2020年6月23日火曜日

Friend Request『映画』 デッドフレンドリクエスト 感想

Friend request 2016年
 ドイツ 

Wiki見て知りました。ドイツ制作映画だったんだ!!って。でも英語。



Netflixで見ました。主演がなんとフィアーザウォーキングデッドのアリシアさん。




フィアーザウォーキングデッドの時は感情がないような役なので始終無表情であまり好きじゃなかったのですが、この役はすごく良かったです。かわいい。

特に前半の人気があってSNSエンジョイしてる大学生役ぴったり。

SNSでのフレンドリクエストでのあれこれというあらすじを見て
以前見たアンフレンデッド(2014年 IMDb5.5)みたいなのかなと思ってました。


アンフレンデッドは画面がずっとコンピューターのままで画期的ですが、ちょっと私は観にくかったかな。



なので「あ、あんな感じかな?」と思って見始めました。

私はデッドフレンドリクエストの方が面白かったです。

評価低いのですが(IMDb 5.3)私は結構好きでした。

あまり怖くなかったけど、2,3か所アップでびっくりする場所があります。

アップと音でびっくりやめてえ。

 デッドフレンドリクエスト予告編 ↓



アンフレンデッドの予告編も貼っておきますね。こちら↓





ここからデッドフレンドリクエストのネタバレ感想です。




フレンドリクエストを承諾したばかりにマリーナという女性からつきまとわれる、かわいくて人気者のローラ。

パーティーに誘われなかったと激おこ。そして自殺してしまいます。そこから始まる呪いの数々。

え!この展開早すぎる。もっとイヤーなしつこさで引っ張ってほしかった。

ストーカー系かと思ったらまさかの悪霊系でした。

ローラは何気ない気持ちで、それとも「友達0なんてかわいそう」という気持ちでOK押してしまっただけなのに、あんまりな仕打ちが待ち受けています。

全然悪いことしてないのに。

自分が張っていない動画を削除できないというのも怖い。

ていうかザッカーバーグに連絡すればよかったんじゃ…。笑


ラストが救われない感じです。

ボーイフレンドがさっそうと現れて、かわいい彼女を救って
「大変だったね」みたいなオチかと思ったら「あれま!」

そっち?


途中に差し込まれるアートは良かったけど、こういう不気味な人普通はあまりフォローしないよね。

主人公ローラはきっと優しい良い人だったのになあ。この人は助けなきゃ!ホラーなのにと思ってしまいました。

ホラーって意外と説教臭いんです(笑)ジェイソンとか。

未成年不純異性交遊はだめ、麻薬はダメみたいな。そんな順序で殺されたりします。

スクリームに出てくるような「ホラーのルール」ってあるんですよね。

優しい人は(ラストガールと呼ばれて)生き残らないと納得できない。
でも最近はルール破り多いですね。

アリシアちゃんは厳密にいえば生きていますが(それか悪霊になった?)ちょっと最後驚きました。

でも見ている間飽きることなく楽しめました。

あまりはまらなかったアンフレンデッドの方は続編のダークウエブというのがあったので、こちらもいつか見てみたいなと思います。





2020年6月19日金曜日

『映画』最悪の選択 Calibre ネタバレなしあり感想 スコットランドのアクセント

最悪の選択 Calibre 2018年 イギリス映画



スリラーというかサスペンス。どっちがどうなのかよくわかりません。

ちょっと調べてみると

ホラーは明確に恐怖心をあおるもの。
ミステリーは謎解き要素のあるもの。
サスペンスは謎解きに不安や緊張を加えたもの。
スリラーは不安や緊張含み、より恐怖感を煽るもの。

という解説が多かったです。スリラーは「身近なものや人が脅威や権威となるもの」というのもありすごく興味深いです。

スリラー映画大好きです。今度まとめてみます。

「最悪の選択」に話を戻します。

スコットランドの田舎の森でマーカスとヴォーンという二人のイギリス人男性同士で鹿狩りを楽しずだった。
ある事件が起きて、それは予期せぬ方向へと転がっていくのだった。

てなあらすじ。

これ日本語の題名でほぼネタバレだと思うのですが、どうでしょうか?
 
確かに題名に惹かれて観たのですが、ある事件が起こったときに

「ふむ、ここで最悪な選択をするのだな」とすぐに思ってしまいました。

単純にそれだけではないのですが、この題名はちと失敗では?

