2020年6月14日日曜日

Ozark オザークへようこそ シーズン3 感想ネタバレ


おもしろかったあああ。

オザークへようこそ シーズン3

後半は面白すぎて一気見しました。

ぶっ続けて見られるのがNetflixなどのストリーミングの醍醐味ですね。

アレは途中で止められない。

ここ数日はほぼネットも見ずニュースも見ずにドラマの世界へ。

なので落ち込むこともなく精神的に安定してます。

シーズン3が一番面白かったかな。

ハラハラしどうしで、かなりヘビーな展開もありました。夢中になれるものがあるって、良いですね。

寝る前もいやなこと考えず「なんであそこでああなったのかなあ」とかドラマの世界を考えていられます。



あ、ネタバレで感想です。




シーズン3で大きなカギとなるのがウエンディーの弟のベン

最初の高校のエピソードが短いのに性格をよく表していてよかったですね。エピソード1と2はまたジェイソンベイトマンが監督していていました。

ウエンディーの弟のベン。後から精神疾患を抱えていることがわかります。

最初からちとダメダメ男っぽいんですが、ジョナとも仲良しになり、そしてなーんとルースと恋に落ちまする。

ルース!?? そうなん? そしてベンはルースとエッチできなくなるので薬を飲むのやめちゃって大変なことに巻き込まれていきました。これはまた後で…









びっくりカップルその2 ダーリーンとワイアット。


いやいやいやいや~~~~!!年の差とか良いけど、良いんだけど。良いの?

ダーリーンのベッドシーンまで見せられて(ジェイコブとのもあったけど)

ワイアット「素晴らしかったよ」って。まぢすか!!
「それは長年のテクニックだよ」的なこと返事してて、なにしたの??なにしたの??


あああ~~なんかもういろいろすごい。


でも今回ワイアットはルースと仲直りしたし、ルースはマーティーたちにブチ切れてダーリーンと手を組みそうだし、シーズン4ではまさかの敵側になるのかな?

だってルースあんなにジュニアにぼっこぼこにされたのに、報復的なことはなにもしないんですよ。マーティーとウエンディー。

「殺してよ」っていうルース。「それはできない」とマーティー
「もしあんたの娘だったら何とかするよね」とというと
「あら~あなたも家族の一員よ」っていうウソくさい笑顔のウエンディー

ここも2人のずるさ良く描けてる。だって、自分が危なくなるとルースのお父さんをさっさと殺したもんね。それも知っているルース。

しかもあろうことか「あの生活から救ってあげた」なんて言っちゃうウエンディー。嫌いになってきました。

前からバード一家のルースに対する態度が冷たすぎるよなあと思っていました。いろいろなこと任せているのに。

報復をなにもしてくれなかったと事情を知ったダーリーンのここ!!たまりませんでした。ダーリーン。一番嫌いなキャラだったのに、好きになったよ。笑





まさかのジュニアのジュニアをバーーーン✨!! 

ふう、すっきり笑


一言でまとめるとシーズン3は女の闘い。すごいっす。

ウエンディーVSヘレン ダーリーン ルース。

皆ウエンディーの敵になっちゃう。笑 

ヘレンのあれこれすごかったあ。

怖い怖い怖い!敵に回したくない女。

いろんな人の殺害を決めたヘレン。

最後にバーン!!すっごくすごくびっくりしました。

あれは想定外で「うええええ??」って変な声出ました。
なんでだったの?もういらないから?
電話で「マーティーつかえないかもね」とか言っちゃったから?

