Doctor Sleep 2019年
監督マイクフラナガン Mike Flanagan
ネタバレなしで結論から言いますと、すごく良かったです。
全体がちょい長いのと最初の20分くらいまでは展開が少し遅いのとで「え~続編じゃないじゃん」とハマれませんでしたけど最後まで見て本当に良かったです。
2013年に出たスティーブンキングのドクタースリープの映画化です。これは1977年出版のシャイニングの続編というか後日談です。
スティーブンキングは先に本を読んで映画を見ることが多いのですが、今回、本はまだ読んでいませんでした。読みたいなと思っているうちに先に映画になってもうた。
すごく簡単なあらすじは――シャイニングの男の子 ダニー君の40年後の物語。
本よりも1980年のキューブリックの映画シャイニングのその後ですね。すっごくオマージュがあちこちに。これはキューブリックファン大熱狂だったのでは?(それとも激怒?わかりませんが)私たちは「あ!!あれだ!あのシーン」と楽しくてギャーギャー言いました。またシャイニング見たくなります。比べたいぞ。
すごくよくできてると思いましたが、が!!
1つ大きな文句があります。それはネタバレ後に。。。。。
大人になったダニー君になんと!ユアンマクレガーEwan McGregor
主役を食ってしまうほどの演技を見せたアブラ役のカイリーカランちゃんがすごく良かったです。
それではネタバレ~。
でもウエンディー役の人は、いい味出していますよね。ちと似てないけど。
でお父さんの事、ホテルの事。やっぱりトラウマになってるダニー君 大人になってアルコール中毒で苦しんでいました。
イアンマクレガー良かったと思います。意外と静かな演技で。友人のフィアーの人クリフカーティスも良かった。この人はやはり(良い人)の役の方があってると思います。
一番大きな文句は後半出てくるジャックです。
うわあああすごく大事なシーンなのに
ラスベガスのスターそっくりショーみたいなジャックニコルソン。
しかもあんまり似てない。
あそこは「わあ!!」っていう良いシーンなのに一気に「やす!!」ってなりました。似てなくてもいいからせめて声を似せるとか、うまい俳優使うとかしてほしかったなあ。監督!
これほどシャイニングにこだわって、これはないわあ。
老婆とかホテルのカーペットから双子とか「すごいね!!」と言ってたのにニセニコルソンでがっくりです。
なんなら本物でCGとかでも良かったのに。
予算は爆上がりだと思うけど、似てないマダムタッソーのやつみたいでがっくりです。
そのかわり、日本のポスターではネタバレてますが、あのドアの隙間から覗くシーンは素晴らしくて、ぞくぞくしました。それから壁にあらわれるRedrum ここ良かった。
最初はあの変なグループのことばかりで「え~これシャイニングにつながるの?」と思っていましたが、後半きれいにつながりました。
ローズたちトゥルーノットが気持ち悪かった。
特にこの時期的に白い息みたいなの吸い込むシーン、何とも言えない気分に。
マスク!!って思ってしまった。笑
天才子役のジェイコブ君のシーン辛かったなあ。ここで「うううやめようかな」と思ってしまいました。子供と猫と犬はひどい目にあわさないでほしい!
猫がホスピスに出てきたところも「ああ~ねこ殺さないで!」って。かわいかったなあ猫ちゃん。で、これはどこかのホームで本当にあった話でしたよね。
アブラ役の女の子がすごくうまくて驚きました。本当にシャインでした。これから活躍するのかな?
ちょっと最後の老婆のシーンがわからなかったんですよね。あのホテルと一緒に行ってしまったのではないのかな?アブラにくっついてきてしまったとか? 考察サイトを読んで来ようと思います。見終わってからネタバレサイトや考察を読むの大好きです。
本当に見てよかった映画でした♡
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