2021年7月3日土曜日

The Wire  ザワイヤー シーズン5まで全話見た感想 ネタバレ

 

あ~終わってしまった。ザワイヤー 名作でした。


最終回まで毎日のように見て、次がエピソード10というところで倒れました。その間は見られずに遅くなってしまいました。最終回だけ2時間近くあったので体調を整えてから、臨みました。笑

シーズン5の感想です。今回はネタバレ全開です。




前半はガラッと雰囲気が変わりマスメディアが中心で正直「え~もっとストリート~」と思いましたが、ちゃんと出てきます。

シーズン4が面白すぎたので、正直シーズン5は最初ハマれませんでした。

新聞社のあれこれも興味深かったけど、このドラマにはちといらない感じがしました。


シーズン5はいろいろと納得いかなかったです。

というか、あれが現実なんだとわかっているんです。

胸糞悪いけど、現実から目を背けなかったからこそ「名作」と言われるんですよね。わかってはいるけどおお、私は納得いかないんじゃ。笑


何も変わらないストリートの人たち。抜け出せない負の連鎖。


シーズン4の子供たちで抜け出せたのはネイモンドだけでしたね。デューカンは中毒者にランディーも施設でワルに、マイクは殺し屋を経て、オマールのようなギャングに。

ちなみに英語だとオーマァという感じの発音なので、ウイキなどで調べました。名前ってよく間違えるんです。ウオーキングデッドとかね、まさかダリルとメリルとは!(ダァ~ロとかマ~ㇽロゥって感じ笑)カタカナおそるべし!……話脱線しました。




オマール!!私の推し!wまさかまさか、あんな最後とは!!つらすぎた。出てくるたびに手をたたいて喜んでいたのに。どんな世界でもレジェンドと言われるような人が意外とあっけない最後だったりします。




でマルロが大手を振って出てきてるのが納得いかない~くやしい~。ストリートに戻ったのですぐに逮捕されるのかなと思いますが、なんか悔しい~。

この人全然カリスマ性ないよねえ。ちょいミスキャストかなと思いました。ストリンガーベルはさすがにすごかったなあ。



くやしいと言えば新聞社のあいつ~。最後に賞もらって「うそーん」ってなりました。そんなん、あり?あるんですよね、きっと、たくさん。出てくるたびに「イラ!」ってなる顔w



そしてそして大暴走のジミー 流石にバンクでさえドン引き&激おこ。そうだよねえ。絶対に逮捕やんと思っていたら、こちらも上の大人の事情で、まさかのお咎めなし。

こうやって隠されたいろいろなこと、どれほどあるのかなと思いました。


いやいや、ジミーさすがにそれは、あかん!


ドンドン、大ごとになっていくところは見どころでした。ジミーもきっとあのまま変わらない。熱心な警察官だったかもしれないけれど、ここから良い父親、夫になれるんだろうか?

正義感の強いセドリック。表に出したかっただろうなと思いました。でも彼女が責任負わされると思うと口にチャック。うう~ん。

ずっとモヤモヤしてました。パーッとすべて解決でハッピーエンドで終わらないことろがいいんだと思いますけど、ずっと、引きずってます。

ああもうシーズン6で解決してよう。笑


でもバブルスだけは良かったなあ。シーズン1で出てきたときは、きっとすぐ退場と思っていたのに最後まで登場。しかも麻薬から抜け出せた。

辛い現実を突きつける(ザワイヤー)ですが、ここのメッセージは良かった。

世の中は無常だし、ほとんどの人は変わることはできないけれど、時には人の助けで、または自分の意志で変わることができる人もいるんだ ということですよね。

そう思うと希望が湧いてきます。

シーズン1から見違えるように小ぎれいになって。いい役者さんだなあ。

バブルスに明るい未来が待っていますようにと願ってしまいます。


素晴らしいドラマでした。次は何を見ようかな。また捜査ものがいいな。





2021年6月18日金曜日

The Crown ザクラウン シーズン3 ネタバレ感想

 

*ブログのテーマを変えようとあれこれ試し中です。ワードプレスと違い、このブログはGoogleがやっているBloggerを使っているので自分でデザインを変えられないのですが、いつくかあるパターンを組み合わせて、そのあと少しカスタマイズできます。

自分で読み直せないから字を大きくしようとか ザローガンw 

ちょっと前の写真が並ぶテーマ好きだったけど、そのテーマだと昔の記事が変な表示になったり。今のだと広告が多く入るので、また工夫してみます。*



The crown シーズン3 ネタバレなしから





クラウンシーズン3の3話まで 過去記事


エリザベス女王役がオリヴィアコールマンに変わってから、すぐになじめなかったのもあり見終わるまで時間がかかりました。素晴らしい女優だと思います。見終わった今では大好きです。

でもシーズン3を見始めてすぐのころは、ちょっと驚きました。

かわいかった女王が中年になってしもうて、ちとつらくて。

最初から「変ったわ」とか「年齢に抗えないのなら受け入れるしかない」とか言うセリフが続いて自分に言われているようでw


そんなこともあって「違うドラマみたいだなあ」と思い、それからマーガレット王女の女優もヘレナボトムカーターに変わったことで、ハマれなれなかったのもあります。私の中ではこの女優さんは「ちと変な人」この役の時も「霊媒師にマーガレット王女の霊を呼んでもらってアドバイス受けた」と。うん変わってない。


フィリップ殿下役はシーズン3からのトビアスメイジーズの方がいいと思いました。若いころよりも知的で嫌味も効いていていいなあと。


シーズン3は私の中では夢中なれずに途中で止まってしまい、その間に他のドラマにハマったりして「ボルティモアのストリートの麻薬売人VSポリス」から「豪華絢爛なイギリス王室」に戻れませんでした。笑

それでも時間かかりながらも一話一話見ていたのですが、シーズン3はフィリップ殿下のお話が多く、見ている間になくなられ、そのあとしばらく止まっていました。

このシーズンはフィリップ殿下とそれからチャールズ皇太子のストーリーが多かったですね。あの人も出てきた!



