ラベル Netflix の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Netflix の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年4月15日金曜日

Netflix イントルージョン 侵入 いまいちだった~。ネタバレ感想

 イントルージョン 侵入 2021年アメリカ



ちょっとだけあらすじ。

スリラーサスペンス

かなりのド田舎ですが、おしゃれな大邸宅で建築家の旦那。自身も精神科カウンセラー。裕福で幸せを絵にかいたようカップル。

ある日出かけた夜に数人の男に押し入られて……という、ありがちなストーリー。

でもこういうのも良いかなと思い見てみました。


う~んう~ん、つまらなくはないけど、すごくおもしろくもなく、まあまあ暇なときはいいかも?という感じでした。Netflixの映画っぽいというか。

スリラー好きには物足りない部分が多かったです。あまり怖くもなく、暴力も少ない。そんなスリラーが見たい方にはいいかもです。



それではネタバレ感想です。


旦那が最初から怪しすぎるので、この人しかいないやんとすぐに犯人特定。案の定おまえか!顔とか表情で最初からわかるよねえ。

だいたい正当防衛とはいえ人を殺してすぐに「さ!新築祝いだ♪」っておかしいよ。

設計士だからって監禁地下室ありのこんな設計しても、普通なら配線とかの新築のチェックが入ります。すぐにば~れるよ~。

せっかく(?)女性を地下監禁して、なんにもしてないの。え?目の前の椅子に座ってバットを持って見てただけ。え~なにそれ?ホステル的なあれこれはなし。

一番はらはらしたのは奥さんがこの旦那のいないときに書類をあさったり、PC見たりしたとき。「あわわ、旦那が帰ってくるよ~」と。でも怖いのはそのくらいでした。はい、そのくらい。

美人の奥さんの設定が元乳がん患者なのはいらなかったのではと思いました。鬱で悩んでいたことがあったとかも。それまでにそういうシーンがでてきてないし、乳がんも何かの伏線?実は乳腺化の医者が?とか思ったら、そこはスルー。

ん?そして怪しい田舎の刑事。実は黒幕??と思ったら、これも何もなし?なしい~?

ええ~もっと膨らませようよ。

それでも、まあ途中までは「どうなるのお?」と楽しく見ました。すっごくつまらない映画もあるので、そんなにひどくもなく、でも「おもしろい」とは言いがたい、そんな映画でした。

暇つぶしになにか、あんまり強烈じゃないのをというときに。でも地味なまま終わります。

最後の最後にベタなトラックのシーンも別にいらないと思うし、あと不動産関係者として、あんな事件あった家そんなにすぐに売れないと思う~w





2021年11月5日金曜日

チェストナットマン Netflix おもしろい北欧猟奇ドラマ

 

The Chestnut man

Netflix 公開日2021年9月29日 デンマーク







いやあ、おもしろかったです。北欧サスペンススリラー
猟奇連続殺人で、ちとグロイシーンはあります。
完成度高い!
登場人物もアメリカドラマによく出てくるキャラクターとまた違って興味深かったです。

シーズン1と言うことなので、2もあるのかな?

捜査もののドラマ優秀なもの多いですね。
リミテッドシリーズの(アンビリーバブル たった一つの真実)が一番好きで、忘れられません。見てよかったなあ。過去記事のネタバレ感想。





チェストナットマンもかなり好きでした。

北欧もののサスペンス本は結構好きで、読んでいます。


ドラマはThe Killingを見たことあるのですが、アメリカのリメイクものなので本物の?北欧ドラマは初めてです。リメイクのキリングもとても良かったです。おもしろかったです。

ただ途中長くてテンポが悪かったかなと思いました。というか、暗いよ重いよ!が続きます。

くじけそうになったけどジョエルキナマン💖なので楽しく見ましたwといってもシーズン1だけしか見ていません。探してもっと見てみようかな?

リメイク版は汚いキナマンが見られますw 主人公の2人始終こんな顔で、陰鬱です。





北欧サスペンス本は(重くて暗いテーマ)のものが多いですし、後味悪!いやあ!!と言うものも多いのですが、チェストナットマンはとっても良かったです。

このドラマの原作も同名で著者はセーアン・スヴァイストロブ(覚えられない)こちらもいつか読んで見ようかな? ドラマを先に見たので犯人がわかっていますが、結構原作と映画(ドラマ)違うこともあるので気になります。

そしてこの著者は上のThe Killingの脚本家だと今知りました。あああやっぱりテイストと言うか空気と言うか似ています。




今までは見ることができなかった世界中の面白い作品をみることができて、Netflix本当に感謝です。

最近でもドイツの「ダーク」おもしろかったです難解だったけど。ドイツのドラマが見られる日が来るなんて!

つい最近見た韓国の「イカゲーム」も面白かったし、夫がハマって見ていたドラマも確かスペインのものだったと思います。

世界のドラマ本当にありがたいです。これから見たいものも外国のものが多いです。日本のものは今際の国のアリスは見たのですが、後は全裸監督……う~んう~んどうしようかな?

