2019年4月3日水曜日

犬が島 見ました。ネタバレなし。


Isle of dogs 2018 

アメリカ、ドイツ

監督ウエスアンダーソン

IMDb 7,9
Rotten tomatoes 90%



ストップモーションアニメーションです。

書いておかないと忘れそうです。 そこはすごいと思いました。

独特の世界観があり、アイディアがとても良いと思いました。

しかし評価がすごく高く期待が大きすぎたのか、私は途中ちょっと退屈というかがっかりしてしまいました。

理由は後で書きます。

ウエスアンダーソン監督の映画はホテルブタペストしか見ていません。この映画ものすごく評価が高かったですけど、私はすっごく面白かったか?と聞かれたら「そうでもないかなあ、良い映画だけど」と言ってしまうと思います。

そして犬が島も全く同じ意見です。

「素晴らしいと思う。でも、あんまり面白くはなかった」

ファンの方ごめんなさいね。一個人の意見です。

完成度は高いんです。映画通の人は「これは!!」と唸るような。

ただ私のようにBホラーが大好きなゲスい映画ファンには、合わないだけです。

エンターテイメントというよりも、映像のアートなんですよね。アートはすごく好き嫌いが別れると思うんです。

私はどちらかと言うと「ストーリーが面白いか?」が大事で、それから俳優の演技。なのでエンタメ的映画が好きです。

ウエスアンダーソンのアート作品。

とても美しく素晴らしいと思うのですが、じゃあ映画として好き?と聞かれると、う~ん難しいなあというのが正直な感想です。


この「犬が島」の映画の感想も「すごく日本を研究してる凄い!!」という人と「日本をバカにしてる!」と意見が真っ二つで、面白いなと思いました。


少し未来の日本。なのに古めかしく、懐かしい。確かに皮肉もたくさん込められています。日本が動物保護の点で遅れていることも皮肉っているのかもしれません。

文化などよく研究していると私は思いました。日本語のところがとてもきちんとしていて、感銘を受けました。そして翻訳しているところはニュース映像だけなんですね。

日本語だけで字幕が出ないところも多くて、夫に英語で説明しながら見たんですけど、これアメリカでそのまま放映されたんですよね。

「言葉がわからないということで、犬に感情移入させるのが目的」という意見もちらほらありましたが、真相はわかりません。

こういう場合変な日本語が多いんですけど、きちんとした日本語で驚きました。

なのに!なのに!主人公のアタリだけが(英語圏で育った人独特の訛り)がすごくあるんです。日本語が棒読みですごくへたくそだと私は思いました。

途中からなんだか見る気しなくなってしまったのはそれが原因です。

他の俳優陣は素晴らしく、ハリウッドにしては珍しく中国語訛りのない日本語ばかりで感銘を受けていたのに、主人公だけがこの日本語なんです。

これも何か狙ったのでしょうか?アンダーソン監督~。

洋画の吹替がひどいと(タレントさん使ったりとか)見る気がしなくなってしまいます。なので、そこが残念でした。






















2019年4月1日月曜日

ウォーキングデッド シーズン9 16話 最終回ネタバレ

シーズン9の最終回を見ました。




日本での放送はまだです。

あらすじと感想はネタバレなのでお気を付けください。



予告編のニーガン💖 かっこいい~。





前回の15話があまりにも衝撃的すぎたので、最終回は拍子抜けでした。

あれから数か月後のお話。

エゼキ王様が無線(!)を使って話をしてるところから。(ユージーンですよね?できる子!いつのまに持って行ったのかな?)

もう王国はダメじゃ、と。なにもかもぶっ壊れた様子。猛吹雪の中、王国住人がヒルトップに向かいます。

雪のシーン初めて! これは前から見たかったです。ゾンビ動きものろいし、くっついてるのもいていいね。でも「もっと寒そうにしないと!リアリティーがない!」とマイナス20℃オハイオの住人は文句を垂れます←わたし。

凍った川を渡るシーンはウォーカーが埋まっててドキドキしました。

凍り付いてるのもいるのに、ここのは元気だな!

