2022年4月8日金曜日

少年は残酷な弓を射る ネタバレ感想

We need to talk about Kevin 

邦題 少年は残酷な弓を射る 2011年

監督リンラムジー 主人公 ティルダ・スゥイントン




前から見たいと思っていた作品をやっと見ました。

冒頭のトマト祭りの真っ赤な色がすばらしい。色が効果的に使われています。

ティルダ・スゥイントンが母親役!?と言うところでまずびっくり。父親役がジョンCライリーってのがまたびっくり。

邦題はかっこよくて気になりますが、ここまで言ってよかったのかなと思いました。

作品は過去と現在が目まぐるしく入れ替わります。私の苦手な作りなんですが、それでもティルダの髪型で把握しました。笑

演技が素晴らしいです。トマト祭りの心から楽しそうな表情、それから妊娠後期のママクラスでの辛そうな感じ。

望まなかった妊娠 全く懐かない子供。それどころか父親にだけ懐く子供。これは辛い。泣きわめきが止まらず、工事現場のシーンはきつかったです。

夜泣きとか赤ちゃんは泣き止まないときがあって、それはそれは疲れ切ります。

あやしているエヴァの表情 唇真一文字にひきしまって、 こわ!

それからケビン役の少年の小さいころのクソガキっぷり。憎たらしい表情!むかつく!すごくうまいですよね。


3世代のケビン役の俳優 皆良いですね。3人とも「いら!」とさせられます。



一見優しそうなイクメン風な旦那のくずっぷりも見事。

「男の子はこんなもんだよ」いやいやいや。男の子の母親ですが、こんなことないよ。

この子の異常さに気がつかず、妻の苦悩も軽く見てた旦那もあれですが、エヴァも正面からぶつからないんですよね。

一度だけおむつ事件で突き飛ばした拍子に骨折させてしまったけれど、例えば大声で怒ったり、尻たたくくらいは皆あるんじゃないのかなと。でもエヴァはがっつりぶつからないんです。

プイっと顔を背けて部屋を出ていくような描写が多くて「そこはもっと怒ろうよ」と思いました。

聖なる鹿殺しの次に見たのですが、どっちもかなりしんどい映画。元気な時に見るのをお勧めします。またどんよりしてしまった。

「母親に愛されたく、振り向いて欲しいために悪さをする少年」という見方が多いのですが、そうなのかなあ、私はどちらかと言うと、う~ん、なんていうか生まれながらに、どうしようもない(悪)な子供がいて、親にはどうしようもできないのかもという感想も持ちました。

加害者の親はいつも「育て方が……」と批判されますが、そういうの関係ないんじゃないかと。絶対的な悪の種をもった子供(人)はいるんじゃないのかとか。

最後のぎこちない抱擁とか整えている部屋とか。出所して一緒に暮らすつもりなのですね。あそこまでうまくいかなかったのに、私はやめた方がいいと思うなあ。映画なんだけど、そうなんだけど。

すごくもやっとしました。

エヴァの気持ちもケヴィンの気持ちもわからないぞ!

きつく、つらく、考えさせられる映画でした。

でも、そろそろ考えずにワーキャーいうホラー映画を見たいですw



2022年4月6日水曜日

聖なる鹿殺し ネタバレ感想

The killing of a sacred deer 2017年 イギリス・アイルランド




邦題

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッドディア

監督 ヨルゴス・ランディモア

コリン・ファレル ニコール・キッドマン バリー・コーガン

前から見たいなと思っていたサイコサスペンススリラー映画です。あっているかな?ジャンル。大好きなジャンルです。

スラッシャーなホラーも大好きですが、一番好きなのがサイコサスペンスです。セブンのように捜査ありのシリアルキラーなサイコサスペンスがいいですね。

こわ!!って言うのが好きなんですが、この映画もかなりこわ!!

こわ!!っていうより、何とも言えないイヤーな感じの気持ち悪さ。居心地悪く、理不尽で不条理なかんじです。それから警察の捜査は一切出てきません。

紹介をYoutubeで見たのですが「胸糞」それから「しんどい」うん、わかる~胸糞ジャンル。


この監督の作品は初見です。

最初に心臓のドアップの鼓動に度肝抜かれました。手術を終えて出てくるコリンファレル。なるほど心臓外科医なのねと。でもこんな風に見せるの珍しいですよね。心臓のドアップ!

