2020年2月22日土曜日

天国のような場所の地獄 ミッドサマー見ました。ネタバレ


ミッドサマー 公式ページ日本版

Midsommar 

アメリカでは2019年6月に公開されました。日本では2020年2月ただいま公開中です。

公式ページからのあらすじ。

家族を不慮の事故で失ったダニーは、大学で民俗学を研究する恋人や友人と共にスウェーデンの奥地で開かれる”90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖……それは想像を絶する悪夢の始まりだった。

ここまで。

アメリカでは映画協会から最初NC-17を受けたがR指定になりました。「なんかすごいらしい」「ぐろい!」「わからん」と話題になった映画でした。

グロいのは大丈夫どころかどちらかと言えば好き。ソウシリーズだってファイナルディストネーションシリーズだって全部見てる。ホラー大好き。

それでもこの映画の予告編の何とも言えない不気味さ。アメリカのホラーは暗い場所で追いかけられたり廃屋逃げ込んだりと暗いのが決まりなのに、この映画めっちゃお天気。きれいな場所で天使みたいな人たちが花に囲まれてうふふ、あはは。


「あ、これ触れちゃいけないやつ」と見るのを躊躇していました。


しかし日本で公開が始まり評判が良かったので見てみました。

うわああ私には苦手だったよお。

良い映画と思います。ちょっと途中長かったですけど新しい。でも苦手…多分好きな人は好き、ダメな人はダメと意見が分かれるやつ。

監督はへレディタリーのアリアスター監督です。この映画もほんっとうに苦手でした。怖すぎるんじゃ!絶対に2度と見たくない映画。アリアスター!怖いよ!

この下予告編の後からネタバレです。











ネタバレです。鑑賞後にどうぞ。



監督がホラーじゃないって失恋映画だって。うそつけ~!!

最初の10分でこれはいい映画だなとわかりました。

良い映画=好きではないんですが、A級の映画だなと。B級ホラー大好きなので、うーんどうかなあ?と思っていました。

始まりは暗い~~暗いよ~。
両親が寝てる場面でもうガスのシュ~って音が入っているそう。確かめないけど。伏線が多い映画でした。妹のシーンはかなりショッキング。

主人公のダニーは精神崩壊寸前で恋人のクリスチャンも別れたいけど今はないよなあという感じ。
最低な感じの男友達と別れそうな男と皆で外国のお祭りに行こう!って思うかな?

現地に着くまでと、その場所でのあれこれがちょっと長いなあと思いました。

そして現地に着いたら、今度は明るい明るいよ~。美しい風景。花が咲き乱れていて白い服の人たち。天国みたい。

しか~し、そこは地獄だったそうな。

72歳になったら崖から落とされて殺されるの。顔ぐっしゃ―って。ここだけYouTubeで見ちゃったんですよね。この映画見ないと思って。ここが一番えぐいところかな? あんなアップの顔ぐしゃすごいな。

私だったらここで帰るよね。おかしいでしょ!!ってそれを「文化の違い」って!でもイギリス人カップルは逃げられませんでしたね。

文化とか風習。確かにはじめてアメリカに行ったとき驚いたこともあったり、反対に夫が日本の風習にびっくりしたりと「よその国の文化」の中にいる居心地の悪さをうまく描いているなあと思いました。

食事のシーンとかね、うまいなあ。わからない言葉とか文化。居心地悪う。

アメリカ人たち最初から犠牲になること決まっていたのかな?それともやっぱり禁を犯したからなのか、その辺がよくわからなかったです。

伏線が多いと書きましたけどタペストリーの恋のおまじないみたいなやつ。クリスチャンのジュースの色だけ赤っぽかったので「あれだああ~おええええ」って思いました。パイの中から陰毛も出たし、あれよね。おえええええ。

一番えぐいのが「性の儀式」ここは日本ではぼかしでしょうか?

アメリカは丸出しです。

並ぶ全裸女性とポロリなクリスチャン。全員の喘ぎ。もうなんかいろいろいっぱいです。

行為が終わった後のクリスチャンのジョンソンが真っ赤だったんですが、あれは後から読んだら血だったんですね。芸が細かいな~アリスター監督

昔の日本にもこういう性の儀式ってありそう。後ろからお尻押しちゃったりした人いそう。

泣くダニーと一緒に泣く女性達もきもかったあ。


そして最後のクマの中に入れられて焼かれちゃうとこ。ここがすごいな。


ダニーの最後の笑顔は「狂ったものだけが見せる最高の幸せ」だと。爽快なエンディングだと。爽快!??

