2019年4月6日土曜日

ヴェノム Venom見ました。おもしろかったよ~。騙されたよ~。

Venom

2018年アメリカ映画 監督 ルーベンフライシャー 主演トム・ハーディ―



マーベル好きだし、トム・ハーディ―大ファンだし絶対見ようって決めてました。

でも映画館上映前後の評判がとても悪かったんです。

たとえばRotten tomatoes29% ええ~??

IMDbは良くて6.8

「がっかりだった」という声が多くて、配信されるまで待っていました。

私が見た結果は「おもしろい!!」

そして評判が悪かった理由もわかりました。

私も上のポスターや予告編を見て「すっごく怖そう!!」と期待してたんです。

悪者だしね。ビジュアルが、なにより怖い。

日本のポスターは、もっと怖く作ってありますね。 

このコピー  もっとも残虐な悪が誕生する。←あかんよね


見に行った人は「残虐」な「悪」と戦うかっこいいトム・ハーディ―とか

マーベルのすごい「悪役爆誕」「恐怖に包まれるアメリカ」

みたいなのを期待したんだと思います。

私もあまりの見かけの怖さにどうしようかなーなんて思ったくらいです。


見始めてみると、なんと、なんと! 

「くすっと笑える、ほのぼのバディームービー」に近いじゃないですか?

うそ~ん。

あまり言うとネタバレになってしまうので言いませんが、いい意味で騙されました。

確かにヴェノム悪いやつなんですけど、憎めないっていうか。

なにより、よれよれでダメダメなトム・ハーディ―がかわいい。支えてあげるかのようなヴェノム。

おもしろかった。私はお勧めです。

欠点はやはりCGなどのエフェクトの弱さでしょうか?

他のマーベルに比べるとチープな感じがところどころあります。

それから中盤からおおーっと展開はやくなるのですが、それまでのテンポが少し遅いかな、と思いました。

そしていつも(つけまつげ)なんかを突っ込む私ですが、今回は夫からミシェルウイリアムズの表情が変!とダメ出しありました。

ボトックスだよねえ。

動かないんだもんねえ。

一時期のコートニーコックスとかニコールキッドマンとか顔が全く動かなくて怖かったですけど、あの感じ。

整形は良いと思うんですけど、ボトックスはダメだと思います。

特に眉間は怒りとか悲しい表情が難しくなりますよね。

また関係ないほうに話が進んでしまった。


ヴェノム私は面白かったです。おすすめです。2が見たい~!


☆また関係ない話をすると舞台がサンフランシスコで知ってる場所がたくさん出てきて楽しかったです。







2019年4月5日金曜日

Megザモンスター見ました。ネタバレなし ジェイソンステーサムだけが良かった。

The Meg 


2018年 アメリカ 中国合作

監督ジョンタートルトーブ
主演 ジェイソンステーサム



このポスターを見てすごく期待しちゃったんですよね。怖そう~!!って。

サメ映画大好きです。

ジョーズを見たときは「もう海に行くのやめよう」と思ったほどでした。めっちゃBムービーのシャークネードだって嫌いじゃないです。SFチャンネルのシャークウイークも見たこともあります。2012年オーストラリア映画Baitも好きです。たくさんある映画の中でもディープブルーシーが一番好きかもです。

今度はジョーズより大きなサメ メガドロン!

そしてジョンステーサムも大好きです。セクシーハゲ💖 

ものすごく期待するじゃないですか!ジョンステーサムがでかいサメと戦うんだって。


正直……期待外れでした。


ジェイソンステーサムを目当てで見るのなら〇
大きいメガドロンが見たいなら✖

ポスターを見てすごく期待したのに、あんまり出てこないサメ。

そして、ものすごく中国映画でした。中国映画が悪いと言っているのではないんです。中途半端なんです。

中国(のお金に)にそっとこびているアメリカの図がちらちら見えて。音楽もこれはあわないよねえ。

アメリカ中国合作なのでヒロインは中国人の美女にしよう←ここは良い。でもその美女リービンビン扮するスーインが美しいだけ。だけ、なんです。

潜水するのにフルメーク!!しかもつけまつげつけてる!!

私はこういうのが気になってしょうがないタイプ。しかもケージに入って潜水してかなり大変なことになって上がってきて、つけまつげとれてなーーい!!