カメラワークが独特で、例えばエスカレーターに親子で乗るシーンをものすごく上の方から移したり、見たことのない映像が面白かったです。

演技もすごく良かったのですが、なにがすごいって、バリーコーガンの演技と言うか 


一度見たら忘れられない嫌な顔(褒めてます)素晴らしいですね。


有名なスパゲティーを食べるシーン まだかまだかと楽しみにしてました笑 いやあ待ったかいがあった。こんな汚い食事シーン初めて見たあ。すごい嫌悪感。うまい!



すごい俳優さんです。

最初は良い感じな男性が、少しづつ嫌な感じにしつこくなっていくのは映画の「Gift」を思い出しました。これも胸糞ジャンルでも好き。


それからニコールキッドマンが安定の冷たい自分勝手な嫌な女w こういう役やっぱりニコールがいいですよね。ちょっと前にボトックスで変になっちゃってましたけど、今は自然で美しいです。クラシカルな美人。

優柔不断なコリンファレルも良い感じでした。あんまり外科医っぽくはないけど。

今調べたらオハイオのシンシナティーのお話だった。お、おう。

ちょいあらすじは……

外科医のスティーブン 美人の嫁、かわいい子供2人 何不自由ない暮らし。ここに16歳のマーティンという少年が忍び寄ってきて……。


ではネタバレ。


スティーブンはマーティンの父親の心臓手術を飲酒して行い、結果亡くなってしまい、マーティンのケアをしています。時計あげたりしちゃってます。

ある日マーティンを自宅に招待をします。ここから悪夢の始まりです。すごく礼儀正しいマーティンに家族は心を許し、特に長女キムは恋心が芽生えちゃう。え?マジすか?って思いました。

ある日息子のボブが突然歩けなくなります。検査を繰り返しても原因がわかりません。そのあたりからマーティンがめちゃしつこくてストーカーみたいになっていきます。

マーティンはスティーブンを自宅に無理やり呼んで、一緒に映画を見たいと言い、眠くなったと部屋に戻るマーティン。母親と一緒に変な雰囲気で映画見ることに

「いやいや、普通ここで帰るよね」と居心地わる!変な空気 優柔不断な性格がよく出てますね。

そして案の定?母親が誘惑をはじめ、慌てて帰るスティーブン。

何度も何度も電話をかけてくるマーティンに嫌気がさすスティーブ。

無理やり病院にやってくるマーティンはスティーブンに

「最初は足がマヒする、それから食欲不振になる、目から血が出て、その後死亡する」と伝えます。

これ、どうやったのかさっぱりわからないんですよね、そういう能力があったのか?薬物と思ったのですが、病院の検査でわかりますよね。

最初信じなかったスティーブはボブが「食欲ない」と言うとドーナツ詰め込んだり、歩けるんだと引きづったり。そして、ついに長女も歩けなくなり、マーティンを地下室に誘拐監禁して拷問。

スティーブンは死なないけど、家族の誰か一人を殺さないとだめと言い、そこから家族の地獄が始まります。

すっごく嫌なのは皆が助かりたいとあれこれやりだす。いい人一人もいないw

最初の30分くらいちょっと退屈。映画全体すごくテンポが良いわけではないのですが、セリフがいちいち怖い。

息子も「髪の毛切るよ、良い医者になる」とか言いだし、娘も「お父さん大好き、いい子になるから」ついに妻まで夫の好きなポーズで誘惑して「私たちまだ若いから子供作れるわよ」えええ~~!おかあさん!!「子供たちは助けて!」じゃないんかい~!!

この妻は手術の時の秘密を聞き出すために同僚に性的行為をしたり、とんでもない女っす。

迷ったスティーブンは黒い頭巾をかぶってグルグル回って目くら打ち。えええ~!!息子に当たってしまいます。

全体にどんよりした空気が流れていて、不協和音みたいな耳障りな音楽が流れます。

いや~な感じを前面に押し出してます。そう、いや~な感じのマーティンよりも実は家族全員がいや~な奴だったよと。

いろいろな考察を楽しく読んでいますが、よくわからないなあ。

特に最後のカフェで家族3人で食事?していて、マーティンが入ってくるところ。あんなことの後に外食する? てか、マーティンに何も言わないの?キムはまだ好きなの?多分いろいろ表しているのだと思いますが、イマイチすっきりしない終わり方かなと思いました。