あ、呪怨のミニシリーズもありましたね。怖そうで見ていないのですがいつか見ようかな。

捜査もの刑事ものがやっぱり好きです。一話完結よりも続き物のドラマの方が好きです。1時間で解決すると物足りないというか。ワイヤーみたいな骨太で面白いドラマもっと見たいな。




ここからネタバレ



犯人当てられなかったあ。

意外と大臣の旦那怪しいなと思っていたのですが。外れた。

刑事役の女優好きでした。男性の方は最初情けない弱っち感じで、あとから頼れるパートナーになっていって良かったですね。

大臣役の女性もリアルでよかったです。

北欧ものなのに(!)最後に娘が生きていてびっくりしました。覚悟して観ていたので、これは良かったあ。情け容赦ない系が多いので。

いろいろな国の文化が知れて面白いですね。チェストナットマン。アメリカでは見かけたことないです。デンマークではよくあるのかな?
旅行に行けるようになったら、北欧にいつか行ってみたいです。




2021年10月18日月曜日

面白かった!イカゲーム ネタバレあり、なし感想。

 





イカゲーム 変な名前と思っただけで、見る気ゼロでした。

しかーしアメリカでsquid game!見た?おもしろい!

と大反響!「ふう~ん?」くらいの感じであらすじなどを見てみました。

「あ、夫が好きな感じのやつ」なので、すすめてみると、ドハマリ。1人で2日くらいで見終わってました。

「すごくおもしろいよ!好きだと思うよ!」と言うので「しょうがないなあ、じゃあ見てみるかな、どっこいしょ」くらいな感じで見はじめました。←ひどい。

ちょ!おもしろかったです。w

グロイシーンあり、血のり多めのデスゲーム、ユーモアもあり絶望もあり、次が見たくなるようにサクッと進んでいきます。体調悪かったので一気見ではなかったのですが「2話くらいは見ちゃおうかな」と思えるおもしろさでした。


外国語のNetflixドラマは英語の吹き替えで見ることが多いのですが、一人で少しづつ見ようと韓国語プラス日本語字幕で見ました。


あらすじを読むと(借金がかさんだ主人公は一攫千金を目指してデスゲームに挑む)これはあれだカイジだ!って思った人多いと思います。ざわざわです。無料マンガ公開の時に読みました。

それから第一話が「だるまさんが転んだ」あ、神様の言うとおりだ。これも無料マンガ公開の時に読みました笑 

どちらも映画化されているようですね。日本映画こちらではあまり見られないので(もっともっとプリーズ)知りませんでした。

マンガでも映画でも理不尽なゲスゲームにある日参加させられて…というテーマはものすごく多いですし、昨年「今際の国のアリス」も観たから、もういいかなーと思っていたのです。

しかーし!すこーんと軽く超えてきました。アリス負けたあ。イカの方が面白いと思いました。ごめんようアリス。

先がすごく気になるストーリーで、次々に見たくなるのと、それから主人公のキャラがすごくいいんですね。

最初はだめだめ中年オヤジ風の主人公なのですが、どんどんひかれていきます。応援したくなっちゃうよね。反対にそういうキャラじゃないと難しいですよね。感情移入が。

ジミーファーロンのトークショーにゲストで出たのをちらっと見ましたけど、韓国では悪役が多かったらしくて「え!こんなに愛らしいのにい?(Loveable)」って驚かれてました。素顔も同じ笑顔の優しそうな男性でした。

Lee Jung-jae



皆さん演技もうまいと思いました。韓国語なのでせりふまわし?とかはわかりませんが、表情や目が生きていて、とっても良かった。

最初の一話と最後の一話に少し不満はありますが(後ほどネタバレで)すごくおもしろかったです。


それではここからネタバレ感想とツッコミです。



一話目を見た時は確かにいくつかある日本の漫画や映画に似ているなと思いました。

特にゲームが「だるまさんが転んだ!」アメリカにもあってグリーンライトレッドライトと言います。世界中に似た遊びがあるっておもしろいですよね。

イカゲームはアメリカにも日本にもない独特のものだと思うのですが、タイトルはスクイッドゲームのままの方がよいと思いました。

イカって言う語感がちと、あれ。なので「イカかあ」って「へっ」てな感じで見ていなかったんですが(イカに罪はないです)見始めたら「おおお」とのめりこんでいきました。

他の国の作品は文化も知れて面白い。「あ!さば食べるんだあ」みたいな。

韓国映画いくつか見たのですが本当に面白いものが多いです。情け容赦ない系というか。私はすごく好きです。Netflixにもいくつかあるので見てみたいと思っています。

ただ、個人的には高齢の女性が皆母に似ていて、そこがつらいんです。生前母はよく韓国系?って言われていて思い出しちゃうなあ。

まあそれは個人の事でクオリティーがすごく高いですよね。

ネタバレ&ツッコミ

第6話が最高な出来でした。ビー玉の回。

あああ~おじいちゃん!!って泣きそうになったのに、最後に生きとったんかい、われ!て。てか悪い方かい!じじい!!w 

パキスタンの男性がかわいそうすぎます。あのソウル大のやつは最初から最後までくずを貫いてそこはよかったですね。

主人公の男性いい人すぎて感情移入しちゃいますが、ビー玉ではやっぱりそうだよねえと。人間だもの。葛藤の表情が良かった。

中盤からものすごく面白くて目が離せなかったのですが、最後のエピソードはかなり文句&ツッコミありまーす。

まずは質問。

●あっと驚くイビョンホンのお兄ちゃんはなんで組織に入ったの?

