2021年2月23日火曜日

Netflix  今際の国のアリス 全話見た感想 ネタバレあり

 前半ネタバレなし


日本のドラマと映画をほとんど見ていないので、人気作品と比べられないのですが、さすがNetflixお金かけて作られていて良かったです。

途中ちょっと突っ込みどころも多くなってきて中盤のエピソード4と5あたりが、だれてきたのもあって「見るのやめようかな」と思ったのですが、最後まで見てよかったです。結構グロイシーンや人が死にまくるので苦手な方も多いかも。



後半7話と8話が面白くて、特にアクションシーンがすごくかっこよかったです。とある2人が戦うシーンの映像がとても良かった。

日本の特にドラマでこういうのあまりなかったのではないでしょうか?

以前も書いたのですが、なんせ最後に見たのが「白い巨塔」流石にリメイクの方ですが、それでも15年位前?え?そんなに前? すごく好きだったんです。

イチロー選手がDVD買って、アメリカで毎日見ていたと聞いています。わかる!私も買おうかと思った。高かった。笑

恋愛ドラマが苦手なんですが、20年以上前にアイダホにいた頃日本人の間で日本のドラマの録画ビデオテープ(!)を回し見してまして、「ビューティフルライフ」や」「大和なでしこ」「かばちたれ」「お前の諭吉が泣いている」など少しは見ました。もうただただ日本語が聞きたくて。

そう、ほとんど日本ドラマ見ていないんですが、これはちょっとアクション系ということもあって見てみました。


設定がデスゲームで「マンガみたいだな」と思ったら原作はマンガだったよ!イーブックジャパンで4巻まで無料だったので(3月3日まで)読んでみたら、やだ、面白い。笑 5巻から続き買おうか迷います。シーズン2(決定だそう)のネタバレになるけど、マンガの方が良かったりするかも。スピンオフみたいな「今際の路のアリス」も面白かった。

マンガではドラマで説明されていないところが説明されていて「おおなるほど!」と納得したところもありました。

ドラマの方は渋谷の誰もいない映像とかアクションなどはさすがでした。

ネタバレになるので、突っ込みドコロは後から書きます。

日本は漫画が原作が多いですよね。デスノートは大好きなマンガだったので映画版見たかったなあ。それから闇金ウシジマくんアイアムアヒーローも。

ミュージアムというシリアルキラーの漫画が好きで、その映画版も見たい~。韓国映画は結構探すとあるのですが日本映画は少ないですね。



もっと見たいぞ~


予告編の後はネタバレ感想





ネタバレです。

↓↓↓



最初のアリスとカルベ、チョータの親友3人が主人公かなと思っていたら、いきなりアリスだけになって「え!!」っと驚きました。特にカルベは好きなキャラだったので、爆死でめっちゃ驚きましたし、このハートのゲームで「え~見るのやめようかなー」と思ったくらい。

チョータはうざさ爆発キャラでしたけど、こんなに早く退場するなら家族の宗教の関係とかを長く描く必要あったのかなと思いました。

アリスは漫画版の方が男気があってよかったです。ドラマのアリスは始終自信もなくて、いらっとするキャラに作られています。なので勇気があって頼りがいのあるカルベが死んだときに「え~~~」とがっかり。

その後ワーワー泣くシーンも長くて、ちとどうなのこれは?と。漫画版よりも弱弱しく描かれているんですよね。

なんども「アリスしっかりせえよ!!」って夫とカツを。w

その後山ガールのうさぎちゃんが大事なパートナーになったり、ガッツのある所見せたりもして、見直してきます。

「ビーチ」を見つけたけど、あんなに生き残ってた!若者ばっかり!やっぱり中高年は生き残れないんかな?とムッとしました。←そこ?

