2021年1月10日日曜日

映画 US (アス) ネタバレなし感想 

 

アス 2019年 アメリカ ジョーダンピール監督 主演ルピタニョンゴ




ジョーダンピール監督の2017年のゲットアウトもすごく好きでした。

というか前からキー&ピールのファンです。コメディアンとしてすごく面白い。笑いのセンスが好きです。

なので相方の一人?ジョーダンピールがホラーの監督やると聞いた時はびっくりしました。

ゲットアウトを見て、もっとびっくり。

アカデミー賞脚本賞取って、もっともっとびっくり。

「ゲットアウト」は、血がドバドバ出るわけでもなくお化けが出るわけでもないのに不気味な雰囲気でとても良かった。好きでした。

夫と結婚した時、親戚と知り合いが集まったときを少し思い出しました。←ごめんなんだけど。その時集まっていたのは白人ばかりでいい人達なのに何となく居心地の悪い感じ。ああ、わかるこの感じ!って思いました。そのあたりうまいですよね。

「アス」も不気味と言うか気持ち悪い雰囲気です。

怖くはなかったけど(ゲットアウトもどちらも、ホラーなのにこわくない)得体のしれない何か。

なんなん?どうして??と頭の中は??そんな中でもくすっと笑えるところもあって好きでした。

俳優陣がうまかった。ネタバレなしなので詳しく書けませんが「なるほどね!ほ~」っと感心すると思います。

日本語字幕のついた予告編見つけました。貼っておきますね。





2021年1月4日月曜日

2020年のマイベストドラマ 一位はベターコールソウル


遅くなりましたが2020年の大熱狂のマイベストドラマです。


1 ベターコールソウル シーズン5

2 ギャングオブロンドン シーズン1

3 オザークへようこそ シーズン1・2・3

4 ザボーイズ シーズン1・2

5 ナルコス メキシコ シーズン3

6 マンダロリアン シーズン1・2



順位を付けましたけど、それぞれジャンルも違うし面白くて選ぶの難しいです。ベターコールソウルだけは堂々の1位です。これはもう別格です。
ブレーキングバッドからソウルのファンでシーズン1から素晴らしい出来。

ついに今年は最終回 すごく楽しみでそして寂しい。ブレーキングバッドの前なのでそこに出てくる人は生き残るとわかってて、ある意味ネタバレているのに、このハラハラはすごい。でもいない人はどうなるのお?ひいい。




でも2位のギャングオブロンドンは年末に滑り込み。
これは、すごすぎます。アクションのクオリティーが半端ないです。
血とバイオレンス 信頼と裏切り 銃撃戦と好きなものてんこ盛り。





オザークへようこそもドはまりしました。今年シーズン3公開でしたけど見たことなかったのでシーズン1から全部見て興奮興奮大興奮。脚本がすっごく面白い、キャラも最高。ルースに夢中です。





ザボーイズはこれまた規格外のダークダークコメディー。毎回手をたたいて笑っちゃう←私へんたいなの?はい。ヒーローのゲスっぷりにやられました。こういうの見たことなかったですね、最低なヒーローものありそうでなかった。

ナルコスメキシコも血と暴力にまみれた麻薬戦争。 どうもベストを見ているとそういうお話が好きなのね?はい。これも本当にすごいです。ナルコスのシーズン3までもドはまり。すごくドキドキしました。

唯一違うジャンルでベストに食い込んだのがマンダロリアン SFもスターウオーズもヨーダも「別にい?」なエリカ様状態だったのですが、これを見て「なんて面白いんだ!!」と反省。そしてベビーヨーダの可愛さにやられました。そこがとても大きかったかな。


食わずきらいが多いんです。
ゲームオブスローンズも「鎧とか着てる中世?ドラゴンとか出ちゃって?いやいや絶対見ないでしょう!」と思っていたのに自分のドラマ人生?のベスト2くらいの位置に来ちゃった(1位は不動のブレイキングバッド)

マンダロリアンも全く見る予定なかったのですがTwitterなどで信頼できる方々が(好みが似ているフォロワー様たち)こぞって「おもしろい」「かわいい」んん~見るかな?たまたま夫がスターウオーズ見たさにディズニープラスに課金したので、ついでに見始めてハマりました。やだ、かわいい!