リディアも一緒だけど、もう居場所がない感じで、ウォーカーに腕をかませようとしたりします。

キャロルはリディアの顔を見るとヘンリーの顔が重なると、とてもつらそう。ダリルが慰めているのをエゼキ王がムカムカ顔で見てる(笑)

しかもダリルに「俺たち2人でヒルトップを立て直したい、君はどこかへ行ってくれ」って言っちゃう。男の嫉妬は醜いぞよ。

途中ニーガンのサンクチュアリで休憩です。

そしてアレクサンドリアもヒーターのバッテリーが壊れたとかで「ニーガンを牢屋から出さないと」と皆で一緒に教会(でしたよね?)に行きます。

ここが一番面白かったです。ロジータとセディクとガブリエルの三角関係をネタにニーガン節炸裂! わろた。 そしてユージーンも二ヤ!ここ良かった。

ニーガンとユージーンの変な友情が芽ばえそう。

暖炉が使えなくなり、ここを出て行くことになった御一行様。猛吹雪の中ドッグが離れてジュディスが追いかけていきます。

後を追うニーガン。足を怪我しながらもジュディスに駆け寄るニーガン。ジャケットを着せてジュディスを抱き上げるニーガン。サービスショット!💖

うん、そうだと思ったよね。なにかがあってニーガンがジュディスを助けるんだろうなって。そしてシーズン10で大活躍なんだろうなと。

ココ良かったですね。やっぱりニーガンが主人公というかジュディスとニーガンコンビに頑張ってもらいたいなあ。

ダリル好きですけど、主人公には弱いキャラだと思います。

ヒルトップまでたどり着く王様御一行。ここでまさかのキャロル離婚!!へえ~?

キャロルの中で色々壊れたんですね、きっと。王国でキングとクイーンとか言って楽しい暮らしが終わって、ヘンリーも失い、現実に戻ったという感じでしょうか?

ハッとある日夢が覚めることありますよね。私が好きだったのはこんな男だった??メッキが剥げた王様を見て「こんなんだったんだ?」みたいな(ここ全部妄想ですから)


キャロルとリディアのシーンが良かったです。リディア役の女の子上手ですよね。どうしたらいいかわからなくなります、お互いに。

憎むことができたら、きっともっと楽なんだろうな。キャロルの深い悲しみが、とてもつらいです。それでも手を差し伸べるところ。涙出ました。

そしてミショーンとダリルと一緒にキャロルもアレキサンドリアへ。

駆け寄るジュディスとRJ一緒に雪合戦。微笑ましいけど先に休ませてあげて~。

ベッドで手当てを受けてるニーガンと話をするミショーン。少しわだかまりが消えた瞬間かな。

最終回なのに、特に大きな事件はなしでした。ちょっと、つまんな……。


王国なくなったよ、皆で雪の中移動するよの回でした。

あ、最後の最後に無線で王様がジュディスと話をして終わった後に「誰かいる?」と女性の声が。ネットではマギーでは?と噂になっていますけど、そうかなあ?

ここはリックがよかったですよね。「え!生きてる!!」とミショーンはリックを探す旅へ。そして続きは映画版でって感じで。映画も楽しみです。















2019年3月31日日曜日

ジュラシックワールド 炎の王国見ました。


ジュラシックワールドの2にあたる炎の王国

Jurassic World  falling Kingdom



2018年 アメリカ映画 2時間10分 PG13

前回のジュラシックワールドよりも私は楽しめました。面白かったです。

日本版公式サイトはこちらです。 

好きでしたけど、炎の王国の評価、悪いんですね。

IMDbは6.2というかなり厳しい点数。

Rotten tomatoesも48%

私は2のほうが怖くて好きでした。

1はジュラシックパークへのオマージュなどは楽しかったのですが、ファミリー向けというか全然怖さがなかった気がします。

ジュラシックパークは恐竜の恐怖の部分も描いていたと思うのですが、ワールドはそれほど…。まあ家族連れにたくさん足を運んでほしいと、あれこれカットもやむを得ないのかなと思いました。

2の炎の王国は結構怖いシーンもあります。ドキドキしました。

でも、言っちゃいますよ?(笑)あ、ネタバレじゃないです。

ジュラシックワールド1も2もR指定で見たい!!

