2018年2月6日火曜日

ワナオトコとパーフェクト・トラップ

ワナオトコっていう、もうどうすんのこれっていう題名の映画ですが、英語では

The Collector (2009) IMDb6.4



かなり前に見て、結構面白かったんです。すご~くグロいんですが(また)ストーリー脚本もしっかりしてるし撮影も良くて、いわゆるいい意味で裏切られた、拾い物ホラーでした。

 もちろん突っ込みどころはありますが、ふ~んよくできてるうと気に入っていました。

 で、当時「あ、日本の題名は何かな?」と調べたらワナオトコ。

    ワナオトコでございます。

しかもパッケージに【その罠、匠の技】笑いました。確かに凄い罠なんですけれども。




スプラッターでスラッシャーがダメな方は見ないほうが良いですが、ホラー好きな方、結構面白いです。ただ、動物に対してあんまりよなシーンもあります。もちろん人間に対してはもっとあんまりよなんですが。ソウシリーズ3からの感じです。というかソウシリーズ4以降の脚本を手掛けた人が監督だとか。納得です。

だいぶ前に見てかなり内容を忘れていますので、今度また見てみます。

今日はこの続きの

The Collection (2012)IMDb 6.1

The collector の続きだから The Collection わかりやすい!

でもね、日本の題名はね、奥様。パーフェクト・トラップだって。 

ワナオトコの続編がパーフェクト・トラップなんて絶対に気がつきませんわよ。






日本の大人の事情だとか。そうなのか。確かにパッケージはそっくりです。

で、この2ですがNetflixに来ていたので昨日見ました。1を見ていなくても分かる内容になっています。

罠のスケールが大きくなっていて、冒頭からものすごい血しぶき。グロいシーンはまあまあOkなんですが、大量の血がちょっと苦手なので「や、やめようかな」と思いました。

ブレイドを見るのやめた経験あります。ブレイド1クラブの天井から血が降り注ぐシーンを見てスーッと自分の血の気が引いてしまいました(笑)

しかーしパーフェクト・トラップは最初のクラブの大量殺戮シーンを超えたら、ワタシ的にはかなーり面白かったです。


主人公のショートカットの女の子見ているうちにどんどん好きになっていきます。正義感もあってかっちょいいいです。

前回の主人公の男性も出るんですけど、この人の顔面白いですね(笑)なんていうか良い人なの実は悪いのかよくわからない不思議な感じです。


私は結構夢中で見ましたけど、スラッシャーホラーやグロイのお嫌いな方はもちろんおすすめしないです。というかこのパッケージで最初から見ないよね(笑)


最近すっかりホラー映画ブログになってしまいました~すみません。
次回はこれから見たい映画やドラマなども書きたいと思います。






2018年2月3日土曜日

ドラッグ関連のドラマ ナルコス3


ドラマや映画の趣味がおっさんというか、あま~いラブストーリーよりはホラーとかギャング同士の抗争とかシリアスな刑事ドラマとかが好きです。最近はドラッグ関係のドラマや映画にはまっています。


ドラマの最高峰はやはりこちらブレーキングバッド。昔何回か書いていますけど、今度また最初から見るのでシーズンごとに書き直します。ブルーレイを買っちゃいました。息子はまだ見ていないので、じゃあ3人で見ようと。これから見るなんて羨ましいです。このドラマは本当に本当に面白かったし、役者陣も素晴らしいです。語り出すと長くなるので、このドラマはまた今度少しづつ感想書きます。









今日は最近見たネットフリックスのナルコスです。


1と2は実在した麻薬王パブロエスコバルの物語です。公式サイトより簡単なあらすじ


強大なコロンビアの麻薬王、パブロ・エスコバルの麻薬取引は、それまでの麻薬捜査を一変させた。それは捜査官を命の危険にさらす、さながら戦争のようだった…





この当時のニュースは殆ど知らなかったですし、歴史の勉強にもいいかなと見始めたのですが、このドラマの特徴はほとんどスペイン語の会話だったので、思わずスペイン語の勉強になりました。何回か書いたのですが、最初は字幕を英語で追うのが辛くて「目が痛い~」と言っていましたが、それ以上におもしろくて、特に2は一気見でした。

