Venom
2018年アメリカ映画 監督 ルーベンフライシャー 主演トム・ハーディ―
マーベル好きだし、トム・ハーディ―大ファンだし絶対見ようって決めてました。
でも映画館上映前後の評判がとても悪かったんです。
たとえばRotten tomatoes29% ええ~??
IMDbは良くて6.8
「がっかりだった」という声が多くて、配信されるまで待っていました。
私が見た結果は「おもしろい!!」
そして評判が悪かった理由もわかりました。
私も上のポスターや予告編を見て「すっごく怖そう!!」と期待してたんです。
悪者だしね。ビジュアルが、なにより怖い。
日本のポスターは、もっと怖く作ってありますね。
このコピー もっとも残虐な悪が誕生する。←あかんよね
見に行った人は「残虐」な「悪」と戦うかっこいいトム・ハーディ―とか
マーベルのすごい「悪役爆誕」「恐怖に包まれるアメリカ」
みたいなのを期待したんだと思います。
私もあまりの見かけの怖さにどうしようかなーなんて思ったくらいです。
見始めてみると、なんと、なんと!
「くすっと笑える、ほのぼのバディームービー」に近いじゃないですか?
うそ~ん。
あまり言うとネタバレになってしまうので言いませんが、いい意味で騙されました。
確かにヴェノム悪いやつなんですけど、憎めないっていうか。
なにより、よれよれでダメダメなトム・ハーディ―がかわいい。支えてあげるかのようなヴェノム。
おもしろかった。私はお勧めです。
欠点はやはりCGなどのエフェクトの弱さでしょうか?
他のマーベルに比べるとチープな感じがところどころあります。
それから中盤からおおーっと展開はやくなるのですが、それまでのテンポが少し遅いかな、と思いました。
そしていつも(つけまつげ)なんかを突っ込む私ですが、今回は夫からミシェルウイリアムズの表情が変!とダメ出しありました。
ボトックスだよねえ。
動かないんだもんねえ。
一時期のコートニーコックスとかニコールキッドマンとか顔が全く動かなくて怖かったですけど、あの感じ。