これは謎でした。

それからベン。

ベンが薬飲まなくなり、どんどん変なことしだして「ああ~だめだめバカ~!!」と思いつつ見てました。パーティーのところとか、もうやめてええって。

ヘレンのところにまっすぐ行ったのは一番やってはいけなかったですね。

姉と弟の逃避行。

嫌な予感を抑えつつ「でもウエンディー逃がしてあげるよね」と思っていたのに。車の中ですぐに買った電話取り上げたら良かったのに。

でもそれでも帰りたくて電話しちゃったのかなあ。そうしたら自分の子供たちが危なくなるからって弟はもう見殺しにしたんかなあ。

ウエンディーは自分が力を持っていると勘違いしちゃったんですよね。それでヘレンと戦ったり。

カルテルのボスもワタシに一目置いているんだわ。って。ばかー。

それでマーティー誘拐で危機一髪ですよ。ああいう場合本来絶対に返さないよね…。

他のカルテルものドラマに比べたら、優しすぎる、ありえないと思ってしまいました。

その後もマーティーは変わらないように見えて、自分の殻に閉じこもってる感じ。心壊れていってます。

そして今回の見どころの一つが壮絶な夫婦喧嘩。良いねリアルで。マーティーはやっと殻にひびが入ったのではないかと思いました。浮気されてビデオ見てもなんでも「OK」っておかしすぎますもん。

何重にも覆われた殻に閉じこもっている感じ。

カルテルの地下牢でも「何がしたいんだ」「家族に会いたい」って答えでビンタされてたし。笑 

あれは何だったのかな?「そんなの本当のお前じゃないだろう?」かな。

殻をちょっと破ったマーティー。案の定ウエンディーとケンカ。

カウンセラーの前での大喧嘩なかなか良かった。でも悪さも全部言っちゃって。
賄賂受け取ったカウンセラーのスーも殺されちゃいました。


あの車買った時点でダメだけですけどね。映画カジノ思い出しました。笑


新しい妊婦FBIもっと何かあるのかなと思ってたけど、それほどじゃなかったですね。

ペティーがすごすぎたので「なにかがあるんじゃ?」って期待したのに。持ってきた金魚鉢も何かの伏線と思っていたのに。

あとダーリーンが「2人目を」とか言うんじゃないかと怖かった。

ジークの親権を取り上げられそうになったときに「私が取り上げたんだ」って言って

をい!!って思いました。

ダーリーン…すごい存在感。あんなに嫌いだったのに一周回って好きになりました。笑

ルース幸せにしてあげて~。目の前で恋人焼かれちゃって、ひどすぎる。

あとあの殺し屋ワンちゃんは自分の犬だったんだな。そこ一番許せない!

ヘレンにも「その時は話すよ」っつってたのに予告なくバーン。

シーズン4が気になりすぎます。

というか、まだ4決定してないのでドキドキする~!

絶対に見たい~!明日にも見たい~!!

Netflix様お願いします。










2020年6月10日水曜日

ozark オザークへようこそ シーズン2 感想 ネタバレあり


オザークへようこそシーズン2 見終わりました。

後半は止められないくらい面白かったです。

シーズン1の初めのころ「う~ん。どうなのこれ~?」と思ってた私のバカバカ。
シーズン2は私は1よりもおもしろかったです。

超おすすめドラマです。

暴力、ダーク、緊迫感。何より演技力。

特にルースとウエンディーが素晴らしいです。

この下からがっつりネタバレ感想です。








ネタバレ注意



はあ、素晴らしかった。シーズン2

やめられない止まらない。

このシーズンで悲しかったのはバディーとのお別れ。

でも最後にポピー畑を燃やしたときはとっても幸せそうで、良かったなあ。

すごく良いキャラだったし、バード家を守ってくれて大活躍。
はじめは変な人と思ってましたけど、すごく好きになりました。
特にジョナとの友情には胸を打ちました。


それにしても登場人物かなり死んじゃいまして、驚きます。

シーズン1から結構主要なキャラがいなくなっていきます。

今シーズン驚いたのは麻薬王のジェイコブとFBIペティーです。

ものすごく腹が立つダーリーン。勝手なことばっかりして!って。出るたびにイライラしていました。

で、ついにジェイコブがナイフを手に…と思ったら反対にやられてやんの。
あ~~あ~~って声出ちゃった。

「お前にはかなわない」って嬉しそうに言わないで。

ダーリーン役の人。

これだけムッとするってことはやっぱりうまいんですよね。

憎まれ役はムカつかせないと。

それから、ド変態のペティーも良いキャラだったのにやられた~。

シーズン1では大活躍。
特にラングモア家のひげちゃんとの熱いキスシーンとあれこれ。
いやあ驚きました。サイコパスFBI

シーズン2で印象的だったのは

ウエンディーの(私の中の悪の覚醒)