ここからネタバレです。


しばらく見ていて「今シーズンつまんないなあ」と思ってしまいました。女王の貫禄が付いたけど冷たく変わってしまったように見えたエリザベス女王。口を開けば皮肉ばかりのフィリップ殿下と母親との関係の葛藤。マーガレット王女の外交のうまさと家庭内のいざこざ。若きチャールズ皇太子の苦悩。

チャールズ皇太子のウエールズの学校の話は辛かった。エリザベス女王って息子にこんなに冷たかったのかな?褒めてあげてようと思ってしまいました。(またお母さん目線)

今シーズンのエリザベス女王は結構辛辣でした。ぼた山のエピは忘れられません。フィリップ殿下に「泣いたの?」と聞いちゃう人w 「私は泣けないの、どこか変なのかしら」みたいなセリフ これはなんか深いというかそういう人でないと務まらないのかもしれないなとか、いろいろ考えました。

その後讃美歌を聞いて涙がぽろっと出るところ感情を表していない感じで、これは(泣く練習)なのかなと思ったんです。

最後の方でマーガレット王女が自殺未遂をするところで「あなたが必要なのよ」と目に涙をためて言うところと顔が全然違って、う~ん大女優~とどんどん好きになっていきました。


フィリップ殿下のアポロ飛行士たちとのエピ ああミッドライフクライシス!こんな高貴な方にもあるのだなと(フィクションですが、かなり事実に基づいてていると聞いたので)

チャールズ皇太子のエピはやはりカミーラが出てきて「おおお」と盛り上がりました。当時「ダイアナ妃よりも、こんな人のどこがいいのかな」と思ってました(失礼) 

でも初めて本気で好きになった人、そして引き離された人だったですね。

奔放そうな年上の女性に惹かれる気持ちわかるけど~でも立場とかね?あるよね?日本ももめていますけれど、やはりふさわしい相手って大事なのではないかなと思ってしまうんです。

なのでチャールズ皇太子にはあまり好感を抱いていませんでした。このドラマで「うん、いろいろあったんだね」と←偉そう。


マーガレット王女 生まれついて外交の上手な人。いますよね。なのに長女だけがクイーンになれる制度。ここもなんだかなと。そして結婚した写真家ともうまくいかずに荒れる日々。後半は見ていられないほど。こんなだったのかなあ?

ハマらなかったと言いつつ感想多い笑

今シーズンも絢爛豪華でお金かけております。

これは見ていて本当に楽しい。

ただ同じ意見の方が多いですが昭和天皇のセリフには納得いきませんでした。こんなこときっと言わなかったんじゃないかなと。ここで一気にリアリティーがなくなって、どんなセリフも「こんなこと言ってないんじゃ?」と思ってしまいます。

よその国の事もちゃんとリサーチしてほしいと思いました。




2021年6月13日日曜日

The Wire  ザ・ワイヤー シーズン4 神ドラマ最高のシーズン

 シーズン4 昨日見終わって放心状態です。

余韻を引きずりまくっております。何これ、すごいドラマ。

今まで見てなかったなんて信じられないぞ。ドラマ好きな方々が口をそろえて

素晴らしいドラマ!!と言われるのも納得です。私の中ではブレーキングバッドがずっと1位ですが、このシーズン4を見て順位入れ替わるかもと思いました。シーズン5の最後まで見るのが楽しみすぎます。

最初はネタバレなしの感想から。




海外ドラマはシーズン1が一番面白くて、後はだんだん尻すぼみ&フィラーが多いのですが、ザワイヤーはシーズンを追うごとに面白くなっていきます。

ただし、シーズンごとには前半がスローテンポでこれからの説明的な描写も多く、やや退屈なシーンも多々ありました。すごく好きな感じで始まったけど「言われてるほど名作じゃないんじゃ?」と思ったりしました。

しかーし中盤からの追い上げ、後半の畳みかけが本当にすごい。毎回最後まで見てよかったあと思います。


ショーランナー、プロデュ―サー、脚本が新聞の警察専門の記者デビッドサイモン。ボルティモア殺人課の刑事から公立学校の教師になったエドバーンズ。なのでボルティモアを徹底的に描いていてものすごくリアルです。

私たちが見ることのできない黒人貧困層の生活とそこから抜け出せない人たちの葛藤を見事に描いていると思います。


シーズン4の中心は学校でストリートキッズたち。刑事から教師になったエドバーンズが脚本のパートナーなのですごく納得です。どれほど実体験が描かれているのかとぞくぞくします。

オバマ元大統領のお気に入りのドラマの一つだそうですが、このシーズン4で決まったんじゃないかと思いました。


私の大好きなブレーキングバッドはエンタメとして素晴らしく、脚本それから演技が素晴らしいのですが、現実としてあり得ないストーリー(あるかもだけど?)ですが、ザワイヤーは今日もどこかの街角で同じことが繰り返されているだろうというリアリティーがあります。


「きっつい!」と何回言ったか分からない、でも次が見たい。多分一人で見てたら朝までビンジしていると思います。これは途中でやめられない。

特にシーズン4は14歳(8年生)の子供たち4人が中心の物語で、つい(おかあさん目線)でハラハラしながら見ました。「家に帰りなさい!」みたいなw

シーズン5まで見てまた感想を書きますが、本当に素晴らしいドラマです。


この下の写真の4人の少年たちがシーズン4の中心になります。かかわる刑事たち、ストリートで力を伸ばすマルロの一味、市長選と盛りだくさん。でもきちんとまとまっています。


この写真の下からネタバレです。





      


