2024年10月8日火曜日

ゴジラ-1.0 ゴジラかっこよすぎます。


上の写真は2023年のもので古いです。アメリカでは現在Netflixで視聴できます。

ゴジラ-1.0 2023年11月 日本

監督 脚本 山崎貴


 素晴らしかったゴジラ-1.0

ゴジラのビジュアルのすばらしさ。

私の中に、ゴジラのDNA入ってるんじゃない?というくらい血が呼びます。叫びます。

好きだ~~と。

特にゴジラの咆哮にはひれ伏してしまいそう。

思えば赤ちゃんの頃にベビーベッドの横にブラウン管テレビ(!)が置かれていて、母が様子を見に来たら「あんたゴジラ見てた」って。

いやいやつけたの母でしょ?

赤さんには暴力的じゃないですか?

でもそこでたぶん脳内にインプットされたのかもしれません。

もっと言うなら小鳥が初めて見たものを母親と認識する(刷り込み)のような?

私の中にはそんな風な愛情に近い気持ちがあります。

ゴジラ~~~!!


評判になっていたシンゴジラは見ていないんです。ネットフリックスにもアマゾンにも来ていませんでした。見逃したのかもしれませんが、今度のゴジラ-1.0はすぐに来てくれたので、家族3人でムービーナイト!

いやあ、これが楽しい。ちょっとナッツとかソーダとか時にはビールとか持ち寄ってのムービーナイト。

そんな夜にぴったりの映画でした。

終戦後の日本が舞台ということで家族(アメリカ人)とみるのは気まずいかな?と思ったのですが、そんなこと全然なくて、そこがまず良かったです。

終戦後の何もないところからなので、マイナスというタイトルのつけ方もすごくセンスがいいですね。


そして戦後の家の様子が母や祖父祖母から聞いていた通りで驚きました。ああいう暮らしをしていたそうです。


すみません、ここからは映画と関係ないのですが、時々書いておこうと思っている我が家の話。終戦後のある日……

”アメリカ軍人さんが来ておじいさん(当時は若い)を連れて行った”と。そして祖母は

”ああもう殺される”と思ったのだと。

しか~し数時間後たくさんハムやチーズを抱えて帰ってきた祖父。

なんと料理人だった祖父を軍で雇うために連れていかれたそう。

食糧難だった当時泣くほどうれしかったと母は言っていました。そしてご近所にも配り、すごく喜ばれたのだと。

そして、会話ができないもどかしさを見ていた母は「これからは英語だ!」とすぐに習いに行ったそう。


この話が大好きで何回も聞きました。もちろん夫と息子にも話しています。ずっと伝えてほしい我が家のストーリーです。

ちなみに祖父は長崎で被爆しています。その時も1週間ほど帰ってなかったので祖母はもうだめだとお葬式の用意をしていたそう。


すみません映画と関係ないですね。アメリカブログのほうに書きますね笑


でもそういう当時の話を怖しく聞いていたので

「あ、こんな暮らしだったらしいよ!!」と話しながら見ていました。


ゴジラのビジュアルのすばらしさと、ストーリーにも引き込まれました。

アメリカ版の昔のゴジラひどかったなとか、いろいろ思いつつ、とっても楽しい時間を過ごせました。アカデミーも納得です。






2024年9月17日火曜日

将軍 Emmy賞 おめでとうございます!世界の真田さん!






 取り急ぎ(もう、ちと遅いけど)エミー賞感動しました。将軍!素晴らしい!!エミーの歴史を塗り替えました!

大好きな真田さん!男優賞 日本人初!ああ、もう嬉しすぎます!

おめでとうございます!

主演男優賞の英語のスピーチもすごく良かったんですが、作品賞の日本語のスピーチ素晴らしかった!

アンサワイさんもおめでとうございます!鞠子様〜本当にお美しい。

諸事情で明日また写真などアップして書き足します。この嬉しさを早く書きたくて(遅いけど)ここまででアップしまする〜❤️


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


将軍



 

アメリカのテレビのアカデミー賞と言われているエミー賞で記録を破りました。

なんと18も賞を取り、しかも主演男優賞、日本人初。主演女優賞も日系人初!

