ベターコールソウル シーズン6 エピソード9
Fun and Games IMDb9.5
ネタバレ感想です。
ねたばれ
前回ドキドキハラハラで激しくすばらしいエピソードだったのですが、今回は静かに、でも重く心に刺さる回でした。
あの後すぐのそれぞれの生活、それぞれの24時間。
殺人現場の掃除をするマイク、食事をするジミー。ここの映像でトマトソースのすぐ後の血とか、ダークユーモアは相変わらず。
皆寝てないですよね、神経質になっているキム、対照的にあまり気にしてなさそうなジミー。
ガスはメキシコへ。あのプール!眼鏡に写る炎がかっこよかったです。サラマンカのチーンチーンまた、ちと笑って、退場させられるときに音が遠ざかって行くところで、笑ってしまった。
ドンのチーンチーンの真似うまくないし。でも笑えたのはここまでで、ここからアルバカーキのシーンで驚きの連発でした。
ハワードのお別れ会 奥さんにすごい嘘をつくキム。ちょっと驚きました。ここもジミーを守るためだったのかもしれないけれど。あの場であれほど攻撃的に傷つけること言えるキムすごいな。キャラに合わないなと思いました。
そして弁護士をやめたキム 「えええ!!」と声が出ました。弁護士は違う場所で続けるのかと思っていたので。
駐車場でのキス。この引きでのシーン美しくて、あまりにも美しくて
「あ、別れを決意したんだ」と思いました。
アパートに帰り「なんでやめたんだ!!」と声を荒げるジミーそして
「こんな事いつか忘れるんだよ、ある朝、歯を磨きながら、全く考えていない自分に気がつくから!」きっとジミーはそういう性格なんですね、そんなジミーをいつも守って我慢してきたと思っていたけれど、実は
(自分自身もすごく楽しんでいた)うわあウオルター?
“Because I was having too much fun!”
2人でいるとだめなの、楽しすぎたのよって。わ~~ん。キムがハワードを陥れようと計画した時も目がギラギラしてましたよね。
このシーン本当に良かった。本当は裏社会風のドラマに恋愛からむのは嫌いなんです。でもジミーとキムだけは本当に別。
キムの物語だったな。
最後の
I love you とジミーが言った後の
“I love you, too, but so what?”
ぶわ!!胸が痛い。すごい演技!! ジミー事ボブさんが心臓発作起こしたの、ここじゃないの?って思っちゃいました。
それほど心揺さぶる演技。
エミー賞あげて~!!
それからガスはバーで飲むシーンでニコニコしながら話した後に真顔になって、ここ少しわかりませんでした。ガスの気持ちはわかりにくいなあ。誰か教えて!
皆それぞれ心に抱える闇がある。とか?
マイクはナチョのお父さんに会いに行ったけど、そりゃあお父さんから見たらマイクだって同じギャングの仲間ですよね。悪態もつきたくなるよね。可哀そうなお父さん。
キムと別れたジミーはあの豪邸に引っ越したんですね。すっげー趣味の悪い超豪邸ww
回るベッドに娼婦と寝てるジミー いえ、ソウルグッドマン。
ついに本当にソウルグッドマンになりました。
ブレイキングバッドの間はあの家に住んでいたと。で、最初の頃に出てきた警察の捜査でいろいろ運び出すところは、逃亡した後だと。
ここで思い出すのがあの思い出のお酒の王冠がころころ転がるところ。
キムは出ていくときに持って行かなかったということですよね。うううすごい演出。
ころころ転がる王冠
なんていうか、もう立派な最終回でした。
すごく心に残る回
と4話もどうするの??
視聴率それほど良くないですけど、このドラマ、ワイヤーみたいに後から傑作として世に残ると思うな。じわじわと。
素晴らしすぎる。
本家よりも長いシーズン6
こんな素晴らしいドラマをリアルタイムで見られて本当に幸せです。
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