その後にもいろいろあるので結構ドキドキします。

長い映画ではないのですが、前半はちょっとテンポが悪くて間延びした感じがします。

中盤からはどどどっと転がっていきます。

それからスコットランド英語を十分楽しめます。(と思います)

(思います)というのは理由があります。

私は英国英語が聞き取れないことが多いのですが、なぜかスコティッシュはアクセントが聞こえないんです(笑)

親戚に一人スコットランド出身の男性がいてものすごくヘヴィーなアクセント(だそう)話したときに「聞きにくかったね」と夫が言ったときに
「え??なまりなかったよ?」
「えええええ??いやいや!何回か聞き返したよ」
「うそ~ん」

スコットランドなまりと日本なまりは相性がいいのかも。

「じゃあじゃあシュレックのなまりも、わかんないの?」と夫
「え!なまってない!聞きやすい英語」どひゃ~みたいな。笑

で、この映画は舞台がスコットランドなのでこてこてだったのかなと。
だったのかな?ってなんだ?何その感想。




それではネタバレ感想です。

 



あ~あ。鹿ハントなんて行ったらダメ。鹿ちゃん殺したらえらい目に合うよという映画です(嘘です)

アメリカにもよく(田舎に行ったら襲われた)ジャンルがありますが、この映画も田舎の閉鎖的な感じよく出ています。

最初のバーから「お!なんだおまえたち!よそもの!」ってな目線でちょっといたたまれない感じ。

自分がこんな場所に入っていった気持ちになって「ひいいい」ってなります。

女の子たちとのあれこれは、ちょっと長くないかな? マーカスとヴォーンの性格を表すのに必要なとこだったのかも。もう少しあっさりでもよかったな。

女の子2人入ってきたとき、ちょっと怪しくて「お!ホステルみたいな展開?」って思っちゃった。ホラー見過ぎです。


鹿狩りに行くまでは、ちょっとダラーっとしたところありますが(時間短いけど長く感じるような)私は、まあ最後まで楽しめました。でも後味悪かったです。


ヴォーンが鹿を撃ったつもりだったのに、外して、それが少年に当たったところは一番衝撃でした。

「うわ!!」いややいやや子供がひどい目に! ハンティングには(ちなみにスコットランドではストーキングというのですね、初めて知りました)事故がつきもの。
でも最悪の事故でした。

すぐに警察に連絡していたら、あんなことにならないのに。

マーカスがお父さんも撃ってしまったところから一切事故ではなくて殺人事件。

確かに銃の貸し借りも違法、酔っ払っての射撃も違法。

逮捕されたら有罪で刑務所に行くとは思いますけど、事故ではなく、人を故意に撃ってしまったことで殺人罪になりました。

ただ、この時点ではヴォーンの命が危なかったので正当防衛というケースに、もしかしたらできたかも。

でも酔っぱらってる時点でダメですね。

で、この映画にはそういう裁判は出てきません。だって埋めちゃって隠ぺい。すぐに逃げるつもりが、あれこれあって滞在。このあたり一番ドキドキしたかも。レストランのシーンとか。

そのあと事件発覚。

どんどん悪い方に転がって行ってしまいます。

つかまって告白の時ヴォーンは正直に全部話したのでしょうか?

そこは音声がカットされていて、わかりませんでした。

そしてマーカスを撃てと言われて「できない」と泣きながら、自分の命が危ういとためらいなくトリガーを引きます。

人間の本質とかあれこれ考えました。

ヴォーン助かったね良かった、という気持ちになれず。どんよりします。

最後は数か月後。もう赤ちゃんが生まれています。でも心は壊れたまま。

これからヴォーンは2度と元には戻れないんですよね。最後ちょっと弱かったかなと思いました。

実は復讐のために村人が来ていて…とか←やっぱりホラーの見過ぎです。












2020年6月14日日曜日

Ozark オザークへようこそ シーズン3 感想ネタバレ


おもしろかったあああ。

オザークへようこそ シーズン3

後半は面白すぎて一気見しました。

ぶっ続けて見られるのがNetflixなどのストリーミングの醍醐味ですね。

アレは途中で止められない。

ここ数日はほぼネットも見ずニュースも見ずにドラマの世界へ。

なので落ち込むこともなく精神的に安定してます。

シーズン3が一番面白かったかな。

ハラハラしどうしで、かなりヘビーな展開もありました。夢中になれるものがあるって、良いですね。

寝る前もいやなこと考えず「なんであそこでああなったのかなあ」とかドラマの世界を考えていられます。



あ、ネタバレで感想です。




シーズン3で大きなカギとなるのがウエンディーの弟のベン

最初の高校のエピソードが短いのに性格をよく表していてよかったですね。エピソード1と2はまたジェイソンベイトマンが監督していていました。

ウエンディーの弟のベン。後から精神疾患を抱えていることがわかります。

最初からちとダメダメ男っぽいんですが、ジョナとも仲良しになり、そしてなーんとルースと恋に落ちまする。

ルース!?? そうなん? そしてベンはルースとエッチできなくなるので薬を飲むのやめちゃって大変なことに巻き込まれていきました。これはまた後で…









びっくりカップルその2 ダーリーンとワイアット。


いやいやいやいや~~~~!!年の差とか良いけど、良いんだけど。良いの?