もううれしくてうれしくて、いてもたってもいられない気持ち。

実はエミー賞はアメリカではABCテレビまたはHULUでしか見られず、ケーブルに入ってなくて、見られなかったんです。

でも結果が気になって、ニュースやXを追っていました。今回は2部形式だったんですね。数日前に将軍圧巻のニュースを見て俳優の賞や作品賞はその後。

そして真田さんおめでとう!がXで流れてきて「うわああああ~~~」スピーチを見て「ひいいいい」アンナサワイさんが女優賞で「うおおおおお」うるさい…ww

Emmys サイト 



ぁあああ~~かああっこいい~~~



うつくしいい~~~~~。

うれしいいいいいいいい


時代劇ですよ、ほぼすべて日本語です。この快挙もうミラクルのようでごさいまする~。

将軍について熱い感想を書いた過去記事はこちら。

将軍ついに見ました。


いろいろとつらいことがあり、うつ病になり、もうドラマなんて見たくないとまで思っていた私をぶっ飛ばしてくれました(いい意味で)


ストーリーもですがキャストが素晴らしくて、なんとハリウッドの作品なのに日本人が日本人!

変に聞こえると思いますが、カタコトの日本人役がほとんどのハリウッド映画で何回情けない思いをしたか。

真田さんが歴史を変えてくださった。ありがとう真田さん!

アメリカに渡り20年。変な役もありました。じっと耐えてドカーンと夢を実現した素晴らしい方。

私にはわかる、わかるよ。20年耐えたよね、アメリカで。いろいろあったよね、きっと。うんうん、わかります←おこがましすぎるw

もうたくさんニュースになり見た方も多いと思いますが

ディスニープラスのサイト


今ほかの賞を見ていたらゲスト男優賞でNestor Carbonellさん受賞してた。ごめん、Xでは全く話題じゃなかったw

ドラマ見てて「あ!ベイツモーテルの人!」ってすぐわかりました。ベイツモーテルも夢中で見ていたので。


少し残念だったのはノミネートされた浅野さんと平岳大さんの受賞がなかったことですが、この写真素晴らしい。




もっと残念だったのは西岡徳馬さんがノミネートされなかったこと。素晴らしかったのになあ。

でも授賞式にいらして一緒に喜んでおられて、うれしかったなあ。

そしてここでも、ちょっと影が薄い按針様……ファンの方本当にすみません。


推しの平松ww上の写真と全然違う。俳優ってすばらしいですね。



そして驚いたのは藤様 かわいい子鹿のような女性で、でも存在感抜群でした。

おおお、これまたかわいい




主演男優賞の英語スピーチ プレゼンターがスティーブン!


アンナサワイさんのスピーチもよかった。





そして作品賞の真田さんの日本語スピーチ 本当に感動しました。


海を渡って継承された本物の日本。

本当にありがとう真田さん。

2024年9月15日日曜日

Saw X ネタバレなし&ありの感想 思てたんと違うけど映画終わっても席を立たないでください。

 

Saw X 2023年 アメリカ 

ホラー映画の中でもSawシリーズが大好き。

ついに10まできました。全部見てます。大ファン。


なんか、かわいいこいつ。メディバンで描いてみた。くすくす。




それにしても10作目ですよ。

まだやるんかーいと突っ込みも多いこのシリーズですが、大ファンの私としては大喜び。

前回のクリスロックのSawスパイラルが違いすぎて

「いやあああ、こんなんSawとちゃう~~」と大暴れした思い出。


Saw X


今回の作品は私は好きでした。ただ~し最初の30分、もっとかも。え?え?違う映画じゃないの??の連発でした。映像も降り注ぐ明るい光~ええ?展開も遅くてセリフも長い。違うやん。

「あ~あ はずれだねえ」と言っていたら後半から怒涛の展開でソウらしさ爆発。それでも何度もイライラ感もあり、ちと思てたんと違う。

そしてタイトルにも入れましたが、エンドロールで絶対に席を立たないでください。


気になったのはジグソウさん、1と2の間の設定なのに、すごく病気っぽくて老け込んじゃった。しょうがないと思いますが、もう少しメークしてあげて?