ああ、それから最初の突っ込みどころですが渋谷の街がすごく新しいままでコンビニに缶詰なんか山ほどあると思うのですが、うさぎちゃんが公園で狩りをしてます、ウサギを。「ねえ!なんで!」と突っ込みました。

マンガでは10年以上経っている設定で映画のアイアムアレジェンドみたい町に草木や雑草が生えて鹿が歩いていたりします。それでやっとなるほど!だからウサギ狩りね、と。ドラマではその辺の説明がなかった。

それからキャラクターがドラマの方がちとキモイ。帽子屋とか。あれ闇金ウシジマくんのゴトくんみたい。マンガの方がかっこよい。

チシヤもちょっとイマイチかなあ、演技的にも。もっと良くなかったのがピアス男のニラギ。お2人お好きな方ごめんなさい。あくまで、この役は合わなかったのかもしれないですね。

それから最初嫌いだったキャラのクイナが過去を知って大好きになりました。そうだったのか!クイナ!って。

すごく良かったキャラはラスボスでアメリカ人こういうの好きと思う。



このラスボスとクイナの一騎打ちがめちゃカッコよかった。

ライトがくるくる回って、スタイリッシュ。長い脚でガラスを踏むところもカッコよし。

クイナ役の人かわいい!足が長い。でも大阪弁ちょっと違う気がします。←つっこみが細かいけどw

納得いかないところもいろいろあるのですが、それでも最後まで楽しめました。シーズン2を見るかマンガ読んじゃうか悩んでいるところです。




2021年2月21日日曜日

最近、見なければよかったと数日少し後悔した映画 バイオレンスレイクと拷問男

 

※最初におわびです。昔テレビ画面をそのまま映した写真を張るのが厳しくなったときがあって、最初のほうだけブログからはがしてました。そのまま数年忘れてましたw

今日からせっせと張りなおしてます。検索で来てくださった方わけわからない感じになっててごめんなさい※

。。。。。。。。。。。。。


映画の感想は見た時の気持ちですごく変わりますよね。

ここのところ元気がないくせに「胸糞」とか「バッドエンディング」に惹かれます。なんでや??こんなときこそ「元気が出るような映画」がいいよって思う? 

違うの、そうぢゃないの。

すごく悲しいときにマイナーコードなスローで寂しい音楽が聴きたいとか、もっとわかりやすくい言えば、失恋したときにこそ中島みゆきとか←ごめん、古かった。もっとわかりにくかった。

なんかそういう気分の時ありませんか? 気持ちが落ちてるときにホラー映画見たら、元気が出ることがあるんです。ほんとーです。

「なた振り回してるジェイソンに追いかけられることに比べたら、今の方がまし」「テキサスでチェーンソー持った大男に追いかけられるより、今の方がまし」

まあ言いわけですw ホラー映画が大好きなだけです。

そんなホラー好きな私ですが、最近は選択失敗しています。

やはりこの自粛の暗いムードが影響しているのかもしれません。

いつもは「ほ~~ん」くらいの胸糞でも「がび~~ん」(これまた古いな)になったものを紹介します。

1つずつ感想書こうと思ったのですが、エネルギー切れ~。


それではまず「見なければよかったと後悔した映画」ナンバー1


Eden Lake      邦題 バイオレンスレイク 2008年イギリス映画




下は日本版のDVDカバーですけど、こんな縛られるシーンないです。いいの?



いやあこれ、結構きつかった。

簡単なあらすじは――バカンス中のカップルが知らない土地で少年たちに襲われる。

それだけなんですが、この少年たちと言うか、クソガキたちが嫌すぎる。いるんですよ、こういう本気で悪いのが。それにしても嫌悪感。

それからカップルもなんかちょっと、気に入らない。男性がちょっとイキってるっていうか。

LA暮らし経験済みなので(というかどこでも、ですが)子供だからってなめちゃダメですよね。危険だと思ったら一目散に逃げないと。

「そこで、それ言ったらだめだよ」とか「そんなことしたらダメ!」なシーンが多々ありました。

映画によくある(レイプされて復讐)かなと思ったら、そういうシーンはないです。グロイシーンはたくさんあります。何度も「え!まさか、そうなったらいやだよ」になります。
そしてなによりも救いのないエンディング。見終わった感想が、う、わ、あああああ。

カップルの女性の方がケリーライリー 男性がマイケルファスベンダー 

ネタバレになっちゃうので書かないですが言いたいことたくさんある。笑





それからもう一つ こっちも強烈でした。

Daddy's little girl  邦題 拷問男 

2012年 オーストラリア 邦題なんとかならなかったのでしょうか??

