2022年3月5日土曜日

The Godfather Epic(ゴッドファーザー・サガ)見ました。それから3部作の限定ブルーレイのおまけ

 The Godfather Epic 


ねたばれあり

1977年制作 本編420分!!7時間です。

ゴッドファーザーⅠとゴッドファーザーⅡに未収録の50分追加して、それを年代順に編集してあるものです。

ゴッドファーザーⅡは若いころのヴィト・コルレオーネとドンを継いでからのマイケル・コルレオーネのストーリーが時代を行ったり来たりするので、初めて見た時はわかりずらかったです。

名作中の名作ですが年代順の編集はすごくわかりやすくていいですね。

ゴッドファーザーⅡのロバート・デニーロ演じる若き日のヴィト・コルレオーネが素晴らしいです。古いニューヨークとイタリア街の映像もセピアカラーで素晴らしいです。

私の好きなシーンはドンを射殺したばかりのヴィトが階段に家族と座り赤ちゃんマイケルにイタリア語(シシリア語?)で話しかけるシーン。そこにギターであの音楽がかぶさっていく。

ここは、もう芸術です。しびれる~~。







私はトムヘーガンが大好きで、ちょっと人情があったり、冷静だったり、ファミリーの一員とは言え血のつながりのない彼が重要な位置にいたり、マイケルにちょっと冷たくされたり、なんというか、立ち位置に惹かれます。というか、キャラが皆良い~。


昔日本のテレビで見た記憶があるのですが未収録分がカットしてあったのか、見たことない場面も多かったように思えます。


4Kそして75インチのテレビ。映像もすごくきれいになっていて(特にゴッドファーザーⅠのほう)素晴らしかったです。

やっぱり地下室にプロジェクター置きたかったなあ。と10年前から言ってます笑

7時間一気はさすがにきついので4日間くらいに分けてみました。

大好きなゴッドファーザー1と2なのに忘れているシーンもあったり、絶対忘れられないシーンもあったり。

そして未収録でこれをカットしたのが理解できないというのもありました。


特にシシリアに逃亡した際にマイケルを裏切ったファブリッツオを何年も後に同じ方法で復讐するところとか。ここはカットしない方が良かったと思いました。昔々見た時に、あの人どうなったのかなと思っていたので。

今見るとマイケル・コルレオーネかなり冷酷ですよね。やっぱりまたⅢも観ようかな。

The Godfather Epic と書きましたが、The Godfather Sagaという名前もあり、それから The Godfather: The Complete Novel for Television,Wikiより とも呼ばれています。

最後のは邦題でも(テレビ完全版)ソフト化がされていないそうです。アメリカでも今は見られるチャンネルがないかもしれません。

我が家は数年前に録画しっぱなしになっていたのを、やっと見ました。w

できたらこれもブルーレイで欲しいです。

ゴッドファーザーはVHSテープ(!)のⅠとⅡを持っていました。

それからかなり前15年くらい前?に日本で買った1から3のDVDコレクション




14200円!驚愕のお値段!w
これを9900円で買った記憶があります。

今ブルーレイで3000円くらいですか?わーん

それから数年前アメリカで購入した限定のブルーレイのセット


おまけがいっぱいついてます。


たまらん~。



名シーンの裏に


その場面の名セリフ



Ⅰのマイケルがソロッツオとマクラスキーを射殺する名場面のセット



もうすべてがたまりません。
マフィア映画が大好きで、特にこのゴッドファーザーとグッドフェローズ、それからちょっと違うかもですがカジノ。

アルパチーノのスカーフェイスとフェイク 

アルパチーノは3人の全く違うタイプのギャングを演じていて流石ですね。フェイクのアルパチーノ名演技だと思っています。


まだ見ていない映画もドラマもたくさんあるのに、昔の映画を見直したりしちゃいます。

大好きなヒート それからLAコンフィデンシャルもブルーレイ買っちゃいました。
ああもう~……楽しいw














2022年2月20日日曜日

Texas chainsaw massacre  Netflix 悪魔のいけにえ レザーフェースリターン オリジナルとの比較も

 



2022年2月18日Netflix配信

まずはこの映画の感想 ネタバレなしから。

ごくごく普通のホラー映画としては、おもしろかったです。でも全く怖くなかったし、グロさもそれほどじゃなかったです。

何か所かグロ耐性なしの方にはぎゃあ~!!のシーンあります。3,4か所?

後ほどネタバレにて結果発表~~(ぜひハマちゃんで脳内再生してくださいw)


オリジナルの主要人物の一人が登場するというだけで、ストーリーは、ほぼ別物でした。最後までテンポも良く退屈せずに見られましたけど、ん~無理に(悪魔のいけにえ)にしなくても良かったんじゃないかなと思いました。


でもアメリカの田舎の閉鎖的なところ、よそ者の居心地の悪さ、何か起こるんじゃないかという恐怖感は原作に忠実かなと思います。


アメリカのド田舎は都会からの旅行者に厳しいし、人種差別も根強かったりします。街にやってきた黒人の男性が南部軍の旗を見つけるところとか、すごくリアルでした。この旗見たら私も逃げるわw いやだよねえ、わかる!

オリジナルが名作なうえに怖すぎるので、比べたらやっぱり物足りないです。

ちなみに英語題名は

Texas chainsaw massacre リメイクも続編にもこれが入ります。

テキサス チェーンソー 殺戮

この殺戮のMassacreを昔言い間違えてマスカラと言ってしまい大笑いをかっさらいました。

「やだ、そんなマスカラ!」「売れないネーミング!」とか。ふっ笑えよ……

それ以来ネタで(ネタだから!)テキサスチェーンソーマラカス!とかマサチューセッツとか言っております。


この映画の中に好きな映像がいくつかありました。枯れたひまわり畑をトラックのライトで捜索するシーン。


燃え上っているように見えて美しい映像だと思いました。




後からネタバレ感想書きますが、レビューかなり低いですけど、私は楽しめました。

ただ予告編にも出てきたスマホで一斉にレザーフェースの映像を撮るシーン、あれはダメですよね。いらなかったなあと思います。ネットも大騒ぎ。一気にやっすくなったよね。




オリジナルの方の感想も少し
悪魔のいけにえ 1974年 Texas chainsaw massacre 


 

トビーフーパー監督の映画はホラー映画の芸術性を評価されMOMAニューヨーク近代美術館にフィルムを永久保存されています。

この映画は私が見たホラー映画で一番怖いかもしれません。でも意外なことにグロイシーンが一切ないのです。

「うそでしょ?グサッとかいろいろあったでしょ?」と思い大人になって見返してみたら、あれま!本当だ。ジェイソンとかとだいぶごっちゃになっていました。

ただ、やっぱり怖い。絶望感とか追いかけられる恐怖とか、一番大きいのが嫌悪感。あの夕食シーンですね。あれはキモイ~。

有名な動物用のフックでつるされるところも映像として映ってなかったです。え~そうだっけ?記憶の中ではグサ~ブチ~って刺されていたのに。ああこれもヒルズハブアイズとかと混ざっているのかも。あちらは本気でグロイです。でも大好きです。アレクサンドルアジャ監督作品はどれも好きです。