2004年の一作目のSawは大傑作です。見るのはこれだけでもいいくらい。私は好きだから見続けていますが、それ以降はグロに重きを置きすぎています。

2のストーリーも好きですが、かなり痛い描写があり、3から7のファイナルまでは

グロさ爆発、出血大サービスです。


ジグソウが作る凝りに凝った拷問機が中心で時系列もずっと見てるファンだけが理解できる内容になっていまして、3とか4から見た人には全くわからない内容ではないかなと。置いてけぼり。

今回Saw xの監督はSawファイナルと同じ監督ということで、実は心配でした。

SawファイナルはDVDでも持っているんですが血がピンク。キャンディーピンク。アメリカの胃薬のペプトビズモルの色。すごく嘘っぽくて、これ何でえええ?と思ったら劇場公開時が3Dだったそうで、2Dで見ると色が薄くなるのだとか。本当ですか?




色味以外はストーリーも面白くて満足しました。これから見てもわかるかも。ホラー映画あるあるの「嘘ついたらだめだからね」という教育的な感じもあり。ww

7でファイナルと思いきや、ジグソウレガシーというスピンオフのようなのもあり、その後に9のスパイラルオールリセットという、これまた別件というかスピンオフ的な作品がありますが、これが私たちファンを怒らせたクリスロックバージョンです。

クリスロックはアメリカの有名コメディアンですが声がものすごく高くて、その声でコメディーやるから面白いのですが、ホラーでその声でオーマイガーとか言っちゃったら、もう、だいなし。

そして、あのジグソウ人形も違う~I wanna play a gameの声も違う~

ちょっと納得いかない。笑


順番は最初のSaw{これがおすすめ}そして2,3,4,5,6,ソウファイナル、ジグソウレガシー、スパイラルソウオールリセット、そして今回のSaw X



今回のSawxはなんとトビンベルが返ってくると!


まだ日本公開前ということもあり、ここからはネタバレありの感想なのでお気を付けください。





ここからネタバレあり。↓


最初は本当に驚きました。燦燦と日の降り注ぐメキシコが舞台とか。ここ治療に行くんですが騙されました。怪しさ満点じゃないですか?一か所だけ医療施設があったり。頭の良い人がこんなチープな罠に引っかかる?

がん患者って本当に一縷の望みにかけるんです。私もそうでした。ジョンクレーマーの気持ちがすごくわかってつらい。

治るかもと希望を胸に外国にまで行って。それで、あんなことされたら、そりゃあ怒るよねえ。

でも血ドバドバかけられて危機一髪の時は本当はわざとだよね?と思っていたのに、本当に危機いっぱつだったり、一番悪の女医が意外と苦しまないままだったり。納得いかないです。足切ったのに首切られた人のほうがよっぽど痛い。

あの男の子との交流は人間らしさが出ててよかったと思いました。

そして「だましたやつ、もう一人いたじゃん、あの人は~~??」と言ってたら、ちゃんとエンドロールの後に出てきました。うん、よかった。

そして最後の最後にびっくりの仕掛けが。


ソウシリーズは全部びっくり仕掛けがあるのが好きです。そして、あの音楽が最高です。



2024年9月13日金曜日

The Boys シーズン4 安定のグロさですが、ちと文句あり

 The Boys season4





ネタバレありの感想です。


The boys大ファンですが、結構見ていて文句出ました。

シーズン4私の中ではちょっと、いまいちだった。

ご安心ください。ちゃんとグロイですww

しかーし政治的なあれこれが多すぎました。

あと性的虐待に近いシーンもあり、これは、笑えない。と思いました。

多分一昔前なら笑えるヒューイが捕まったところとかも、う~んこれは笑っていいの?ちょっとあれよねと。

私が大笑いしたところはスケート場の大虐殺?と羊。

ちょっ!!これはもうやりすぎじゃない?って。面白いけども、空飛ぶ羊て!!これはあかん。

空飛ぶゾンビ思い出しました。ツイスターの牛とか。

なんでも飛ばすアメリカよ。笑

でも羊の会の最後の歌が

♪Old MacDonald Had a Farm(ゆかいな牧場)

って。

いやーいやーよー♪って。


おなか抱えて、めっちゃ笑いました。

毎回The Boysは曲の選択がすっごくセンス良くて、第一回目から挿入歌とかエンディングの曲が素晴らしくて、楽しみにしてました。

いつもぴったりで、テンション上がります。

それが、


いや~いや~よ~~♪笑


素晴らしいです。


ホームランダーの狂気っぷりがすごかったんですが、ブッチャーもきてます。きてます。

ブッチャーが振り向いて「悪いお顔」の決め顔するのが大好きです。わっるい顔するんですよね。


The Boysはグロイけど笑えるところが大好きだったんですが、今回は政治色が強すぎるのと、例えばフレンチー中の人はイスラエル人なので、途中でいなくなったのは、戦争の影響よね、大人の事情よねと思ったり。あとフレンチーのセクシャリティーは必要なかったんじゃないかと思ったんです。