●世界中のお金持ちの道楽の賭けということでOK?

●刑事の弟は結局携帯もろとも海の藻屑?(シーズン2で生きていそうだけど)

結構謎のままが多いですよね。

ツッコミというか主人公、賞金を全然使ってなかったけど、せめて借金は返そうよ?なんで髪型その赤い色にしたの?施設の弟も結局1年間放りっぱなしだった?すぐに行けばよかったのに。あ、お姉ちゃんもせっかくトイレの通風孔の扉外したのに、もっと後から生かされるのかと思ったら「砂糖を溶かしてた」をみるだけ?もったいないですよね。シーズン2で誰かが、それを見つけて脱走とか?がいいな。

それから切り抜きお菓子のなめるシーンが私的にはちと不快でした。頭バーンは良いのにべろべろがいやって。wあのお菓子切り抜きやったことあります。(昭和!)

最後のイカゲームでの死闘。これアメリカ映画だったらこうなります。

終わる寸前にバラバラって一斉にヘリコプターとか来てライト当てまくってざーってスワットとか特殊部隊とかが下りてくるの。刑事弟の電波が届いていた!一斉検挙!ソウル大学を殺せなかった主人公「見ろ2人とも助かるぞ」と笑ったところで、くずなソウル大は主人公を殺そうとナイフを振り上げる。あああ間一髪!なところで生きてた刑事弟がヘリコプターの後ろからバーンってやって拍手で終わり。

こういう感じだと思っていたら、まさかのゲーム終了した後にあんなに長くあるなんて驚きました。しかも謎解きではなくて、あれから1年。みたいな。え~!!って。

濃いキャラが多かったのに皆脱落してもったいなかったですね。シーズン2はどうなるのかな?楽しみです。

韓国の勢いすごいですね。これからノアールな作品をもっと見たいと思います。



2021年9月30日木曜日

意外と怖かった『ケース39』Netflix

2009年アメリカ映画 Case39





もう何年も前にDVDを買っていて、見よう見ようと思いながら見ていなかった映画です。Netflixにあったので、 そちらで見ました。あ~あ。

DVDとかブルーレイでさえ面倒になってしまいました。パワーボタンを押し、デスクを入れてプレイボタンを押し「さあ見よう」と思うと他のDVDのCMが流れて「ああ、もう」と飛ばすとまた違う予告編が流れて……きいい。レンタルならまだしも購入版に予告編いらないですよう。

というわけでNetflix ありがとう。w

* * *

最初はネタバレなしで。

すごく怖いサイコサスペンスとかスリラーを見たい気分だったんです。

羊たちの沈黙とかレッドドラゴンとか。

そういうジャンルだと思って見はじめましたけど、どちらかというとホラーでした。

しかも結構怖かったです。グロイシーンはほぼないのですが「どうなるの??」と最後までハラハラ楽しく見られました。

少女役の女優がうまい。レニーゼルウィガーもコメディーの顔と全く別でかなり良かったと思います。刑事役にイアンマクシェーン、脇にブラッドリークーパー。キャストはすごく良かったと思います。

残念なのは説明不足だったこと。どうして、こうなった?実はなんだった?あの後、どうなる?後からいろいろ気になります。

でも見ている間はテンポも良くあまり気になりませんでした。


週末に「ちょっと怖い映画見たいなあ、デモグロくないヤツ。あんまり考えないで見られるやつ~」てな時におすすめです。

グロくはないですが虫嫌いな人は要注意です。


* * *


ネタバレ



Youtubeのムービークリップという映画の数分見せる動画があるのですが、それでオーブンシーンを見てしまい、これはダメなやつ!!って思っていたんですね。

児童虐待がテーマなのかと。あらすじを見ると子供が怖い系。子供怖い系好きです。一番のおすすめは(エスター)これは面白かったなあ。でもDVDの雑誌でネタバレ食らったので、あんまり驚きませんでした。これは驚きたかったよお。それからアメリカ版の(リング)も好きだった。貞子じゃない方です。

ケース39の少女は賢そうで最初からちょっと「ん~怪しい?」と思ってしまいます。小学校でボランティアしていたので、こういう感じの子に限ってあれなんだよねって。w←やめなさい。

そして見ているうちに気が付いた、これはアクマ系!!怖い怖いよ!!私が一番苦手なジャンル。

一番好きなホラーがゾンビ系 次が殺人鬼系 ちと怖いのはお化け系そして知っていたら見たくないほど怖いアクマ系。

いややいやや。ヘレデタリーとか悪夢でした。でもこの映画は結局少女はアクマだったの?いつから?はじめから?と言う説明はなしだし、最後あれでやっつけられたの?それともパート2を考えて、ああいう感じにしたのかな?とか考えてしまいました。

