2025年12月14日日曜日

ドラマ スカーペッタ キャスティングにモノ申す


スカーペッタ/Scarpetta(ドラマ3月11日 アマゾン全米配信)ニュースを聞いて大興奮していたのですが、キャスティングを見て「えええええ?」と変な声出ました。


はじめにスカーペッタScarpettaとは?


パトリシアコーンウエル原作の検視官シリーズのケイスカーペッタのこと。難解な事件を科学捜査していく大好きなシリーズで何度も映画になると言っては立ち消えていました。

作者のコーンウエルがスカーペッタにすごく思い入れがあるそうで、キャスティングが決まりませんでした。

私が思うに(多分皆思ってる)スカーペッタはコーンウエル自分自身なんですよね。


「誰もが振り向く端正な顔立ち。イタリア系だけど金髪そして知的」


なので、ちょっとやそっとの美人では許さぬということなのかわかりませんが、デミムーア(すんごくイメージ違う)アンジェリーナジョリー(雰囲気あるけど、金髪似合わず)


今回のキャスティングはやっとOKがでました。ニコールキッドマン

ああ、わかるかも。冷たくて知的な感じ。イメージはう~ん若いころのミッシェルファイファーとか?ああシャーリーズセロンもいいですよね。


でも美人、雰囲気ある!



下の写真は撮影中のニコールさん。いい感じ。





下が作者のコーンウエル


雰囲気あるよね、とみていたらジェイミーリーカーティスも出演だと。

ああいう感じの人でてないよね。上司かなと思っていたら、なーんとニコールキッドマン(ケイスカーペッタ)の妹 ドロシー

ええええ??


妹!? いもうと??




コーンウエルさん? いいの?




撮影中の写真。

いいの?





無理がありすぎます。

そしてドロシーの娘 ルーシー コンピューターの天才 スカーペッタの姪です。

作中ではオレンジ色の髪の毛に緑の目

アリアナ・デボーズ

 

え?あれ?いや良いんですよ、人種が変わるのはよくあるし、あの生意気な天才の感じを醸し出してくれたらいいな。



しかーし、許せないのはマリーノ

粗野で乱暴だけど人情派で大好きなキャラクター 大柄で太っているイタリア系という設定です。 私の中のイメージでは、もう亡くなってしまいましたが、ジェイムスガンドルフィー二とかトムサイズモア

なーのに

ボビー・カナヴェイル


いやああ~~~違いすぎる~~ ファンの方ごめんなさい。でも優しすぎます。


こちらも撮影中の写真 マリーノとルーシー。 イメージ違いすぎるう。



そして、とどめがケイのパートナーでFBIのウエスリー いつも白いシャツとスーツをピシッと着ていて、ハンサムだけど冷たい印象 私のイメージはジェームズカビーゼルとか?

 

しか~~しサイモンベイカー! メンタリスト!!




ニコールキッドマンとサイモンベイカー!! ひいいいいい、なんかもう見たくない気がする!


アニメも実写版難しいですよね、ファンが怒りまくる、あの気持ちわかりますww


検屍官シリーズ 26作品出ているそうです。私が読んだのは21の儀式までかな。

講談社サイト ←こちら順番も書いてあって詳しいです。


あらすじを読んでいくと 25 禍根 結婚して暮らすドロシーとマリーノってさらっと書いてあってびっくりしました!そんなことになっているの?? ジェイミーリーカーティス!いいの?←しつこい


オハイオにも持ってきて読み返した大好きなシリーズ ドラマも良いといいなあ。

ちなみに、私がおもしろい!と思ったのは写真に写っている10巻目の警告くらいまでかな。

新作も読みたくなりました。







2025年12月6日土曜日

バレリーナ:The World of John Wick

 バレリーナ:The World of John Wick

2025 アメリカ 2時間5分 アクション


ジョンウィックシリーズが大好きなんですが、キアヌ出てないんでしょ?って思ってポスター見たら、あら、いる❤ 見ましたww やっぱりかっこいい、主役がかすんでしまいます。

そして、なんとノーマンリーダスもダリルのままの姿で、役柄もそんな感じで出てました。





ちょっと前に見たので、あっという間に内容を忘れてしまいました。

でもアクション映画のいいところ。うおおおおおお~~!!と大興奮した後に、忘れる。
正しいアクション映画の見方です(と思っている)

あらすじなどWikiを張っておきますね。私も読んで「ああそうだった」と思いました。

この映画はあれですね、アナ·デ·アルマスのかわいいお顔と美しい姿態をめでる映画でした。

でもこの2人が並んで出てきたら笑ってしまいました。なぜか?それは……






キアヌリーブスの最低作品と私が思っているノックノック(2015年)を思い出してしまうから~!!
キアヌ時々ひどい演技の時ありますよね?大好きだけど、ありますよね?