。。。。。ここからネタバレ。。。。。



シーズン4はジミーは制服警察官に戻り出番がほぼなしです。主人公じゃないの?笑

幕開けはかわいい顔して残酷な殺し屋スヌープがネイルガンを買うところからで、このネイルガンが物語に大きくかかわってきます。

マルロの勢力が大きくなり、邪魔な奴はガンガン消していくスタイル。ひどいわあ。

それから市長選でカルケティーが市長になり、すぐに問題が山のようにあり、特に予算関係でもめます。


それから推しのwオマール。健在です。大好き。マルロにはめられ刑務所に入れられ危機一髪(敵が多いので懸賞金かけられている)バンクに貸しがあるだろと頼み危機を逃れます。


シーズン4の物語の中心は8年生(中学2年)の4人の男の子。黒人貧困層で親が麻薬中毒者や刑務所に入っていたりそれぞれ問題あり。シーズン3で警察官をやめたプレッツが教師としてこの子達にかかわってきます。




写真左からデューカン(デューク、ドゥーキー)

親は薬中で非常に貧しい生活。食事もままならず、シャワーもない生活でクラスメートから「臭いから席変えて」と言われてしまいます。

プレッツは最初こそ、ひ弱でダメな感じの新米教師ですが、すごくいい先生になっていきます。プレッツ金八!デュークにランチをあげ、学校のシャワーを使わせ洗濯までも。そしてデューキーは学業に専念でき、飛び級になります。これが後ほど災いします。ここも辛い。高校になじめず学校に行かなくなり、さらに家を出る羽目になりまたストリートに戻ります。デュ―クを救えなかったプレッツ。


ランディー

悪い子ではないのですが学校でも商売(チョコレートバーの売買)して怒られたり、ちょいワルです。ムードメーカーでいつも笑っていてかわいかった。学校でちょっとした見張りを頼まれ、そのことで校長に呼ばれ「実は殺人見たことある」とつい言ってしまい、これが後から大ごとになります。ハークはこの取り調べでポカしたり、ビデオカメラでも失敗します。バカバカ~!

この取り調べから、どこに行ってもスニッチ(警察などに情報を売る裏切りもの)と呼ばれついに家に放火までされます。カーヴァー(出るたびに神父!!って思うw)が親身になり守ろうとするのですが、こちらも守れませんでした。


次のマイケル

一番運命が変わってしまった。やはり母親が麻薬中毒者。貧困の中、父親違いの弟をとてもかわいがっているけれど、だれにも頼らない骨のある男の子。でも弟の父親が戻ってきて生活は一転します。

最初わからなかったのですが、この父親に性的虐待をうけていたようで(映像には出てきません、間接的なセリフなどでわかりました)悩んだ末にマルロに殺害の依頼をします。ああもうどうしてプレッツとかに言わなかったのかな?遠ざける以上の憎しみだったのかと思いました。

このせいで親身になってくれていたボクシングジムのタイリースwじゃないデニスコーチにも心を開かなかったマイケル。すごく素質があったのに、この殺人の件からマルロの下で暗殺の仕事を始めます。


ポニーテールのネイモンド 

父親が懐かしのウイーベイ(シーズン1)家に熱帯魚がまだいて笑いました。口も悪く、攻撃的で学校の問題児だったのですが、コルヴインの熱心な指導のもと少しづつ変わっていきます。母親が最低の最低。ストリートで麻薬売ってきな!とけしかけます。ひどいわあ。

ストリートに立つようになり暴力沙汰が苦手だと気が付きます。でも母親のためにやめられず。コルヴィンはなんと刑務所のウイーベイに面会してネイモンドの里親になることを決めます。

4人の中でネイモンドだけが抜け出すことができたのかなと少し希望が。でもこんな事きっとすごく少なくて、実際には後の3人の運命の方がうんと多いのだと思います。



そして大好きなバブルスもストリートキッズの一人シェロッドと親密になり、学校に戻すために「叔父だ」と嘘までつきます。プレッツとばったり会って「アンダーカバーだろ?黙ってるよ」と言った時は笑った。

バブルスはカートでシャツを中心にシェロッドとストリートセールを。しかし目を付けられ毎回襲われてしまいます。ここ辛かった。そして麻薬に劇薬を混ぜて殺そうとしてシェロッドはそれを飲んでしまいます。わかっていたけど、ものすごくつらかったです。泣き崩れるバブルス出頭して首をつっていたときは「ぎゃ~!」って叫んでしまった。バブルスもまた少年を救えなかった。自分自身も。


負の連鎖と言うか、この生活から抜け出せない子供たち。ずっとはらはらしました。最初に4人が集まって話をしている時に銃声が鳴り「今のあれだったよな」と銃の名前いうところで、置かれている状況がよくわかります。

そしてゾンビを怖がる子供らしいところと「じゃあ見に行ってみる?」と廃屋に入って死体袋を見つけて「な、ただの死体だ」っていうところはぞっとしました。そんなん見慣れているってことなんだなと。

とんでもない世界に見えますけど、こんな暮らしをしている子供たちどのくらいいるのかと心配になります。

希望はコルヴィンとネイモンド。コルヴィンはシーズン3でも麻薬合法地区を作ったりして、ちと変わってるとこがあるので、モデルがいたのかもしれないですね。


それから後半ジミーボウディーとランチしたりして、ちょっとほんわかしたのですが、車に乗り込むところを見られて、これも密告者だと射殺されます。これをしたのがマイケルで、ああもうなんだかもう、何とも言えない~。ジミーもまたボーディーを救えなかったんだな。辛いです。ジミーがこれで殺人課に戻ることに決めたのかな。


シーズン4は本当にすごい名作です。まだまだ他にもサイドストーリーがあるんだけど、政治関係にあんまり興味ないので、そこは飛ばしますw 


希望の一つは学校が結構まともなところかなと思いました。荒んだ学校も見たことがあるので、大げさじゃないんですよね。先生によって大きく運命が変わることあると思います。


あああシーズン5で終わりなんて悲しすぎる。バブルスどうなるの?オマールは?はらはらしつつ最後まで大事に見ます。











2021年6月1日火曜日

The Wire  ザ・ワイヤーシーズン4 見はじめました。3話まで

 シーズン3終わったばかりですが、すぐにシーズン4を見はじめました。

いやあ~おもしろいったら、ありゃしない。笑 家族3人揃わないと見てはいけない掟(誰が作ったんだ!)なのでなかなか進みません。一人だったらビンジでずっと見ちゃうかも。

お気に入りのバンク(前回間違えてバンクスって書いてました、書き直します)が出てくるのでうれしい。主人公のはずのジミーの影がシーズン2からずっと薄いw

ネタバレはないと思いますが(まだ3話だし)内容をほんの少し書きます。


***




シーズン3も良かったけれど、シーズン4すごく気に入っています。今までのストリートドラッグはそのまま、今度はもっと下の世代。ああ子供たち!