ブレーキングバッドのウオルターホワイト女版みたいな。

「家族のために」といいつつ実は「本当に好きで私に向いている」気が付いちゃった女の怖さよ。でもこれまた余計なことしそうで怖いです。
時々ブチ切れるところも見どころ。

反対にマーティーは冷酷に見えて悪になり切れないんですね。

ウエンディーが誘拐され、仕方なくとはいえ殺人を犯して壊れそうになったところはウエンディーのリアクションと正反対で良かったです。

2人の子供たち

かなりむかつくシャーロット。実は一番まともなんですね。マリファナ吸いすぎだけど。

将来を悲観して親権を放棄してほしいなんて、なかなか言えないしできないですね。

そしてこれまた反対にまじめそうなジョナはマネーランドリングを冷静に考えたりしてかなりのサイコ。バード家にとっては将来有望って言うか。

そして大好きなランドモア家のルース♡

映画サイトのhachiさんに「きっとルースがどんどん好きになります」と予言された通り

はい、好きです。笑

めっちゃくちゃ口が悪くてかわいい。日本語で言うところの
(いきってる)?



ルースのアクセントは南部だと思ってたんですが、夫はミズーリは南部じゃないよと。

確かに。調べたらオザーク訛りをマスターして役に臨んだとか。すごいな!!

演技もすごくうまくて引き込まれます。

2019年エミー賞でゲームオブスローンから4人もノミネートされた年で、このルース役のジュリアガーナーが助演女優賞を受賞。納得です。



ルースと悪党の父ちゃんだけが、このすごいーオザーク訛りです。

父ちゃん役作りもすごくて本物のレッドネックに見えます。こういう人いるよね。現実では前歯抜けてる人多いけど。かなりリアルです。

自分の娘にカ〇トなんて使って、ひどいよ。ありえないです。
このアマどころじゃない普通は口に出せないですよね。

でもルースはおとうさんに認めてもらいたかっただけなんですよね。だから思いっきりワルのふりして。ううう。

本当はこの肥溜めからなんとか這い上がりたい、自分は無理でもワイアットだけでも大学に行かせたいと必死だったんですよね。

ワイアットとスリーの父親殺しの罪悪感もあったし。それも言ってしまってワイアットとも不仲になるし可哀そう。



そうそうカルテルの弁護士のヘレンもカッコよい。

ルースとウエンディーといい、ダーリーンといい、オザークは主人公が女ばかりになってきました。

おたおたするばかりのマーティー笑

恐喝されてたルースの父ちゃんをどうやらウエンディーが消したらしい。それを知った時のマーティー


この時のひいいいってな顔が最高でした。



実は続きが気になってシーズン3のエピソード1見ちゃってます。

どはまり。

いろいろ考えることなくドラマに没頭するって健康的で良いです。笑

シーズン3も楽しみです。










2020年6月7日日曜日

The Gift ザ・ギフト と Are you scared?の感想

The Gift

2015年 アメリカ 監督 脚本ジョエルエルガートン 主演ジェイソンベイトマン


ねたばれなし。

感想をブログに書いたと思ったんだけど、見当たらない!