2022年4月3日日曜日

先週のハリウッドニュースと4月からの楽しみドラマ

 

先週の大ニュースはブルースウイルスの俳優業引退

ショックだなあ。ダイハード大好きです。

BBCの記事

Bruce Willis gives up acting due to brain disorder aphasia

こちらは日本版の記事 ブルースウイルスさん失語症で俳優業を引退へ




認知能力に影響を及ぼす失語症という病気があることを知りました。aphasia(失語症)は声が出なくなるだけなのかと思っていました。

数年前から症状が出ていたそうで、ラジー賞取り消しになりました。

娘さんの投稿で元の奥さんのデミムーアと今の奥さんのエマヘミングと子供達の連名が素敵。

俳優業引退して、のんびり幸せに暮らしてほしいと思います。イッピーカイエ~~マザー


それからウイルスミスの続報


かなりまずい事態(ウイルにとって)になってます。解雇されるよりは(と思う)先にアカデミー会員を辞任しました。

4月18日のアカデミーの会議でなんらかのかなり厳しい処罰が行われると言われています。

「会員を辞任する、これからもう2度としない、だからアカデミー賞は取り上げないで欲しい」ということなのかなと思いました。あくまでも私の考えです。

元は「ウイルスミスやったじゃん」派だったのですが、本当に気持ちが変わってきました。今は「いやあ、かなりまずいことしたよね」に。

脱毛の経験があるから、ばかにされたら悔しいよね、と気持ちを分かって気分でいましたけど、ジェイダはこの事件の前に「この姿を誰が何と言おうと気にしない」と投稿してました。おーい

さらにウイルがビンタした後笑ってる映像もリーク あ~あ。

そして、なんとビンタ後にアカデミー側から退場を求められ、それを拒否。ひい~

ウイルスミス、だめだこりゃです。

ハリウッド年に一度の晴れの舞台。華やかで楽しいお祭りをぶち壊した。さらに頑張って築いてきた多くの黒人の努力の歴史を一発でぶっ壊した。暴力行為を公の場でしかも全国生中継の場でさらした。さらに絶対に使ってはいけないFワード連発した。

処罰はかなり厳しいものになりそうです。


それから4月のドラマ大ラッシュ💖

嬉しいニュースはワイヤー関係!!


4月25日からHBOで We own this city がはじまります。

The Wireの続編ではないらしいのですが、ボルティモアのサンのレポーター、ジャスティンフェントンの同名のノンフィクションのドラマ化

プロデュ―サーにデビッドサイモンの名前が。そして主役はジョンバーンサル もう面白いに決まってる!!画像映像はまさにあの世界観。すっごく楽しみです。





4月18日 ベターコールソウルの最終シーズン AMC

今日ここに書くドラマは全て本当に楽しみなのですが、やはり一番の楽しみはベターコールソウル 素晴らしいドラマ そして最終~~わーん キムが心配 ナチョも。






Ozark 4月29日 オザークへようこそ シーズン4 パート2 

こちらは日本でも同日に見られると思います、Netflix!ありがとう。

あの後ですよ、どうなるの~~早く!!と待ち遠しいですね。ルースが心配です。






さて、どれだけ長い間待ったでしょうか!!

Barry season3  4月24日 HBOMax

長かった~。こちらもすごく楽しみ。家族皆SNL時代からビルヘイダーの大ファンです。不安症を患っているのだとか。だからバリーの役ははまっているのだとか。うんうん、はまってるよう。ちなみにバリーの演技学校の先生役のhenry winkler アメリカのテレビショーで有名な方なんですが、すっごく優しいのだとか。怒鳴る演技が本当に辛かったと言ってました。







楽しみがたくさんあって、大変。それからゴッドファーザーの映画の舞台裏のミニシリーズのThe offerというのもあるのですが、これも見たいけどパラマウントテレビジョンというのでやるらしい。でも何チャン?笑 

実は今契約しているケーブルテレビは100チャンネル以上あるのに見ているのはほぼネットフリックスとかAmazonプライムなので解約しようと思っています。

HBOもプラスだけ契約すればいいし、いわゆる普通のチャンネルは全然見ていないんです。夫がニュースと相撲中継英語版を見ているくらい笑 ああ~悩む。あ!AMCは必要だけど、こちらも個別に契約できるのかな? 他のケーブルチャンネル全く見なくなりました。皆さんどうされているのかな……。