DEAのペーニャ捜査官 ペドロパスカルこの役にぴったりでした。すごく70年台の雰囲気が出てますね。アメリカ人捜査官と麻薬王との息詰まる(戦争)これが実話っていうのが一番驚きます。なので、時々差し込まれる本物のニュースなどあり、ドキュメンタリーを見ているようです。



見終わってからネタバレサイトなど読むのが好きなんですけど、ナルコス役を演じた俳優
ヴァグネル・モウラ(Wagner Moura)なんとブラジル人だとか~!!しかーもスペイン語話せなかったのだとか!うそーーーん!!

たしかにゆっくりだなと思っていました。麻薬王だから貫禄つけてるのかなと。それからスペイン語と言えども部下の数人もコロンビアのアクセントではないそうです。これは本当にびっくりです。

ハリウッド映画に日本人が出てきて、でも中国なまりがあるみたいな感じでしょうか?
それともそれほど違和感ないのかな?ぜひスペイン語話せるお友達にきいてみなければ!!

さて、今日はこのナルコス3についてです。

3からパブロ・エスコバルではなくてヒルベルトとミゲルのロドリゲス兄弟が率いるカリ・カルテル中心です。






今回もペーニャ捜査官。語り手になります。

私はこの3が一番おもしろかったです。最初から見たほうが良いですけど、この3だけでもいいくらい。ものすごい緊張感がずーーっと続きます。




このホルヘさんのシーンの緊張感と言ったら!!久しぶりに足バタバタさせてドラマ見ましたよ。ネタバレ無しで見て欲しいと思います。大興奮です。



シーズン4は今度はメキシコの麻薬戦争に舞台を変えるそうですが、どうなるのかな?危険ですよね。ペドロパスカルさんは降りるそうです。やはり事件のことがあるのかなと思いました。撮影が安全に行われますように。

映画の方はあまり見ていないかもです。

最近見たのはボーダーライン(面白かったと思うけどあまり覚えていない…)麻薬と言えば古くはスカーフェイス。好きです。テレビであると Say hello to my little friendのところ言っちゃいますよね?え?言わない?
スカーフェイスはカテゴリーはギャング映画ですね。いつかまとめたいなと思います。


2018年1月29日月曜日

The Belko Experiment (2016年)サラリーマンバトルロワイアルネタバレあり


The Belko Experiment(2016年)



マイケル・ルーカー出てるし、スリラーアクションということですが、ん~あんまり聞いたことないなあ、どんな内容なの?放題は何かな?と調べたら、なんと、なんと


サラリーマン・バトルロワイアル

もう内容わかった!(笑)


わかりやすい。あまりにもわかりやすい邦題。

しかーし映画好きな方は「うわあ、いきなりチープになった!!悲しい!!」
と言ってました。

バトル・ロワイアルは本も読み映画も見ています。中学生が殺し合いという、ちょっとモラル的にあれだよねえという問題作品。それのサラリーマンバージョン!!

解説もあらすじも読んでないのにもうわかっちゃった(笑)

直訳はベルコ社の実験 社員同士で殺し合いをせよという、想像どうりの映画です。



ここからネタバレ








面白かったんですが、つっこみも多々あります。
ものすごく血まみれなのでアクションスリラーですけどこれはムリーという方も多いかもしれません。私はもちろん大丈夫です。

ビジネスマンたちが出社してくるところから映画は始まります。よくある感じの。
このままウオールストリートのような映画や恋愛映画になりそうな爽やかな感じの。

そこに混じって電気系統の工事人2人も。その1人がマイケル・ルーカーです。
メルル~!なにか悪いことするんだな?と思ったあとに、いやいや皆を助けるような感じかな?と。


ツッコミその1
マイケル・ルーカーがきっとすごく活躍するんだな、電気工事のノウハウをなんとかして!とワクワクしてたら始まってすぐ殺されます。えええええ~~??もったいない。設定とかオレンジの服とかなんのため~?

