2019年5月8日水曜日

Black siummer ブラックサマー また一つおもしろいゾンビドラマが生まれた。

Black Summer ブラックサマー 

Netflixのゾンビドラマ

2019年

IMDb6.4




ネタバレなしのあらすじと感想。


評価が低いですが、私はとても面白かったです。
Zネーションスピンオフと書いてありましたが、全く関係ないです。

Zネーションはコメディー色が強いゾンビドラマです。最初は面白かったんですけど、あまりにもバカらしい設定になってシーズン2で見るのやめてしまいました。

しいてつながりがあるとすれば全力疾走のゾンビ。あのゾンビ世界が始まった直後の物語です。

全力疾走のゾンビ怖いです。

私が一番好きなゾンビ映画のドーンオブザデッド あのゾンビも全力疾走ですごく怖くて、ブラックサマーの冒頭、アメリカ郊外のきれいな家が立ち並ぶエリアが一瞬で地獄絵図になるところ似ています。これは意図したんじゃないかな?


ブラックサマーの作り方も凝っていて、第一話はその日一日に起こったことを登場人物別の目線で描いています。名前のテロップが入り、それぞれの物語が始まります。

すでに感染者が蔓延していて軍による移送が始まっています。そのトラックの中継所までいく数人の人たちの物語から始まるのですが、すごくリアルでした。

あちこちのストーリーではなくてさりげなくつながっています。ここは見事でした。

軍に描き方厳しいですね。正式な書類を持っていないとトラックに乗れず、ふるい分けられるところは移民政策への皮肉だと思いました。

そして少しでも感染が疑われるものは断固として乗せないのもリアルだと思います。

例えばウオーキングデッドでも思いましたけど、アメリカ軍はどうしたの?そんな簡単にやられないよっていう不満があって、見たかった飛行機がぶんぶん飛ぶシーンもあって良かったです。

ゾンビ対米軍の大戦はウオーキングデッドでもシーズン2で企画が出ていたのに予算の都合か没になったのですごく見たかったんです。

Twitterでスティーブンキングが絶賛していたので「見よう」って決めました。笑

2まで見て、すごく面白くて期待したのですが、私はちょっと最後で評価が低くなりました。あれは納得いかない~。

予告編の動画です。その後ネタバレ感想です。






ではネタバレアリの感想です。






1話と2話おもしろかったんですよね。1のオムニバス形式の登場人物の紹介も好きでした。ローズを助けた軍人がピアスしてて「え!またこういうの~ありえない~」って思ってたら、実は軍人を殺して制服を奪った犯罪者だったとか、よくできています。

2の車を奪われた人の良い高齢女性と奪った犯人を殴って乗り込む男性。そして英語が全く話せない韓国の女性。すごくリアルですよね。

運転してた男性べレズとこの韓国女性サンが一番好きです。

チャチャもそう言ってる(笑)



キャラクターすごく良いと思います。ローズはあんまり好きではないなあ。

3の学校の話はいまいちだったけど、4でダメ男ランスがひたすら、ただひたすら逃げるエピソード好きでした。イライラしましたけど、走る走る。

一番怖くて面白かったのは事故にあい、閉じ込められたダイナーでの出来事。

放り出されて事故死したバーバラと相手の車の1人がゾンビになりダイナーから出られません。

べレズとサン それからやさぐれた感じのカップル 犯罪者風の男。

こいつがわっるいやつで「一人犠牲にして食べられてる間に逃げようぜ」と提案、でそれは「あの女、英語も話せないんだぜ、力もなさそうだし使えないから放り出そうぜ」と。

ここもすっごくリアルだなあと思いました。アジア人捨てられそう!このドラマ結構社会風刺も入れてシビアな作りだと思いました。

で、結局言い出しっぺが食われちゃって、ここはすっきりしました(笑)

で、私の突込みは最終回とその前の武器を取りに行く場面。

あんないきなりの作戦成功すると思えないですよね。ダクトの中逃げるのは怖かったですけどね。

それから最後ここまであんなに頑張ったべレズ殺さなくてもいいのにいと。好きなキャラだったのに。しかもローズが撃った!これはひどいなあ。仕方がない状況とはいえ、あんまりだなと思います。これでもうローズに感情移入できないよ。

最後にやっとの思いで飛行場についたらもぬけの殻。え?間に合わなかった?というところで娘が出てきて一応ハッピーエンド?というかシーズン2あるよね?