シーズン1もきついシーンがあったけど、このシーズンもありそうですね。怖いよ。

学校に行ってるはずの子供たちがドラック蔓延しているストリートで手伝いをしてる。犯罪にどっぷり手を染めている。そうしたくなくても、いつのまにかギャングの人員の一人になっている。

アメリカの荒れた地区の中学校がリアルです。軍で3年ごとに異動だったので、息子はあちこちの小学校中学校高校に通いました。その中の一つが似た境遇でした。どの学校でも一度はボランティアをしたので学校ですごく違うので驚きました。

無関心の両親にぐれぐれの子供たち先生も投げやり。そこは麻薬問題もあったところです。

引っ越して学校を代わり、生徒たちの態度があまりにも違うので驚いたのを覚えています。このことはまた別のブログに書こうと思っています。

ドラマの中とは言え、あの子たちは抜け出せない。あのままお父さんと同じようにドラッグディーラーになり、刑務所暮らしをするのかなと思うと辛いですね。どうしても感情移入してしまうというか子供が出てくるのはつらいよ。

タイリース(じゃないけど)良い役してます。それからリトルフィンガー(じゃないけど)どう見てもうさん臭い。笑 今回皆バラバラになって、どうなっていくのかな?

元気ない日々ですが、すっごく楽しみ。これから夕食作って、その後に見ます。わーい。



2021年5月27日木曜日

アーミーオブザデッド Army of the Dead 感想 ネタバレなし、後からあり。

 アーミー・オブ・ザ・デッド (Army of the Dead)

2021年 ホラーアクション R 2時間28分

監督ザックスナイダー

主演デイブバウティスタ


最初はネタバレなし感想。


いやあ長い長すぎる。約2時間半! これはもう少し短くしてほしかった。この映画を好きか嫌いかと聞かれたら好き。楽しんで見ました。

いろいろ考えちゃいけないエンタメ作品です。

Netflixアメリカ1位だったけど賛意両論あったので「見るのやめようかな」とも思ったのですが予告編を見てアクションな感じだったし、ザックスナイダー監督好きなので見てみました。あと真田さんがでてたからw


ゾンビ映画もドラマも大好きで、その中で一番好きな作品がザックスナイダーのドーンオブザデッド(2004年)でした。ゾンビ生みの親ロメロ監督のゾンビ1978年(アメリカのタイトルは同じDawn of the dead)こちらももちろん大好きです。

ロメロ監督が「ゾンビはゆっくり動く」というルールを作ったのに、リメイクはめっちゃ走るゾンビ。すごく怖い。私のナンバーワンのお気に入りゾンビ映画 脚本がいいんです。ジェームスガン監督が書いてます。




そのザック監督だったから見たのですが、これは、ちょっと違うテイストでした。

派手で怖いゾンビがいっぱい全力疾走さらにグロイところは同じ。でもなんだか余計なものをもりもりにしちゃったところがイマイチでした。新しい設定とか。

見どころはすごくお金かけててめっちゃド派手なオープニング!

ここはすごく良かったのですが、なんでここを映画にしなかったの?

このオープニングダイジェストが面白かったのに、このまま1時間半くらいにして、今回のアーミーオブデッドは2にして、これまた1時間半くらいでよくなかった?と思いました。

なんで?という疑問と突っ込みも満載。しかーし

「今日は何も考えたくない、ただただドンパチが見たいんだあ。できたらゾンビの頭パッカーンの」と言う方にお勧め。ゾンビのシューティングゲームのようでした。ラスベガスが舞台って言うのも面白かった。

この下からネタバレ感想です。




ここからネタバレ感想。


もう娘がね、超イライラしました。演技もやりすぎで感情移入できず。まあそういう映画じゃないにしても、だったらそういう設定なしでやってほしかったなと思いました。デイブバウティスタも好きな俳優ですけど、演技力的にはちょっとあれというかアクションだけに力入れてよかったんじゃないかなと。ぐいぐい引っ張るリーダー的な立ち位置で。奥さんが……とかフードトラックが……とか余計だったのではと思いました。長くなっちゃったし。

アッと思ったのはジョンドリーじゃなくてギャレットディラハント 悪い役だろうなと思ったらその通りでした。フィアーザウオーキングデッドのジョンとアクセントも全く違って驚きました。

オマリハードウイックさんがよかったです。でも出た時、この人の事もフィアーの人?って間違えた。w 全然違った。夫は「タイリース?」って違うよ、それはザワイヤーのほう。




ゾンビも進化しすぎです。頭もよくて統率力のあるゾンビはまだしも王さまとクイーンかあ。ここも設定盛りすぎな気がしました。もうゾンビじゃなくてモンスター?あ!ゲームオブスローンズ冬の王に似てた。

ゾンビ虎とゾンビ馬は新しかったですね。ラスベガスのショーのホワイトタイガーですよね。動物もゾンビになると動物園とか大変なことになっちゃいますね。サンディエゴとか。

アーミーゾンビたちの声がプレデターそっくりでした。最後のヘリコプターがいないところもエイリアン2だなあとかオマージュかもしれないですけど。

真後ろにゾンビ王がせまっているのにヘリコプター操縦士が「自分だけ助かろうと思って、デモ良心の呵責がね~」とか言う暇ないから!w ちなみにこの人はコメディアンです。元のキャスティングの俳優がスキャンダルで降版、急遽代役だったそうです。