この映画サスペンスというかスリラー映画のカテゴリーになるのでしょうか?面白かったです。

私はおすすめです。日本はわからないのですが、アメリカのNetflixにあります。(英語のみ)

簡単なあらすじ 

ジェイソンベイトマン扮するサイモンは妻ロビンと新しい街に引っ越してきます。
そこで学生時代の同級生ゴードンに会います。ゴードンはワインを引っ越し祝いに持ってきて、そのお礼に家に招待して交友がはじまるのですが、サイモンはそれほど親しくなかった相手の行動を怪しく思い……。という感じに始まります。


いわゆるストーカー物かなと思ったのですが、なかなか凝った脚本でした。

脚本そして監督も務めたジョエルエルガートンのゴードン役が不気味でした。

なんか気持ち悪う~とか居心地悪う~って展開が多くてムズムズします。

このジョエルがあまりにも印象が強くて、ベイトマン覚えてなかった。笑

スリラー映画とかサスペンス映画大好きなんです。ホラーより好きかも。

現実ドラマでハラハラする映画の方がスラッシャー的なホラーよりも怖いときがあります。

「ゆりかごを揺らす手」とか「ルームメイト」はその代表です。こういうのが私は怖い~。そして好き~。また見たいな。おもしろかったなあ。

そして最近見た怖くないB級ホラー

Are you scared? 

2006年

最近見たんですけど、つまんにゃかった。
でも気分に結構あっていたかもしれません。

落ち込んでいる時などに、B級C級の変なホラー映画見るのが好きなんです。

心の中で突っ込む突っ込む。

突っ込み百連発です。

見終わったころには元気が出てきます。笑

この映画もよくある「ゲームに参加したら死のゲームだった」です。

最近見たエスケープゲームはグロくないけどアイディアが良かった。このテーマで一番好みはめっちゃグロイSaw2なんですが、そのほぼパクリでした。

なにがひどいって演技です。棒読みの「きゃー」とか。笑

「いやいやいやいや、これはないわー」と言いつつ終了。
でも時々見たくなります、こういう映画。

何も考えないで「なんだこれ?」って突っ込むだけの映画。

そういうのもあり!











2020年6月6日土曜日

Ozark シーズン2 3話までの感想 

オザークへようこそ

シーズン2 エピソード3まで見ました。 ネタバレなしです。



シーズン2は1よりスピード感もあっておもしろい!!

登場人物の説明の部分もいらないので物語がすいすい~っと進みます。

Ozarkのタイトル出るところが伏線になっているんですね。4つに分かれるところ。

シーズン1の途中で気が付きました。←おそ!



3話まで見て、この南部の雰囲気にどっぷりつかっています。はまる~!

ナルコスといいブレーキングバッドといい、麻薬ビジネスとか資金洗浄とかいわゆる大物のワルの物語が好きです。

オザークの家族はどちらかというとある日とんでもないことに巻き込まれ、助かる道を模索する感じです。

でも結構家族がぶっ飛んでるし、登場人物もいわゆる(キャラ)が立ってます。濃い!

エピソード1と2は主演も務めるジェイソンベイトマンが監督していました。

この人出てる映画見たことないなあと思っていたらThe Giftに出ていました。感想書いてたと思って探したけどなかったので今度書きます。これも私はすごく面白かったです。






オザークへようこそに話を戻します。

最初は登場人物が「変な人ばっかりー」と思っていたのですが、どんどん嫌いになるキャラや感情移入していくキャラがいて目が離せなくなります。ブレーキングバッドもそうでしたけど登場人物の魅力って大事ですよね。憎まれ役も。

あと南部は行ったことないのでわからない世界ですが、ある日現れた(都会)から来た一家を見る目つきと居心地の悪さ。アメリカ田舎あるあるだなあと思いました。

トレーラーで暮らす低所得の人たち(というか犯罪者)田舎の決まりがちがちの麻薬取引。

そこに高級なシャツなんか着て、きれいな歯並びで「はーい」なんつったって「よそ者はあっちいけ」になりますよ。

ルースちゃんがすごく好きになりました。こんな場所でも賢く生き抜いていくルース。幸せになってほしい。オハイオの叔母さんの気持ち。笑

まだ3話なので続きが気になります。ちょっといろいろあって落ち込んだりもしていますけど、そんな時こそドラマの世界にはまるのが本当はいいんですよね。テレビの電源も入れられないような気持のときもあるので、見られるときにどーーっとみたいです。















2020年5月28日木曜日

大人の恋には嘘がある。Enough said ねたばれなし





過去記事少し書き直しています。ホラーとサスペンスが大好きなのですが、これは(恋愛部門)で一番好きな映画です。古い記事を少しづつ載せていこうと思います。


。。。。。。。。。。。


英語の映画の題名はEnough said 



(もういいよ、言わなくてもわかったよ)みたいな意味なんですが、日本の映画題名はまさかの

(大人の恋には嘘がある) う~んどうなの、これ?