ゲイの男性でも全然いいんですが、キスシーンとかが長い長すぎる。

きみこに謝ってw


それから最初のほうに出てくる剝がれて増える人?のシーン汚すぎる。ん、もうこういうのじゃないんだよって。ほかにもいろいろ、こういうシーンあるのにうるさいファンww

大変気に入ったのが、ホームランダーの狂いっぷり。

見る価値あります。

素晴らしい顔芸 ほれぼれしましたww

特に4話での大虐殺。

IMDbでも8.9とトップ。

そう見たいのはこういうのだよと皆さんわかってらっしゃいますww

ケーキを持ってきたところから、もうどうなるかわかっちゃって、でも想像を超えてきました。

でもひどい目にあってたんだなと。

同情できないけど。笑

ライアンも心配です。叩いて喜ぶシーンなんか、おとうに似てるところもあるんだね。いやだあ。というか、子役あるあるで一瞬で次のシーズンで大人になっちゃった。これはしょうがないですよね。

シーズン5で終わりなのかな。さみしい気がします。

ディレクターにセスローガンが入ってるのを見て、ソーセージマンに納得。あれ、違う名前だっけ?









2024年6月29日土曜日

Shogun/将軍 ついに見ました。久しぶりにはまったドラマ。

 Shogun 将軍


初めはネタバレなしで、あとから注意書きの後ネタバレ感想します。


FX Starオリジナルドラマ 2024年

日本ではディズニープラスで2月27日より配信

私たちはFuluで全10話配信されてから見ました。

真田広之 主演 プロデュース




1975年 ジェームズクラヴェルの小説(将軍)を原作にしたリミテッドシリーズ(その後シーズン2の制作発表

1980年にも リチャードチェンバレン主演で製作されています。

私は原作も未読、1980年の作品も見ていませんでした。夫は「見た!でも覚えていない」ときっぱり笑

夫は日本や韓国の映画やドラマが大好き、その上時代劇。そして評判も良いこのドラマ

見たいみたい~~~~とずーっと言っていました。

私も長かったうつ病(長いアメリカ生活で、ちと心が疲れてました)から、抜けつつあった時期で

「これからはまたドラマ見るぞ!」と思っていたころでした。鬱がひどいころはリモコンさえ押せない時があったので、やっと見れるなあと。

しか~し、ちょうど放送開始ごろに愛猫の闘病が重なり、数か月はドラマや映画を見る気分も時間もなくなってしまい、愛猫が天国に行ってしまってからも、しばらく泣き暮らし

「もう無理立ち直れない」と思いつつも、気分を変えるために、やっとやっと

「一話だけでも見てみようかな」と見始めたところ……


はまった


とんでもない面白さ。


我が家はお互い何となく好きそうなドラマや映画は一緒に見る?と声をかけるのが掟Wなので、今回は息子にも声掛け一緒に3人で見ました。

3人とも一話終わるごとに「うおおおおお」と吠えました。笑 本当に毎回素晴らしくて、回を重ねるごとに面白くなっていき、毎日一話が苦しいくらい。夫と2人だときっと3話くらい一気に見ていたかも。

それほど続きが気になり、どっぷり世界観にはまっていきました。


日本人が出てくるハリウッド映画は「トンデモ日本」がてんこ盛りが普通でした。銅鑼がジャーンと鳴るなんていいほうで、時代考証もめちゃくちゃだったり、日本人役もアジアの他の国の方でカタコトだったりして、がっかりすることが多かったんです。

しかーし、我らの真田さん。オファーがあったときに

「日本文化を正しいものにして、日本人役は全員日本人に」ということで受けたそう。

ありがとう真田さん。真田さんが出るから見るとは決めていたけどwでもきちんとしてくださった。なんせプロデユーサー。NG出せるから♡

なので「これはないわあ」というところはほぼなく、心から楽しめました。

脚本もいいのですが、なんといっても配役が最高の最高。


真田様はもちろん素晴らしいんですがw 

藪重役の浅野忠信さんが特に素晴らしかったです。うまいですね。目つきとかもう演技じゃないみたいw




こずるく、裏表ある、ちゃらいやつ。腹暗い面を持ち合わせていて、ゲームオブスローンでいうならリトルフィンガーのような。でも憎めないところもあって。すごく良い表情とかセリフいうんですが、感心したセリフのいくつかはアドリブだとか。あっぱれじゃ。