これから少し掘り下げるのかな?スピアズが何をしたとか。サンのバックグラウンドとか。英語全く話せないのに機関銃の使い方知ってるってどういうこと?

いろいろ突っ込みはありますけど、おもしろかったです。シーズン2もぜひ見たいです。












2019年5月7日火曜日

ゲームオブスローンズ シーズン8 第4話 静かな始まり、そして驚愕の展開へ。

Game of thrones  season8 episode4

The Last of the Starks 78分


ついに第4話まで来てしまいました。あと2話しかないんですね。
どうなるの~!!

今回はとても静かに始まり、楽しいシーンもあって「そういう回かな」と思っていたんです。でもゲームオブスローンですもんね。見たかったシーンと見たくなかったシーンもありました。

IMDbも第3話よりも落ちて7・2 

第3話は暗かったとはいえ確かに映画を超えたクオリティーで凄すぎました。高得点も納得ですが、この4話の宴会のシーン私はすごく好きでした。

激しい戦いの後のつかの間の休息。命がけで戦って帰ってきた戦士たちがお酒を飲んで楽しんでいるところ描くのはとてもいいなあ。

ろうそくだけの会場のほうが夜間の決戦よりも明るくて、なんとスタバのカップが見えてしまったという大失敗もありました(笑)あ~あ。




今回もネタバレ感想です。



           写真はHBOサイトより




静かなオープニング。 戦いで命を落とした人たちの弔いです。

横たわるジョラーを見て、もう涙が出てきました。

別れを告げるデナーリス。何かをささやいていましたね。生きている時に言ってあげて欲しかったなあ。切ない。

それからシオンとサンサも。スターク家の狼のピンを刺してあげるサンサ。

犠牲者があまりに多かった。アリアが攻撃に成功していなければ全滅でしたね。

リアナモーモントの小ささにまた涙が。勇敢な戦士でした。

。。。。。。。


弔いの後は生き残った人たちで勝利の宴会?それぞれが美酒に酔いしれます。

このシーンとても好きでした。パーティーのシーンはレッドウエディングを思い出してちょっと怖いんですけど、この時の皆の会話がとても良かった。人柄が出ていましたね。

トアマンド最高(笑)めっちゃお酒こぼしてるからー。はしゃぎすぎい。

ジェンドリーにディナーリスが声をかけるところはドキッとしました。

「ロバートの息子だから嵐の果ての領主に」と任命しました。

ちょっとシーンとしちゃって。結果は良かったんですけど皆が「え?」って感じになったときに空気を読む男ダボスが「おめでとう!!」って。さすがです。

ここは優しさじゃなくて王座をめぐる策ですよね、やっぱり。


ティリオンとジェイミーの会話も良いですよね。お酒のゲームをしてるところとかも好きでした。ティリオンがブライエニーに「処女だよな」って、ちょっとセクハラよ!!ムッとして席を立つブライエニー。トアマンドが一緒に行こうとするとジェイミーに止められます。

いろいろ悟ったのかなトアマンド「ふられた~」ってハウンドに泣きついて「触んな」って笑った。

めっちゃ人気のあるジョンスノウを羨望?のまなざしで見つめるデナーリス。サンサの彼女を見つめる視線も怖い。

一方ブライエニーに会いに行ったジェイミーついに結ばれます。ここね「熱いなー」って服脱ぐの笑った。中学生の恋愛かよって。

その後の「ついによじ登ったのかよ」っていうティリオンとの会話がまた受けた。ティリオン好きすぎます。


反対にアリアを見つけてプロポーズして玉砕するジェンドリー。ここはインターネットで

「アリアは夜の王の心臓も切り裂き、ジェンドリーのハートも切り裂いた」って言われてて、ちょっと笑ってしまいました。

「私と結婚してレイディーになってくれ」というとアリアは「はレイディーにはなれないの。That's not me」というのですが、シーズン1でネッドに「レイディーはこうしろ、ああしろ」(優しかったけど)って言われているときも言ったセリフなんですね。