レザーフェイスが有名な朝日の中でチェーンソー振り回しながらクルクル踊る(回る)シーン。私はいつも木の枝切りのミニチェーンソーで真似します(やめなさい)




そして、このシリーズたくさんスピンオフやリメイクが出ていまして、他のものはめちゃくちゃグロイのが多いですw


かなり面白かったリメイク作品

テキサスチェーンソー 2003年 マイケルベイ制作 ジェシカビール主演 監督マーカス二スぺル

これもかなりえぐいシーンが多かった記憶が。生理的に気持ち悪いシーンが多かったです。



その前日談で一番グロくて、血の量が半端なく、さらに胸糞悪いのが

テキサスチェーンソービギニング 2006年 マイケルベイ制作 監督ジョナサンリーベスマン

この映画はスラッシャー大好きな私がドン引きするほどの血の量でしたw


他にも子供の頃の話もありますが、まだ見ていません。あまりにもレビューが悪くて後回しになっています。ブタの顔かぶったやつ。


かなり好きだったのが2013年に作られた

Texas chainsaw massacre 3D 

しか~~し驚きの邦題


飛び出す 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲

……ええぇ うそやん、笑わせにきてるやん……


普通に怖いし面白かったですよ。これじゃあお客さんこないやん…

ちなみにこの作品がオリジナルの直接の続編だとか。デニスホッパーの2はなかったことになってるらしいです。ターミネーター3と同じ運命。

ちなみに英語題名はほぼTexas chainsaw massacre で3DとかBiginningとかついているだけです。

どうして飛び出す!なんてつけちゃったのか?ふふ。


それではここからネタバレです。




出た!田舎に向かうティーンのカップル含むグループ このへんはホラーのド定番

そして町に行く途中のサビれたガソリンスタンド。ちとお土産とかコーラとか売ってるお店。すんごくリアルです。あの変なお土産、後から出てきてちょっと笑った。

こういうお店まだたくさんあります。アイダホで寄ったお店もこういう感じ多かったな。日本人なんていないところでめっちゃ見られたな。でもカウボーイが多かったから礼儀正しい人も多かったな。あ、ネタバレ関係ないw

ここで感じ悪い田舎の地元男性、ひと悶着あるのかなと思ったら、意外といいやつでしたね。

グループに黒人男性もいて、買ったはずの建物に南部軍の旗(人種差別の印のようなもの)を見つけ下げようとします、その家に住んでいた高齢女性が「誤解よ」と言いつつ黒人ではなく二グロと言ったりボーイ(これも差別用語)と呼ぶことであれほど怒るのですが、日本語字幕だとわからないですね。

で、この高齢女性が心臓発作で倒れてパトカーで運ばれるのですが、この息子がレザーフェイス?でも年齢も合いませんよね。継承者とか?この辺はあいまいです。

主人公の女の子は学校での銃撃でのサバイバーという設定なのですが、それもいらなかったのではないかなと思いました。裏設定というか。

オリジナルで狂ったように笑いながらトラックに乗り込んで助かった女性サリーがいまでもレザーフェイスを探しているという設定。50年探したわと。サリーが17歳として67歳?やっぱりレザーフェイスの年齢合わなくない?生きているとしたら、もっと上じゃないと思いつつ見ていました。違う人ですよね、でもサリーはその影から逃げられない。であってる?

サリーさんもっと活躍してほしかったな。すぐ退場して残念です。最近の映画高齢女性が活躍して嬉しい限り。ハロウイーンもそうだし(でも見てない)ターミネーターのサラコナーも(でも見てない)ああ、もう見なくてはいけないのが多すぎです。

さて、いよいよグロイシーン発表~♪

パトカーの中で男が激おこ。警察官の手首ぼきいいい。さらにその飛び出た骨でのどをぐさ!

お母さんの顔のカワハギ(しっかりとは映らない)お日様に透かすよ

黒人男性の口やあごの当たりぱっくり切り

やっつけに来た車整備士の男性、頭何度もぶっ潰されるよ

バスの中の惨劇 結構ブイーンブイーン切られるよ、特に窓から逃げようとした人真っ二つ。

そして最後の最後に「ふう、良かった」と思った瞬間のおねいちゃんの頭ブイーン

後いくつかあったかも。オリジナルよりは全然多いグロイシーン。でも最近のスラッシャーとしたら控え目。そんな感じでしょうか

久しぶりに見たホラーだったし、私は楽しめました。






2022年2月18日金曜日

famous movie quotes 映画の有名なセリフ 

アメリカでは「あの映画と言えばこのセリフ!」という名言があります。それを書こうと思っていたらWikiにまとめが載っていましたw 

下のリンクWikiに飛びます。

アメリカ映画の名セリフベスト100


風と共に去りぬが一位なんですね。あまり聞いたことなかったです。10位までの名セリフの中でよく聞くし私も言うのがオズの魔法使いの

We are not in (Kansas) anymore. 

「私たち、もう(カンザス)にいないわ」カッコ内の地名を変えて。雪の降るオハイオで「私たち、もうハワイにいないみたい」とかw

それからタクシードライバーの

You talking to me?「俺に言ってんのか?」や友人に何か頼まれたときにw

ちょっと笑わせたいときに便利な名セリフ。くれぐれも相手を間違えませんようにw


私は結婚する前というかアメリカで暮らす前は字幕で映画を見ていたので、英語の名言Movie quotesはあまり古いものは知りませんでした。

個人的にこっちの方が有名じゃない?と思うものを貼っておきますね。



"You're gonna need a bigger boat."
 - Jaws, 1975


1975年の映画なのにいまだにこのセリフは有名です。警察官の がサメをお引き寄せるための餌を撒くところで、ジョーズが一瞬顔を出して驚くシーン「思ったよりサメがでかい」ではなくて「もっと大きなボートが必要だ」というセリフ 「もっと大きな○○が必要だ」いろいろな映画でもパロディーででてきます。





”Say "hello" to my little friend!" - Scarface, 1983

有名なセリフですよね。アルパチーノの が銃撃する前に言うセリフ

ブレイキングバッドでウオルターとジュニアが一緒にこの映画を見ていて「まて、まて、まだだ」と言いながら、一緒にセリフを言うシーン印象的でした。皆してるんだなってw いつも脳内では叫んでいますが、オリジナルは意外と落ち着いてます。




 "A census taker once tried to test me. I ate his liver with some fava beans and a nice Chianti." - The Silence of the Lambs, 1991

クラリスに「一度、国勢調査員が私をテストしようとしたんだ、彼の肝臓をソラマメと素晴らしいキャンティーでいただいたよ」と言うのですが、言った後に「じゅるるる」と、すする音のほうが有名だと思います。皆がよく真似します。やめなさい。




“It rubs the lotion on its skin. It does this whenever it is told.”