ブラッドリークーパーの蜂のシーンはすごく嫌だった。気持ち悪いい。目から出てくるところなんてかなりのリアルさでおええええ。

それにしても電話で何か伝える意味あったのかな?それがシグナル?とか?その辺がよくわかりませんでした。

刑事役のイアンさんアメリカンゴッズに出てる人ですよね。この頃からもう渋いですね。頼りになりそうな人がいなくなるのは、ちと寂しかった。

そして、あの後の事を考えるとあの少女がアクマという証明できないので主人公は少女誘拐そして殺人罪になるのかなと現実的なこと考えてしまいました。そこまでやってジェイルでレネーが叫ぶところでバッドエンドでも良かったかも。映画的には。(私の性格が悪いのか?)でも視聴者の気持ち的には「はあ助かって良かったね」の方がすっきり終われていいですよね。

サスペンス映画をもっと探そう。






2021年2月23日火曜日

Netflix  今際の国のアリス 全話見た感想 ネタバレあり

 前半ネタバレなし


日本のドラマと映画をほとんど見ていないので、人気作品と比べられないのですが、さすがNetflixお金かけて作られていて良かったです。

途中ちょっと突っ込みどころも多くなってきて中盤のエピソード4と5あたりが、だれてきたのもあって「見るのやめようかな」と思ったのですが、最後まで見てよかったです。結構グロイシーンや人が死にまくるので苦手な方も多いかも。



後半7話と8話が面白くて、特にアクションシーンがすごくかっこよかったです。とある2人が戦うシーンの映像がとても良かった。

日本の特にドラマでこういうのあまりなかったのではないでしょうか?

以前も書いたのですが、なんせ最後に見たのが「白い巨塔」流石にリメイクの方ですが、それでも15年位前?え?そんなに前? すごく好きだったんです。

イチロー選手がDVD買って、アメリカで毎日見ていたと聞いています。わかる!私も買おうかと思った。高かった。笑

恋愛ドラマが苦手なんですが、20年以上前にアイダホにいた頃日本人の間で日本のドラマの録画ビデオテープ(!)を回し見してまして、「ビューティフルライフ」や」「大和なでしこ」「かばちたれ」「お前の諭吉が泣いている」など少しは見ました。もうただただ日本語が聞きたくて。

そう、ほとんど日本ドラマ見ていないんですが、これはちょっとアクション系ということもあって見てみました。


設定がデスゲームで「マンガみたいだな」と思ったら原作はマンガだったよ!イーブックジャパンで4巻まで無料だったので(3月3日まで)読んでみたら、やだ、面白い。笑 5巻から続き買おうか迷います。シーズン2(決定だそう)のネタバレになるけど、マンガの方が良かったりするかも。スピンオフみたいな「今際の路のアリス」も面白かった。

マンガではドラマで説明されていないところが説明されていて「おおなるほど!」と納得したところもありました。

ドラマの方は渋谷の誰もいない映像とかアクションなどはさすがでした。

ネタバレになるので、突っ込みドコロは後から書きます。

日本は漫画が原作が多いですよね。デスノートは大好きなマンガだったので映画版見たかったなあ。それから闇金ウシジマくんアイアムアヒーローも。

ミュージアムというシリアルキラーの漫画が好きで、その映画版も見たい~。韓国映画は結構探すとあるのですが日本映画は少ないですね。



もっと見たいぞ~


予告編の後はネタバレ感想





ネタバレです。

↓↓↓



最初のアリスとカルベ、チョータの親友3人が主人公かなと思っていたら、いきなりアリスだけになって「え!!」っと驚きました。特にカルベは好きなキャラだったので、爆死でめっちゃ驚きましたし、このハートのゲームで「え~見るのやめようかなー」と思ったくらい。

チョータはうざさ爆発キャラでしたけど、こんなに早く退場するなら家族の宗教の関係とかを長く描く必要あったのかなと思いました。

アリスは漫画版の方が男気があってよかったです。ドラマのアリスは始終自信もなくて、いらっとするキャラに作られています。なので勇気があって頼りがいのあるカルベが死んだときに「え~~~」とがっかり。

その後ワーワー泣くシーンも長くて、ちとどうなのこれは?と。漫画版よりも弱弱しく描かれているんですよね。

なんども「アリスしっかりせえよ!!」って夫とカツを。w

その後山ガールのうさぎちゃんが大事なパートナーになったり、ガッツのある所見せたりもして、見直してきます。

「ビーチ」を見つけたけど、あんなに生き残ってた!若者ばっかり!やっぱり中高年は生き残れないんかな?とムッとしました。←そこ?