簡単なあらすじは――娘を殺されたシングルファーザーが復讐を実行する




ポスター オリジナルと下が日本版
怒られるって、これ。イダィヨォーってふざけてるのか?



確かにそんなセリフもありますし(ある)痛い描写満載、ど拷問映画です。

邦題だけ見るとただホステルみたいな感じと思っていたのですが、そうではなくてすごく切ないです。切ない?拷問なのに?
気になった方はぜひご覧ください。ただしかなりの閲覧注意映画?

オリジナルの「Daddy's little girl」のタイトルがいいです。
「あ!!」と思いますよ。すごく悲しくなります。

なのに、なんで拷問男にしたの?

ただ、あまりにも拷問が長すぎる。後半はほぼ拷問でこれはきついです。

でも主人公に感情移入しているので、最初は「やったれ、やったれ」みたいな気持ちになります。そのうち「いや、ちょっと、やりすぎじゃない?」と思ってきました。

復讐もの結構見ています。例えばジョンゥイックみたいに✨スカッ✨とするのもあれば、こういうふうにどんよりするのもありますね。

かなり有名な韓国の復讐映画も見たので、そちらは別に書きたいと思います。

バイオレンスレイクと拷問男は見た後で落ち込んでいたので個別に感想書けませんでした。






















2021年2月7日日曜日

The Crown  ザ・クラウン シーズン2 ネタバレ感想

 ザ・クラウン シーズン2

シーズン2も素晴らしかったです。おもしろかったああ。一気見に近い状態。



シーズン1よりさらに突っ込んでスキャンダラスな部分を描いて「わあ、良いのお?こんなの描いちゃって良いのお?」と思いつつ楽しく鑑賞。”BBCだったら作れなかった”というのも納得です。

シーズン2は1956年のスエズ動乱から1964年の第4子のエドワード誕生までを描きます。

妻として母として悩むエリザベス女王。なんだか身近に感じられます。

以前はあまり良いイメージなかったのです。でもこんな等身大な女性像を見せられて「そうか、こんなことあったんだね、大変だったね」と言いたくなります。(無礼者)

どこまでが事実なのかなと後から調べるのもまた楽しい。

結婚したての若いエリザベスから10年後までを演じきったクレアフォイ素晴らしかったです。シーズン3から違う女優さんなんですね。もっと見たかったなとちょっと寂しい感じもします。




シーズン2の予告編




ここからネタバレありの感想です。



見れば見るほどフィリップが嫌いになっていく。笑 

本当にこんな浮気男だったのかな?1話2話あたりの夫婦のぎこちない感じリアルですね。

ベッドも別でこれは英国&米国ではかなりシリアスな状況だとおもいます。

1話 誤算 5か月離れる夫のために手紙を入れるところ、かわいい。でも発見したのはダンサーの写真。ちょっとお、フィリップ?

第2話 男の世界 ではもう男たちでやりたい放題。はめはずしすぎ!秘書官のマイクも悪いよね。このマイクの離婚の所すごくスリリングでした。

第3話 リスボン その場でマイクをくびにしたのはフィクションのようですが、浮気発覚して離婚したのは本当。仲良しでいつも行動を共にしてたら、疑われますよね。で俺だって称号がほしいんだあって、フィリップ?