恐竜が噛みついているんですよ?なんで血も出ないのかな?と。そういうシーンも少しありますけど、もっと悲惨なことになるんじゃない?と思います。

肩から腕をちぎられたら、大動脈を切られたら、それはすごい血しぶきだと黒澤明監督がせっかく描いたにも関わらず、そういうのは見せないPG13.

リアルで怖いR指定だったら、もっと好きです。

エイリアンのようなジュラシックワールド。

ホラーSF 人間が蘇らせた恐竜に襲われる人々。

ニューヨークの地下鉄とかいいなあ。あの小さいのが階段ちょろちょろーって。

モササウルスがハワイに!逃げ惑う観光客。

そして「この船は小さすぎる」って保安官が←それジョーズ。

妄想広がります。

どうしてサメばっかり怖い扱いなの?と。モササウルスのほうがでかいよ、と。

まあ怖い恐竜にしてしまうと怪獣物になっちゃいますし、子供たち来ないと、ね?収益的に全然変わるしね?あとグッズとかすごく大きいんだろうなと思います。
 
…大人の事情。


さて、この映画のクリスプラットですが、かっこいいですね。

いつもふざけてるイメージがあるけど、シリアスもたまにはいいかも(たまにはって言っちゃったけど)

ラブコメとかやってますっけ? すごく合うと思うのになあ。

映画にバンバン出る前にparks and recreationというコメディードラマに出ていたんですけど、太目ですごくかわいいです。

このドラマすっごく面白いです。

NBCで放送されてたのですが、もう終わっています。再放送やってるんですけど、アメリカの再放送ひどいんです。順番がめちゃくちゃで。

確かコメディー専門チャンネルとかでバラバラにやってます。だから私は全部見ていないのですけどエイミーポーラーも大好きなのでテレビつけて、やってたら見てます。順番バラバラで。




話が変わってきたので映画に戻りますね。ここからネタバレです。





ネタバレ







あの人がいきなり登場します!!なんとマルコム博士!!

ジェフゴールドブラム



この人フライに出たころ嫌いだったんですよね、くどいなーって。

役もアレだったんですけどね。だもんね。

ものすごい濃い顔!!でも年齢を重ねてすっごく良くなりました。

今のほうがうんと好きだなあと思います。

ジュラシックパークのマルコム博士役とても良かったですよね。ジュラシックパーク最初からまた見ようかな?

1は時々見返してましたけど、2と3は忘れてしまった(笑)

このジュラシックワールド1より2のほうがいいなと思ったのは恐竜が生き生きしていたこと。

トリビアを読むと1はほんどCGなんだそう。それに対して2はアニマルト二クスというロボットが増えてるそうです。

ジュラシックパークを撮ったスピルバーグ監督はリアルにしたいからCGはあまり使いたくないと言っていたそう。

確かに俳優の演技なんかも変わってくると思います。実際にロボットでもそこにいた方がいい表情が作れるのではないでしょうか?

今回私が好きだったのは石頭の恐竜。笑いました。かわいい。

それからやっぱりブルー💖

クリスプラットが弱った演技をすると幼いブルーが心配そうにのぞき込むんですよね。ここのシーンおもわず「チャチャだあ~」と言ってしまった。うちの猫です。同じことするんです。

ここはもうじーーんとしました。



突っ込みどころもありました。あの女の子はじゃあ同じように作られたの?写真を見た時わからなかったんですよね。でも恐竜たちと同じようにコピーだったということですよね? びっくりしましたけど、ふううううむと考えてしまいます。

3ももちろんあると思うのですが、どうなるのかな? 

楽しみです。






オリジナルというかジュラシックパークのほう、結構怖かったです。

実は恐竜大好きで、当時マイケルクライトンの原作も読んで、すごく楽しみでした。

子供たちがキッチンの中を逃げるシーン怖かったなあ。

あれほどヒットするとは思いませんでしたよね。

恐竜に対しての畏怖とか憧れとかやっぱりあるのかなと思います。強い大きいものに対する感情とか。

次回Tレックスは出してほしいなあ。

ああ~スミソニアンに行きたくなってきました。骨格でもいいからみたいよ~。