ああ、それから最初の突っ込みどころですが渋谷の街がすごく新しいままでコンビニに缶詰なんか山ほどあると思うのですが、うさぎちゃんが公園で狩りをしてます、ウサギを。「ねえ!なんで!」と突っ込みました。

マンガでは10年以上経っている設定で映画のアイアムアレジェンドみたい町に草木や雑草が生えて鹿が歩いていたりします。それでやっとなるほど!だからウサギ狩りね、と。ドラマではその辺の説明がなかった。

それからキャラクターがドラマの方がちとキモイ。帽子屋とか。あれ闇金ウシジマくんのゴトくんみたい。マンガの方がかっこよい。

チシヤもちょっとイマイチかなあ、演技的にも。もっと良くなかったのがピアス男のニラギ。お2人お好きな方ごめんなさい。あくまで、この役は合わなかったのかもしれないですね。

それから最初嫌いだったキャラのクイナが過去を知って大好きになりました。そうだったのか!クイナ!って。

すごく良かったキャラはラスボスでアメリカ人こういうの好きと思う。



このラスボスとクイナの一騎打ちがめちゃカッコよかった。

ライトがくるくる回って、スタイリッシュ。長い脚でガラスを踏むところもカッコよし。

クイナ役の人かわいい!足が長い。でも大阪弁ちょっと違う気がします。←つっこみが細かいけどw

納得いかないところもいろいろあるのですが、それでも最後まで楽しめました。シーズン2を見るかマンガ読んじゃうか悩んでいるところです。




2020年7月9日木曜日

Dark ダーク season3 難解ドラマ ネタバレ感想

Netflix Dark season3


前半はシーズン1と2のネタバレ含みます。


ドイツ発 難解SFドラマ 見終わりました。

シーズン3で完結です。

いやああああ~難しかった。 今終わった直後なのですが、ずっと考え中。笑

タイムトラベルの時点で難しく、さらにマルチに人が出てくるタイプ(過去の自分と会話とか)のタイムトラベル。

シーズン2の終わりでさらに並行世界へ。ああ~そっちまで行かないで~。

シーズン3は何度か挫折しそうになりながらも
「この旅の最後を見届けねば~!」と思い頑張りました。

ただ、私のIQでは「全部理解した!」までは程遠かったです。

きれいに終わったと思いますが

「あそこはなんで?」「あの人は?」とたくさん謎のまま。

私が一番好きだったのはシーズン2でシーズン3はちょっとついていくだけで精一杯でした。(というより、ついていけてなかった)

謎のままというのも多かったと思います。





ここからシーズン3のネタバレ感想です。


シーズン1から相関図作りながら見ていました。
シーズン2まですごく役に立ったし、これがないと「誰だっけ?」状態。

シーズン2ではさらに2つ年代が増えて、どんどん謎も解けていったり、面白かったんですがシーズン3ではパラレルワールドが出てきます。

途中でぐっちゃぐちゃになった相関図。笑

海外サイトでは美しくまとめられたものがたくさんありました。





ミラーのように何もかも反対のパラレルの世界。

なぜか女子の髪の毛が皆前髪ぱっつん。笑 

流行ってるのかな?あっちの世界では。

都市伝説ではパラレルワールドはこの世界にそっくりで少しづつ違うそう。おもしろい。

うんうん。ハンナはウルリッヒの子供妊娠してたり、家が違ったり。

マルタが黄色のジャケット着ていたり。

前半はこういうのを探したりして面白かった(ここが違う!)とか


後半になるとアダムとエバがどっちがどうしたいのかとか、遠い過去に行ったバルトッシュの子供がアグネスとノアだったり、で、奥さんは過去に行ったハンナが生んだエゴンとの子供とか。もう時代超えてしっちゃかめっちゃかに…。

「これうまくまとまるの??」と思っていたら、なんとなんと第3のワールドが!!

というか、このサードワールドが、もともとの本来の世界だと。

息子家族を救えなかったタウンハウスがタイムマシーンを発明して第2ワールド(ヨナスそしてアダム)第3ワールド(ミラーのマルタそしてエバ)に分かれてしまった。

なるほど。❓


本来生まれてはいけなかった世界が2つ生まれてしまい、アダムはそれを壊そうとしていてエバは子供のために残したかった。これであってますか?

若いヨナスとミラーマルタはあの車の事故の時に飛んで阻止してタイムマシーンは生まれなかった。だけど存在するはずのない2人は消えてしまった。あってるう???

ここまでは理解できたのですが謎がたくさん。


謎1 若いヨナスはミラーマルタの事を知らなかったのは何故?本物マルタが殺されたときに来なかった世界軸?そもそもなぜアダムはマルタを撃ったの?

謎2 アダムの顔の説明なし~夫はこのヒントは1800年代の中年ヨナスがタイムマシーンを作ろうとして腕を火傷したことが関係あるのでは?と。あの時代の機械なので故障が多かったとか。そして他の人は違うマシーン。スーツケースか丸いボールだったから火傷しなかった

謎3 アダムは戻ってきたハンナをなぜ殺したのか。どっかに送るのは不可能だったのか?

謎4 2054年のレジーナをなぜ殺したのか?

謎5 シーズン1?2でノアに殺された中年男性は誰だったのか?

謎6 ヨナスの家の家族写真でおばあちゃんの写真(イネス?)が破られているのはなぜ?

謎7 ヤングヨナスはミラーマルタがなぜ殺せたのか?本人は死ぬことができなかったのに(未来の自分がいるから)マルタもアダムに撃たれたけど、そのちょっと前に戻れば生きているわけで、そんなに嘆かなくてもちょっと過去に戻れたのでは?