ローションを肌に塗りこめ、言われたときはいつでもだ。




これも人が良く言うやつ。でもPut that lotion on your skinと言ってます。意外と皆うろ覚えで使っています。オリジナルはYou ではなくIt これ怖いですね。人とみなしていないのかな(人間ではないけれど人型のモンスターをITと呼ぶ、鬼とか)と思いきや、自分の事もItなん?こういうところはよくわかりません。バッファロービルの異常性を表しているのか、何か意味があるのか。

クラリスという新しいドラマの中でもこのセリフ出てきました。


2022年1月29日土曜日

オザークへようこそ シーズン4 前半7話 ネタバレ感想(後半)

  オザークへようこそ シーズン4 素晴らしかったです。




このブログの中のシーズン1から3までの感想

シーズン1の感想

シーズン2 3話までの感想

シーズン2の感想  

シーズン3の感想 そして

シーズン4の2話だけ見た感想


あまり読み返さないのですが「シーズン3素晴らしかったなあ、どんな感想書いたっけ?」と読み直して「これ書いた人バカなんじゃないの?」と大爆笑しました。

シーズン3のちょっとネタバレになりますが……

あっと驚くワイアットとダーリーンのベッドシーン

ワイアット「素晴らしかったよ」って。まぢすか!!
「それは長年のテクニックだよ」的なこと返事してて、なにしたの??なにしたの??

だって……

あははは

どんな感想!?


そして大嫌いなダーリーンがルースのためにジュニアのジュニアをバーンふーすっきり、だって。


どんな感想!?


🍆   🍆   🍆


さて

シーズン4

最初はネタバレなしの感想から

すごいドラマ 脚本も良いし、とにかく演技が皆良い。

特にルース役のジュリアガーナーJulia Garner 今回もすごいです。

普段のジュリアちゃん、めっちゃかわいい💖




あれミズーリ訛りなの?ミズーリの方教えてください。すごい!表情といい、話し方と言い、ホワイトトラッシュそのもの(失礼。でも褒めてます)

それでも内に秘めた芯の強さとか優しさがふわっと出てきて、皆が大好きになってしまうんだなあ。


それに比べて皆大嫌いなウエンディー役 Laura Linney この方もエミーあげて~と思っています。本当にムカつくサイコパスウエンディー。でもすごくうまいですよね。今シーズンは、とある女性に「あなたって本当に本当に親切よね」と目をむいて言うシーンお気に入り笑


それから飄々として本心が全く見えないマーティー役のジェイソンベイトマンJason Bateman この人はアメリカではコメディーのイメージがあります。なので最初にオザークを見た時はちとコメディー要素も入っているのかなと思ったくらいです。でもドシリアスなドラマでした。

以前 The Giftという映画を見て、ジェイソンベイトマンがすごく嫌な奴を演じていて「こういう役意外とはまってる!」と思ったの思い出しました。やっぱり俳優ってすごいな。

The gift とAre you scaredの感想 The Gift すごく面白かったです。


ここからオザークシーズン4のネタバレです。


シーズン4 冒頭いきなり家族が乗っていた車が事故で横転。これはシカゴに戻る前なのかな?これで終わりとか絶対やめて欲しい~。

「え?こんな最後じゃ無かったよね?ヘレンのところだよね?」と言ってたら、あのすぐ後の血まみれバード夫妻。そうそう、ここから。

それにしてもヘレンがやられると思わなくてめっちゃ驚きました。ナバロの見せしめというか、あれほど効く脅しはないですよね。

「俺、自由になりたいんだわ」というナバロにそれでも「不可能よ」と食ってかかるウエンディーは本当にどうかしてます。さっき、髪の毛にヘレンの脳みそついてたやんって。

FBIと取引することになるバード夫妻 どんどん悪い方へ転がっていきます。

シーズン4の大きな出来事は息子ジョナの裏切りでしょうか。ジョナ怒って当然です。特に母親に怒り狂っております。でもいらんこと言いすぎてイライラ。

ルースももちろん激おこのまま。そして恋人ベンを殺されて、悲しみに暮れています。ジョナはルースの所にベンの遺灰を持っていくのですが、あのクッキーの入れ物はちょっと、どうなの?笑

アメリカ、というかちょっと時代が古いですけどクッキーをああいう瀬戸物の入れ物に入れるんです。我が家にもあります。今は使ってないですがツイーティーのかわいいやつ。あ、ドラマに全然関係なかった。笑


ドラマに戻ります。

今回ハビエルというナバロの甥がしょっちゅう邪魔してきます。こう人は怖いよね。切れて、すぐにバーンしちゃって、マーティーのシナリオ台無し。

それからイライラさせられたのがメルサッテムという私立探偵。すんごくしつこい。まさかウエンディーの父親のところまで行くなんて。きっといい線まで行ってウエンディーにやられちゃうんじゃないのかな?

取引を台無しにしたFBIのマヤもバカ~。きっと消えちゃうな。

なんでもペラペラ話しちゃうジョナもあれですけど、お姉ちゃんはすっかり洗脳されちゃってますね。


怒涛の後半 大事に1話ずつ見ようと思っていたのに一気に見てしまいました。

後半と言っても、まだパート1なので中盤です。もうクライマックスのよう。

ジュニアの親を撃ったダーリーンにも驚きましたけど、ワイアットばかなの?なんで結婚するの?ルース立ち合いも拒否されて可哀そう。

ダーリーンとワイアットは思った通りにハビエルに撃たれちゃった。結婚した時にそうなるんだろうなって思ったよね。

怒り狂ったルースの演技すごかったですね。



ウエンディーに「ふぁっきんかんと」って言うんですよ。字幕は「くそ女」になってましたけど、そんなかわいくないよねえ、どっちかと言えば「どぐされ、くそまん(以下自粛)」よりも悪いと思うなあ。ああ日本語きれいすぎて罵倒語が足りない!って思いました。

どんな感想!?

