シーズン6 エピソード10 Nippy
本当にこのドラマが好き。
ブレーキングバッドもちろん名作中の名作ですが、もっと好きかも。シーズン1のまだジミーがジミーな時の緩~い感じも好きだし、チャックとの胸が痛くなるような数々も好き。キムとの間柄もだしソウルになってからの法律ぎりぎりのあれこれも好きでした。もちろんブレーキングバッドのソウルグッドマンもお気に入りのキャラでした。
その本家より長くなったシーズン6も大傑作です。ずっとリアルタイムで見られて本当に嬉しいです。
ネタバレありの感想です。
前回のエピソード9が神回でこれで最終回でいいのでは?と思っていましたけど、エピソード10のNippyもこれはこれで素晴らしかったです。
全編オマハのジーンのストーリー
何度もオープニングで見せてくれていた謎めいたジーンの人生の一部を見ることができました。
いや~すごい。こう繋がっているのかあ。
いろいろ謎でしたよね。
「ソウルグッドマンだよね」と身分がバレたあのタクシー運転手がまた出てくるとは!最初わからなかったんですよね。違う俳優にキャスティングされてました。
で、また逃げようとして一度は電話かけるんでしたっけ?でも自分で解決する。と。その解決がこれなのかあ。
まずはお母さんにロックオン。私は知らなかったのですが、すごく有名な女優なのですね。
Carol Burnett
夫が「あ!あの人かな?だったらすごい」と言ってましたけど、BCSファンの間ではゲストに出るらしいと大騒ぎだったとか。
結婚する前のアメリカのテレビをあまり知らなくて、時々寂しくなることあります。しょっちゅう再放送してるアイラブルーシーのルーシーくらいしか知らないぞ。
アメリカの中高年の間では「おお~あの人が!!」という有名な方だそう。
で、その高齢女性に近づきます。ソウルお手の物だもんね。スニーカーおばあちゃんを思い出して、しんみりしました。
家に上がり込むジーン。タクシー運転手に(もう名前忘れたあ)
(悪いこと教えて儲けさせてやるから俺がソウルだと黙っておけ)と。
で、何をするのかと思ったら、まずセキュリティーの所にシナモンバンを持って行って
「この前は悪かったよ」と。ああ、あったね、そんなこと「弁護士呼べよ!!」って。
勿論謝る気じゃなくて作戦でした。なんとセキュリティーがシナボンを1個食べる時間を測っていました。その時間はセキュリティーカメラに背中を向けるから。
で、毎日かわかりませんが、シナボンを手土産にセキュリティー達と仲良しになるソウル。
この時してたフットボールの会話からやっと2010年ということがわかります。
ということはシーズン6の出来事が2008で、その後のブレーキングバッドのあれこれが2008年から2010年の2年間?で、オマハに逃げて数か月後かな?
どこか計算間違っていそうだけど、結構間が空いてないですよね。
で、シナボンのシーン。すっごくおいしそうに食べてますよね。美味しいんですけど、すごく甘いんです。
超甘党の私が「あま!!」っていうくらいの甘さ。糖分油分のカロリー爆弾です。
もうないんでしたっけ?確かオハイオは閉店したんじゃないかな。
そのカロリー爆弾をカロリー控えめにした方が良さそうな体系のセキュリティーにガンガン食べさせちゃう。心配になりました。後胸焼けww
タクシードライバーに泥棒させちゃう作戦。おもしろかったですね。
あの「ここ汚れてるわ、きれいにして」と磨いたところが、あの伏線。見事です。
ここハラハラしました。
この作戦をする前に両手をパッとひらくところ。ソウルグッドマンが戻ってきましたね。
ここで思わずウオルターのセリフを思い出しました。
I was good at it. And I was really — I was alive.
「ジーン」として生きることはできない「ソウルグッドマン」が忘れられない。
というか、変われない。ということでしょうか? ソウルはやっぱりこういうことが得意だから。スリッピングジミーから変われなかったように。
タクシー運転手に罪状を説明するところ、ちょっと難しかったので夫と息子の英語先生に聞きました。
このドラマは一応ww弁護士ドラマなので、一緒に見ていて良かったあと思うことよくあります。 法律の勉強したいな。
最後の高いけれどセンスの悪いシャツとネクタイを手に取るところは、あのソウルの派手な時代を思ってなのでしょうか? もう戻れないことへの悲しみなのか、それともまだ引き返せるということなのか。
いろいろなサイトを読んで考察中です。
いやああ、それにしても本当に面白いよ。
脚本も良いけど、モノクロの映像も美しくて好きです。
違うドラマみたいになったけど、これはこれで好きです。来週も楽しみ。でも終わってしまうのが悲しいです。