私の推しwは広松


西岡徳間さんも、すごくよかったです。

浅野さんもですが、私のイメージではお二人とも若かった。そして思い出した。日本を離れて30年近く経ってたとww


このドラマの中で神シーンと呼ばれるシーンがあります。本当に素晴らしかった。ドラマ史に必ず残ると思います。虎永(真田広之)との間の緊迫感そして目だけでの意思の疎通。ああ、もうすごかったなあ。



そして忘れてはいけない鞠子様 アンナ・サワイさん




凛としていて美しい。英語も日本語も完璧です。悲しく、切ない目をしていたかと思えば燃えるような情熱的な表情をしたり。♡好きい。

日本女性の素晴らしさよと思いながら見ていました。(アンさんアメリカ人だけど)立ち振る舞いとか本当に美しかった。

そして「〇〇でござりまする」という鞠子語が我が家の一大ブームに笑

「夕食でござりまする」

「早く来い!と申しておりまする」(誰が?)

家族は「今行くでござりまする」「ありがとうでございます」

「いや、そこは『かたじけない』じゃないのお?」


あほあほ家族。


感想に戻りまする。


殿方に翻弄されておよよと(古いな)泣き崩れるような女性が出てこないのもいいです。

最初は弱々しく見えていた女性たちも芯は強く目的を持っていて、そういう脚本もすごく良かったです。

ジョンブラックソーン按針 コスモジャービスさん




理解できない言葉どころか理解できない文化の中に放り込まれ、運命に翻弄される按針様。

ああ、わかるわかるよ。そして異文化に溶け込もうと足掻く30年、いやこれは私でしたwでもすごくわかる、その気持ち。と思いながら見ていました。

そしてすごく違う食文化にも、なんとか慣れようとするシーン。納豆をお召し上がりになりまする~。ここを見ていて

「ああ~!!!納豆食べた!!按針様、日本をわかってる~もう日本人!」と納豆を食べられない夫いじめww

我が家では私が納豆を食べるたびに(近くの韓国食材スーパーに冷凍納豆の梅酢が売っています。3ドル近くしますが購入し続けています)夫と息子を追いかけ「按針様~どうぞ~」と追いかけます。っていうか、ドラマに全然関係なかった。w


応援したくなるキャラの按針様ですが表情が乏しくて、少し残念。

ほかの役者さんたちに、ちと食われちゃってる気がしました。

この方は後から洋服を着ているプレミアの画像見ましたけど、着物のほうが似合うw



それでネタバレ感想です。



アメリカで大ヒットした本作、第一話目からショックなシーンがあると騒がれたので、構えてみていました。それは侍が切腹するシーンで、赤ちゃんも一緒に犠牲になるシーン。

ビジュアルでのシーンではなかったので、それはよかったです。それでもアメリカ人には大ショックのようでした。これはもうすでに文化の違いですよね。

ああグロイシーンはないんだなと安心して見ていきますと4話目で大砲でドカンドカンと人体破損シーン。びっくりしました。

この作戦を決行したのが虎永の息子の長門 この人が後々また暗殺を企てて、敵を追い詰めたところで池の石に足を滑らせてツル!そして頭をごつ!! まさかの退場。

えええ??もう本当にびっくりしました。

4話くらいまでは、面白いのですがハラハラドキドキはそれほどではなくて、中盤から後半がすごかった。

特に8話目の広松のまさかの切腹。ええええええいやああああああああとソファーから立ち上がりましたよ。一番好きなキャラだったし、虎永の唯一の親友じゃんって。その人さえも日の本のために使うのお?ひどいひどいって。

そして紅天の意味がまさかの鞠子様の死だとは。鞠子様素晴らしかったなあ。こんなに凛と強く美しい女性がいたのかな。モデルがそれぞれいるので「日本の歴史」の本を何か買おうと思いました。