それから今年の番外編と言うか難解な難解なダーク
今でも時々考えてしまうほどw あの時代のあれはあれだよね?みたいな。
おもしろかったんです。ドイツドラマ見たの初めてかもしれません。

Netflixはいろいろな国のドラマを見られるのでいいですね。ダークは英語の吹き替えがあまりにもひどくて、字幕で見ました。すこーしドイツ語学んだ。w

ベストにはなるべく今年公開のものを入れましたが、古い作品でも素晴らしいものに出会えました。

今年観たDVDのトゥルーディティクティブも素晴らしかった。これはもうレベルが違いますね。ドラマじゃなくて長い長い映画。俳優2人も流石です。噂によると2はあんまりよくなくて3がいいと。本当ですか?

それからアメリカンクライムストーリーのOJシンプソンもベルサーチもどっちもすごく良かったです。夫が見ないジャンルなので1人で見ました。見てよかったあ。どっちもすごく良かったです。

大好きだったウォーキングデッドとフィアーはなんていうか、もう最後まで見届ける。と言う感じになってます。あまりにもダラダラだったり突然「こういうのいいかも?」みたいな脚本が多くて。見ますけど、ベストではないです。

Netflix本当にありがとう。しかーしHBO作品はアマゾンプライム撤退で「でもHBO入ってるからオンデマンドで見れるし」とテレビつけたら無くなってる!!

今年観たかったsuccessionもThe wireもMaxに課金しなければ見られなくなっていました。コンピューターで見られるのかわかりませんが、調べてみます。ゆるさぬ~。

チェルノブイリだけは1以外録画していて、1は1月20日まで見られると書いてあったので見てみようかな。重そうですが素晴らしい出来と聞いたので。

昨年は家にずっといたのに、意外とドラマも映画も見ていませんでした。観た映画はなるべくブログに書いてましたけど、次回は観た映画健忘録書こうと思います。しょーもないのも見てる。笑







2020年12月26日土曜日

Gangs of London ギャングオブロンドン ネタバレなしの見終わった感想。今年一番が年末に!!

ギャングオブロンドン 結論から書きますとめちゃくちゃ面白いです。

日本ではまだ6話までということなので、ネタバレなし感想です。ここから少しネタバレではないですが警告ありです。

血と暴力満載でアクションシーンもすごく多いです。もちろん銃撃戦あり、拷問シーンもあります。日本ではレーティングついていると思います。口も悪いし性器ボロンシーンもありました。


アクションシーンがすごいクオリティーで、安っぽくない本気のアクション。銃撃戦も私の中では映画ヒートの後半の街中の銃撃戦がベストなのですが、超えたかもしれないシーンがありました。そのあたりは後で書きますね。


ギャングオブロンドン

2020年イギリス4月23日よりSkyAtlanticで放映開始 日本は11月からSTARZPLAYで放映。




日本で放映が始まってから、Twitter上に「すごいドラマ!」「でもバイオレンス!でえぐい」と感想が並び始めまして、ギャング物マフィア物が好きな私たち「絶対に見るやつ!!」と期待マックス


さてアメリカではどこで?と探しました。Amazon primeに来ています。早速1話を見たら「おもしろい~~えぐい~~でもいい~~すごく好み!!」期待裏切らず。


夫も私もゴッドファーザーとグッドフェローズそしてドラマではソプラノズが大好きなので熱狂するに決まってます。


で、エピソード2を見ようとしたら「ここからはAMC+で。7日間は無料です」と。「ええ??」AMCはウォーキングデッドやベターコールソウル見るために契約しています。

なので、そっかAMCのサイトから見られるねとスマートテレビのインターネットをクリック。AMCを出してワクワク。 ……全然画像が出てこない。

PCでは見られるけど、でも、コンピューターの画面で見るのは嫌!それに一緒に見られない。

リビングの大型テレビで見たい!