That's not me. アリアらしくていい言葉ですね。

そして前回のNot today.も。

ゲームオブスローンズのすごい所はこういうところですよね。全くぶれない。

伏線を回収していく。疑問はすっきりと解消する。気持ちいいです。

あの時のあれがこうなったんだあああ~~~と鳥肌が立ちます。

本当に長い長い映画のようです。

。。。。。。。。。。


アリアとハウンドが馬で並んでいるシーンもとても良かった。「やり残したことがあるからな」というハウンドはマウンテンを倒しにでしょうか?「私も」というアリアはサーセイを倒すのかな?

夜の王との戦いのために来ていた人たちは帰っていきます。トアマンドも北へ「ゴーストを連れて行ってくれ」というジョン。私は「ゴーストをこれ以上傷つけたくないんだよね」と思ったのですが、ネットでは「ひどい!せめてなでてやれ!!」確かに(笑)

サムとの別れ、泣きました。妊娠しているジリー

「男だったらジョンと名付ける」って泣くよね。それに対して
「女だといいな」って笑うよね。で親友だって抱き合って。うわ~ん。ここが一番好きだったです。

。。。。。。。。。。。


ちょっとデナーリスが危ういですね。攻撃をかけるわよ!とかジョンスノウの秘密を誰にも言うなとか。

でも正直者のジョンスノウだもん、言うよね? 

サンサとアリア、ブランとジョンスノウが集まります。というか呼び出し 笑

皆の前で話そうとするジョン。ブランはすっかりわかっているので「君が決めたら?」と

ジョンは誰にも言わないって誓ってくれ!と言った後に「ブラン、言ってくれ」ってをい!!全世界から突っ込み。

で、それをサクッとティリオンに話すサンサ。 ティリオンはヴァリスに。

攻撃をかけようとするデナーリスを非難しているヴァリス。セリフは「どうにかしなければ」(ですよね)なのに、表情だけで「死んでもらう」と伝える演技うまいですね。

で、前半ののほほんな感じがどんどん危うい雰囲気になって行き、先頭をきっていたデナーリスのドラゴンの一頭がユーロンの武器スコーピオンで殺されていしまいます。

船も襲われ、ミッサンディーがとらえられます。

ここから、あんなことになるとは!

城の城塞の上に立たされるミッサンディー。サーセイと交渉するティリオン。

「君は怪物なんかじゃない。子供を愛していた、知ってるぞ」というティリオンのセリフにぐっと傾くサーセイの表情もうまいですね。

憎たらしいです。でもそれだけ演技がうまいんですよね。

でも冷血サーセイはミッサンディーの処刑を決めます。

その前にミッサンディーに「最後に言うことは」と聞くと

『ドラカリス』と言います。

これはデナーリスがドラゴンたちに攻撃するときに使う言葉「殺せ」とか「攻撃!」という意味ですよね。ミッサンデイがそういうのも驚きました。

マウンテンに首をはねられたミッサンディー。えええ~驚いたー。ラブラブフラグだったので男性の方かなと思ってました。

激おこで歩き去るデナーリス。もうだれも止められないよね。


デナーリス役のエミリークラーク。すごく美しいですが、他の人と比べると演技がちょっと残念だと思います。シーズン初めの花嫁からドラゴンの母になるあたりは、とっても良かったのにな。

野心がいっぱいになり、少しづつ狂気に染まっていくような演技や表情は難しいのかなと思いました。

一方サーセイは本気で憎たらしく、でも時々ハッとするほど母親の顔になったりと凄いなと思います。

来週は大変ですね。これであと2話で終わりなんて信じられないです。どうなるの~??