第4話 2人だけの秘密はちょっと退屈エピでした。マーガレットの写真家のアンソニーが出会うところ。大事だと思うんですが、恋愛にあんまり興味ないのでちょっと長かったな。でもポートレートを撮るところはドキドキして良かった。

第5話 操り人形 ジャーナリストにめっちゃ批判される女王。でもなんとアドバイスを取り入れる。これも会ったのは事実ではないけれど助言はほぼ取り入れたそう。

この車の工場の視察のエリザベス女王の歩き方とか姿が本物みたいでした。研究してますね。後コートがすごく好み。笑




第6話 暴かれ過去 一番好きなエピソード すごくショッキングです。

ウインザード侯爵とナチスの関係が暴かれます。ほぼ史実だと知り驚愕。ウインザード侯爵も嫁も知れば知るほど嫌いになりました。このトップ機密の漏洩した書類は1996年に一般公開されたそうです。ドラマの最後に本物の写真が数枚映し出されて、それもショッキングでした。

第7話 結婚の儀 マーガレット 元カレのタウンゼントから「俺ちゃん結婚する」と手紙を受け取り大ショック、しかも相手は19歳 ちょっとやけ(だと思う)でアンソニーに求婚します。アンソニーがこれまた、超スキャンダラス。あらああとびっくり。それを知ってもエリザベスは結婚を許します。もうそれしかないですけど、よく許したなあと思いました。

第8話 親愛なるケネディー夫人 驚いた!ジョンFケネディーとジャッキーケネディー出てきた!ケネディーは似ていなかったけどジャッキーは似てましたよね。

意気投合したと思ったのに悪口言われてた!でもしょげるどころかライバル心メラメラでガーナまで行ってダンスしちゃう。ダンスの部分は史実だそうですがジャッキーに対抗してと言うところはフィクションだそうです。だよねえ。

第9話 父として お話変わってチャールズの学校とフィリップの子供のころの話。

このエピを見てフィリップを本気で嫌いになりました。まあそういう時代だったと思うのですが「男は男らしく」とかね、チャールズは王様になる運命なんだから、そういうのいいのにって思っちゃいました。自分だってつらい目にあっているのに。俺の苦労をお前も味わうんだ!みたいな感じ嫌いです。

チャールズは2人の息子はイートン校に入れたそうです。だよねえ。


第10話 謎の男 スキャンダラスだけどシリアスな話。

1963年3月、国防大臣ジョン・プロヒューモと高級売春婦のクリスティーン・キーラーとの関係 2人を引き合わせたのが整骨医のスティーブワード フィリップも関係があったのかもしれないという話。あーあ。またですね。

エリザベス女王の悩みと苦悩 フィリップのどこが良…あわわ。だって3人目の子供が欲しいと言ったら「その髪型どうにかしろよ、ヘルメットみたいだ。男をその気にするにはリタヘイワードみたいにしろ」とか言っちゃう。なにい~!!浮気はするわ、文句ばっかり言ってるわ、本当にひどいな。

叔父にあたるウインザード侯爵もこれほどとは。図々しいなあ、また英国のために尽くしたいとか言っちゃって。「あなたにはそのチャンスがあった」っていうところ良かった。キリスト教徒として「許し」と裏切りに対しての「怒り」の狭間で揺れるエリザベス。あの決定は良かったです。ウオーレス夫人は「自分はなんてことしたのかしら」と反省したことあったのかな。この通りなら本当にムカつきます。

それからイーデンが辞職するところ。「あなたたち政治家は簡単に途中で放棄するのね」と言うセリフも良かった。やめられないですもんね。もう女王やめた~って言いたい日もたくさんあるだろうな。

こんなにはまるとは思いませんでした。シーズン3と4がすごい楽しみ。特にシーズン4はすごく話題になって物議を醸していたのでワクワクしてます。

絢爛豪華なお城やドレスも楽しみ。ネットフレックスで予算一番かかっているとか。

これも良かった。ブルーのドレスとおそろいのアクセサリー。目の色とぴったり。

いろいろな楽しみ方ができるので、これからも楽しみです。

本をもとに作られているので、この本買っちゃおうかなと思ったくらいです。