Shogun 将軍
初めはネタバレなしで、あとから注意書きの後ネタバレ感想します。
FX Starオリジナルドラマ 2024年
日本ではディズニープラスで2月27日より配信
私たちはFuluで全10話配信されてから見ました。
真田広之 主演 プロデュース
1975年 ジェームズクラヴェルの小説(将軍)を原作にしたリミテッドシリーズ(その後シーズン2の制作発表
1980年にも リチャードチェンバレン主演で製作されています。
私は原作も未読、1980年の作品も見ていませんでした。夫は「見た!でも覚えていない」ときっぱり笑
夫は日本や韓国の映画やドラマが大好き、その上時代劇。そして評判も良いこのドラマ
見たいみたい~~~~とずーっと言っていました。
私も長かったうつ病(長いアメリカ生活で、ちと心が疲れてました)から、抜けつつあった時期で
「これからはまたドラマ見るぞ!」と思っていたころでした。鬱がひどいころはリモコンさえ押せない時があったので、やっと見れるなあと。
しか~し、ちょうど放送開始ごろに愛猫の闘病が重なり、数か月はドラマや映画を見る気分も時間もなくなってしまい、愛猫が天国に行ってしまってからも、しばらく泣き暮らし
「もう無理立ち直れない」と思いつつも、気分を変えるために、やっとやっと
「一話だけでも見てみようかな」と見始めたところ……
はまった
とんでもない面白さ。
我が家はお互い何となく好きそうなドラマや映画は一緒に見る?と声をかけるのが掟Wなので、今回は息子にも声掛け一緒に3人で見ました。
3人とも一話終わるごとに「うおおおおお」と吠えました。笑 本当に毎回素晴らしくて、回を重ねるごとに面白くなっていき、毎日一話が苦しいくらい。夫と2人だときっと3話くらい一気に見ていたかも。
それほど続きが気になり、どっぷり世界観にはまっていきました。
日本人が出てくるハリウッド映画は「トンデモ日本」がてんこ盛りが普通でした。銅鑼がジャーンと鳴るなんていいほうで、時代考証もめちゃくちゃだったり、日本人役もアジアの他の国の方でカタコトだったりして、がっかりすることが多かったんです。
しかーし、我らの真田さん。オファーがあったときに
「日本文化を正しいものにして、日本人役は全員日本人に」ということで受けたそう。
ありがとう真田さん。真田さんが出るから見るとは決めていたけどwでもきちんとしてくださった。なんせプロデユーサー。NG出せるから♡
なので「これはないわあ」というところはほぼなく、心から楽しめました。
脚本もいいのですが、なんといっても配役が最高の最高。
真田様はもちろん素晴らしいんですがw
藪重役の浅野忠信さんが特に素晴らしかったです。うまいですね。目つきとかもう演技じゃないみたいw
こずるく、裏表ある、ちゃらいやつ。腹暗い面を持ち合わせていて、ゲームオブスローンでいうならリトルフィンガーのような。でも憎めないところもあって。すごく良い表情とかセリフいうんですが、感心したセリフのいくつかはアドリブだとか。あっぱれじゃ。
私の推しwは広松
西岡徳間さんも、すごくよかったです。
浅野さんもですが、私のイメージではお二人とも若かった。そして思い出した。日本を離れて30年近く経ってたとww
このドラマの中で神シーンと呼ばれるシーンがあります。本当に素晴らしかった。ドラマ史に必ず残ると思います。虎永(真田広之)との間の緊迫感そして目だけでの意思の疎通。ああ、もうすごかったなあ。
そして忘れてはいけない鞠子様 アンナ・サワイさん
凛としていて美しい。英語も日本語も完璧です。悲しく、切ない目をしていたかと思えば燃えるような情熱的な表情をしたり。♡好きい。
日本女性の素晴らしさよと思いながら見ていました。(アンさんアメリカ人だけど)立ち振る舞いとか本当に美しかった。
そして「〇〇でござりまする」という鞠子語が我が家の一大ブームに笑
「夕食でござりまする」
「早く来い!と申しておりまする」(誰が?)
家族は「今行くでござりまする」「ありがとうでございます」
「いや、そこは『かたじけない』じゃないのお?」
あほあほ家族。
感想に戻りまする。
殿方に翻弄されておよよと(古いな)泣き崩れるような女性が出てこないのもいいです。
最初は弱々しく見えていた女性たちも芯は強く目的を持っていて、そういう脚本もすごく良かったです。
ジョンブラックソーン按針 コスモジャービスさん
理解できない言葉どころか理解できない文化の中に放り込まれ、運命に翻弄される按針様。
ああ、わかるわかるよ。そして異文化に溶け込もうと足掻く30年、いやこれは私でしたwでもすごくわかる、その気持ち。と思いながら見ていました。
そしてすごく違う食文化にも、なんとか慣れようとするシーン。納豆をお召し上がりになりまする~。ここを見ていて
「ああ~!!!納豆食べた!!按針様、日本をわかってる~もう日本人!」と納豆を食べられない夫いじめww
我が家では私が納豆を食べるたびに(近くの韓国食材スーパーに冷凍納豆の梅酢が売っています。3ドル近くしますが購入し続けています)夫と息子を追いかけ「按針様~どうぞ~」と追いかけます。っていうか、ドラマに全然関係なかった。w
応援したくなるキャラの按針様ですが表情が乏しくて、少し残念。
ほかの役者さんたちに、ちと食われちゃってる気がしました。
この方は後から洋服を着ているプレミアの画像見ましたけど、着物のほうが似合うw
感想、うんうんうんうんわかる~~~と10000%うなずきながら拝見しました👍
返信削除ドラマよかったですよね~
シーズン2はネットとかの予想では史実にあわせたこれから先の物語になるんでは?
って感じになってるみたいだけど
個人的には広松とか鞠子様とか藤様とか大好きだったキャラクターたちの
過去の物語がみたいなーと思ってます
あの8話に繋がっていく広松と虎長のふたりの長い時間をかけた絆みたいなシーンも見たいなあなんて
Tomotanさんの感想読んだらまたSHOGUN 見直してみたくなりましたw
ありがとうございます
コメントありがとうございまする~。(なおってない)私もhachiさんの感想を読んで、めっちゃうなずきました~!ああやっぱり話しがあう~~ってうれしかったです。
返信削除キャラが本当にいいですよね。広松、本当に好きでした。第2シーズンで過去を第3シーズンで合戦をぜひ見たいなと思います。我が家は藪重が出るたびに大喜びw「コメディアンじゃないよね?」には笑ってしまった。ちょうど日本にいたころよく出ていたので。
すごくうまかったなあ。エミー楽しみですね。