早くパート2が見たいです。でもこれで終わりと思ったら寂しいですね。



2022年1月24日月曜日

オザークへようこそ シーズン4 まだ2話だけど、とても良い。



 邦題は「ようこそ」がついているんですね。独特の皮肉なのかな?ww 

英語の題名はシンプルにOzarkです。シーズン1の始まりだけ少しエンジンのかかりが遅かったのですが、その後はフルで突っ走っております。

すごくおもしろくておすすめのドラマ。

やめられない止まらないドラマ。なのにずいぶん待たされましたね。撮影も大変だと思ってはいます。でも子役が大きくなっちゃうよね。

このドラマも息子のジョナがだいぶ大人びちゃいました。シーズン3のすぐ後からの設定なのに、あれま顔が?

シーズン3はまだ幼さが残っています。



でもまあ、あまり違和感なく見られています。14歳にはちょっと見えないけど。

シーズン4でフィナーレですよね?違ったかな? まだ1と2しか見ていないのですが、素晴らしい出来で、これから楽しみ!

まだ7話しか来ていないようで、後半は後からくるのかな。ゆっくり見てもいいなと思って一日一話見ています。


見始めてすぐに驚く展開があって「え?」

シーズン3のエンディングは強烈だったので、あれは忘れようったって忘れられなくて「あの続きじゃないの??」と思ったら、ちゃんとあとからそうなります。

なるべくネタバレなしで書こうとしているので「なんじゃそりゃあ?」ですみません。


ウエンディーはやっぱり嫌いだなあとか、ダーリーンもあいかわらずキモイなとか、ルースだけ幸せになってくれたらいいよとか思いつつ鑑賞しました。もう入りこんじゃってますね。


ルース💖どこか別の地で幸せになってほしい。2話の冒頭の泣き顔にもらい泣きしそうでした。

後全然関係ないけどカーリーヘヤー流行にならないかなあ。こういう感じの髪型が大好きです。


今年に入って邦画ばかり見ていたし、見た映画がちとはずれだったり(ランドロマット流出したパナマ文書を見たのですが、好みじゃなかったあ)したので、ドラマと映画の世界にうっとりするほどはまりたいので、オザークが今一番楽しみです。

いつも言っているけど、見たいのもたくさんあります~。今年はどんどん新しいものを見ていくぞ!と言いながら古い映画見なおしたりしちゃいます。笑 

ヒート2の本が出るそうなので、また映画も見たいw 







2022年1月19日水曜日

浅草キッド の感想とアウトレイジ最終章 ネタバレなし感想

 

2022年は日本映画の年?というくらい見ています。といっても4本だけですが、年に1本も日本映画を見ていない私にとって、えらいことになっています。

日本映画は苦手だなあと思っていたのに昨年の孤狼の血を見て「きえええ!面白い~」とハマりました。

そして前回感想を書いたザファブルも2本ともおもしろかったです。アクションも多くてテンポも良くて。

日本映画と言えば「ちょっと暗い食卓で家族がぼそぼそ話すシーンが延々続く」ようなイメージがあったのですが、確かに昭和の日本映画ですよね。ずっと見てないんだもん、時代は変わったよねと思いました。


浅草キッドの感想ですが、最初に思ったのが「え?たけし本人出てる??」というくらいのそっくりメイク(だったそう)



そして若いころのたけしの事を絶対に知らないであろう主役の俳優さん(柳楽優弥)の所作がたけしそのものでした。顔は全然似てないのに格好とか話し方とかそっくり。

「すごいねえ」と夫と話してたら翌日にファブルでクレージーなやくざ役しててびっくりしました。マンガ、ザファブルの小島とは全然違うキャラになってましたけど、うまいですね。

似ていたと言えばツービートのきよしのほう。アクセントとか話し方とか本当にそっくりで、調べたら、なんとナイツの土屋さん(お名前も知らなかった。ヤホーニュースじゃないほうか!って。すみません)光の速さで突っ込む方ですよね。こんなにほんわかしたボケもできるんだなと思いました。


浅草キッドは昭和の東京の描かれ方がすごくよかったです。東京生まれですが、かなり端っこで浅草の事はあまり知らないとはいえ、きっと正確に再現されているんだろなと思いました。

師匠の住むアパートはすごくリアル! 狭くて、ガラスに変な型押しがあって引き戸が古くて。なぜか、どこの家でも変な人形が飾ってあって、なんか懐かしい。

全体を見ればいい映画だったんですが、やっぱり私にはテンポが悪くて長すぎるシーンも多かったです。

客席のいない舞台で歌うシーンはあんなに長くなくて良かったんじゃない、とかタップもだんだんうまくなるのは良いけど、ここも長くない?とか。それからたけしの歌もちょっと長くない?と。すみません。

最後にだけあの歌が出てきた方がもっと感動したんじゃないかと思いました。

私一人だったら見ていなかったかもしれないなと思いました。悪くはなかったですけど、やっぱり私にはあまり合わなかったかなと思います。

たけし繋がりですが、アウトレイジ最終章 も観ました。

こちらは前2作が結構好きだったので(というか最初の)見たのですが、これはつまらなかったなあ。

途中ダラダラしてたし、たけし本人もやる気ないように見えました。たけしはもうこういう役じゃない方がいいと思います。

映画のレビューも悪いものが多くて同じような感想が(私もですが)多かったです。

浅草キッドの監督は劇団ひとり 才能ありますね。

夫に「ホラー笑ってはいけないに出てる人だよ~ジャッキーチェンの真似したり遅刻してぶたれる人~」って笑

今年はもっと日本映画見ようと思います。




2022年1月16日日曜日

映画 孤狼の血と 小説 孤狼の血 比べてみた。

 読みました。昨年ハマった映画 孤狼の血の原作 




孤狼の血 著者 柚月裕子 角川文庫 第69回 日本推理作家協会賞

常識外れのマル暴刑事と極道の、プライドを賭けた戦い。作家、マスコミほか多くの賞賛を集めた、圧巻の警察小説。

角川サイトより転載。。。。。。。。。


映画版 



ネタバレなしの感想から。


どちらも内容は角川サイトのあらすじの通りで「男っぺ~のう。極道とマル暴じゃのう」なんですが、なんと小説版の方がかなり抑え気味でした。というかこちらがオリジナルですが、映画はやはり見せ場がたくさんあった方がいいのかド派手です。残酷なシーンもあり、アクションも見どころありました。

反対に小説の方はもっと警察の内部などのリアリティーに徹していると思いました。

マル暴の知り合いはいませんが、きっとこういう人いるよねと思わせます。

そして主人公の大上さんは全部脳内で役所さんになってしまいましたw

映画版の成功の90パーセントくらいは役所さんの力ではないかなと思ってしまいます。他の役者さんもすごく演技良かったのですが、役所広司に持っていかれたよね。

暴力デカ、でも人間臭くて、心の底ではすごく優しい。人好きな大上さん。すごくすごく好きでした。




映画の成功はやはり役者にかかっていると思いました。イメージに全然合わなかったり、まして下手だったりしたら台無しい~。

アメリカの小説が映画化されたものはだいたい小説の方がより詳しくて好きなことが多いです。特にスティーブンキングの作品はたくさん映画化されていますが、個人的にはほとんど小説の方が面白いと思っています。一つだけ映画の方が良かったのがデッドゾーンです。

