2022年1月16日日曜日

映画 孤狼の血と 小説 孤狼の血 比べてみた。

 読みました。昨年ハマった映画 孤狼の血の原作 




孤狼の血 著者 柚月裕子 角川文庫 第69回 日本推理作家協会賞

常識外れのマル暴刑事と極道の、プライドを賭けた戦い。作家、マスコミほか多くの賞賛を集めた、圧巻の警察小説。

角川サイトより転載。。。。。。。。。


映画版 



ネタバレなしの感想から。


どちらも内容は角川サイトのあらすじの通りで「男っぺ~のう。極道とマル暴じゃのう」なんですが、なんと小説版の方がかなり抑え気味でした。というかこちらがオリジナルですが、映画はやはり見せ場がたくさんあった方がいいのかド派手です。残酷なシーンもあり、アクションも見どころありました。

反対に小説の方はもっと警察の内部などのリアリティーに徹していると思いました。

マル暴の知り合いはいませんが、きっとこういう人いるよねと思わせます。

そして主人公の大上さんは全部脳内で役所さんになってしまいましたw

映画版の成功の90パーセントくらいは役所さんの力ではないかなと思ってしまいます。他の役者さんもすごく演技良かったのですが、役所広司に持っていかれたよね。

暴力デカ、でも人間臭くて、心の底ではすごく優しい。人好きな大上さん。すごくすごく好きでした。




映画の成功はやはり役者にかかっていると思いました。イメージに全然合わなかったり、まして下手だったりしたら台無しい~。

アメリカの小説が映画化されたものはだいたい小説の方がより詳しくて好きなことが多いです。特にスティーブンキングの作品はたくさん映画化されていますが、個人的にはほとんど小説の方が面白いと思っています。一つだけ映画の方が良かったのがデッドゾーンです。

これもクリストファーウォーケンの薄幸そうなブルーの目と寂しそうな表情がものすごく作品にマッチしていました。やはり主人公のキャスティングはすごく大事だと思います。




小説が原作の映画を見比べるの面白くて大好きです。それから日本の映画のアメリカ版も見比べるの好きです。

過去記事 Dark water と仄暗い水の底からを見比べてみた。

オリジナルのリングとThe Ring見比べてみた。


ここから映画、小説版 どちらもネタバレあり。


映画はしょっぱなからド派手な拷問シーンから。でも小説には出てきませんでした。ページをめくりながら「え?ブタは?ブタは?」って言っちゃった。笑 ブタ拷問は映画のオリジナルでした。でも壮絶でいいアイディアだったと思います。汚いけど。

トーマスハリスの大好きなハンニバル にもブタ出てきますが、やはり小説の方がよりえぐくて良かったです。良かったの?はい~♡ 

それから大上が日岡にパチンコ屋のチンピラを殴れと命令するところは小説にもありますが、映画の見せ場の数々の家を燃やしちゃったり、おちん切って真珠出したりもなし。

ええ~こんなに変えちゃったの? 映画を変えすぎて作者が怒るのは上に書いたスティーブンキングのシャイニングが有名ですよね。私もシャイニングは小説の方が好きです。でも孤狼の血は映画の見せ場的に特に火をつけるシーンなんかはかなり好きでした。目の中に炎が映ってたりして最高でした。

小説の方は極道の組同士のあれこれの方が多かった気がします。全面戦争をなんとか抑えるために大上さんが頑張るのは同じ。で、消されちゃうのも同じです。これはやっぱり辛かったです。

こちらは話をつけに組に行った夜に行方不明になり、海から発見されるところは同じです。

リコのエピソードは晶子という組のもんの未亡人に変わっていて、日岡と女性の絡みもなし、そして日岡が警官内部調査をしているとわかるのは最後の最後でした。映画では反対に最初の方でした。

小説の方が良かったところは日岡が大上の意思をつぐところ。ここは、もっとはっきりしていてかっこいいです。晶子から託された大上のノートを使い、警察の上司にたてつきます。