それにしても鞠子様カソリックでありながら、夜這いをかける笑そして自害いたしまするって、だめだよね?罪の告白をしてもやっちゃダメ。

按針が介錯を申し出たときはジーンとしました。ほっとしたのもつかの間、忍者たちの大砲?でぶっ飛んでしまって。藪重の奴、本当むかつく~。

こういう人物語には絶対必要ですし、とにかく演技がうまかった。

夫が「この人すごくいいね。あの……コメディアンじゃないよね?」って。違う、キム兄じゃない、似てるけども。

むかつくといえば文太郎 はああ子供っぽい。茶室で鞠子様にガツンと言われたときは胸がスーッとしましたw 最後の最後に按針の手助けをするところは、なかなか良かったけど。

それから藤様も好きなキャラ。かわいいなあ。静かで可憐なお花みたい。でも芯ががっつりあって、そこがいい。尼になると決めたときに按針とのカタコトのセリフがとってもよかった。ここも忘れられないシーンです。

「いい尼」という一言に(本当は側室のままでいてほしいけど、藤様が望むなら、いいですよ、きっと良い尼になりますね」が込められていて、ここの表情というか、セリフはよかったなあ。

そして船で遺灰を巻き、十字架を鎮めるところもすごく良くて、初めて泣いてしまった。心が通じ合って「ずっと一緒」というセリフに涙腺崩壊。

ここで「あれ?」っと思ったのは十字架も手放してるというところ。だって年老いた按針が十字架を握りしめてましたよね。あれは老後の姿だと思っていました。あとからインタビューや考察を読むと、あれは束の間に見た按針の夢だったと。あああ納得です。

唯一の不満が最終回。

派手な合戦シーンがあると思い込んでいたので。按針も大砲ドッカンドッカンうっちゃって、と。

アメリカでも賛否両論だったそうで、監督のインタビューを見ると「原作ではここまでなんだ」とほうほう。

でもリミテッドシリーズがシーズン2と3が決定したとなると、オリジナル脚本ですよね。関ヶ原の合戦シーン見たいみたい!

本当に素晴らしい作品でした。

ドラマが見られなかった私の心の病を治してしまった。
久しぶりに「ああ続きが見たい」という気持ちになり、やっぱり映画はドラマって素晴らしいなと再確認しました。


















2024年3月16日土曜日

Thanksgiving サンクスギビング ネタバレなしあり感想

 Thanksgiving 

すごく見たかった映画 Netflix(USA)のほうに来てました。

サンクスギビング イーライロス監督 Eli Roth 2023年 アメリカ



大好きなイーライロス監督 しかも、プレビューでオーブンにターキーみたいに入れられちゃう人を見て「絶対に見る~」というと夫に「変態~」と言われました。


はい、そうです。認めちゃうよ。こういうの大好きです。


ホラー映画が好きと言ってましたけど、スラッシャー映画が好き。

しかも、ちょっとコメディーよりが好き。


というわけで好みにぴったりな映画でした。


簡単なあらすじ


サンクスギビングの夜 早めのブラックフライデーのためにウオルマートみたいな店に集まる群衆。数人のティーンのために大暴走そして数人の死者が出ます。

それから一年後 サンクスギビングの日、一人また一人と殺人が起こります。犯人は?


というような、ストーリー


私はすごくおもしろかったです。


ちとおバカコメディーホラーというか、突っ込みも多め。でもいいのです。まじめな映画のミスは許しませんが(早く警察呼べ~。とか)いいんです。だっておバカホラーだから。ww


肩の力を抜いて楽しめる作品。イーライロスさがでてる~。


最初のお店の大暴動。ほぼ実話です。


アメリカで起きた痛ましい事件です。


店員が群衆に踏まれて亡くなったのも事実です。イーライロスはコメディー色を強くしながら、批判しています。


普段でもやっすいワッフルメーカーを奪い合いながら殴り合う人たち。映画ではさらにコメディー色強く血まみれで倒れている人から奪う場面も。


ここもグロイ描写ありですが、イーライにしては全然たいしたことないっていうか。パレードの惨劇も、パーティーの映像も、私はそれほどグロイと思わなかったなあ、(ちょっとマヒしているかもしれません)

シェルフはパトリックデンプシーそしてこの女性、どこかで見たことあるなあと思っていたら、なーんとジーナガーション ああ~そうだ。あんまり変わっていないのに、お久しぶりだった。