金庫開け青年はちとおもしろかったけど、銃を撃ったことない人が走るゾンビの頭に命中とか、ないわあ。反対にすぐそばのユーチューバーが助けられる友人を見てるだけとか、う~ん。あ!考えちゃいけないんだった。

ミリタリー物を見ると夫はすぐに「拳銃の玉が多すぎる」とか「バッジの位置が違う」とかいいだすんですが、今回も言ってました。笑 

すぐに「この位置からあの射撃は無理」とか言いだしてうるさい。私も「これからゾンビ殺しにいくのに口紅塗る?」とかそっち系にうるさい。

でも何も考えないでアクションとゾンビシューティングだけ楽しみたいならいい映画だと思います。

ちょっと長すぎるけど。






2021年5月24日月曜日

The Wire ザワイヤー シーズン3 感想 やっぱり素晴らしいドラマ!

 


毎日、1ワイヤーw この世界観にはまって他のドラマ見られません。

途中歯医者での手術なんかあったので、すっかり見るの遅くなりました。


シーズン3 感想

またストリートの麻薬戦争に戻りますが、政治が絡んできます。

シーズン1も2もですが3は特に前半のテンポがスローでした。中盤が特に。

しかし後半からストリンガーとエイボンとオマールのあれこれがものすごく盛り上がります。いや素晴らしい。やっぱり好きだなあこのドラマ。

骨太!!しびれる!

一つ文句があるとすればベッドシーンが多すぎるかな。しかも毛布に隠れていたりしないで、尻丸出しのw 大人とはいえ息子と見ているのでちと気まずい。もともとあんまりベッドシーンいらない派です。バイオレンスはOK ラブはいらん、みたいな。

でもワイヤーのベッドシーンはラブじゃないの多いです。体だけの関係とか一夜限りとか。昼は優秀な刑事が夜はバーでグダグダでナンパとか。すごくリアルだなと思います。「警察官もスーパーマンじゃないよ、いろいろな悩みを抱えているんだ」に焦点を当てたのはヒルストリートブルースが最初だったと思います。かっこよく解決していく刑事ものが多い中、ザワイヤーのような重くてリアルなドラマ好きです。

社会派で重いとはいえ、笑えるところも結構あると私は思いました。問題児ジミーの表情とかパートナーのバンクスとか。セリフも結構きわどくてストリート独特のスラングも多くて一時停止して意味を聞いたりしてます。

刑事の方では私の一番好きなキャラはバンクです。酔っぱらいのグダグダぶりがいいですね。笑

ストリートの方の好きなキャラはオマールとバブルス 笑 どっちもすごくいいキャラ。バブルスのルックスはリアルでいいですね。


ここからネタバレ感想


舞台は港からストリートに戻り政治色が強くなってきます。

ゲームオブスローンズのリトルフィンガーとウォーキングデッドのタイリースが登場。あ!って思って誰だっけ?w フィアーの方の人だと思った。

事件が絶えないボルティモア。犯罪率を下げれとロールズが部下に煽るところ本当に意地悪。

そして「犯罪率を下げるには」と考えたのがコルヴィン警視の「この一角だけで麻薬売らせちゃえ」作戦。いやいかんでしょ!w

確かに絶対にドラッグ商売がなくならないのであれば、場所を決めるというのもありかなと思うし、今現在マリファナがどんどん合法になっていくのを見ると時代を先取りとも思えます。

この地区で働いているのがハーク(神父ゲイブ!)とカーヴァ―。カーヴァ―は「もうやってられない」と新聞社にリークします。

麻薬フリーゾーンなんて大問題ですよね。コルヴィン警視辞職でかわいそうだったけど、しょうがないよね。

シーズン3で1番の山場は後半蝶ネクタイの殺し屋ブラザーが帰ってきて、オマールと一緒にストリンガーベルを撃ちに行くところ。ここはすごい迫力で良かったです。

ストリンガーベルも良いキャラだったな。頭脳で勝負しようとして大学まで通って。でも早く出てきてエイボンともめて、自分でディアンジェロの事言っちゃいましたね。ここもびっくりしたけど、妹に言わないエイボンにも。

シーズン3もいろいろありました。ダニエルズは離婚寸前でパールマンと浮気。パールマンと別れたジミーは元妻ともうまくいかず、新しく出会った女性とも寝室を共にしただけで、食事デートで振られ(ここ結構きつかったですね、なんていうか育ちの違いみたいな感じがして)仕事ではディアンジェロの自殺を洗いなおし他殺を疑い、プリツビルスキーが刑事を撃ち殺したり。ダニエルズやフリーマンが慰めるところ良かったな。

事実だけ見ると「差別主義者の白人が黒人刑事を撃ち殺した」に見える。ここもすごくリアルですね。反対にトミー(リトルフィンガー笑)が立候補しようとして笑われるところとか(ボルティモアは黒人が多いので白人のトミーは不利)2004年の作品なのに、現在でも問題な社会問題をたくさん詰め込んできています。

脚本と原案素晴らしいですよね。やっぱり経験がものをいうのですね。

シーズン4もめちゃ楽しみです。







2021年4月30日金曜日

The Wire ザワイヤー シーズン2 ネタバレなし、あり感想 

 The Wire season2


シーズン1も2も「こんな素晴らしいドラマを今まで見ていなかったなんて!」と思えるほどの完成度です。

IMDbは9.3で、ゲームオブスローンズと同じ点数でした。ドラマ好きな人たちがこぞってThe Wireの名前をあげていたんです。

ゲームオブスローンとブレイキングバッドそしてザワイヤーって。え!!そんなにすごいの?地味そうだし、つまんなそうと思っていました。(ごめん)


2021年やっとやっと見始めて……はまったw 2002年から2008年のドラマなのに!約20年遅れで見ました。それでも見てよかったなあ。夫と息子もハマりにハマり3人で鑑賞。