なのでAMC+入っちゃった。(ちなみにNetflix Amazon Prime HBO Hulu Disney+を契約中。そのぶん、テレビのチャンネルをだいぶ減らしたらBBCとStarzがなくなったので悩み中。ああでももう少し解約したい)

その日すぐに一日2話3話と見始めました。

おもしろすぎてやめられません。

そして毎回、すっごいバイオレンス 謎もたくさん。登場人物もとても多くて「どっちのギャング?」複数の国のギャングが出てきます。でも顔が似ている人が多すぎて、「あの黒いひげは誰だっけ?あれま皆黒かった」みたいな。

そしてIMDbで9.5を取ったエピソード5まで来ました。このエピソード5はドラマの歴史に残るかもというくらい素晴らしかったです。ヒート越えたかもな銃撃戦はココ。

ですが実はアメリカのアマゾンプライムではエピソード6になっているんです。

いろいろ調べてやっとわかりました。アマゾンプライムが勝手に?間違えて?エピソード変えていました。

シーズン1のエピソード1が本来長い(90分超え)?のを2つに分けてエピ1と2に。2からは「契約しないと見せないよ」と。

ひどい!勝手に切っちゃダメじゃん。

というわけで全話素晴らしいのですが、すごいのがエピソード5 そして最終回のエピソード9まで見ました。

骨太でアクションも見ごたえありのすごいドラマ。ただ気になった点が少しあります←はい、つっこみ!

どうしても許せないのが撃たれたところから取り出した弾丸がすべて新品なところ。発射される前の状態の弾丸。


夫は元軍人でいつも映画とドラマは発射される弾丸の数を数えて「ああ~多すぎる!!」とか言うのでうるさいのですが(笑) 今回も「あああ~~!!ありえない!!」また始まったと思いましたが、確かにこれは発射前だよね。こんな小さいなことで、あれほどこだってる暴力シーンがしょぼくなっちゃうのが残念です。しかも数回出てきました。監督う。


それから主人公ショーンの顔が弱っちょすぎて、すごく気になりました。(ファンの方ごめんなさい)キャスティング~だめだよねえ!!って思っていたのですが、これは後からなるほどと納得できたので、まあ許します(偉そうすぎる)

いやあ今年の締めくくりに素晴らしいの見せていただきました。これは本当に良かったです。ただしバイオレンス苦手な方はお気を付けください。


日本ではまだ最後まで放映していないのだそう。

なので、この下から少しネタバレがあるのでここから先は見た方だけどうぞ。






ここからネタバレ始まりまーす↓






見ていない方お気を付けください~。



主人公の父親 ギャングの大物フィンウォレスがある日銃で撃たれて亡くなります。

息子の一人ショーンがいわゆる跡目を継ぐことに。
ビジネスパートナーのエドとその息子アレックス。それからジャンキーなもう一人の息子ビリー
サイコっぽい母親となにかあったらしい娘

ビジネスを優先したいパートナーと父親の敵を討ちたいショーンとでだんだん仲間割れのようになっていきます。
そして実はアンダーカバーのエリオットの方を信用するようになっていきます。

後でわかるのですがショーンは実はこの業界のボスの器じゃないんですね。
ものすごく無理してぎりぎりの精神状態。それでも父親の敵は撃ちたい。
母親のマリオン(じつはかなりのサイコ)の期待を一身に受けています。


そこでフィンが死んだとうわさを聞いてアルベニアとナイジェリアのギャングが絡んできます。ジプシーのファミリーも出てくるし、登場人物がすごく多いです。

アンダーカバーのエリオットとエドの娘との恋愛もからめ、家族とは?友情とは?信頼とは?と盛りだくさん。

途中でわかってきたフィンの若い愛人 妊娠中。
そして父親は家族を捨てるつもりだったこともわかり、信じられるのは誰だ?と。

そして最後に「えええ???」と驚くことも起こります。
これはぜひ見て欲しいと思います。
まだ謎のままの事がたくさんあるのでシーズン2も楽しみです。