んなわけ、ねーだろ。とここで一気に冷めてしまいました。

口が悪くてごめんなさい。でもこういうところで私はすーーっとこれだめだあとなってしまうんです。

たとえば私の大好きなナオミワッツ。すごく美しいです。
きっとこういう場面ではスッピンで鼻水たらしながら海水からがばあ~っと上がると思うんです。

リービンビン確かに美しいです。でも「どこから映したらワタシきれいかしら?」ばっかり気にしているのでは?と思ってしまいます。

それに比べてジェイソンステーサムのハゲっぷりの潔いこと!

以前インタビューを読んだら「ハゲで嬉しいぜ!ハゲに感謝するぜ!」って。男前!!

ハゲ大好きとしてとても誇らしい。

上半身ヌードのサービスショットアリ、裸足で海に飛び込む姿はもう惚れ惚れです。



それからストーリーがなによりつまらなかったです。

きっと、ここで、こうなる!!ってな展開が全部肩透かしでした。

全然ひねりがないし、怖くもなかったです。

そしてキャラも中途半端だったかな?

あ、フィアーザウオーキングデッドのクリフカーティスはすごく良かったです。ルビーローズもすごくセクシーですね。他にも別れたた元妻とか文句が多い黒人とかありがちなキャラが出てきますけど、友情や家族愛を掘りさげるとかではなかったかな。

唯一素晴らしいキャラはスーインの娘ちゃん。ものすごくかわいいです。この女の子とジェイソンのからみが最高で、ここは本当に見ていて楽しかったです。

メガロドンも、もっとバンバン出してほしかったなあ。




















2019年4月3日水曜日

犬が島 見ました。ネタバレなし。


Isle of dogs 2018 

アメリカ、ドイツ

監督ウエスアンダーソン

IMDb 7,9
Rotten tomatoes 90%



ストップモーションアニメーションです。

書いておかないと忘れそうです。 そこはすごいと思いました。

独特の世界観があり、アイディアがとても良いと思いました。

しかし評価がすごく高く期待が大きすぎたのか、私は途中ちょっと退屈というかがっかりしてしまいました。

理由は後で書きます。

ウエスアンダーソン監督の映画はホテルブタペストしか見ていません。この映画ものすごく評価が高かったですけど、私はすっごく面白かったか?と聞かれたら「そうでもないかなあ、良い映画だけど」と言ってしまうと思います。

そして犬が島も全く同じ意見です。

「素晴らしいと思う。でも、あんまり面白くはなかった」

ファンの方ごめんなさいね。一個人の意見です。

完成度は高いんです。映画通の人は「これは!!」と唸るような。

ただ私のようにBホラーが大好きなゲスい映画ファンには、合わないだけです。

エンターテイメントというよりも、映像のアートなんですよね。アートはすごく好き嫌いが別れると思うんです。

私はどちらかと言うと「ストーリーが面白いか?」が大事で、それから俳優の演技。なのでエンタメ的映画が好きです。

ウエスアンダーソンのアート作品。

とても美しく素晴らしいと思うのですが、じゃあ映画として好き?と聞かれると、う~ん難しいなあというのが正直な感想です。


この「犬が島」の映画の感想も「すごく日本を研究してる凄い!!」という人と「日本をバカにしてる!」と意見が真っ二つで、面白いなと思いました。


少し未来の日本。なのに古めかしく、懐かしい。確かに皮肉もたくさん込められています。日本が動物保護の点で遅れていることも皮肉っているのかもしれません。

文化などよく研究していると私は思いました。日本語のところがとてもきちんとしていて、感銘を受けました。そして翻訳しているところはニュース映像だけなんですね。

日本語だけで字幕が出ないところも多くて、夫に英語で説明しながら見たんですけど、これアメリカでそのまま放映されたんですよね。

「言葉がわからないということで、犬に感情移入させるのが目的」という意見もちらほらありましたが、真相はわかりません。

こういう場合変な日本語が多いんですけど、きちんとした日本語で驚きました。

なのに!なのに!主人公のアタリだけが(英語圏で育った人独特の訛り)がすごくあるんです。日本語が棒読みですごくへたくそだと私は思いました。

途中からなんだか見る気しなくなってしまったのはそれが原因です。

他の俳優陣は素晴らしく、ハリウッドにしては珍しく中国語訛りのない日本語ばかりで感銘を受けていたのに、主人公だけがこの日本語なんです。

これも何か狙ったのでしょうか?アンダーソン監督~。

洋画の吹替がひどいと(タレントさん使ったりとか)見る気がしなくなってしまいます。なので、そこが残念でした。