2019年5月4日土曜日

アベンジャーズ エンドゲーム ネタバレなし アベンジャーズ関連作品紹介



アベンジャーズ エンドゲーム  
Avengers endgame (2019)

監督 アンソニールッソ ジョールッソ
IMDb8.9
Rotten tomatoes 95%


この映画のためにアベンジャーズ関連作品を全部見ましたけど、私はにわかファンです。そして前はヒーローもの嫌いだった、そんな私でも感動して泣きました。

ある程度、関連作品を見てからのほうが感動も何十倍にもなると思います。

アベンジャーズ関連の最初の映画 アイアンマン(2008年)を見て「意外とおもしろいんだねー」とヒーローものにどんどんはまっていきました。

ジョンファブロー監督(アイアンマンの監督)素晴らしいですね。俳優としても大好きです。(特にシェフ)

薬物問題の過去を抱えていたロバートダウニーJrをキャスティングするのは、ものすごい冒険だったはずです。アドリブがほとんどだという演技すごく良くて、大成功でした。





当時ティーンだった息子とアメリカンコミック好きな夫が一緒に見たいと言ってくれなかったら、今でもヒーローもの見ていないかもしれません。

「なんとかマンは見ないよ~」と言っていたのに「アイアンマンおもしろい!」

「ヒーローが集まって戦うなんて~見ない」と言いつつ見たアベンジャーズも
「うええ~すっごく面白い~~!」



「星の盾もったキャプテンって!」と文句言ってたキャプテンアメリカ
「めっちゃカッコいい~~!ストーリーもめちゃいい!!」と今ではクリスエバンスの、あ!キャプテンアメリカの大大ファンに。



エンドゲームは特にアイアンマンとキャプテンアメリカを見てから見るべきだと思います。それからアベンジャーズの3本。それからインフィニティーウオー。この続きです。

直前に駆け込んだキャプテンマーベルはそれほど見なくても良かったかな。(エンドゲームのためにという意味です。映画としては面白かったです)


どうしても全部見たいんじゃという方のために


フェーズ1 (分け方だそう、メンバーの紹介です)

1、アイアンマン 2008年
2、インクレディブルハルク 2008年 この時だけエドワードノートン。
3、アイアンマン2 2010年
4、マイティーソー 2011年
5、キャプテンアメリカ ザファーストアベンジャー2011年
6、アベンジャーズ 2012年

フェーズ2 (新しいヒーローたち)

7、アイアンマン3 2013年
8、マイティーソーダークワールド 2013年
9、キャプテンアメリカ ウインターソルジャー 2014年
10、ガーディアンオブギャラクシー 2014年 
11、アベンジャーズ エイジオブウルトロン 2015年
12、アントマン 2015年

フェーズ3 (最終局面へ)

13、キャプテンアメリカ シビルウオー 2016年
14、ドクターストレンジ 2016年
15、ガーディアンオブギャラクシー リミックス 2017年 これが一番好きです。
16、スパイダーマンホームカミング 2017年 トムのスパイダーマン好き。
17、マイティーソーバトルロイヤル 2017年 ソーの中で一番好き
18、ブラックパンサー 2018年 大傑作
19、アベンジャーズインフィニティーウオー 2018年 
20、アントマンワスプ 2018年
21、キャプテンマーベル 2019年
22、アベンジャーズ エンドゲーム 2019年


ひいいこうやって書くと多いですね。私のお勧めは1,5,6.9,10,11
それから13からは全部好きだったかな。

ガーディアンオブギャラクシーがすごく好きです。2は大笑い&号泣(笑)グルートが可愛すぎてやられました。これは超お勧め映画です。

アントマンもコメディー色強くて面白かったですね。





最終回というか集大成のエンドゲームは、この全部の映画を何回も見ているアベンジャーズの大ファンの人たちには宝物のような映画だったと思います。

すごかった、としか感想が書けないんです。本当に素晴らしかった。


夢と希望と愛。正義と悪。あきらめないこと。いろいろなものがギューッと詰まっています。

ネタバレアリの感想を書こうと思ったのですが、今はやめておきます。

マーベルヒーロー映画は映画館で見てほしいです。そしていつもPG13なんてつまんないRがいい(だからデッドプールが好き)とほざいておりますが、エンドゲームは子供たちにも見てほしい、こういう映画を見て育ってほしいと思いました。

感動の3時間でした。