毎日、1ワイヤーw この世界観にはまって他のドラマ見られません。
途中歯医者での手術なんかあったので、すっかり見るの遅くなりました。
シーズン3 感想
またストリートの麻薬戦争に戻りますが、政治が絡んできます。
シーズン1も2もですが3は特に前半のテンポがスローでした。中盤が特に。
しかし後半からストリンガーとエイボンとオマールのあれこれがものすごく盛り上がります。いや素晴らしい。やっぱり好きだなあこのドラマ。
骨太!!しびれる!
一つ文句があるとすればベッドシーンが多すぎるかな。しかも毛布に隠れていたりしないで、尻丸出しのw 大人とはいえ息子と見ているのでちと気まずい。もともとあんまりベッドシーンいらない派です。バイオレンスはOK ラブはいらん、みたいな。
でもワイヤーのベッドシーンはラブじゃないの多いです。体だけの関係とか一夜限りとか。昼は優秀な刑事が夜はバーでグダグダでナンパとか。すごくリアルだなと思います。「警察官もスーパーマンじゃないよ、いろいろな悩みを抱えているんだ」に焦点を当てたのはヒルストリートブルースが最初だったと思います。かっこよく解決していく刑事ものが多い中、ザワイヤーのような重くてリアルなドラマ好きです。
社会派で重いとはいえ、笑えるところも結構あると私は思いました。問題児ジミーの表情とかパートナーのバンクスとか。セリフも結構きわどくてストリート独特のスラングも多くて一時停止して意味を聞いたりしてます。
刑事の方では私の一番好きなキャラはバンクです。酔っぱらいのグダグダぶりがいいですね。笑
ストリートの方の好きなキャラはオマールとバブルス 笑 どっちもすごくいいキャラ。バブルスのルックスはリアルでいいですね。
ここからネタバレ感想
舞台は港からストリートに戻り政治色が強くなってきます。
ゲームオブスローンズのリトルフィンガーとウォーキングデッドのタイリースが登場。あ!って思って誰だっけ?w フィアーの方の人だと思った。
事件が絶えないボルティモア。犯罪率を下げれとロールズが部下に煽るところ本当に意地悪。
そして「犯罪率を下げるには」と考えたのがコルヴィン警視の「この一角だけで麻薬売らせちゃえ」作戦。いやいかんでしょ!w
確かに絶対にドラッグ商売がなくならないのであれば、場所を決めるというのもありかなと思うし、今現在マリファナがどんどん合法になっていくのを見ると時代を先取りとも思えます。
この地区で働いているのがハーク(神父ゲイブ!)とカーヴァ―。カーヴァ―は「もうやってられない」と新聞社にリークします。
麻薬フリーゾーンなんて大問題ですよね。コルヴィン警視辞職でかわいそうだったけど、しょうがないよね。
シーズン3で1番の山場は後半蝶ネクタイの殺し屋ブラザーが帰ってきて、オマールと一緒にストリンガーベルを撃ちに行くところ。ここはすごい迫力で良かったです。
ストリンガーベルも良いキャラだったな。頭脳で勝負しようとして大学まで通って。でも早く出てきてエイボンともめて、自分でディアンジェロの事言っちゃいましたね。ここもびっくりしたけど、妹に言わないエイボンにも。
シーズン3もいろいろありました。ダニエルズは離婚寸前でパールマンと浮気。パールマンと別れたジミーは元妻ともうまくいかず、新しく出会った女性とも寝室を共にしただけで、食事デートで振られ(ここ結構きつかったですね、なんていうか育ちの違いみたいな感じがして)仕事ではディアンジェロの自殺を洗いなおし他殺を疑い、プリツビルスキーが刑事を撃ち殺したり。ダニエルズやフリーマンが慰めるところ良かったな。
事実だけ見ると「差別主義者の白人が黒人刑事を撃ち殺した」に見える。ここもすごくリアルですね。反対にトミー(リトルフィンガー笑)が立候補しようとして笑われるところとか(ボルティモアは黒人が多いので白人のトミーは不利)2004年の作品なのに、現在でも問題な社会問題をたくさん詰め込んできています。
脚本と原案素晴らしいですよね。やっぱり経験がものをいうのですね。
シーズン4もめちゃ楽しみです。