2021年11月5日金曜日

チェストナットマン Netflix おもしろい北欧猟奇ドラマ

 

The Chestnut man

Netflix 公開日2021年9月29日 デンマーク







いやあ、おもしろかったです。北欧サスペンススリラー
猟奇連続殺人で、ちとグロイシーンはあります。
完成度高い!
登場人物もアメリカドラマによく出てくるキャラクターとまた違って興味深かったです。

シーズン1と言うことなので、2もあるのかな?

捜査もののドラマ優秀なもの多いですね。
リミテッドシリーズの(アンビリーバブル たった一つの真実)が一番好きで、忘れられません。見てよかったなあ。過去記事のネタバレ感想。





チェストナットマンもかなり好きでした。

北欧もののサスペンス本は結構好きで、読んでいます。


ドラマはThe Killingを見たことあるのですが、アメリカのリメイクものなので本物の?北欧ドラマは初めてです。リメイクのキリングもとても良かったです。おもしろかったです。

ただ途中長くてテンポが悪かったかなと思いました。というか、暗いよ重いよ!が続きます。

くじけそうになったけどジョエルキナマン💖なので楽しく見ましたwといってもシーズン1だけしか見ていません。探してもっと見てみようかな?

リメイク版は汚いキナマンが見られますw 主人公の2人始終こんな顔で、陰鬱です。





北欧サスペンス本は(重くて暗いテーマ)のものが多いですし、後味悪!いやあ!!と言うものも多いのですが、チェストナットマンはとっても良かったです。

このドラマの原作も同名で著者はセーアン・スヴァイストロブ(覚えられない)こちらもいつか読んで見ようかな? ドラマを先に見たので犯人がわかっていますが、結構原作と映画(ドラマ)違うこともあるので気になります。

そしてこの著者は上のThe Killingの脚本家だと今知りました。あああやっぱりテイストと言うか空気と言うか似ています。




今までは見ることができなかった世界中の面白い作品をみることができて、Netflix本当に感謝です。

最近でもドイツの「ダーク」おもしろかったです難解だったけど。ドイツのドラマが見られる日が来るなんて!

つい最近見た韓国の「イカゲーム」も面白かったし、夫がハマって見ていたドラマも確かスペインのものだったと思います。

世界のドラマ本当にありがたいです。これから見たいものも外国のものが多いです。日本のものは今際の国のアリスは見たのですが、後は全裸監督……う~んう~んどうしようかな?

あ、呪怨のミニシリーズもありましたね。怖そうで見ていないのですがいつか見ようかな。

捜査もの刑事ものがやっぱり好きです。一話完結よりも続き物のドラマの方が好きです。1時間で解決すると物足りないというか。ワイヤーみたいな骨太で面白いドラマもっと見たいな。




ここからネタバレ



犯人当てられなかったあ。

意外と大臣の旦那怪しいなと思っていたのですが。外れた。

刑事役の女優好きでした。男性の方は最初情けない弱っち感じで、あとから頼れるパートナーになっていって良かったですね。

大臣役の女性もリアルでよかったです。

北欧ものなのに(!)最後に娘が生きていてびっくりしました。覚悟して観ていたので、これは良かったあ。情け容赦ない系が多いので。

いろいろな国の文化が知れて面白いですね。チェストナットマン。アメリカでは見かけたことないです。デンマークではよくあるのかな?
旅行に行けるようになったら、北欧にいつか行ってみたいです。




2021年11月2日火曜日

孤狼の血 Blood of Wolves 素晴らしかった。

 

孤狼の血 2018年 日本

最近見た映画の中でぶっちぎりで良かったです。すんごくおもしろかったです。

日本映画ですが、アメリカでもアマゾンプライムで見られます。アメリカと日本は見られる作品が違うのですが、これは配信してくれていて本当に嬉しいです。ありがとうアマゾン!!そして紹介して下さったhachiさんありがとう。

で、アマゾンのページのあらすじ貼っておきます。



物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し…(C)2018「孤狼の血」製作委員会
監督
白石和彌
出演
役所広司松坂桃李真木よう子
ジャンル
サスペンスドラマ
オーディオ言語
日本語


男っぽさにしびれた!!やくざ映画やマフィア映画が好きなんですが「ああまた広島のやつかあ(ちゃらら~♪の)」と思いましたし、それから「また役所広司かあ」とも。←偉そうでごめん。日本映画の中年主人公は皆役所さんでは?と言うほど出演されてますよね。

しか~し、この役所広司は素晴らしく良かった。キャスティングもよく、俳優陣が皆素晴らしかったです。

確かに見る人を選ぶと思います。最初から度肝を抜く映像があって暴力映画耐性のある私でも「それはやめてええ」と思ったシーンがります。でもここは後半「は!」っと生きてくるので大事だったのかなと。後から書きます。

キャストがすごく良い。

写真右のマル暴の汚れデカ大上に役所広司 左の新米刑事の日岡役に松坂桃季




松坂さん。この俳優さんは初めて見ます。こんなきれいな顔の刑事いないよと思いながら見ていました(全国の刑事さんごめん)でも熱血な誠実な、でも青い感じから、どんどんと変わっていくところ。すごく良かったですね。

役所さんも本当に良いです。汚いことを平気でする暴力デカ。目が本気だもん。その中に時々宿る人間性。うまい!