ここから、ネタバレありの感想です。



ティーンがわらわら出てくる映画はあんまり好きじゃないとはいえ、ホラーにはあるあるです。

で「ああ、もうこいつ、ふざけててむかつく~」というキャラはきちんとやられます。


スーパー大乱闘が一番良かった。後半の感謝祭のテーブルの丸焼きもなかなか見もので、あの焼けたよとポンと飛び出すの、笑った。いや、全然火が通ってないでしょ?って。w

そして吐く主人公の夫。ホステルでも主人公が痛みに吐いてましたが、ここはあまり見せなくてもいいなあ。個人的に思いました。(グロはいいのか?はい)

痛い描写より、汚い描写が嫌いなので、排せつ関係はいやだなあ。


後半、主人公が倒れている警察官を見つけるところ、銃をとるより、無線で警察呼ぼうよと思ったり、助けを呼びに行けたんじゃと突っ込み。そのあとで、シェリフと二人になって、同じ展開できたのに。



最近のホラーいい感じにスマホ使ってますよね。ライブ配信もよかった。さっきまでいた刑事たちもっと早く戻ってよと思いました。誰かから連絡なかったのかな。とか。

エビデンスのスマホとるのも早くない? ちょっと後ろ向いたあの瞬間?とか思いましたが、なんといってもイーライのコメディーホラーだからいいよねと。引っ付き虫草でばれるとかw