「本物の警察官の心得は、大上さんからみっちりしこまれましたけ」ふあああ~かっこいい。その後上司を脅迫します笑 ここも気持ちええ。

それから、その後も描かれているんです。

年号になっていて、組がどうなったか、日岡がどうなっていくか。数年後まで描かれていて、これはよかったです。映画ではパート2になるのかもしれません。

エピローグもあって、日岡が部下に「やりかたは昔の上司からみっちりしこまれとる」とすっかり大上がのり移ってるいます。しびれるう。

うう~ん2の映画まだまだ来ないと思うけど小説先に買っちゃおうか迷っています。それからやっぱり大上さんのキャラが好きすぎて、ロスになってます! やっぱりキャラクターって大事ですね。




2022年1月12日水曜日

ザファブル&ザファブル殺さない殺し屋 マンガと映画の感想

マンガ「ザファブル」にはまってます。

なにこれえ?めちゃくちゃおもしろい~。

マンガBANG(マンガバンと読むらしいです。こちらは合法サイトマンガバンクというのは違法サイトだそうなのでお間違えなく)無料マンガサイト。12月から一日8話ずつ(一日2回メダルがたまります)ずっと読み続けて最終回の22巻まで読みました。

昔チラ見した時は顔がなんか情けない(そこがポイントなんですが)と読んでいなかったのですが、中盤からの面白さは半端じゃなかったです。3巻まで無料が多いのに3巻まではちと話の進み方がおそくて残念です。話が進んでくるとノンストップです。




殺し屋とかマフィアとか復讐人とか裏社会の漫画が大好きなのですが(レディーなのに)
ザファブルはコメディー色が強くて大笑いしました。上の表紙みたいなシリアスなシーンはあんまり出てこないです。

プロ中のプロの殺し屋なのに猫舌とか設定がいいww




銃で撃つようなシーンはもちろんありますけど、1年間一般人として大阪に住むことになった殺し屋の物語は常識を知らなかったり、人の温かみを知ったりして笑ったり、ジーンとしたり、最後まで本当に良くて心が温かくなりました。




兄弟という設定で大阪に潜る相棒のよーこ。大好きになりました。面白すぎます。


バーのシーンでは声出して何回も笑いました。

私の好きな「ウシジマくん」とか「外道の歌」とか、バイオレンスものはシリアスで残酷なマンガが多いのですが(大好きなんですが、あんまりお勧めできないマンガが多いw)コメディー色が強いのにばかばかしくなくて、ちゃんとストーリー展開が面白いのですごくはまりました。こちらは誰にでもお勧めできます。

今第2シーズンはじまっててパート2を光の速さで購入しました。最初の22巻までも、読んでしまいましたが、紙の漫画も購入します。

さて、映画ですがNetflixで見つけました。

でも日本の漫画の実写版ってひどいという噂を聞いています。ジョジョとか進撃の巨人とか見たいなあと思っていたものがレビューがあんまりで。アイアムアヒーローだけはレンタルで見ようかなと思っています。アメリカもアマゾンでレンタルありました。

日本映画はほとんど見ない&マンガの(しかも好きなマンガの)実写版ということでやめようと思っていたんです。
レビューもつまらないというのも多くて。

しかーし夫が見たいというので、とりあえず最初のザファブル見ました。



結論からいうと、すごくおもしろかったです。

最初はキャストがあり得ないなあと。ああ~岡田君かあハンサムすぎる。ファブルの情けない前川清みたいな風貌でボーっとしてる感じがいいのに、岡田君はきりっとしてる。

よーこ役の女優さん、すごくはまってました。容姿がそっくり。

似てないけどすごかったのが柳楽さん。この人すご~~~~い!!

実はこの映画の一日前に浅草キッドを見ていて(こちらも感想書きます)若い日のたけしをやったのですが、顔は全く似てないですけど、若いころのたけしそのままでした。ていうか今年日本映画ばかり見てるw



マンガの小島には似ていませんが、エキセントリックで暴力的なやくざ役ぴったり!すごいな!夫も「この人すごくうまいね」と唸ってました。

1も2もマンガのストーリーに沿っていますが、一番違うことろが戦闘シーンが派手。

ザファブルの冒頭はかなり派手な銃撃シーンで、血もたくさんなので苦手な人はご注意かな?