2002年のシーズン1はさすがにちと古臭い部分も多かったけどシーズン2ではもうかなり現代に近づいてましたね。映像もびっくりするほどきれいです。HBOだからなのかリマスターみたいなやつなのかわかりませんが、すごくクリアです。


ドラッグ、ギャングなど社会問題たっぷり取り入れつつ、すごくリアルな捜査ドラマです。

シーズン1の感想を書きました。今日はシーズン2についてです。

シーズン2はシーズン1と少し違うストーリーでした。1の登場人物もたくさん出てきます。

1も2も「わあ~」っと盛り上がるまで少し時間がかかりますが、脚本の完成度や演技、撮影も文句なしのドラマでした。


画像の下からネタバレです。





それではネタバレ感想です。


シーズン1ではボルティモアのストリートの麻薬売買に焦点を当てていました。シーズン2はボルティモアの港が主な舞台になります。ここでまた「え~これまた地味な…」と思いました。しかーし、いきなり海中からとコンテナの中から女性の遺体13体が見つかります。

マクノリティーしっかり左遷されていて笑った。ボートで海上警察やってます。でも最初自殺と思われた遺体の調査を始めます。

このシーズン2のメインの一人フランク・ソボトカ


湾岸労働者組合の会長なのですが、政治家にバンバン使うお金がある。おかしいぞとバルテェク警視正がロールズに捜査命令 マクノリティー除くシーズン1の全員がまた結集。

ジミーマクノリティー主人公なのにシーズン2ではあんまり出番ないですw

途中から捜査に加われますが中盤以降で見せ場はほぼなしだし、嫁とは元に戻れないしダメダメのまま。

さてフランク 密輸やって稼いでます。でユニオンのためにお金使ってます。息子のジギーがびっくりするほどのバカキャラw すっごくイライラしました。いとこのニッキーは反対に頭が切れるので「グリーク」と呼ばれる犯罪者組織と麻薬の売買に手を染めていきます。

写真 本当にムカついたジギー   



写真左がニッキー ちょっとベンアフレック入ってる?w右がおじさんフランク
最後びっくりしました。あ~あそんなあ。



この3人がメインでジャンジャン話が進んでいきます。

新キャラの女性警察官のエイミーもなかなか良いキャラしてた。

キャラクターが本当に皆良いんですよね。ジギーにしてもイラっとしますけど、切ないところもあるし。

ニッキーがいくら頑張っても両親の家の地下に住み、子供がいてもアパートさえ買えないという社会問題もなかなか。悪に手を染めていくところ、つらいです。

で、そのあいまに、ちゃんとシーズン1の麻薬ギャング関係者出てきます。

刑務所に入っているエイボーンとディアンジェロ
外の世界で取り仕切っているのがストリンガー

もう抜けたいディアンジェロをストリンガーが命令して殺害!

ディアンジェルの事は以前相関図を見ていてネタバレ見ちゃったのですが、それでもびっくりしました。

エイボーンがやったのかと思ったけど、さすがにファミリーだもんね。ストリンガーはディアンジェロの奥さんとも不倫しているし、ひどい男です。

でも大学で勉強していたりして面白いキャラクター。
洋服も全然ドラッグディーラーに見えません。上に立つ人って結構こういう感じなのかな。

なにしろ20年もボルティモア警察の刑事だった人が脚本も手掛けているし、徹底してリアルにこだわっています。

私のお気に入りキャラクターはバンクとレスター。特にバンクはセリフも面白くて出てくるとワクワクします。笑 ジミーと良いコンビ。

それからバブルスと相棒 ものすごくリアルですね。本物みたい笑
歯もがたがたで(バブルスの歯は黒く塗ってました。一度見えた)これぞ麻薬常習者と言う感じです。それにしてもバブルスは憎めないなあ。

バードの裁判のオマーがすごく面白かった。ネクタイもセリフも完璧w

後半助っ人に来た蝶ネクタイのブラザーを殺すようにそそのかされたオマーですが、黒幕がストリンガーだとわかり救急車を呼びところ、良かった。

そしてブラザーも真相がわかってストリンガーに「自分で決着をつけるよ彼らに」って複数形で言うところ怖かったです。

ストリンガーがThem?って聞き返すんですが、それ以上何も言わず。

あああシーズン3でやられるウ~と勝手に想像。

フランクの最後は驚きました。まあそうなるとわかっていたけど、なんか切ないなあ。自分のためにお金も使っていなかったのに。息子は刑務所だし。

最後の最後にニッキーは撃たれると思っていたけど、何もかも失ったところで終わりました。グリークのトップ2人逃げちゃったし。これもシーズン3に続くのかな?

これからも楽しみです。それから男っぽい映画やドラマに家庭のいざこざが加わっているのが大好きなんですが(スコセッシの映画とか)そこが入っているのも良い。

ダニエルズと奥さんは別居中?ジミーの奥さんも戻る気なし、それからキーマも子供が生まれることに全く興味なさそうだし、こういう再度ストーリーも楽しみです。

シーズン3も一話見はじめました。本当に楽しみ!!















2021年4月20日火曜日

フィアーザウォーキングデッド シーズン6 8話 超絶ネタバレ!!

 FTWD season6 episode8  The Door




先週の日曜日にシーズン6 第8話が放映されました。7話からだいぶ経ってたし、その間に見た本家もグダグダだったし「もうウォーカーは終わりだ!」って思ってました。

しかーしアメリカで放映後に話題になっていて、ほぼネタバレ情報が流れてきたので「これは大変だ」笑 と見ることに。

ドラマのエピソードとしてみると、とても良いできだったのですが……。


奥様、大変なことがあったんですよ。


今日は大きな超絶ネタバレです。






本当に大変なネタバレ!!




終わった直後からどんどん情報が入ってきて「ショッキング!」と言う感じのタイトルと共にジョンドリーの写真

この後ネタバレ(スポイラー)と書いてありながらも大きな見出しで「ドラマを去った理由」とか書いてあってジョンドリーの写真


……隠す気ないやん……


はい、私の一番のお気に入り。というか見ている人のほとんどが好きなキャラクターのジョンドリーが8話で退場です。

エピソード自体はとても良かったです。でもあまりにもショックで悲しくてもう見ない。

本当に見ない~!!