ツッコミその2
もしかして主役?と思った女性が最後の方であっさり殺されます。
何度も何度も危ない目にあい、生き延びたのにエレベーターがひらいた瞬間パーンって。
人生の儚さみたいなのを描きたかった?

ツッコミその3
最後のあれは?まだ次のステージがあるっていうこと?っていうか誰が何のためにやってるの?

と、細かいことをいえばいろいろあるんですが、閉ざされたビルの中殺し合いをさせられる社員達。人間性がむき出しになって、エグいです。強いて言えば、あの人優しそうだったのに、え、この人そんなだったんだ。ともっと掘り下げてほしかったなあ。

主人公というか生き延びる人にあまり感情移入できませんでした。あんまりかっこよくな……顔とかでなくて、ほら「この人は助かって欲しい!絶対に!!」という魅力が足りなかったかなあ。

首の後にうめこまれたチップ(ボール)を使った反撃は良かった。こういうの結構好きです。でもすっきりしないですけど。

この映画の監督もジェイムズ・ガンでした。音楽のセンスがやっぱり良かった。


会社系ホラー映画ではもう一回見たいのが  
(ヘッドハント)Inhuman Resources(2012年)






ホラーファンとしてはこういうの大好きです。グロいホラーですがちょっとコメディー入ってる(笑)探してみようっと



2018年1月28日日曜日

jigsaw ジグソウレガシー ネタバレ感想

Jigsaw(2017)ジグソウレガシー

IMDbは5.9でした。

ソウ・ザ・ファイナルから7年!!ファイナルってつけたのに続き作っちゃったよ!

ソウは1が一番好きなんです。1は本当に面白くてやられたあああと悶ました。いい俳優も揃ってたし。残酷だけど犯人対刑事の頭脳戦みたいなところもあったし、すっごく好きです。
2は残酷度増えましたけど、これもなかなかです。後の3以降はもうグロさマシマシばかりに力を入れるようになってしまいました。

それでもただのホラーではなくて一応捜査とかあるしい、テーマっていうかあ、もう大好きなシリーズ←結局好き。DVD全部持ってます(笑)



ジグソウと言えばゲーム。あの声で、あの人形で、また残酷なゲームが始まっていました。

ちなみに私はテープのあの声が好きでI wanna play a gameってところいつも真似して自分ではすげー似てると思うんですが夫は「便秘を我慢してる人みたい」だと。失礼です。

さて、ジグソウことジョンクレーマーが死んでから10年。皮膚ジグソウ型に切り取った殺人事件が始まります。ジョンは生きている?コピーキャット??ってな感じで進んでいきます。


ここからネタバレで感想です。




いいのお?




最初の残酷なゲームと新しく見つかる死体は時代が違うという時間軸のトリック。これは騙されました。ここは見事だったと思います。

途中まで本当にうわああ~~と面白く見ていましたが、が、「え?またそれ??」そうです。もう一人協力者がいたんだよ!てへ!って。をい!

これで3人目?ゴードン先生はもしかしたらそうかもねと思っていたし、ファイナルででてきた時はおおおお~~やっぱしい~~~。外科医だからあんな高度なゲームができたんだよね?(目の内側に何か入れるとか)とすごく納得したのに。

残酷すぎるところはあまり好きじゃないですが評判悪い途中の3456とかも嫌いじゃないです。ホフマンとかいいキャラだったなあ。

アマンダが弟子で助手だった!!ホフマンも助手だった!嫁も手伝ってた!最初の被害者の先生も手伝ってた!

で、今回も「実はもう一人いた」多くね?