The Burning Plainという素晴らしい映画を見たので、ブログに書こうとさがしたら、なんと邦題は

(あの日欲望の大地で)

映画自体もすごく良かったです。そして乳がん手術をした人に見てもらいたいと思った映画です。 

勇気が出る素晴らしい台詞があります。

(追記 がん患者さんが元気が出る映画と言えば50 50という素晴らしい映画があります。なんとセスローゲン!!今度感想書きます)



Enough saidに戻りますが、ソプラノズのJames Gandolfiniはこの映画が遺作となりました。



ロマンチックコメディー 苦手なジャンルなんです。 

なんでか痒くなるような…(笑)

でもこの映画はロマンチックという言葉とは程遠くて、カッコ悪い大人2人のもどかしい恋。


離婚してマッサージ師をしているちょい疲れた中年女性。ティーンエイジャーの娘がいます。 

あるパーティーで出会った男性と付き合い始めます。かなり太めで髪の毛も寂しい中年男性。私は好きですが(笑)一般的に言うと「かっちょ悪い」感じ。

ネタバレになるので言えないのですが、男性の過去とか女性のウソとかあれこれ重なって。というお話。

ガンドルフィーニすごく良い味を出しているんです。

家デートだからとジャージのままとか、しかも大事なところが破けてて中身が見えてたり(笑) ソプラノズと大違いの役。 


この2人のカッコ悪さがなんていうか等身大でいいなあと。 


モデルみたいなカップルばかりじゃないよねえ、特に大人ってもっと恋とか愛とかよりもこうやって手探りで歩み寄るんじゃないのかなあと思いました。

とっても好きな映画で、テレビであるとふと見てしまい、何回か見ました。 


。。。。。。少し書き直しの昔の記事ここまで。



大人の恋。 好き好き~だけじゃない。

キスするときも「キスしてみる?」みたいな。

うひいガバーッていう情熱はないけど、一人はさみしいかな?付き合っても良いかな?位から始まる恋

もいろいろバレた時のあの居心地の悪さ。

若かったら「なんでだよ!!」と食って掛かるところを無視してからの静けさ。リアルです。

大人になると、中年になるといろいろあるよねえとうまいことばかり行かないよねとジュリエットドレイファスに話しかけたくなるような。

本当に好きな映画です。








2020年5月23日土曜日

Ozark オザークへようこそ シーズン1感想 後半ネタバレ

オザークへようこそ 英語題名Ozark Netflix

シーズン1を全話見た感想です。



最初はネタバレなしで後半にネタバレ感想あります。

・・・・・・


面白いという評判は聞いていました。

「いつか見よう♡」と思っていたのに、全話見て熱狂した夫が
「早く見て!!」とせかすので見始めました。

知っていた情報は

「麻薬関係のクライムドラマ」
「マネーランドリー」
「巻き込まれる家族」


あらすじを見ても、予告編を見ても「う~んブレイキングバッドみたいなの?今度にしよう」と最初はものすごく惹かれなかったんです。

で、見始めるとなかなか面白い。1話めは「おお!!結構なクライムドラマどうなるの??」と。でもここからちょっとスローダウンしました。5話くらいまで。

面白いのですが、ちょっと展開がもたついていたかも。

南部の田舎のいわゆる(ホワイトトラッシュ)とか(レッドネック)と呼ばれる人たちとか田舎のストリッパーとか、ビッチなすれた泥棒とか怪しい人たちがわんさか出てきます。家族もなんだか変。