この映画、アメリカ映画のトレーニングデーを思い出しました。デンゼルワシントンの悪いデカ嫌いだったあ。うまいけど、オスカー取ったけどムカついたのを思い出します。

他のキャストも皆良くて、映画の後からキャストを見ていて「竹野内豊」って書いてあって「どこに出てた??」って思いました。そのくらいきれいにハマっていたのだと思います。後で調べよ。江口洋介はすぐにわかりましたけど、結構こわもてで良かったです。もっと怖くても良かったな。眉毛とかそっちゃっても。


日本映画はテンポがあまり好きじゃないんですが、孤狼の血はスピーディーで一瞬も飽きたり、だれたりする暇なかったです。夫も私も、どどどはまりしました。

血と暴力が大丈夫な方、おすすめです!日本では2が放映されたと聞いています。アメリカでは映画館上映はないので、いつになるかわかりません。デモ見たい見たい~~。


ここからちょっとオハイオテレビ事情。これはアメリカブログにも書きます。その後にネタバレ


場所にもよるのですが、オハイオでは日本映画はあまり見られません。ハワイとLAではケーブルテレビの中に日本のチャンネルが入っていて、日本映画を多く放映するチャンネルもありました。

テレビジャパンというケーブルはあるのですが、1チャンネルだけで25ドル(確か)そしてNHKが多くバラエティーや映画は少なかったと思います。なので入っていなかったので10年ほぼテレビから日本語が聞こえることはありませんでした。相撲中継はダイジェストを見ることができますが、こちらも英語です。

古い黒沢映画は夫が大好きでDVDで購入していました。

オンデマンドでネットで配信が多くなったので、前に比べてかなり見られるようになりました。時々変えつつ今はNetflixとAmazon契約して、すごく楽しませてもらってます。


ここからネタバレ。


たけし映画とかも好きですが、主人公をこんなに好きになることはないので、孤狼の血は特別な映画になりました。

前半と後半で主人公大上の性格が全く違って見えます。新人刑事日岡のノートに書き込みがしてあったところ、泣いてしまいました。あああ~って。

あんなにひどい殺され方をするなんて、すごくショックです。

最初から映画で見たことないシーンの豚の排泄シーン。かーらーの、口の中に詰め込むシーン。あんなの見たことないし、見たくなかったけど(こういうのが本当にダメなんです。真珠取り出すシーンはOKw)後から「豚の糞が解剖で大上の胃から出てきた」というセリフだけで、どんなにつらい暴行を受けたか想像できて怖いです。映像ではお酒を無理やり飲まされているところまでだったと思います。

後からわかる、大上が行っていた悪行に意味があったこと。もうもう、辛すぎました。

映像もすごく良かったです。大上の目の中で燃える炎が映るシーンとか。かっこええ。

最後の方で確かピエール滝さんが海に銃弾を数発撃ちこむ意味がわかりませんでした。わかる方是非教えてください。

2早く配信してくれないかな?レンタルとかで。早く見たいです!!

それから原作があるので、それも読んで見たいと思いました。柚月裕子さんという女性の作家さん。びっくりしました。こんな男っぺい世界を描けてかっこいいです。







2021年10月29日金曜日

The Guilty/ギルティー ネットフリックス 感想

 The Guilty Netflixオリジナル アメリカ2021年10月1日配信



Netflix 映画ドンドン配信してくれてうれしい限りです。

なかなか見られないのですが、予告編を見てこれは面白そうと思って見ました。

The Guilty 主演ジェイク・ギレンホール

私は最後まで面白く見ました。911オペレーターものというか昔ハルベリーの映画もあったと思います。ザ・コール緊急通報司令官 

当時「ハルベリーだから」と言う理由で見ました。

でも結構面白かった記憶があります。そしてハルベリーいつも美しい💖大好きです。





さて、ギルティー。

同名のデンマーク映画のリメイクだそう。オリジナルも見てみたいなあ。
オリジナルの方が評判がいいですね。The killingもリメイクの方のドラマを見ましたが、オリジナルの方が評判が良いです。いつか見比べてみたいなと思います。

日本のホラーとアメリカのホラーを見比べるの大好きで、このブログにも書きました。

リングとThe Ring見比べ

Darkwaterと仄暗い水の底から見比べ


デンマークの俳優さんはほとんど知らないのですが、ジェイクギレンホールの演技がいつものように鬼気迫ってました。

ハンサムなのに、すごく不安になる表情します。
以前見たナイトクローラーの時も思いました。この映画も胸糞系で面白かったのですが、感想書いてませんでした。





ジェイクギレンホール
「整っているのに、見ていると不安になってくるような、キモイところもあるような顔」ファンの方ごめんなさい。

ギルティーですが、私はハラハラドキドキで最後まで楽しめました。






ここから少しだけネタバレ。

ワンシチュエーションサスペンスで911のオフィースの中だけで物語が進んでいきます。

かかってくる相手の顔も見えないのに、話だけで状況や感情を見せます。それもそのはず、最後のクレジットを見て(声の出演)に腰抜けたw 

そりゃあ、うまいよねえって。普通こういうところって(顔が出ないから)一般の人とか声優さんとか使うと思うのですが名優がやってました。

どんでん返しがありますが、読めなかったです。ジェイクギレンホールが(じゃないけど、役が)あまりにもくそ野郎でイライラします。

最後まで見てやっとギルティーの意味がわかるのですが、トイレで泣くシーンの表情良かったですけど、えぐすぎて一回で良かったな。←えらそう。

笑顔は素敵なのに役を選んでいるんだと思います。もっと変態みたいな役もきっとうまいと思う~(ほめてます)