本編ですが、7話めでジューンと違う道に進むことにしたジョンドリー。気落ちして生きる気力なくしています。

冒頭から銃の手入れをしていて自分で命を絶とうとしています。この写真の右上に写っている、一緒に遊んだゲームでグッバイジューンって。この辺りはまだ「いやいやダメ~」なんつってました。




以前行ってた小さなお店に行くとウオーカーが群れていた。ここで早撃ち披露します。見せ場でカッコよいです。


お店の中にはモーモーとデコタが。バージニアの妹

で、自分のキャビンに案内してご飯食べたりけがの手当てしたり。
いつもいい人ジョンドリー

「一緒には行けない、でも橋の上のゾンビをやっつけるのは手伝う」と。


このシーンはハラハラしてすごく面白かったです。やっぱりゾンビ出さなきゃでしょって。

デコタが運転する車の上から撃ってたら、タイヤにゾンビからまって動かなくなっちゃってキャー怖い。

この時にジョンが自分の銃をデコタに渡すんです。信用しすぎい。

デコタがナイフを使った時にあの欠けたナイフだとわかり「殺したのはおまえだったんか」とバレた。「誰にも言わないで」「言わない」「うそよ」と




結局その銃で撃たれちゃった。




ええええ~~~!!

おまけに川にバシャ―ン



ひどい。

で怪我をして川を流れてくるから(でも事情は知らない)バージニアが連れてきたジューンが急いで駆けつけると……

いやああああ~~!!!


ここは涙出ました。手を握るところ(ゾンビとして襲おうとしているんですが、今までのストーリーを知っているので)

切ない~!!

結局ジューンがナイフで刺します。

ダコタ~許さぬ~!! 

で、昨日エピソード9あったようですが、見ませんでした。夫は「やっぱイマイチ。最後だけ良かった」と。

。。。。。。。。

この後、いろいろな記事を読んだのですがジョンドリー役のGarret Dillahuntの希望だったそう。

うん、しょうがないよね。気持ちわかるw 番組がどんどんつまらなくなるし(Garretはそんなこと言ってません)そりゃそうだ。なんだけどジョンがいたから見ていたフィアー 私はここで卒業します。










 





2021年4月12日月曜日

The Wire ザワイヤー シーズン1 見ました ネタバレなしあり感想

 The Wire シーズン1 




2002年から2008年まで放映されていた警察ドラマ。

いやああ噂には聞いていましたけど、本当に良かったです。

ボルティモアを舞台に麻薬売買人たちと警察の捜査を中心に社会問題もたくさんぶっこんできます。

オバマ元大統領が素晴らしいと言ってたので、上品な感じなのかと思っていましたけど正反対でしたw 言葉などもとってもリアルでございました。


すごく骨太!そしてリアル!!


男っぺえドラマや映画が大好きなので、しびれるうう~!!

リアルなのは理由があって、まずはクリエイターのデビッドサイモンはボルティモア・サン紙の犯罪記事専門記者を13年つとめていたこと。それからサイモンと脚本を共著し他プロデュ―サーのエドバーンズはボルティモア市警察殺人課に20年勤続した刑事

殺人課に20年ってすごいことなんだそうです。特にボルティモアのこんな場所で!行ったことないんですがw すごくリアルだそう。LAに例えると、あんなところかなーこんなところかな?と想像してます(こういう場所たくさんある)

今はのどかなオハイオで平和に暮らしていますが、例えば住んでいたLAのベルセグンドエリアはすぐ隣がイングルウッド 近くにはコンプトンというどちらも悪名高き町があり、こういうところあったなあと懐かしく思いましたw

ザワイヤーと関係ないのでLAの話は別のブログに書きます。笑

イドルスエルバさん!ここからスターになったんですね。この人もイギリスの俳優さん!だから夫は最初「違う人じゃない」って言ったくらいのバリバリアメリカドラッグ英語笑


右端‼マイケルBジョーダンですよ!かわいい。その隣はTWDに出たあの人
神父ガブリエルも出てます。




主人公のジミーになるドミニクウエストかっこいいですね。
この人もなんとイギリスの俳優でした。また騙されたw 皆アメリカ発音うまいな!




シーズン1のネタバレ感想です。




名前が良くないよねと思いました。The Wire 盗聴の意味で、なんか地味な捜査なんだろうなと勝手に想像してました。

当時全く話題に上らず、数年してじわじわと「すごくいいドラマがある」と評判になりました。日本のドラマ通の方たちも「すごくおもしろい」と軒並み絶賛。うん、これは見ないとな!

シーズン1 私たちは初めから好きな感じで面白かったんですが、すごく大きな展開もなくて、盗聴もなくて「あれ?」って感じだったんですが4話くらいからぐぐぐ~~っと面白くなります。

私のお気に入りのシーンは第5話(だったと思う)主人公のジミーマクノリティーとパートナーのバンクが殺人シーンの弾丸の捜査をしているシーン。

数分セリフがずーーっとファックだけなんです。遺体写真とフロアのパターンが同じことをチェックして「ファック」弾丸の軌道を捜査して「ファック」

そんな風に少しづつ違う調子で、でもセリフはそれだけ ここはドラマの歴史に残ってもいいくらい素晴らしいと思います。すごく好きでした。リアルです。刑事だったことはないですけどwもしこういう捜査していたら「くそ!」しかでてこないんじゃないかなって。