これもクリストファーウォーケンの薄幸そうなブルーの目と寂しそうな表情がものすごく作品にマッチしていました。やはり主人公のキャスティングはすごく大事だと思います。




小説が原作の映画を見比べるの面白くて大好きです。それから日本の映画のアメリカ版も見比べるの好きです。

過去記事 Dark water と仄暗い水の底からを見比べてみた。

オリジナルのリングとThe Ring見比べてみた。


ここから映画、小説版 どちらもネタバレあり。


映画はしょっぱなからド派手な拷問シーンから。でも小説には出てきませんでした。ページをめくりながら「え?ブタは?ブタは?」って言っちゃった。笑 ブタ拷問は映画のオリジナルでした。でも壮絶でいいアイディアだったと思います。汚いけど。

トーマスハリスの大好きなハンニバル にもブタ出てきますが、やはり小説の方がよりえぐくて良かったです。良かったの?はい~♡ 

それから大上が日岡にパチンコ屋のチンピラを殴れと命令するところは小説にもありますが、映画の見せ場の数々の家を燃やしちゃったり、おちん切って真珠出したりもなし。

ええ~こんなに変えちゃったの? 映画を変えすぎて作者が怒るのは上に書いたスティーブンキングのシャイニングが有名ですよね。私もシャイニングは小説の方が好きです。でも孤狼の血は映画の見せ場的に特に火をつけるシーンなんかはかなり好きでした。目の中に炎が映ってたりして最高でした。

小説の方は極道の組同士のあれこれの方が多かった気がします。全面戦争をなんとか抑えるために大上さんが頑張るのは同じ。で、消されちゃうのも同じです。これはやっぱり辛かったです。

こちらは話をつけに組に行った夜に行方不明になり、海から発見されるところは同じです。

リコのエピソードは晶子という組のもんの未亡人に変わっていて、日岡と女性の絡みもなし、そして日岡が警官内部調査をしているとわかるのは最後の最後でした。映画では反対に最初の方でした。

小説の方が良かったところは日岡が大上の意思をつぐところ。ここは、もっとはっきりしていてかっこいいです。晶子から託された大上のノートを使い、警察の上司にたてつきます。

「本物の警察官の心得は、大上さんからみっちりしこまれましたけ」ふあああ~かっこいい。その後上司を脅迫します笑 ここも気持ちええ。

それから、その後も描かれているんです。

年号になっていて、組がどうなったか、日岡がどうなっていくか。数年後まで描かれていて、これはよかったです。映画ではパート2になるのかもしれません。

エピローグもあって、日岡が部下に「やりかたは昔の上司からみっちりしこまれとる」とすっかり大上がのり移ってるいます。しびれるう。

うう~ん2の映画まだまだ来ないと思うけど小説先に買っちゃおうか迷っています。それからやっぱり大上さんのキャラが好きすぎて、ロスになってます! やっぱりキャラクターって大事ですね。




2022年1月12日水曜日

ザファブル&ザファブル殺さない殺し屋 マンガと映画の感想

マンガ「ザファブル」にはまってます。

なにこれえ?めちゃくちゃおもしろい~。

マンガBANG(マンガバンと読むらしいです。こちらは合法サイトマンガバンクというのは違法サイトだそうなのでお間違えなく)無料マンガサイト。12月から一日8話ずつ(一日2回メダルがたまります)ずっと読み続けて最終回の22巻まで読みました。

昔チラ見した時は顔がなんか情けない(そこがポイントなんですが)と読んでいなかったのですが、中盤からの面白さは半端じゃなかったです。3巻まで無料が多いのに3巻まではちと話の進み方がおそくて残念です。話が進んでくるとノンストップです。




殺し屋とかマフィアとか復讐人とか裏社会の漫画が大好きなのですが(レディーなのに)
ザファブルはコメディー色が強くて大笑いしました。上の表紙みたいなシリアスなシーンはあんまり出てこないです。

プロ中のプロの殺し屋なのに猫舌とか設定がいいww




銃で撃つようなシーンはもちろんありますけど、1年間一般人として大阪に住むことになった殺し屋の物語は常識を知らなかったり、人の温かみを知ったりして笑ったり、ジーンとしたり、最後まで本当に良くて心が温かくなりました。




兄弟という設定で大阪に潜る相棒のよーこ。大好きになりました。面白すぎます。


バーのシーンでは声出して何回も笑いました。

私の好きな「ウシジマくん」とか「外道の歌」とか、バイオレンスものはシリアスで残酷なマンガが多いのですが(大好きなんですが、あんまりお勧めできないマンガが多いw)コメディー色が強いのにばかばかしくなくて、ちゃんとストーリー展開が面白いのですごくはまりました。こちらは誰にでもお勧めできます。

今第2シーズンはじまっててパート2を光の速さで購入しました。最初の22巻までも、読んでしまいましたが、紙の漫画も購入します。

さて、映画ですがNetflixで見つけました。

でも日本の漫画の実写版ってひどいという噂を聞いています。ジョジョとか進撃の巨人とか見たいなあと思っていたものがレビューがあんまりで。アイアムアヒーローだけはレンタルで見ようかなと思っています。アメリカもアマゾンでレンタルありました。

日本映画はほとんど見ない&マンガの(しかも好きなマンガの)実写版ということでやめようと思っていたんです。
レビューもつまらないというのも多くて。

しかーし夫が見たいというので、とりあえず最初のザファブル見ました。



結論からいうと、すごくおもしろかったです。

最初はキャストがあり得ないなあと。ああ~岡田君かあハンサムすぎる。ファブルの情けない前川清みたいな風貌でボーっとしてる感じがいいのに、岡田君はきりっとしてる。

よーこ役の女優さん、すごくはまってました。容姿がそっくり。

似てないけどすごかったのが柳楽さん。この人すご~~~~い!!

実はこの映画の一日前に浅草キッドを見ていて(こちらも感想書きます)若い日のたけしをやったのですが、顔は全く似てないですけど、若いころのたけしそのままでした。ていうか今年日本映画ばかり見てるw



マンガの小島には似ていませんが、エキセントリックで暴力的なやくざ役ぴったり!すごいな!夫も「この人すごくうまいね」と唸ってました。

1も2もマンガのストーリーに沿っていますが、一番違うことろが戦闘シーンが派手。

ザファブルの冒頭はかなり派手な銃撃シーンで、血もたくさんなので苦手な人はご注意かな?