確かに昔つきあってたひどい男性と別れた時に見ていたら爽快だったかも。笑

クリスチャンなかなか胸糞悪いですよ。誕生日忘れてたり、なんかしょぼいケーキにろうそく立てたり。細かいです。

あと関係ないけどダニーの履いてたパンツのお尻のあたりがだらしなくて、もっとこうぴったりしたの履いたほうが良くない?って。いつも関係ないところ気になります。笑

苦手と言いながらもいつまでも記憶に残る(いろんな意味で)映画でした。










2020年2月16日日曜日

アカデミー賞 2020年 感想など


92nd Academy Awards

今年はなんとなくリアルタイムで見ました。
録画して見るのが多いんですけど、サプライズがあるかも?と。

ゴールデングローブ賞もエミー賞も見なかったので、オスカーだけは見ようかなと。
GGのMCのジャービスが毒舌すぎてハラハラするんです。
オスカーもMCが滑ったりすると「ひいい~」と思うしアクターを怒らせたることがあったりして変な意味でドキドキします。

今年もMCなし。もうなしでいいよね。

今年のサプライズはエムネムがステージで歌ったこと。

帽子に黒ひげで誰かと思いました。でもすごく良かったです。

Fありバージョンでのみ出場。なので何回も音声切れてました。
夫は「ああ~会場に子供たくさんいるのに」と。確かに。

翌日のツイッターに「わりいな、17年もかかって」ってツイートしてました。(ごめん16年かも)その年のオスカー欠席したんですよね。





大御所って感じで迫力ありました。一緒に歌ってる人多くてびっくり!マーティンスコセッシ監督は眠そうなところカメラに抜かれてました。ちょっと笑った。

終わった後なんとスタンディングオベーション!鳴りやまぬ拍手!鳥肌。




サプライズもたくさんあって(作品賞!とか)今年おもしろかったのに視聴率最下位だったそう。残念です。

プレゼンテーターはジュリアルイスとウイルファレルが面白かった。



編集賞ノミネートを読みあげるまえに「カットされることあるよね」「俺もフォードvフェラーリに出てたのに」とか(うろ覚えですみません)
「私も1917年とパラサイトに」って。わろた。息がぴったり。






個人的にうれしかったプレゼンテーターはこちら。


キャプテンマーベルにリプリーにワンダーウーマン





3人とも素晴らしく美人ですが、リプリーじゃないシガーニーウイーバーの変わらぬ美しさにため息です。

今年ツイッターでの炎上は松たか子さん。松さん自身ではなくてレッドカーペットでの着物に対して
「もっと派手だったらよかった」に対しての
「総絞りのすごく高い着物です!」でした。

私の個人的感想はオスカーのレッドカーペットで着物を着る必要はないと思うんです。それから着るならやはり遠目で映えるのが良かったかなあと。

個人的にはドレスを着てほしかったです。
世界の舞台なので日本にこだわらなくても良いと思うけど、そうはいかないのかなあ?周りがうるさいのかもしれないですね。

歌はほんの一瞬でしたけど、世界のトップで力強くて嬉しかったです。

メークアップ賞を取ったカズ・ヒロさん。個人的に嬉しかったのですが、後のインタビュー

 「日本の経験が受賞に生きたか」と質問されると、英語で「こう言うのは申し訳ないのだが、私は日本を去って、米国人になった」と返答。「(日本の)文化が嫌になってしまったし、(日本で)夢をかなえるのが難しいからだ。それで(今は)ここに住んでいる。ごめんなさい」と続けた。朝日新聞より


このインタビュー見ていないので英語で何と言ったかわからないのですが、言いたいことわかります。いろいろあったのかな?と思ってしまいますね。事情は知りませんが。

アメリカに来てアメリカだから成功したことを「日本人の誇り」と言われたりが、いやなんかなあ?

でも私は単純に嬉しかったです。やった!日本人!って思っちゃいますね。特にアメリカで頑張ってる日本人なので。それでもアメリカ国籍取った人ならもう漢字表記はやめたらいいのにとも思いました。いくつかの日本のメディアでは漢字のフルネームでした。

いろいろ考えてしまったなあ。


それから今年は韓国映画のパラサイトがすごかったですね。

外国語で作品賞は初めてだとか。パラサイト。これは見たいなあ。

韓国映画あんまり見たことないんですがゾンビ映画のTrain to BussanとOld boyを見ておったまげました。すごくおもしろくて。他にも見たいのがたくさんあるのでNetflixにどんどん来てくれたらいいなと思います。

日本映画も頑張って欲しい~!!