「ん~~どうなのこれは?最後まで見るけども」という感じでした。

夫もツイッターのフォロワー様も「面白くなるから!特にシーズン増すごとに」と。

そうやって毎晩1話ずつ見ていたら6話からドーーーンと。本当にドーーーンという感じに面白くなりました。

いやあ~ナニコレ、面白くなってきた。


主人公は麻薬組織の資金洗浄を命令されて悪戦苦闘。 いろんな邪魔が入ったり、うまくいかなくて「おお~どうなるのお?」とハラハラしました。

一人ですごく盛り上がって見ていたのですが第8話が過去の話で、ドラマにはよくある、あれ。あの行ったり来たりするやつ。これは混乱しました。


主人公のマーティーと奥さんが全然若返っていないので子供たちを見て、やっと「これは過去かあ」と認識できました。

奥さん役のローラ・リニー好きな役者さんです。この人も自然体で年齢相応になってきました。たぶん7年くらい前の話をお化粧だけ変えても、わかりにくい!声も変えてましたけど、不自然だったなあ。

マーティー役のジェイソン・ベイトマンもそのまま。髪型くらい変えようよと思いました。

ベターコールソウルのソウルでさえ顔は老けたままだけど髪型変えてるのに。笑

ブレイキングバッドとは全然違うお話ですが、面白いです。

ちょいグロイシーンあり。撃たれた死体や後半に拷問も。
あと野生動物の死骸が結構出てきます。苦手な方はご注意を。

私はシーズン2が楽しみ。面白かった!!

おすすめドラマです。



ここからネタバレ感想。







マーティーがポーカーフェイスすぎて、最初は感情読めませんでした。特に自分のオフィースでポルノを見ていた時。後からウエンディーだったとわかって「うわあ!!」と思いましたけど、そのこともウエンディーに言わないし。どういう人?って思ってみてました。

ウエンディーも突然、激昂したりサイコっぽい。資金洗浄の事も知ってたんですね。

最初は特に上のティーンのシャーロットにムカついていました。アメリカティーンガールにはよくある態度ですけど。笑

船のパーティーの後は可哀そうだったなあ。特に「君はもうこっち側の人間だ」と言われた時。(都会からシーズンの時だけやってくる男性に遊ばれてしまう田舎の女)これに気が付いた瞬間はきついですね。

物語が進むと今度は息子のジョナやばい!って思いました。
動物の死体をいじってたり、銃を買ったり。

このジョナとウエンディーがなかなかのサイコっぷりで面白かったです。

ウエンディーがビーバー(あらいぐまだっけ?)の死体をぶんぶん振り回して屋根の上に放り投げたところは笑ってしまいました。

不動産屋のお母さんとのやり取りもかなりのビッチっぷりを発揮して、良かった。

このお母さんがごみトラックにぶつかったところは、もう少しCG頑張って欲しかったですね。ふって消えちゃった。

いっそ見せない演出でも良かったのにと思いました。血がシャーって不動産屋にかかったりしても良かった←をい!!

若いころの話もちょっとCG使っても良かったのになあ。予算あんまりないのかな?って。

登場人物 最初は嫌いだった泥棒のルース 頭がよくてかわいい。極悪人(たぶん)のお父さんにマインドコントロールされていそう。このクルクルのカーリーがすごくかわいくて「またカーリーヘヤー流行んないかなー」と思いました。大好きカーリー。

ルースの家族の底辺っぷりすごいですね。おじさん2人の役作りすごい。本当にいそう。このトレーラーハウスとかすごくリアルでいたたまれない感じします。

ホテルの人も好きになれないし、ジェイコブと特にダーリーンが気に入らないです。
まさか殺しちゃうとは!どうすんの??驚いた。

FBIのあいつも気持ち悪いし、ぶっこわれてますね。

ちょっと怪しい地元の人がたくさん出てくるのはツインピークス思い出しました。

アメリカのすごい田舎はよそ者に冷たかったりして、わかる~。



これから楽しみが増えました!!