中盤、大勢対ファブルなシーンがあってハラハラてこずる場面がマンガファンには許せなかったようです。ファブルそんなに弱くないって。

全体を見たらすごく良く言っちゃうとジョンウイックコメディー版みたいで、私も夫も大満足でした。

そして翌日 夫が「ザファブルの2見ようよ~見ようよ~」一日くらいお休みしてもいいかなと思っていたけど「見たい見たい」マンがあらわれたので、また一緒に見ました。



正直こちらもかなり良くできてると思いました。
ただ、こっちの方がちょっと中だるみがありました。

中盤までテンポよくおもしろかったのに、ちと残念。
マンガにない派手なシーンもこちらにも入っていました。

なかなか良いアクションでしたけど、1の方がより好きだったかな。
2も結構なグロイシーンありますよ。
車のシーンはかなり良かったな。

日本映画苦手だったのですが、変わってきていますよね。今年はもっと見たいなと思いました。というかまだ2022年数日なのに、この10年で一番見てるかも。笑




2022年1月7日金曜日

2021年に見たベストドラマ & 新年初映画はDon't look up


 いまさら2021年のベストドラマ 遅い遅すぎるw

で、順番も決められず。―全部素晴らしかったです。

2021年と言っても公開年ではなくて自分が昨年見たドラマ。


本当に好きだったのはワイヤーです。古いドラマですが見ていませんでした。



こんな素晴らしいドラマを見ていなかったんだなあ。きっと見ていない素晴らしいドラマがまだまだあるんだろうなと思っています。特にシーズン4は歴史に残る名作だと個人的には思っています。



それからチェルノブイリ。これは名作ですね。キツイけど、辛いけど、重いけど。名作。

苦しいい~と思いながらも見てよかった。



ザ・クラウンもすごく良かったです。絶対に私が見ないようなドラマ。でもこれは見てよかったです。



反対にニューシーズンが出るたびに楽しみだったウオーキングデッドはもう自分の中では終わった~。フィアーザウオーキングデッドも今年は見ていません。

夫は「ここまで見たから最後まで見る~」と言いつつフィアーを見て「つ、つまらない~」と毎回言ってます笑 もうやめれば?

私は潔く、あの人が退場したところで見るのやめました。その人楽しみに見ていたのに、あんまり活躍もしないで退場だなんて。←根に持ってるw

昨年は映画もあんまり記憶に残ったのがなくて、日本映画の孤狼の血が一番良かったです。



日本映画はテンポが悪くて面白くないというイメージがあったのです。でもこれはすごく良かった。検索 The Blood of Wolvesでアメリカのアマゾンでも見られます。

この役所広司さん本当に素晴らしかった。もう一回見ます。

2はしばらく来ないと思いますが楽しみに待とう。

韓国映画は好きなものが多いです。バイオレンスの容赦ないものが多いですが、そこがいいなあ。あ、ドラマと言えば、イカゲームも面白かったですね。

映画は本当にこれ!というものを思い出せません。ゴジラとキングコングも私にはイマイチだったし、スパイラルに関しては「これはソウシリーズとは認めん!」って思いました。見てよかったですけどもw


さて、ついでみたいになりましたが 新年最初の映画はDon't look upです。

元旦に半分だけ見て休憩して4日ごろに続きを。w だって長い。



ネタバレなしの感想です。

まずは……長い~。長く感じるという意味もあります。テンポが悪い。でも私は、まあ見てよかったかなと思います。う~ん。好きか嫌いかと聞かれたら、嫌いじゃないけど、好きでもないかなとしか。すみません。

いろいろ考えさせられました。コメディーなのに。でも笑えないコメディー。

30分くらいはカットできたかもと思いました。ディカプリオは前から好きで、最近の中年になってからの方がより好きですけどキャスターと不倫とかいらないなあ。アリアナグランデも嫌いじゃないですけど、この映画にはいらなかったのでは?と思いました。

政治的なことをこれでもかとぶっこんでいました。特に昨年の出来事を。

惑星や打ち上げるロケットはコロナ、ワクチンなどのことかなとか、大統領はもろ、あの大統領を揶揄してると思うし(赤い帽子がわかりやすすぎるw)ほかにもいろいろ詰め込んでます。

あのキャスター2人は朝の2人がモデルかな?でもああいう感じ多いですよね。歯だけ真っ白で派手なの、で軽いのw そういうところはニヤニヤしました。あ、あの場面だ、とか。

政府をそのまま信じちゃだめだよ、自分で考えなさいってなところなんかなあ?

もっと思いっきりコメディーとか、すごく辛辣とかどっちか寄りの方が良かったと思いました。

最後の最後クレジットの後にも映像ありますのでお忘れなく。








2021年12月20日月曜日

Succession (キングオブメディア メディア王) シーズン3見終わりました。感想(追記)

 



Succession シーズン3見終わりました。 最初はネタバレなしの感想です。


日本語題名は「サクセッション」だとずっと思いこんでいました。Netflixオリジナルなどは日本語の題名を見られるのですが、HBOプラスで配信のこのドラマは日本語字幕なしです。題名もそのままだと思っていました。

邦題は「キングオブメディア」だと教えていただき、さらに調べると(メディア王 ~華麗なる一族~)というのもあって混乱してます。なんで~?題名は統一しようよ。w

それにしても(華麗なる一族)となると、ちょっとドラマの意味合いが違うような。どっちかというと(過激な一族)登場人物が皆、最低人間だし。それかSuccesionは継承とか相続の意味なので(メディア王 ~相続争い~)とか?(~後継者争い)とか?う~んやっぱり邦題って難しいですね。まあ、それはおいておいて……。

キングオブメディア シーズン3の感想です。これまでのシーズン1からシーズン3の前半の感想の過去記事をまとめました。

キングオブメディア シーズン1第1話感想

キングオブメディア シーズン1 おもしろかった

キングオブメディア シーズン2 ネタバレあり感想

キングオブメディア シーズン3 第一話感想(2から5まで)


家族とは名前ばかりのロイファミリー、足を引っ張りあい傷つけあい、それはもう「ひどい」っす。


全シーズンの簡単な、本当に簡単なあらすじは

主人公のじーさんはローガン・ロイ。メディアを牛耳る大物、お金も唸るほどあるよ~。だから子供たち4人皆後継者狙ってるよ~

「もういいじゃん、俺が(私が)つぐよ」あの手この手で仕掛けてくるよ「いんや、まだわしが王様じゃあ!ファックオフ」てな感じで会社の、そして家族のいろいろなことが起こります。

えぐくて、ひどい。

でもユーモアのバランスが良くてイヤーな気持ちにならず笑いながら「あいつ最低」だよねと言えるドラマ。そして必ずやりたくなる「誰が一番嫌い?」

嫌な奴ばかり出てくるドラマってなかなかないですよね。重いテーマの刑事ドラマなんかでも中に一人二人「あの人良いよね」というナイスガイがいるものですが、このドラマはいないですw

