ミッドサマー 公式ページ日本版
Midsommar
アメリカでは2019年6月に公開されました。日本では2020年2月ただいま公開中です。公式ページからのあらすじ。
家族を不慮の事故で失ったダニーは、大学で民俗学を研究する恋人や友人と共にスウェーデンの奥地で開かれる”90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖……それは想像を絶する悪夢の始まりだった。
ここまで。
アメリカでは映画協会から最初NC-17を受けたがR指定になりました。「なんかすごいらしい」「ぐろい!」「わからん」と話題になった映画でした。
グロいのは大丈夫どころかどちらかと言えば好き。ソウシリーズだってファイナルディストネーションシリーズだって全部見てる。ホラー大好き。
それでもこの映画の予告編の何とも言えない不気味さ。アメリカのホラーは暗い場所で追いかけられたり廃屋逃げ込んだりと暗いのが決まりなのに、この映画めっちゃお天気。きれいな場所で天使みたいな人たちが花に囲まれてうふふ、あはは。
「あ、これ触れちゃいけないやつ」と見るのを躊躇していました。
しかし日本で公開が始まり評判が良かったので見てみました。
うわああ私には苦手だったよお。
良い映画と思います。ちょっと途中長かったですけど新しい。でも苦手…多分好きな人は好き、ダメな人はダメと意見が分かれるやつ。
監督はへレディタリーのアリアスター監督です。この映画もほんっとうに苦手でした。怖すぎるんじゃ!絶対に2度と見たくない映画。アリアスター!怖いよ!
この下予告編の後からネタバレです。
ネタバレです。鑑賞後にどうぞ。
監督がホラーじゃないって失恋映画だって。うそつけ~!!
最初の10分でこれはいい映画だなとわかりました。
良い映画=好きではないんですが、A級の映画だなと。B級ホラー大好きなので、うーんどうかなあ?と思っていました。
始まりは暗い~~暗いよ~。
両親が寝てる場面でもうガスのシュ~って音が入っているそう。確かめないけど。伏線が多い映画でした。妹のシーンはかなりショッキング。
主人公のダニーは精神崩壊寸前で恋人のクリスチャンも別れたいけど今はないよなあという感じ。
最低な感じの男友達と別れそうな男と皆で外国のお祭りに行こう!って思うかな?
現地に着くまでと、その場所でのあれこれがちょっと長いなあと思いました。
そして現地に着いたら、今度は明るい明るいよ~。美しい風景。花が咲き乱れていて白い服の人たち。天国みたい。
しか~し、そこは地獄だったそうな。
72歳になったら崖から落とされて殺されるの。顔ぐっしゃ―って。ここだけYouTubeで見ちゃったんですよね。この映画見ないと思って。ここが一番えぐいところかな? あんなアップの顔ぐしゃすごいな。
私だったらここで帰るよね。おかしいでしょ!!ってそれを「文化の違い」って!でもイギリス人カップルは逃げられませんでしたね。
文化とか風習。確かにはじめてアメリカに行ったとき驚いたこともあったり、反対に夫が日本の風習にびっくりしたりと「よその国の文化」の中にいる居心地の悪さをうまく描いているなあと思いました。
食事のシーンとかね、うまいなあ。わからない言葉とか文化。居心地悪う。
アメリカ人たち最初から犠牲になること決まっていたのかな?それともやっぱり禁を犯したからなのか、その辺がよくわからなかったです。
伏線が多いと書きましたけどタペストリーの恋のおまじないみたいなやつ。クリスチャンのジュースの色だけ赤っぽかったので「あれだああ~おええええ」って思いました。パイの中から陰毛も出たし、あれよね。おえええええ。
一番えぐいのが「性の儀式」ここは日本ではぼかしでしょうか?
アメリカは丸出しです。
並ぶ全裸女性とポロリなクリスチャン。全員の喘ぎ。もうなんかいろいろいっぱいです。
行為が終わった後のクリスチャンのジョンソンが真っ赤だったんですが、あれは後から読んだら血だったんですね。芸が細かいな~アリスター監督
昔の日本にもこういう性の儀式ってありそう。後ろからお尻押しちゃったりした人いそう。
泣くダニーと一緒に泣く女性達もきもかったあ。
そして最後のクマの中に入れられて焼かれちゃうとこ。ここがすごいな。
ダニーの最後の笑顔は「狂ったものだけが見せる最高の幸せ」だと。爽快なエンディングだと。爽快!??
確かに昔つきあってたひどい男性と別れた時に見ていたら爽快だったかも。笑
クリスチャンなかなか胸糞悪いですよ。誕生日忘れてたり、なんかしょぼいケーキにろうそく立てたり。細かいです。
あと関係ないけどダニーの履いてたパンツのお尻のあたりがだらしなくて、もっとこうぴったりしたの履いたほうが良くない?って。いつも関係ないところ気になります。笑
苦手と言いながらもいつまでも記憶に残る(いろんな意味で)映画でした。