このシーンでぐぐっと心をわしづかみに!そこからの捜査がすごく面白くて、夢中で見ました。

編集もおもしろくて、クリフハンガーではなく「え?ここで終わるの?」って言う何でもないシーンで終わることが多くて、今どきのドラマと違うなあと。

刑事同志の下品なジョークも多くて夫と息子に「今のどういう意味?」と聞いて後悔したりw

似てる顔の人が多くて混乱します。ジミーのパートナーのバンクとセネターとか。ノートにメモリました。傷があるのがオマーとかw

リアルさゆえに「え!その人殺さないで!」と言うシーンもあったりします。誰を消しても何も変わらない現実。抜け出せない生活。怖いですね。


シーズン2を見始めたのですが、ちょっとまた感じが違うので楽しみです。





2021年4月9日金曜日

ウォーキングデッド シーズン10 22話 最終回 良かった!ネタバレ内容と感想 

Here's Negan

season10 episode22

IMDb 9.4

素晴らしかったです。
海外のレビューもすごく良かったです。








シーズン10の追加6話エピソード 

あまりのグダグダさにがっかり「もう見ない」w

特に21話のダリルとキャロルの回はひどかった。IMDbも全シーズン最下位の4.1 納得です。

でも最後がニーガン回! 評価もすごく良かったので見てみたら……すごく良かった!!

ジェフリーディーンモーガン やっぱり演技力が違います。

そしてリアル嫁だということで「え~」っと思っていたんですが(たんなるヤキモチw)奥さんのヒラリーバートンモーガンさんの演技もすんごく良くて驚きました。やだ!いいじゃない。しかも息ぴったり。

また時間遡り遡りですけど、脚本も今までより全然良くて、なにより2人の演技がやっぱりいいですね。パンデミック前の生活の所がすごく良くて、そこからでも良かったのにと思いました。

ジェフリーディーンモーガンはドラマのエクスタントを見て大ファンになったので、最初ニーガンの役と聞いて嬉しさ半分不安半分でした。

原作のニーガンってもっとこうプロレスラーみたいで口は悪くてふざけてて、一貫した悪人なんですよね。(Here's Neganも原作があります。これはまだ読んでないです)

で、ジェフリーニーガンもあまりにひどく残酷な登場で視聴者はどっと落としましたけど、やっぱり人気が出ちゃった。そうしたら制作陣「あら?じゃあいい人にしなくちゃ?」みたいな。そこはずっと悪役でいいのに。

それでもこの最終エピソードの弱弱しかったニーガンのストーリーは良かったです。いぶし銀の演技。奥さん役もヒラリーさんで本当に良かったです。


ではここからネタバレあらすじ



マギーと息子ハーシャルがお散歩 目が合って気まずいニーガン。

キャロルに狩りに誘われて着いていくと小屋に案内されて「会議で決まったから」と言われる。「キャロルの独断じゃねえの?」とニーガン 何も言わずに去るキャロル。

捨てられちゃった。


がっくりとお酒?飲んじゃう。てか、こっちの方がいいのに。皆は仲間にはなれないよね。



悪党だったころの自分の幻見ちゃったりします。


ここから時をさかのぼり、椅子に縛られて捕まっているニーガン。そうここはパンデミック前からで良かったのに、と思いました。何度も何度も遡るよりも見やすいのになあと。

誰につかまっているかと言えば、片田舎(オハイオ)の悪党w

持っている薬どこで見つけたんだ、さあ言え!と。もうオハイオ使うなよう。でも原作にはオハイオの大きなコミュニティー出てくるとか。シーズン11か?




「妻が癌なんだ、勘弁してくれ」と言うニーガン


ここでまた遡ります。冷蔵庫に抗がん剤を保管して妻ルシールの治療を手伝ってます。




ここで「出た嫁!」とキーっとなりましたw でもストーリーに引き込まれていきました。
何故緑の髪型なのかというとウイッグなんですね。


家の外のウオーカーにやられそうになる弱いニーガン。ルシールは一発で仕留めます。



抗がん剤の副作用が辛いルシールを抱きしめて歌うニーガン。
ちょっと、音程が?wでもいいシーン。



記念日よとあの革ジャンを渡すルシール「返品しないで取っておいたわ」と

ここでまた遡る~
体育教師だったけど、生徒の親を殴ってくびニーガンw
なのに高い皮ジャン(600ドル!)買って怒られてるところ。



あいつムカつくの!と友達に電話。このあたりのヒラリーさんの演技もとても良かった。


病院の検査結果を聞きに行った日迎えに来ない旦那そして友人との浮気を知った日。



「なんてことだ!知ってたのか!癌と分かってすぐに分かれたんだ」と泣くニーガン


もう十分してくれたからと許すという嫁。でも抗がん剤がだめになってしまった。
嫁は止めるのに、探しに行くというニーガン。

6週間もたってやっと見つけた医療用の車 でもバットで殴られますw


でもいい人たちで薬もらった。武器ないの?これ持っていけばと殴られたバット。これがのちのルシール


家に帰ってきて妻の名前を読んでも返事がない。嫌な予感。

「この姿のままにしないでね♡」あああああ


切ない!でも6週間は長いよ。



薬を飲んで袋をかぶって命を絶っていたルシール。



ここすごく切ない。抗がん剤で髪の毛のないルシールウオーカー。
だからアルファの時もなんだか切ない顔だったのかと納得。



殴るなんてできない。火を放つニーガン この後豹変
あのニーガンになった!


ルシールに薬を届けたくて医療車の場所を教えてしまったので、今度はオハイオの悪い奴らにつかまってる人たちを助けに行くよ。

弱虫ニーガンから救世主ニーガンへ覚醒


で、アレクサンドリアに戻っていきます。もちろんマギーはにらみつける。
キャロルは「マギーに殺されるわよ」うん、そうだよねえ。でもなんか、そういう瞬間を待っているのかなとも思えるような表情でしたね。

本当に良いエピソードでした。

最初のダメダメ浮気男の体育教師のニーガン
妻を支える気弱なニーガン
やけくそっていうか覚醒したニーガン
昔のことはすまんかったと反省ニーガン

4つの顔と表情が見事でした。

そして何回も言いましたけどヒラリーさんの演技が今までのウオーキングデッドの女性キャストで一番良かったと思いました。