最初「この人良いな」と思ったグレッグでさえ、すぐに本性を表してきます。あの話し方わざとなんじゃないかなと思ってきた。


それから出演者皆演技がすごくうまいのですが、変態チックな3男のキーランカルキン(マコーレカルキンの兄弟)が最高です。シーズン3でも爆笑しました。へんたい~






では、ここから少しだけネタバレです。


見始めて、なんとシーズン2の終わり方を忘れていました。1も2も最終回がものすごかったんですよね。

それに比べるとシーズン3の終わり方はちと普通というか大きな出来事はなくて、いまいちでした。途中で「あ~!」っと驚くことはありました。


今回もケンすごく情けない。途中まで「俺は正しい」って胸を張っていますし、メンタル強い所見せつけていますが(というかポーズだけかも)どんどんぶっ壊れてきました。

今回のイタリアロケ(だよね?)素敵。行きたいなあイタリア。そんな素敵なイタリアでのあれやこれや。いやあローガンおとうもひどいけどお母さん!ひどすぎない?

すげえ家族。この流れで行くとシーズン4はおとうVSキッズになるのかな?

すごく楽しみです。

それからシーズン2のケンのラップに爆笑しましたけど、シーズン3のビリージョエルには「もうやめて~」と思いました。

個人的に一番好きだったのはローマンの写真ww お楽しみに。

ローガンおとうに見つかった瞬間の表情よ。爆笑しました。全部持っていかれたww

アメリカでは日本語字幕がなく(HBO+)会社経営の難しい話&皆さんめちゃ口悪いww時々一時停止して「なんて意味?」と聞いてます。すまん、うちのおとう。

終わったばかりだけど、すぐにでも次のシーズンが見たいと思いました。はやく~。


2021年11月23日火曜日

Succession キングオブメディア シーズン3 エピソード1の感想ねたばれなし(その後2話から5話まで)

 待ちに待ったSuccessionシーズン3がやっと始まりました。




でもまだエピソード3までしか配信されていません。(追記 その後2話追加され、それから週に一回配信のようです。今は6話まで配信されていると思います。5話まで見たので、そこまでの感想です)

。。。。。。。。。。。。。


ここからは一話の感想です。ネタバレなし。

すぐ見ちゃいそうなので少し焦らして?やっとエピソード1を見ました。

シーズン3を見始めた感想は、シーズン2の最後忘れていて「これ誰だっけ?」「どうなったっけ?」の連続。笑

あああの事件ね!と思い出してからは一気にのめりこみました。

やっぱりすごくおもしろい!

こんなにシニカルなファミリー戦争みたいなストーリーなのにコメディー!

ダークでベースにシリアスな軸があるコメディーが好きです。バリーとか。

「ええ~!!」って思いながら笑ってしまうというか、不謹慎ぎりぎりのジョークとか大好きです。

サクセッションも超リッチな大企業のファミリーのなんやかんや。笑 いやあすごい。下ネタあり、口も悪いし最高です。

特に会社を取り仕切ってるおやじのローガン。なにかというと「ファックオフ!」と激昂。これが出ると手をたたいて喜ぶ変態夫婦。

キャラクターが最高で皆癖がありすぎで好きすぎます。笑

succession シーズン1の感想

シーズン2の感想


↓シーズン2の感想の時に作りました。これだけでもすごく癖のある家族なんですが、結婚相手や彼女、親戚まで含めて皆が皆キャラたってて素晴らしいです。

よく作られているし、皆演技がうまくて(というか演技に見えないw)最高なんです。




そんな待ちに待ったシーズン3。バリーもですがコロナの影響で遅れているシリーズがとても多いです。早く見たいけど俳優やスタッフの安全も大事だもんねえ。ジレンマです。

ドラマの見方も変わってしまって、大声で叫びあうようなシーンは「ソーシャルディスタンス!」と思ってしまいます。マスク!とかも。

ドキュメント系の番組、例えばホーダーズ(ごみ屋敷を精神カウンセラーが付き添いつつ片付けるTVショー)は出演者が皆マスクしていましたけど、ドラマはそういうわけにいかないですもんね。大変だと思います。

シーズン3も期待を裏切らずにすごく面白くなりそうです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


ここから エピソード2から5までの感想。

5まで見ました。やっぱりすごく面白くて一気に見たいところですが、週に一回配信のようです。

ますますえぐいことになっていくファミリー。

ケンドル覚醒というかシーズン1,2に比べて顔つきが違います。ローガンも老いてなお吠える獅子っていうか「F●●●Off」連発ww

シーズン2からの例の事件 これから裁判になるのかわかりませんが、ますます泥沼化していくので、とっても楽しみ。

というか、だんだん笑えなくなってきました。なんかすごすぎるう。

番組唯一の良心と思っていたグレッグ 結構な食わせ物な気がします。なんか前シーズンよりも背が高くなったと思いますが、そんなに若かったっけ?

ローマンの下品さも相変わらずで、期待を裏切らないドラマです。





2021年11月5日金曜日

チェストナットマン Netflix おもしろい北欧猟奇ドラマ

 

The Chestnut man

Netflix 公開日2021年9月29日 デンマーク







いやあ、おもしろかったです。北欧サスペンススリラー
猟奇連続殺人で、ちとグロイシーンはあります。
完成度高い!
登場人物もアメリカドラマによく出てくるキャラクターとまた違って興味深かったです。

シーズン1と言うことなので、2もあるのかな?

捜査もののドラマ優秀なもの多いですね。
リミテッドシリーズの(アンビリーバブル たった一つの真実)が一番好きで、忘れられません。見てよかったなあ。過去記事のネタバレ感想。





チェストナットマンもかなり好きでした。

北欧もののサスペンス本は結構好きで、読んでいます。


ドラマはThe Killingを見たことあるのですが、アメリカのリメイクものなので本物の?北欧ドラマは初めてです。リメイクのキリングもとても良かったです。おもしろかったです。

ただ途中長くてテンポが悪かったかなと思いました。というか、暗いよ重いよ!が続きます。

くじけそうになったけどジョエルキナマン💖なので楽しく見ましたwといってもシーズン1だけしか見ていません。探してもっと見てみようかな?

リメイク版は汚いキナマンが見られますw 主人公の2人始終こんな顔で、陰鬱です。





北欧サスペンス本は(重くて暗いテーマ)のものが多いですし、後味悪!いやあ!!と言うものも多いのですが、チェストナットマンはとっても良かったです。

このドラマの原作も同名で著者はセーアン・スヴァイストロブ(覚えられない)こちらもいつか読んで見ようかな? ドラマを先に見たので犯人がわかっていますが、結構原作と映画(ドラマ)違うこともあるので気になります。

そしてこの著者は上のThe Killingの脚本家だと今知りました。あああやっぱりテイストと言うか空気と言うか似ています。




今までは見ることができなかった世界中の面白い作品をみることができて、Netflix本当に感謝です。

最近でもドイツの「ダーク」おもしろかったです難解だったけど。ドイツのドラマが見られる日が来るなんて!

