昨日からシーズン3見ています。
エピソード1の作品にガツンとやられましたので感想を書きたいと思います。
「ランク社会」 Nosedive
主演はブライスダラスハワード ジュラシックワールドではいけすかない役でしたけど、このドラマではもっとです(笑)
SNSのランクですべてが決まってしまう近未来社会。常にスマホで星を投げあう人たち。
これ心底ぞッとしました。SNSの「いいね」ばかりを気にして、のめりこんでいる人たち。もうこのドラマの社会は近いところまで来ているような気がします。
星の点数は各々の目に映るので丸見えです。なのでそれによって差別を受けたり、入れない場所があります。
主人公の女性も星の数を常に気にしていて、何とか理想のアパートにうつりたい(点数が足りないので入居できない)と点数を上げる努力をするのですが、歯車がどんどん狂っていきます。
見ていて苦しくなってきます。あまり好きではないかもと思いつつ、すごく名作だと思います。
うわべだけの付き合い。会社の同僚。感じよく接するための高いハ~イの声。ううう、あるあるあるある~~!
またこの女性のハーイの癇に障ることと言ったら(笑)
後半にかけてあわわという事件が続くのです。そのあたり本当に見ていて辛いものがありました。
いやいやいや~もうやめてよお~。
すごく強いメッセージ性がありました。
これ本当に面白かったです。おすすめ。
友人はシーズン3が一番好きと言っていたので、これからも楽しみです。
ちょっとネタバレ
↓
前半すぐにクッキーを少し食べて写真を撮って吐き出すシーン。もう今の社会になってますよね。インスタのために写真を撮って捨てられるケーキ。
ぞっとします。
スマホの画面を見ている人たちも現在の姿のままでSF?と思ってしまいます。
このスコアはアメリカのクレジットカードスコアに通じるところがあります。
顔の横には表示されませんが(笑)調べたらすぐにわかり、このスコアが低いと賃貸は借りれなかったりします。
これも支払いが滞ったりするとドーンと落ちたりするのでドラマに似てるなと思いました。
セレブだけの結婚式に出席したら点数が上がるのよ!って本気で思っていたのでしょうか?なんだか、もう情けなくなってきます。
空港のシーン。4.2あったのに出かける前に家族と言いあってタクシー乗り遅れたり、人にぶつかったりして点数が4.1になってしまい、飛行機に乗れなくなります。その会社は4.2以上だったのです。
「ああ、ごめんなさい、満席です」
ちょっと前にはよくあったようなことだなあと思ってしまいました。今でも人がらで見下すとかありますよね。
いろいろと頭にくることが多いドラマですが、最後の言い合いは爽快でした(笑)