2020年2月11日火曜日

マンダロリアン 最終回まで見終わりました。ネタバレなし

日本語訳はマンダロリアンでした。
マンロリアンと連呼していました。(恥💦)

わーん、だってマン+デロリアン(車の)なのにい。

マンデロリアンに至るまでも長い道のりで、興味ある方はアメリカブログのほうをご覧ください。 我が家の英語日本語言いまつがい

10回は間違えたかな? モンゴリアンっていうのもあったな。笑





アメリカのディズニープラスというチャンネルで放映されています。
日本と配信時間などが違うようです。作品もかな?

それからアメリカ放送のマンダロリアンは残念ながら日本語字幕はなかったですが音声が日本語がありました。これで今度見てみます。

8話の最後まで配信済みです。
日本では今度の金曜日と言うことなのでネタバレなしで書きますね。

久しぶりに興奮しました。おもしろかったあ~。

脚本企画ショーランナーはジョン・ファブロー


チャプターそれぞれの英語のタイトルです。


Chapter1 Mandarolian
Chapter2   The Child
Chapter3   The sin
Chapter4    Sanctuary
Chapter5   Gan slinger
Chapter6   The Prisoner
Chapter7   The Reckoning
Chapter8   Redemption



チャプター5,6以外は全部ジョンファブローの脚本です。

チャプター8の監督はタイカ・ワイティティ

チャプター7だけがクリフハンガー的な終わり方なので日本の皆さん8早く見たいですよね。


久しぶりに昔映画館で見たころの「わああ💖」という気持ちを思い出しました。

今のスターウオーズやマーベル映画はド迫力のCGを酷使してものすごい映像が当たり前になっています。

でも、マンダロリアンは例えば(12歳くらいで初めて映画館で最初のスターウオーズ見た気持ち)に戻れます。

飛んでる飛行機とか、こういうのがいいよね。

ワクワクして、ハラハラして、くすっと笑ったりしながら、物語にのめりこんでいきます。

何度も言いますがスターウオーズのファンじゃないんです。それなのにはまりにはまってしまいました。

大きな大きな原因の一つにベビーヨーダのかわいさもあります。

一目見た時から皆が恋に落ちます(笑)

ハート鷲掴みです。 ベビーヨーダ見たくて次も見ちゃう感じです。

あざとい!という言葉がぴったりだよ、ジョンファブロー!わかってる。

あの赤ちゃんが周りのことを少しわかってきたころのかわいさ。
まだ言葉は話せないけど大人の真似をしたり、好きな人嫌いな人がわかってきたり。

あかーん。

皆が話題にしているはずですね。

かわいすぎです。

でもヨーダは動いてこそなんぼですね。

写真はイマイチいいのがなかった←ひどい。

でもそうなんです。前に写真は見ましたけど「ふ~ん」ていう感想で「まあチューバッカとかも赤ちゃんだったらかわいいかも?」くらいな感想でした。赤ちゃんグルートの可愛さにやられましたけど「あのヨーダかあ」って。

それから毒舌のリッキージャービスがゴールデングローブ賞で「今日はベビーヨーダも来ているよ、あジョーぺシだった」って言った動画を見て「なんて失礼なこと言うんだろう」とムッとしてGG賞見るのやめたんですが、マンダロリアン見た後だと「え?もしかして褒めてた?」(いや違うと思うけど)


そのくらい気持ちが変わってしまうかわいさでした。



たまらん♥  でも写真だと「ふ~ん?」じゃないですか?

あれを思い出してください初めてET見た時の「気持ワル!!」から映画鑑賞後の感情を。ちょっとあんな感じ。動くヨーダのかわいさよ。





シーズン2は10月だそうで、夫は見た過ぎて悶絶してます。1年契約しちゃいました。

罠にはまったなり!スターウオーズ沼に落ちたなり!

ちょっと星の名前とか人種(宇宙人種)とか覚えようかな。←やヴぁい

おもちゃならいっぱいあるし。息子の小さい頃にスターウオーズの4が放映されたんです。3輪車もダースモールだったとか思い出した。地下室にあるのを、あれこれ探してこようかな。

ううんちがう。やっぱり見たいのはマンダロリアンなんだ~。早く見たい!