つい最近見た韓国の「イカゲーム」も面白かったし、夫がハマって見ていたドラマも確かスペインのものだったと思います。

世界のドラマ本当にありがたいです。これから見たいものも外国のものが多いです。日本のものは今際の国のアリスは見たのですが、後は全裸監督……う~んう~んどうしようかな?

あ、呪怨のミニシリーズもありましたね。怖そうで見ていないのですがいつか見ようかな。

捜査もの刑事ものがやっぱり好きです。一話完結よりも続き物のドラマの方が好きです。1時間で解決すると物足りないというか。ワイヤーみたいな骨太で面白いドラマもっと見たいな。




ここからネタバレ



犯人当てられなかったあ。

意外と大臣の旦那怪しいなと思っていたのですが。外れた。

刑事役の女優好きでした。男性の方は最初情けない弱っち感じで、あとから頼れるパートナーになっていって良かったですね。

大臣役の女性もリアルでよかったです。

北欧ものなのに(!)最後に娘が生きていてびっくりしました。覚悟して観ていたので、これは良かったあ。情け容赦ない系が多いので。

いろいろな国の文化が知れて面白いですね。チェストナットマン。アメリカでは見かけたことないです。デンマークではよくあるのかな?
旅行に行けるようになったら、北欧にいつか行ってみたいです。




2021年11月2日火曜日

孤狼の血 Blood of Wolves 素晴らしかった。

 

孤狼の血 2018年 日本

最近見た映画の中でぶっちぎりで良かったです。すんごくおもしろかったです。

日本映画ですが、アメリカでもアマゾンプライムで見られます。アメリカと日本は見られる作品が違うのですが、これは配信してくれていて本当に嬉しいです。ありがとうアマゾン!!そして紹介して下さったhachiさんありがとう。

で、アマゾンのページのあらすじ貼っておきます。



物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し…(C)2018「孤狼の血」製作委員会
監督
白石和彌
出演
役所広司松坂桃李真木よう子
ジャンル
サスペンスドラマ
オーディオ言語
日本語


男っぽさにしびれた!!やくざ映画やマフィア映画が好きなんですが「ああまた広島のやつかあ(ちゃらら~♪の)」と思いましたし、それから「また役所広司かあ」とも。←偉そうでごめん。日本映画の中年主人公は皆役所さんでは?と言うほど出演されてますよね。

しか~し、この役所広司は素晴らしく良かった。キャスティングもよく、俳優陣が皆素晴らしかったです。

確かに見る人を選ぶと思います。最初から度肝を抜く映像があって暴力映画耐性のある私でも「それはやめてええ」と思ったシーンがります。でもここは後半「は!」っと生きてくるので大事だったのかなと。後から書きます。

キャストがすごく良い。

写真右のマル暴の汚れデカ大上に役所広司 左の新米刑事の日岡役に松坂桃季




松坂さん。この俳優さんは初めて見ます。こんなきれいな顔の刑事いないよと思いながら見ていました(全国の刑事さんごめん)でも熱血な誠実な、でも青い感じから、どんどんと変わっていくところ。すごく良かったですね。

役所さんも本当に良いです。汚いことを平気でする暴力デカ。目が本気だもん。その中に時々宿る人間性。うまい!

この映画、アメリカ映画のトレーニングデーを思い出しました。デンゼルワシントンの悪いデカ嫌いだったあ。うまいけど、オスカー取ったけどムカついたのを思い出します。

他のキャストも皆良くて、映画の後からキャストを見ていて「竹野内豊」って書いてあって「どこに出てた??」って思いました。そのくらいきれいにハマっていたのだと思います。後で調べよ。江口洋介はすぐにわかりましたけど、結構こわもてで良かったです。もっと怖くても良かったな。眉毛とかそっちゃっても。


日本映画はテンポがあまり好きじゃないんですが、孤狼の血はスピーディーで一瞬も飽きたり、だれたりする暇なかったです。夫も私も、どどどはまりしました。

血と暴力が大丈夫な方、おすすめです!日本では2が放映されたと聞いています。アメリカでは映画館上映はないので、いつになるかわかりません。デモ見たい見たい~~。


ここからちょっとオハイオテレビ事情。これはアメリカブログにも書きます。その後にネタバレ


場所にもよるのですが、オハイオでは日本映画はあまり見られません。ハワイとLAではケーブルテレビの中に日本のチャンネルが入っていて、日本映画を多く放映するチャンネルもありました。

テレビジャパンというケーブルはあるのですが、1チャンネルだけで25ドル(確か)そしてNHKが多くバラエティーや映画は少なかったと思います。なので入っていなかったので10年ほぼテレビから日本語が聞こえることはありませんでした。相撲中継はダイジェストを見ることができますが、こちらも英語です。

古い黒沢映画は夫が大好きでDVDで購入していました。

オンデマンドでネットで配信が多くなったので、前に比べてかなり見られるようになりました。時々変えつつ今はNetflixとAmazon契約して、すごく楽しませてもらってます。


ここからネタバレ。


たけし映画とかも好きですが、主人公をこんなに好きになることはないので、孤狼の血は特別な映画になりました。

前半と後半で主人公大上の性格が全く違って見えます。新人刑事日岡のノートに書き込みがしてあったところ、泣いてしまいました。あああ~って。

あんなにひどい殺され方をするなんて、すごくショックです。

最初から映画で見たことないシーンの豚の排泄シーン。かーらーの、口の中に詰め込むシーン。あんなの見たことないし、見たくなかったけど(こういうのが本当にダメなんです。真珠取り出すシーンはOKw)後から「豚の糞が解剖で大上の胃から出てきた」というセリフだけで、どんなにつらい暴行を受けたか想像できて怖いです。映像ではお酒を無理やり飲まされているところまでだったと思います。

後からわかる、大上が行っていた悪行に意味があったこと。もうもう、辛すぎました。

映像もすごく良かったです。大上の目の中で燃える炎が映るシーンとか。かっこええ。

最後の方で確かピエール滝さんが海に銃弾を数発撃ちこむ意味がわかりませんでした。わかる方是非教えてください。

2早く配信してくれないかな?レンタルとかで。早く見たいです!!

それから原作があるので、それも読んで見たいと思いました。柚月裕子さんという女性の作家さん。びっくりしました。こんな男っぺい世界を描けてかっこいいです。