犯人はボビーは背が低かったから違うよねと思っていたし、お父さん体型が違うよねと思っていたけど、なるほど。犯人探しまでなかなか楽しめた作品でした。


おバカコメディーグロありスラッシャーお好きならおすすめです。



2024年3月13日水曜日

I See You フロッグ ネタバレなしあり感想

 I see you  2019年 アメリカ サスペンス

ヘレンハント主演 

邦題がフロッグ 

この題名は損していると思うなあ。日本映画のミュージアムのカエル男思い出しちゃった。

マスクもちょっと似てるしww




すごく良かったです。ヘレンハント久しぶりに見ました。口元が老けていましたけど、そこがまたリアルでよかったです。

2日続けてドンデン返し見ましたけど(ウイークエンドアウエイ)こっちのフロッグの方が全然良かったなあ。


最初はホラー感があります。

特に音楽というか効果音が怖いです。不協和音


それから映画って演技力大事だなと再確認しました。

カウンセラーらしきヘレンハント(仕事の描写なし)刑事の夫と反抗期高校生の息子。

3人とも、とてもよかった。

壊れかけてる家族の描写が痛い。辛い。

この家に不思議なことがあれこれ起こっていきます。知らずに見たらインシディアスのようなホラーだと思ってしまうかも。

途中から「なんだ、そんなことか」とがっかりしたのに、そこからすごい勢いで盛り返します。

脚本と構成が見事。

私はすごく好きな映画でした。




ここからネタバレあり。




途中から「え??なーんだ、こういうことだったのかあ」と最初はがっかりしました。

色々起こっていた不思議な現象がこいつらの仕業なんかあ~と。


でもがっかりからの、おおお~そうなんだの盛り上がり方がよかった。

フロッグの意味がわかって、なるほど! でもI See Youのほうがやっぱりよくない?と思った。フロッグっていうホラー映画があったような。


刑事怪しいところもあったけど、まさかの犯人とは。そしてフロッギングしていた若い男性も被害者だったとは。そこは全然読めなかったので「おおお」と楽しめました。


それから途中から視点がファミリーから犯人側へと変わるのがよかった。時系列で。


ヘレンハントの奥さんがなぜ浮気をしていたのかとか、全く説明なし。さらに言えば心理カウンセラーにも見えなかったなあ。

立て直そうとして、何もなかったことにしようとしている表情なんかはさすがでしたが。

家族のもめごとがホラーやサスペンスに入ってくるのは大好きなんですが、もう少し説明があってもよかったなと思いました。

不倫をした原因とか、その男性との関係性とか。いきなり出てきて、驚いた。

そういうところがちょっと残念でした。





2024年3月10日日曜日

The Weekend Away ウイークエンド・アウェイ ネタバレなしあり感想


 The weekend Away 2022年 アメリカ Netflix




今年からバリバリ見る予定だったのに、まだ数本です。ついついYoutubeをあけてしまい、さらに「おすすめどんでん返し映画」などを見て、もう見た気になってた。ww

ドンデン返しが大好物です。

小説も映画もサスペンス、スリラーそしてドンデン返しがあったら最高です。

最後に「え!!」っと驚きたいのですが最初から「すごいドンデン返し」と広告に載っていたりすると、めちゃくちゃ構えてしまってだめですね。笑

この映画も「びっくりする」と聞いてみて見たのですが、うん、そこまでは、うん。

結構面白かったのですが、突っ込みもすごく多くて「いやあ、おかしいでしょ!」といってもうた。

特に警察の描写がひどい。

あと主人公や登場人物に魅力がなくて、ちとうざい。

軽いあらすじは

赤ちゃんがいてイギリスで幸せな結婚生活をおくっている真面目な女性べスと真逆な性格で派手で奔放な女性ケイト 女2人でクロアチアを旅をすることに。クラブで覚えていないほど泥酔し、翌日姿を消したケイト。事件に巻き込まれたと警察に届けるけれど聞きいれてもらえず、事態は思わぬ方向に。

おもしろそう!と思って見たんです。ドンデン返しもあります。

まあ、おもしろかったんですが、が、いろいろとちょい雑。

設定とか脚本とか演技も。

主人公のケイトがいまいちでした。うざいよねえ。

こんな真面目な女性が赤ちゃん置いて旅行はないわあ、と。

いろいろ設定がおかしいなと。

まあ、それでもテンポは悪くなく、楽しみながら見られました。

怪しい人物を簡単に信じたり、突っ込みというかイライラしながら見てました。

どんでん返しと知っていたので「きっと、あいつか、あいつだよね」と思いながら見て、結構当たってて、あ~あ。もうひとひねりほしかったなと思いました。




ここからネタバレ





設定がガバガバはともかく、現地で初めて会ったタクシー運転手信じすぎいい。

アラブ系だから、ほら怪しいでしょうっていう監督のいやらしさに、まあ確かにはめられました。いかにも怪しい感じ。

いい人で良かったけど、そこまでしてくれる人もあんまりいないのでは?それから警察があまりにも無能すぎい。クロアチアの警察から怒られるよ。

それからイギリスとクロアチア近すぎいい。

電車で2駅くらいの距離感。赤ちゃんいるのに、いやいや、そんな簡単に預けてササっといけない距離なのに。

それをいうなら、ケートの性格で赤ちゃんおいて外泊は絶対ないと思う。

ホテルのオーナーもきもすぎいい。こんな映画ありましたよね。というかめっちゃ犯罪。

サスペンスにカップルの不倫だとかあれこれ詰め込みすぎたのかなと。あとクロアチアじゃなくてもよかったのでは?とかいろいろ思うところあった映画でした。



2024年1月14日日曜日

2024年 今年はたくさんホラー映画見ます……予定


 

Happy New Year!って。 めっちゃ遅いですね。


しかも、しばらく更新できませんでした。


だって……


映画ブログなのに映画見てなかったからww


2023年は愛猫の闘病や私自身も精神的に疲れていて、ドラマや映画を見られませんでした。


あれほど好きだったのに。


特にホラー映画は心身ともにめちゃくちゃ元気じゃないと見られないことに気が付きました。私は、ですが。


ホラーというよりも、どんなドラマでも映画でも、リモコンが押せない。こんなことになるんですね。

数分のYoutube を寝る前に見たり。そんな日々。


映画は何本かは見ました。アンソニーホプキンスのFatherとか。


認知症の頭の中の映像化ということで、本当に難しくて今でも「え?え?」と混乱中。w このブログにも書きかけましたが、何がどうなっているのか、いまだにわからない。


鬱状態の時に、完璧にチョイス間違えました。



ですが、だいぶ元気になってきたので、今年はたくさん映画もドラマも見ようと思っています。


まず、これは見なくてはの ソウX 大好きなソウシリーズなんと10 いやあ、続けてくれてありがとう。楽しみです。


きこきこ~



ソウ10ではトビン・ベルが戻ってくるというので楽しみです。

ジグソウのI wanna play a game っていう決めセリフのものまね。私はすんごく似ていると思うのですが、夫は「便秘を我慢してる人みたい」と失礼なことを言います。


そしてサンクスギビング 

イーライロスの血まみれホラー。ああ、これも見なくては。

ドラマも見ないままのものがたくさんあって。クラウンの続きも見なくては。

毎日ちょっとずつ見ていこうかな。


こんな不定期ブログですが、これからもよろしくお願いします。