ダーリーンのベッドシーンまで見せられて(ジェイコブとのもあったけど)

ワイアット「素晴らしかったよ」って。まぢすか!!
「それは長年のテクニックだよ」的なこと返事してて、なにしたの??なにしたの??


あああ~~なんかもういろいろすごい。


でも今回ワイアットはルースと仲直りしたし、ルースはマーティーたちにブチ切れてダーリーンと手を組みそうだし、シーズン4ではまさかの敵側になるのかな?

だってルースあんなにジュニアにぼっこぼこにされたのに、報復的なことはなにもしないんですよ。マーティーとウエンディー。

「殺してよ」っていうルース。「それはできない」とマーティー
「もしあんたの娘だったら何とかするよね」とというと
「あら~あなたも家族の一員よ」っていうウソくさい笑顔のウエンディー

ここも2人のずるさ良く描けてる。だって、自分が危なくなるとルースのお父さんをさっさと殺したもんね。それも知っているルース。

しかもあろうことか「あの生活から救ってあげた」なんて言っちゃうウエンディー。嫌いになってきました。

前からバード一家のルースに対する態度が冷たすぎるよなあと思っていました。いろいろなこと任せているのに。

報復をなにもしてくれなかったと事情を知ったダーリーンのここ!!たまりませんでした。ダーリーン。一番嫌いなキャラだったのに、好きになったよ。笑





まさかのジュニアのジュニアをバーーーン✨!! 

ふう、すっきり笑


一言でまとめるとシーズン3は女の闘い。すごいっす。

ウエンディーVSヘレン ダーリーン ルース。

皆ウエンディーの敵になっちゃう。笑 

ヘレンのあれこれすごかったあ。

怖い怖い怖い!敵に回したくない女。

いろんな人の殺害を決めたヘレン。

最後にバーン!!すっごくすごくびっくりしました。

あれは想定外で「うええええ??」って変な声出ました。
なんでだったの?もういらないから?
電話で「マーティーつかえないかもね」とか言っちゃったから?

これは謎でした。

それからベン。

ベンが薬飲まなくなり、どんどん変なことしだして「ああ~だめだめバカ~!!」と思いつつ見てました。パーティーのところとか、もうやめてええって。

ヘレンのところにまっすぐ行ったのは一番やってはいけなかったですね。

姉と弟の逃避行。

嫌な予感を抑えつつ「でもウエンディー逃がしてあげるよね」と思っていたのに。車の中ですぐに買った電話取り上げたら良かったのに。

でもそれでも帰りたくて電話しちゃったのかなあ。そうしたら自分の子供たちが危なくなるからって弟はもう見殺しにしたんかなあ。

ウエンディーは自分が力を持っていると勘違いしちゃったんですよね。それでヘレンと戦ったり。

カルテルのボスもワタシに一目置いているんだわ。って。ばかー。

それでマーティー誘拐で危機一髪ですよ。ああいう場合本来絶対に返さないよね…。

他のカルテルものドラマに比べたら、優しすぎる、ありえないと思ってしまいました。

その後もマーティーは変わらないように見えて、自分の殻に閉じこもってる感じ。心壊れていってます。

そして今回の見どころの一つが壮絶な夫婦喧嘩。良いねリアルで。マーティーはやっと殻にひびが入ったのではないかと思いました。浮気されてビデオ見てもなんでも「OK」っておかしすぎますもん。

何重にも覆われた殻に閉じこもっている感じ。

カルテルの地下牢でも「何がしたいんだ」「家族に会いたい」って答えでビンタされてたし。笑 

あれは何だったのかな?「そんなの本当のお前じゃないだろう?」かな。

殻をちょっと破ったマーティー。案の定ウエンディーとケンカ。

カウンセラーの前での大喧嘩なかなか良かった。でも悪さも全部言っちゃって。
賄賂受け取ったカウンセラーのスーも殺されちゃいました。


あの車買った時点でダメだけですけどね。映画カジノ思い出しました。笑


新しい妊婦FBIもっと何かあるのかなと思ってたけど、それほどじゃなかったですね。

ペティーがすごすぎたので「なにかがあるんじゃ?」って期待したのに。持ってきた金魚鉢も何かの伏線と思っていたのに。

あとダーリーンが「2人目を」とか言うんじゃないかと怖かった。

ジークの親権を取り上げられそうになったときに「私が取り上げたんだ」って言って

をい!!って思いました。

ダーリーン…すごい存在感。あんなに嫌いだったのに一周回って好きになりました。笑

ルース幸せにしてあげて~。目の前で恋人焼かれちゃって、ひどすぎる。

あとあの殺し屋ワンちゃんは自分の犬だったんだな。そこ一番許せない!

ヘレンにも「その時は話すよ」っつってたのに予告なくバーン。

シーズン4が気になりすぎます。

というか、まだ4決定してないのでドキドキする~!

絶対に見たい~!明日にも見たい~!!

Netflix様お願いします。