主演 キルスティンダンスト
何がいいって、キルスティンダンストの役作りです。
化粧っ気のない日にさらされた荒れた肌が素晴らしい。
美しい方なのに、それにアントワネット役などもしている方なのに(まだ見ていないので見たいな)顔ががっさがさ。戦場カメラマン役だものと思うかもしれませんが、特に日本の映画やドラマでは貧しい農家の高齢老婆の役なのに爪がピカピカしてたり、皴一つなかったり「おかしいやろ!」と突っ込みたくなることもしばしばです。
「だって女優だもの」という声が聞こえてきそうです。確かに美しさで売ってる人も多いと思うんですが、役者魂大事にしてほしいです。
アメリカの俳優さんたち、なんか顔突っ張っちゃってる人が多くて、がっかりします。皆同じ美容整形外科なのかなと思うくらいトカゲ顔になってます。やりすぎいい。
キルスティンさん、おきれいな方です。さらに旦那さんがまたいいです。あとからネタバレのところで書きます。
そしてキャストの一人「なんか見たことあるなあ」と思ってたら、なんとナルコスの麻薬王エスコバルを演じたヴァグネルモウラさん。えええ~
違いすぎるやろといつも驚きます。
ナルコスはすごく好きなドラマの一つです。シーズン1と2は、ほぼスペイン語のセリフを英語字幕で見て疲れた思い出。
今、設定の国を日本に変えたら日本語字幕出るんですね。いつかもう一回見る!のんびりと(そんなドラマじゃないけど)
シヴィルウオーですが、意外とレビューが悪くてびっくりしてます。
私は結構リアルでありえそうな話だと思ってみました。
ただ、カリフォルニアとテキサスが組むのはあり得ないです。でも映画だから~。
テキサスがアメリカ合衆国から独立したいという話は前からあって、あんなふうに分断したら怖いなと思います。
びっくりするようなスリリングなシーンも多いです。リアルな戦場の。古臭い映像という意見もありましたが、私は好きでした。
そして、すごく緊迫するシーンが後半あるのですが、ここだけでも見てよかったと思えるくらい、すごいシーン。鳥肌立ちました。後半のネタバレあり感想に書きますね。
見てよかったなあと思いますが、文句一つだけ。主人公の若い女子にいらいらしっぱなしでした。ww
ここからネタバレ。
キルスティンの旦那さんがジェシープレモンスですが、劇中に突然出てきて、すべてをかっさらっていくようなすごい演技をします。
ここ一番怖かったし、名シーンでした。素晴らしすぎる。ここだけでなにか賞あげてと思ってしまう。緊迫感がすごい。本当に恐怖でした。
ここのセリフ
What kind of American are you?
がすごおく怖い怖い!
ちびる!
素晴らしい俳優さんです。
でもYoutubeの映画紹介を見ていたらジェシーのことを
「誰や知らんけど、マットデイモンを漂白剤に2日くらい漬けてぶよぶよにしたような人」(確かこんなだった)めちゃくちゃ笑いました。確かに。「偽マットデイモン好きだ」って笑
ブレイキングバッドを見ていたら知っているよねえ。あの砂漠のむかつく奴。こういう、ちと切れてる役がぴか一だなと思ってます。
この映画最後まで楽しく見ました。考察がたくさん出ているので、読むのが楽しみ。
最後になぜ写真を消したのかとか、わからないところも少しありました。
それにしてもアメリカ在住者にとっては、ここまでにならないとしても、明日なってもおかしくないような結構リアルな話でゾクッとしました。
主演
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