中盤、大勢対ファブルなシーンがあってハラハラてこずる場面がマンガファンには許せなかったようです。ファブルそんなに弱くないって。

全体を見たらすごく良く言っちゃうとジョンウイックコメディー版みたいで、私も夫も大満足でした。

そして翌日 夫が「ザファブルの2見ようよ~見ようよ~」一日くらいお休みしてもいいかなと思っていたけど「見たい見たい」マンがあらわれたので、また一緒に見ました。



正直こちらもかなり良くできてると思いました。
ただ、こっちの方がちょっと中だるみがありました。

中盤までテンポよくおもしろかったのに、ちと残念。
マンガにない派手なシーンもこちらにも入っていました。

なかなか良いアクションでしたけど、1の方がより好きだったかな。
2も結構なグロイシーンありますよ。
車のシーンはかなり良かったな。

日本映画苦手だったのですが、変わってきていますよね。今年はもっと見たいなと思いました。というかまだ2022年数日なのに、この10年で一番見てるかも。笑




2022年1月7日金曜日

2021年に見たベストドラマ & 新年初映画はDon't look up


 いまさら2021年のベストドラマ 遅い遅すぎるw

で、順番も決められず。―全部素晴らしかったです。

2021年と言っても公開年ではなくて自分が昨年見たドラマ。


本当に好きだったのはワイヤーです。古いドラマですが見ていませんでした。



こんな素晴らしいドラマを見ていなかったんだなあ。きっと見ていない素晴らしいドラマがまだまだあるんだろうなと思っています。特にシーズン4は歴史に残る名作だと個人的には思っています。



それからチェルノブイリ。これは名作ですね。キツイけど、辛いけど、重いけど。名作。

苦しいい~と思いながらも見てよかった。



ザ・クラウンもすごく良かったです。絶対に私が見ないようなドラマ。でもこれは見てよかったです。



反対にニューシーズンが出るたびに楽しみだったウオーキングデッドはもう自分の中では終わった~。フィアーザウオーキングデッドも今年は見ていません。

夫は「ここまで見たから最後まで見る~」と言いつつフィアーを見て「つ、つまらない~」と毎回言ってます笑 もうやめれば?

私は潔く、あの人が退場したところで見るのやめました。その人楽しみに見ていたのに、あんまり活躍もしないで退場だなんて。←根に持ってるw

昨年は映画もあんまり記憶に残ったのがなくて、日本映画の孤狼の血が一番良かったです。



日本映画はテンポが悪くて面白くないというイメージがあったのです。でもこれはすごく良かった。検索 The Blood of Wolvesでアメリカのアマゾンでも見られます。

この役所広司さん本当に素晴らしかった。もう一回見ます。

2はしばらく来ないと思いますが楽しみに待とう。

韓国映画は好きなものが多いです。バイオレンスの容赦ないものが多いですが、そこがいいなあ。あ、ドラマと言えば、イカゲームも面白かったですね。

映画は本当にこれ!というものを思い出せません。ゴジラとキングコングも私にはイマイチだったし、スパイラルに関しては「これはソウシリーズとは認めん!」って思いました。見てよかったですけどもw


さて、ついでみたいになりましたが 新年最初の映画はDon't look upです。

元旦に半分だけ見て休憩して4日ごろに続きを。w だって長い。



ネタバレなしの感想です。

まずは……長い~。長く感じるという意味もあります。テンポが悪い。でも私は、まあ見てよかったかなと思います。う~ん。好きか嫌いかと聞かれたら、嫌いじゃないけど、好きでもないかなとしか。すみません。

いろいろ考えさせられました。コメディーなのに。でも笑えないコメディー。

30分くらいはカットできたかもと思いました。ディカプリオは前から好きで、最近の中年になってからの方がより好きですけどキャスターと不倫とかいらないなあ。アリアナグランデも嫌いじゃないですけど、この映画にはいらなかったのでは?と思いました。

政治的なことをこれでもかとぶっこんでいました。特に昨年の出来事を。

惑星や打ち上げるロケットはコロナ、ワクチンなどのことかなとか、大統領はもろ、あの大統領を揶揄してると思うし(赤い帽子がわかりやすすぎるw)ほかにもいろいろ詰め込んでます。

あのキャスター2人は朝の2人がモデルかな?でもああいう感じ多いですよね。歯だけ真っ白で派手なの、で軽いのw そういうところはニヤニヤしました。あ、あの場面だ、とか。

政府をそのまま信じちゃだめだよ、自分で考えなさいってなところなんかなあ?

もっと思いっきりコメディーとか、すごく辛辣とかどっちか寄りの方が良かったと思いました。

最後の最後クレジットの後にも映像ありますのでお忘れなく。