私があのスーツケース持ってたら「ありゃ大変」って昨日に戻りますよね。その辺がよくわからなかったかな。

謎8 あ!あと最後のクローゼットの中で子供のころにお互いを見たのはどういうこと?確かにお互いの世界で育ってきたということ?


一番最後になんかディナー会みたいなのをしていて「なんでウルリッヒとかシャルロッテがいないの」という謎は考察サイトを読みました。

タイムマシーンがなければ生まれてはいなかったであろう人たちはいないんですね。

うわ~これはなかなか。よくできてる。

でもマルタどころかマグナスもミッケルも皆いない!ウルリッヒがいないからなんだけど、そうなんだけど不思議。

ハンナの子供の名前ヨナスだよね。でもあのヨナスじゃないんだよね。

レジーナが乳がんになってないのも、電子発電所と関係があったのかな?放射能とか。最後の消えるシーンでなかったですよね。

あのアダムとエバが手をつないで消えるシーンは良かったですね。

ただアダムの顔をあんなにしなくても良かったのではと思いました。

中年ヨナスの面影が残っていた方がよりグッとくるような気がする。

あれは余計だったなあって。それからウイラーの目の秘密もいらなかったんじゃないかなと思いました。ちょっとした遊び心?気になるウ。


後、謎じゃないけど雨降りすぎ(笑)

それにしても某有名SFドラマのように
「全部寝ていたヨナスの夢でした」で終わらなくて本当に良かったです。

謎は多いけどすごいドラマでした。

次は軽いコメディーでも見ようかな?でも…見たいのはチェルノブイリなんだけど(めちゃくちゃ重い)

一度休憩してホラー映画でも見ます。




























2020年6月30日火曜日

Dark ダーク シーズン2 ネタバレ感想

Dark season 2 完走しました。

あまりの面白さに一気見しました。


今回はあらすじなしのネタバレ感想だけです。



シーズン1と2のネタバレ注意

現在過去未来~♪って歌がありましたが、初未来。

いやああ~おもしろい。シーズン1でかなりこんがらがって相関図をせっせと書いたし、シーズン1が終わって調べまくったのでシーズン2は難解だけど楽しめました。

大体のキャラが分かっているし(年齢が違っても)目的とか性格とかも把握してキャラに対する思い入れもできてきます。


ヨナス!おまえそうだったんか!とかね。
ハンサム中年からどうやってアダムになるんだろう。何があったのか、気になる気になる(シーズン3で解明するはず)

ヨナスの行った未来はマッドマックスとかターミネーターのジャッジメントデーの後のよう。

それから精神病院のウルリッヒはちょっとかわいそうすぎる~。

ミッケルの写真を見て驚愕、病院抜け出してミッケル誘拐に成功(なんでミッケルはこれを覚えていなかったのかなと不思議。あの睡眠薬か?)
それなのに洞窟の一歩手前で捕まるなんて。うわああかわいそうすぎる!

というか1987年なので学校にはティーンのウルリッヒもいるんですよね。
すごく不思議です。

さらにハンナいくつでも、どこまでも性悪ビッチ。

勝手にタイムマシン使って息子を探すのではなくて(確かに中年ヨナスには会ったけど、普通息子を探すよね?)ウルリッヒに復讐しに行くなんて。出してあげるのかと思った。

あの後のウルリッヒの絶望感はないよね。

というかハンナ50年代にとどまるのかな?だれかのお母さんになったりするんだろうか?

中年ヨナス 2019年にお父さんを止めにきたつもりだったのにミハエルは「え?そんなつもりなかったけど」みたいな顔で。結局催促のような結果に。

そしてマルタが撃たれるのをわかっていたから、食品庫に隠れてろと中年ヨナスが言ったのに逃げたマルタが若いヨナスに会って、爺のヨナスに撃たれる。うう~~んややこしい。

理由が知りたい(きっとシーズン3)

あれこれとつながっていくところが本当に面白い。

でも確かにドイツ版「ストレンジャーシングス」と呼ばれるのもわかるなと思いました。あの黒いモヤモヤとか電気がちかちかとか。放射線のあれこれとか。

黒いモヤーンが固まって丸くなるところはガンツにも似てる。

これぞ、デジャブ笑 

ただしストーリーはかなり独特で脚本が優秀だと思います。

実は我慢ならずにシーズン3の1と2をもう見ちゃったんですが「は??」

シーズン2の最後で予想はしましたが、そっち行くんだ?と思いました。これはフリンジ!!面白かったなあフリンジ!と懐かしく思い出しました。

シーズン3で完結らしいのですが、広げた風呂敷はたためるんだろうか?

全て収まって「ほおおおお~」と言わせてほしい。楽しみです!







2020年6月24日水曜日

netflix オリジナル Dark ダーク シーズン1の感想

Dark 2017年 ドイツ製 Netflix オリジナル 

シーズン1見終わりました。

すごく面白かったです。

そして、すごく難解でした。

暗い!本当にダーク! 