この作品は本当にひどかった。若い女性2人に翻弄される役なんですが、金髪のほうがアナ、黒髪のほうがグリーンインフェルノなどに出たイーライロスの嫁ちゃん。ロレンツァ・イッツォ

この2人が本当にムカつきまして、さらにキアヌが演じた建築家もひどい。始終イライラしました。その2人がでてる。ww






IMDb6.9と意外に低い。ちょっと驚きました。
私はジョンウイックシリーズとして、そしてアクション映画として楽しめましたけど、シリーズ見ているからのお約束とか(ホテルで殺人はだめ)とか初めて見る方は混乱するかも。
なんでキアヌ出てきた?みたいな。最後に懸賞金かけられるところとか。

スピンオフしすぎるのは嫌いですけど(ウオーキングデッドみたいな)でももう1個くらいは見たいな。かっこいいキアヌが見たいと思います。ノックノックみたいなのはもうやめて~。



2025年12月3日水曜日

サブスタンス The Substance ネタバレなしあり感想

 サブスタンス 2024年 アメリカ

日本の公式サイト

日本のキャッチコピーは「かわいいが暴走して、阿鼻叫喚」

この日本独自のポスターを見て「大人女性とティーンのぶつかり合い?あ、いれかわり?ちょっとかわいいコメディー系?」などと思った皆さま大やけどでごさいます!!





良いですか皆さま、だまされてはいけません。この映画

ホラーホラーグロホラーでございます。R15+も納得。

そしてデミ·ムーアよく受けた! すげえな、おい。という誉め言葉が素直に出ました。


映画を表すポスターはアメリカのほうが断然近い。↓のこれ、本当これ。




簡単なストーリー

元は売れっ子のハリウッドスターが年齢を理由に解雇されるところから始まります。

デミ、自虐。脚本を読んだらキーってなりそうですが、良く引き受けたなと。

ハリウッドあるあるです。プロデューサーがデニスクエイドなんですが、解雇のシーンで汚くエビを食べるシーンが私は一番不快でした。

きもち悪くて、不愉快でグロテスクなシーンが多いのですが、この口いっぱいの咀嚼が、もううえええええ~。

50歳だからとごみのように捨てられるエリザベス(デミ)ここから禁断の薬に出を出していきます。

ここまで書くと、やせるためのメトフォルミンとかマンジェロとかを使用する人たちへの警告のようにも感じます。

この禁断の薬がとんでもないもので……というのがあらすじ。



最初は人間ドラマ、そしてSF、ホラーその後びっくりするほどのコメディーシーンもあります(私はよくホラーコメディーを見るので笑いました)いやあえぐいえぐい。

すごいの見ちゃった。というのが正直な感想で、高年齢への抗いなど深いテーマもあるんですが、とにかく、えらいもん見ちゃった。

面白かったですけど、魅力的な若い女性のほうも、それほど、まあ、うん。そうでもないっていうか。すみません。

いっそ、若いころのデミムーアのAIでも良かったんじゃないかとも思いました。







ここからネタバレ


いやあ解雇のところとか、悲しい、デミのダンスも悲しい。老いを受け入れられない(っていっても50歳やで!!)エリザベス切ない。

昔のクラスメートとデートしよっかなとおめかしのシーン一番切なかった。

「いいじゃ、エリザベスそのままで十分綺麗」と言いたくなりました。待ってた男性かわいそう。

鏡の前で口紅をぐちゃぐちゃにするシーン素晴らしかったし悲しかった。

私たち一般人でも老いを受け入れるって難しい、ハリウッドスターならなおさらですよね。

自然体は美しいと思いますが、整形依存になる気持ちもよくわかるなあ。というかデミムーア確か億単位で整形してたと思った。だからよりキャスティングすごいなと。

謎の薬を注射すると、まさかの自分の体の中から若い魅力的な別の自分がでてきます。背中からめりめりっと。きもいいい。

で、生まれた?若いスー。古いエリザベスの背中を縫うシーンも気持ち悪い。

「ああ~そんな雑に縫ったら感染症に!!」と軍でメディックだった夫うるさいww映画だから~。

1週間ごとに体を交換しなければいけないんですが、若い自分のまま長くいたいため、そのルールを破っていきます。

そのたびにエリザベスのほうの体は、より年を取っていき、老婆のようになり、後悔しても、もう取り戻せない。





この後のビジュアルがさらにすごかった。 いやあいくらなんでもこんなに垂れなくない?




スーのほうは(かわいいけど、素晴らしいほどじゃないと思った。口元とかいまいち?)どんどん仕事が軌道に乗って、ついに大晦日の特別ショーを任されることに。


しかし、あまりにも長くスーを使いすぎて、元のエリザベスにも戻れず、ついにモンスターへ変身してしまいます。

もう、このビジュアルがすごすぎる。ぐちゃぐちゃで。この姿のままショーへと出演します。


この監督おっぱい好きすぎ。老婆エリザベスの垂れ下がった乳房から、モンスタから生えてる乳房まで、意味があったのかなと考えました。

いつも着ている黄色のコートとか。監督なりの考えとかあるのかなと。

そしてモンスターのまま舞台に立ったエリザベスのラストシーン。もう大笑いしてしまった。これはひどいというかえぐいっていうか。

監督短いインタビューでは「モンスターになったエリザベスはやっと自己肯定できるようになり、自分を好きになったんだ」とほう。

頭にイヤリングをじかにぶっさしちゃったりして、おめかししてたもんねえ。


ギャーギャー言いつつ、いろいろ考えさせられる映画でもありました。