途中でジョンクレーマーがでてきた時はえええ??絶対に死んだよね?と。そこで考えたのは双子だった説。それも陳腐だけどお、まだましじゃない?

{実はもう一人}で後3作くらいできそう(笑)

私の最大の不満はそこではないんです(笑)
映画はパワーはダウンしたけど私はやっぱり結構好きでした。

大きな不満はですね。
あの大好きな音楽(チャラランチャララン♪)が少なかった。それから最後にゲームオーバーがなかったあああああ!!

立ち上がっちゃいました。「そこはゲームオーバーだろがあ」って。夫は笑ってましたが。なにこのもやもや感。

ソウファンにとっては少し残念でした。

でもあのレーザーの切れっぷりは良かったな。





2018年1月25日木曜日

The Big Short マネーショート華麗なる大逆転

The Big short マネーショート 2015年

クリスチャン・ベール
スティーヴ・カレル
ライアン・ゴズリング
ブラッド・ピット


出演者が豪華です。クリスチャン・ベールはいつもですが、スティーヴ・カレルがすごくうまかったです。コメディーしか見たことないので驚きました。


不動産ではありますが投資家として、この映画は絶対に見なくてはと思っていました。2007年に起こった不動産の大暴落は私達も食らっております。

ハワイで2軒めに購入した家が2006年でした。2007年の大不況で価格がドーンと下がりました。住んでいる時は関係ないですし、借家として貸している時も収入にプラスになりとても助かりました。本当にラッキーだったと思います。ただ売却まで10年以上かかりました。この時の
(サブプライムローン)(リーマンショック)(CDS)

なんとなーくわかってはいましたが、はっきり言葉では説明できないくらい(笑)

で、これは勉強のためにも見なくては!日本語字幕付きの物を日本で買おう!とアマゾンでオーダーしました。

日本版のブルーレイを購入して昨夜夫と息子と見ました。

で、日本語で見てもいまいち、よくわからず。(笑)


大学で世界経済の授業を取った夫だけがおもしろい!と。え~~~。



ネタバレ無しで(というか世界中がオチを知っているけど)感想です。

まずいつもどうり、題名がへん~~。
Shortというのは(負ける方に賭ける)という意味です。
なのでBig(大きく)Short(負ける方に賭ける)ということなんです。

だからマネーショートじゃあ意味がなくなります。

あらすじをWikiから

2004年から2006年にかけて、アメリカ合衆国では住宅価格が上昇し、住宅ローンの債権が高利回りの金融商品として脚光を浴びていた。多くの投資家たちがそうした金融商品を買いあさる中で、いち早くバブル崩壊の兆しを読み取った投資家もいた。本作はそんな彼らがどのようにしてサブプライム住宅ローン危機の中で巨額の利益を上げたのかを描き出す。

ここまで

映画解説の町山智浩さんのラジオでの説明がすごく分かりやすかったです。



本当にあったお話で、あの当時バブル崩壊を予測した数名のストーリーです。
おもしろかったのはわかりにくい専門用語を「それではここはマーゴット・ロビーに説明してもらうよ」とオフロに入ったマーゴットが説明してくれます(笑)サブプライムはね、くそよ!って。そんなふうに有名シェフやセリーナゴメスが説明してくれます。

そこは好きでした。特にシェフの説明は分かりやすかったです。それにしてもプライムローンってひどい話です。印象に残ったのは若い投資家が大儲けして喜んでいる時にブラピが「これでどのくらいの人が家や仕事を失うと思っているんだ」って怒るところです。政府との癒着もあって逮捕された人も少ないんですよね。結局移民とか弱い立場の人たちだけが割りを食うっていうか…。


やはり勉強になったし、色々考えさせられます。でも面白かったかというと、えっとそれは(笑)学習ですからね、しょうがないです。


ドキュメンタリー風にもなっていて、よくわからないとは言え、わかりやすくなってます。