サクセッション シーズン1 2018年 HBO
ネタバレなし感想から
すごく面白かったです。中盤からは、一気見しました。
あらすじ
巨大メディア企業のCEOローガンロイと4人の子供たちの、簡単に言えばぐちゃぐちゃの(お家騒動)です。登場人物が皆一癖も二癖もあって、ほぼ全員いやな奴w 超が付く大金持ちの家族ってこういう感じするする。
ローガンロイは80歳で倒れて少し認知症?健康上問題を抱えています。長男(コナー)は事業に関心がなくて次男(ケンドル)が後継者とされていました。三男(ローマン)はいつもふざけてるチャラ男で末娘の(シヴ)は事業にかかわらず政治関係の仕事。婚約者の(トム)と結婚まじか。そして、ちょっと頭の回転の遅い甥(グレッグ)も仕事を求めて訪ねてきます。
皆それぞれ腹にいろいろアリ。特にローガンと次男のケンドルとの丁々発止なやりとりは見ものです。
コメディーとなっていますが、内容はかなりシリアスだと思います。アメリカ風コメディーではなくて、シニカルなイギリスっぽい感じで、大好きです。いちいち嫌味っぽいセリフも良い。
チャラ男のローマン(上の写真の右端)なんとマコーレカルキンの弟でした。ホームアローンのマコーレちょっと変わっちゃったけど、やっぱり似てますね。すごくムカつく役でした。
ローマン筆頭に全員ものすごく口悪いです。FYouがたくさんでてくるよ。w
予告編のあとネタバレです。
ここからネタバレ
夫もハマりました。皆演技がうまいし、脚本最高ですね。
嫌味なセリフに爆笑ではないけどニヤニヤさせられます。私は最初揺れ気味の映像(最近オフィース物のドラマで流行ってる感じの、リアルにちょっとぶれるやつ)が苦手でとめたりしたのですが、1話だけだったのか気にならなくなりました。
他の多くのドラマもですが、このドラマも映画ブログのHachiさんに教えていただきました。すごく面白いドラマありがとうございました。そして他にもおすすめのザ・ワイヤーも見始めて超おもしろいです。
「皆、嫌なやつなので誰が嫌いか盛り上がる」と聞いてワクワクしていましたw
ほんっとうに嫌な奴ばかりで驚きます。
最初は婚約者のトムが嫌いでした。でも後半いいところもあった。甥っ子グレッグが馬鹿すぎてムカムカしてましたけど、いい子だった。と!思ったら最後にやられたり。
とにかく頑固な爺のローガン 私はこういう頑固爺さん結構好きです。ぶつぶつ小さい声で言う悪口もおもしろい。奥さんがなんか秘密がありそうで怖いです。
長男コナーは最初こそおとなしくしてましたけど、パーティーで少しでも不手際があると怒鳴り散らす危ないやつだった。サイコっぽい。そして気持ち悪いww 彼女が若すぎて皆がおえ~ってしているのかと思ったのですが、高級娼婦?だったんですね。でもローマンが言ってたからジョーク?この女性が一番まともって言うのが皮肉でいいです。
次男ケンドルはあまりにも情けなくて間も悪くて、もういたたまれない。最後すごかったですね。父親の前では表情が一変するのが素晴らしい演技。
三男ローマンが本当にムカつく。ふざけてばかりで「ちゃんとしなさい!」って言いたくなった。というか、反省しました。ふざけるの(ちょっと)控えようって。w
クーデターみたいな会議の時のローマンの表情も見事でした。
シヴァは一番まともだと思ったけど、浮気中。あらら。手が少し触れたのを見て気が付いたグレッグは意外と切れ者だなと思いました。それにしても結婚式の後に言うなんて、すごいっす。
告白の後のトムが浮気相手に「親のワインだから、飲むな。ボトルに返せ」って言うところ、笑った。そこ??殴ったりじゃないんだ?って。
そしてずっと「ああかわいそうなグレッグ!」って言ってたのに、最後の最後に切り札の証拠をちらつかせるなんて、そしてその時の目が今までと全然違う。う~んロイ家の血を引いているということなのかな?それとも全部演技とか?
最後の最後にあんなことになるなんて、びっくりしました。うわあああああ!!
そして父親に見抜かれてて、さらに、うわああああ!!
シーズン2もすっごく楽しみです。