でもはまる人は、はまります。

プチあらすじは

ドイツの小さな町で子供の失踪事件が起こり、それをきっかけに4つの家族の大きな秘密が暴かれていく。



登場人物が多く、謎も多いのでメモを取ることをお勧めします。相関図。

シーズン1が終わるころにはぐっちゃんぐちゃんになりました。笑

そして人物名の下に「あやしい?」「何か知ってる?」とか書き込まれているメモを見つけて息子は笑っておりました。


いいの!わかんなくなるから!


ドイツ語なので最初夫と英語の吹き替えで見たのですが、ちょっと英語棒読みっていうかあんまり合っていなかったので、夫はドイツ語音声で英語字幕で先に見て私は英語音声で日本語字幕で別々に見ました。

捜査もの?と思ったのですが、違うジャンルでございます。

何も知らないで見たい!!という方もおられると思うので、ネタバレ注意で。

エピソード4までは謎も多くてわかりにくくて「うう~~ん」となりますが中盤から特にエピソード5あたりで、おおおお~!!っとおもしろくなります。








ネタバレ注意


ジャンルはSFでタイムトラベルもの。

ストレンジャーシングスにちょっと似てるかなと最初は思ったのですが、全然違いました。

暗い!とにかく暗い!! 

雨ばっかりザーザー降ってます。そしてものすごく不快な不協和音がしょっちゅう鳴り響きます。壊れたホラ貝みたいな「ヴゥウウンン~~~」
普通に話をしているシーンでもいきなり来るので怖いです。

ストレンジャーシングスのような明るさ一切なしです。くすっとするところゼロ。

私は小説は海外サスペンスとかスリラーものが好きなんですけど、北欧の推理小説に似た感じがしました。ひたすら暗くて寒くて重くて救いがないような(ドラマの方は救いはまだわかりません)

とにかくアメリカとヨーロッパ全然違うんです。どっちも好きです。ドラマのキリングを見た時に感じた暗さに似ているかなと思いました。このドラマも見たのはアメリカのリメイク版ですけど、元はヨーロッパのドラマでした。

ダークの登場人物は多くて4家族のストーリー

さらに現在(2019年)と過去(過去も2回1986年と1953年)なので「若いころのあの人」と「年取ってからのあの人」と混乱していきます。

なので自分で相関図書いてたんですが、ネットにたくさんありました。

ネタバレになるかもと見なかったのですが、だいじょぶそうだったかな?
 
こちらとかよくできていますね。 ダーク相関図とかDark Family treeでたくさん出てきます。


最初は謎ばかりでエピソード4までは「もう全然わかんないけど!」でした。

エピソード5でいなくなったミッケルがミハエルだったとわかったときに「うお!!そうだったのかあ」や~られた~~!と思いました。


シーズン1の大きなネタバレでした。

そして最終話か9話でわかるのがずっとフッドをかぶった男がなんとヨナスだったと。ここも「うおおお~おい」と思いました。

自分同士って会って話せるの? 過去と未来の自分。こういう細かいところ気になります。タイムマシン物では、あり?

何から書いていいのかわからず。今日もずっと考えていました。笑

シーズン2のはじめだけ見始めたのですが絶対にごちゃごちゃになるなあと、先にこれ書いてます。

それでも頭はごちゃごちゃなんですが。笑


シーズン1で全部の謎は解かれませんでした。

一番大きな謎は ノアの正体です。多分このドラマのキー。

それからこの町はずっとループしているんでしょうか? 

それを壊すために中年ヨナスは機械を設置?そして未来に飛んでしまう?

未来の人はヨナスが来ることを知っていた?

ミハエルはわざとミッケルに言わなかった?これはそうですよね、未来が変わってしまうから。

息子が生まれなくなってしまう。でもなぜ命を絶ったのか?それは謎です。

大きなテーマは過去や未来を変えることができるのか?でしょうか?

んもう、シーズン1全部見たのに謎ばかり、頭の中をぐるぐる回ってます。

それにしてもハンナいやな女だな。笑 
ここだけどろどろの昼ドラみたい。それも好きですが。

あと、謎というかドイツはあんなに雨ばっかり降ってるの?

で、傘なんで差さないの? アメリカも小振りだとささない人多いですけどザーザー降りなのに?

それから2019年の描写で家の作りがすごく古臭く感じて1986年と混乱します。でもきっとドイツはこういう感じなのかな?キッチンの感じとかすごく違います。


ウルリッヒは1953年に行って帰ってこられないの?だとするとそこで子供出来たりしてまた未来が変わるのでは? うーんうーん。

ウルリッヒが1953年に殴ったヘルガも中年時代にもう耳がつぶれてましたよね。ウルリッヒが行く前なのに。やはりループしている?

