで、また「わああ」

最後の刑務所のあのたばこのシーンが見られただけで、本当に良かった。

最初のあのシーンに戻ったんですね。








素晴らしいカメラワーク

美しい映像でした。







話は少し戻りますが、

マリーが出てきて驚きました。確かにハンクの事を思うと、ディールで7年なんてとんでもないと思うのも当然です。たとえ銃の引き金を引いたのがソウルでなくても。

この法廷前の話し合い、難しかったけどおもしろかった。


ウオルターのパート必要だったかな?とちょっと思ってしまいましたけど、後悔ということについてですよね。

マイクとの話でもソウルグッドマンはお金の事しか考えていない自分勝手な男。ウオルターとの話のときには、もうキムとは別れていたのに、そのことさえ後悔ではなかった。

このあたりも「ええ?」とソウルをよく表していたかなと。

そしてやっとジミーが戻ってきた。

タイトルが素晴らしいですね。Goneはそういう意味だったのか。


もう取り返しはつかないけれど、もう2度と外には出られないけれど、今度は違う後悔を抱いて人間らしくジミーとして生きていくのでしょうか?


ああ、もう本当に素晴らしかった。

たばこのシーンと金網越しにピュンピュンとやるシーンだけで、大満足です。

終わってしまったああああ。




2022年8月15日月曜日

ザ・ディープ・ハウス The Deep House サメじゃない水の底ホラー 感想

 

ザ・ディープ・ハウス

The Deep House 2021年 監督 Alexandra Bustillo Julien Maury

アメリカではすでに公開済みでアマゾンプライムに来ています。


日本の公開は 2022年 9月16日から




まだ日本未公開ですので、最初はネタバレなしの感想です。

後半 警告の後にネタバレ感想します。


日本版のオフィシャルサイト ザディープハウス によりますと極限の酸欠ホラームービー浮上! ふふ、うまい!流血ホラーは聞いたことあるけど酸欠ホラーて!

でも当たってます。酸欠ホラー!そして恐怖の水中屋敷だって。


監督がフランスの有名グログロえぐいホラーの「屋敷女」(まだ見ていないんです)の監督と聞いて、構えていましたけど、この映画は全くグロイところは出てきません。血も少しだけ。

ホラー好きだけどスプラッターは無理!!という方にはお勧めです。

反対にスプラッターが見たいという私には、ちと物足りなかったかなと思います。


すごく簡単なあらすじは

カップルYoutuberが湖の底に沈んだ家を探索して怖い目に合うよ」でございます。


2人の主人公あんまり好きになれなかった。特に男性の方がうざい~。そしてこの人何とミックジャガーの息子さんだと、今(公式サイト)から知りました。ええ~そうだったんだ!


公式サイトより写真転載 ジェームズジャガー


ああ、そういえば、声が似ているような気がしなくもないかも? うざい役上手でした。


半分くらいまでは、あんまり期待して観ていなかったんですけど、後半はかなり怖くなりました。暗い映像が多くてそれが残念。

カメラ途中でぐるぐる回るところがあって、そこでちょっと目がまわりました。


水の底の廃墟?ていう設定はなかなか新鮮ですよね。本当に廃墟探検のYoutuber がやりそうです。

酸素ボンベのシュコーって音とか暗い水の中とか設定が怖い。私はスキューバ何回かしたことあるんですけど、本当に怖くてやめました。特にあの音。

水の中と言えばサメ映画やワニ映画がたくさんありますし、古くはアビスなんかも。でも呪われた家が水の中というのはなかったような気がします。

空気が吸えない恐怖ってすごいですよね。映画見ながら特に後半「くく、苦しい~~」と思いつつ見ていました。


予告編の後ネタバレです。





ネタバレ感想。

あんまりひねりがなくて残念でした。登場人物もほぼ2人で裏設定のようなものもなくて(何かあって水恐怖症だった、とか)

最初のお風呂での息止めがまさかの最後のシーンのヒントで驚きました。

ああいう終わり方最近珍しいかなと思いました。

女子は絶対助かるのに、あれま??と。もう少しだったのに。

後半怖いのですが、画面が数回真っ暗になって、タブレットに映った自分の顔の方が怖かったっていうww

見えないのはずるいですよね。お化けあたりから彼女がパニックになって、とにかく呼吸が激しくて、そのハーハー音がちとうざい。彼氏も同じセリフ「落ち着いて、俺みたいに呼吸するんだ」って何回も言ってる。だったら、早く上に上がりなよおって思っちゃいました。

出られないというのは怖いですね。リアルな感想は水中では普通の器具では窓破れないのは常識ですよね。これは準備不足だなと思いました。


湖の底の大きさもわからない家を探検するなら、特別な道具を持っていくだろうと思うんです。そこも「考えの浅い若いカップルYoutuber」として描いていたのかな。

せっかく怖くなってから(遺体がなくなってる!)からの映像グルグル赤い暗い映像グルグル&キャーキャーにちょっと萎えました。

せっかくドローンを使っているのだから、もっと怖く演出できたのでは?とかも。


あと、変な感想を言うと、ベン!!って名前を何回も叫ぶんですけどBenのN!ヌが最後にくっついてる発音で、何回もベンㇴ!ベンㇴ!!って聞こえて、そこが気になった。そこ??