SF映画あまり理解できないので(SFホラーは大好き)私には難しいですが、すごく深くて、いつまでも考えてしまいます。

これから考察サイトなど読んで、さらに深く考えよう。笑 あ!それよりシーズン2を見てこよう。


















2020年6月19日金曜日

『映画』最悪の選択 Calibre ネタバレなしあり感想 スコットランドのアクセント

最悪の選択 Calibre 2018年 イギリス映画



スリラーというかサスペンス。どっちがどうなのかよくわかりません。

ちょっと調べてみると

ホラーは明確に恐怖心をあおるもの。
ミステリーは謎解き要素のあるもの。
サスペンスは謎解きに不安や緊張を加えたもの。
スリラーは不安や緊張含み、より恐怖感を煽るもの。

という解説が多かったです。スリラーは「身近なものや人が脅威や権威となるもの」というのもありすごく興味深いです。

スリラー映画大好きです。今度まとめてみます。

「最悪の選択」に話を戻します。

スコットランドの田舎の森でマーカスとヴォーンという二人のイギリス人男性同士で鹿狩りを楽しずだった。
ある事件が起きて、それは予期せぬ方向へと転がっていくのだった。

てなあらすじ。

これ日本語の題名でほぼネタバレだと思うのですが、どうでしょうか?
 
確かに題名に惹かれて観たのですが、ある事件が起こったときに

「ふむ、ここで最悪な選択をするのだな」とすぐに思ってしまいました。

単純にそれだけではないのですが、この題名はちと失敗では?

その後にもいろいろあるので結構ドキドキします。

長い映画ではないのですが、前半はちょっとテンポが悪くて間延びした感じがします。

中盤からはどどどっと転がっていきます。

それからスコットランド英語を十分楽しめます。(と思います)

(思います)というのは理由があります。

私は英国英語が聞き取れないことが多いのですが、なぜかスコティッシュはアクセントが聞こえないんです(笑)

親戚に一人スコットランド出身の男性がいてものすごくヘヴィーなアクセント(だそう)話したときに「聞きにくかったね」と夫が言ったときに
「え??なまりなかったよ?」
「えええええ??いやいや!何回か聞き返したよ」
「うそ~ん」

スコットランドなまりと日本なまりは相性がいいのかも。

「じゃあじゃあシュレックのなまりも、わかんないの?」と夫
「え!なまってない!聞きやすい英語」どひゃ~みたいな。笑

で、この映画は舞台がスコットランドなのでこてこてだったのかなと。
だったのかな?ってなんだ?何その感想。




それではネタバレ感想です。

 



あ~あ。鹿ハントなんて行ったらダメ。鹿ちゃん殺したらえらい目に合うよという映画です(嘘です)

アメリカにもよく(田舎に行ったら襲われた)ジャンルがありますが、この映画も田舎の閉鎖的な感じよく出ています。

最初のバーから「お!なんだおまえたち!よそもの!」ってな目線でちょっといたたまれない感じ。

自分がこんな場所に入っていった気持ちになって「ひいいい」ってなります。

女の子たちとのあれこれは、ちょっと長くないかな? マーカスとヴォーンの性格を表すのに必要なとこだったのかも。もう少しあっさりでもよかったな。

女の子2人入ってきたとき、ちょっと怪しくて「お!ホステルみたいな展開?」って思っちゃった。ホラー見過ぎです。


鹿狩りに行くまでは、ちょっとダラーっとしたところありますが(時間短いけど長く感じるような)私は、まあ最後まで楽しめました。でも後味悪かったです。


ヴォーンが鹿を撃ったつもりだったのに、外して、それが少年に当たったところは一番衝撃でした。

「うわ!!」いややいやや子供がひどい目に! ハンティングには(ちなみにスコットランドではストーキングというのですね、初めて知りました)事故がつきもの。
でも最悪の事故でした。

すぐに警察に連絡していたら、あんなことにならないのに。

マーカスがお父さんも撃ってしまったところから一切事故ではなくて殺人事件。

確かに銃の貸し借りも違法、酔っ払っての射撃も違法。

逮捕されたら有罪で刑務所に行くとは思いますけど、事故ではなく、人を故意に撃ってしまったことで殺人罪になりました。

ただ、この時点ではヴォーンの命が危なかったので正当防衛というケースに、もしかしたらできたかも。

でも酔っぱらってる時点でダメですね。

で、この映画にはそういう裁判は出てきません。だって埋めちゃって隠ぺい。すぐに逃げるつもりが、あれこれあって滞在。このあたり一番ドキドキしたかも。レストランのシーンとか。

そのあと事件発覚。

どんどん悪い方に転がって行ってしまいます。

つかまって告白の時ヴォーンは正直に全部話したのでしょうか?

そこは音声がカットされていて、わかりませんでした。

そしてマーカスを撃てと言われて「できない」と泣きながら、自分の命が危ういとためらいなくトリガーを引きます。

人間の本質とかあれこれ考えました。

ヴォーン助かったね良かった、という気持ちになれず。どんよりします。

最後は数か月後。もう赤ちゃんが生まれています。でも心は壊れたまま。

これからヴォーンは2度と元には戻れないんですよね。最後ちょっと弱かったかなと思いました。

実は復讐のために村人が来ていて…とか←やっぱりホラーの見過ぎです。












2020年6月14日日曜日

Ozark オザークへようこそ シーズン3 感想ネタバレ


おもしろかったあああ。

オザークへようこそ シーズン3

後半は面白すぎて一気見しました。

ぶっ続けて見られるのがNetflixなどのストリーミングの醍醐味ですね。

アレは途中で止められない。

ここ数日はほぼネットも見ずニュースも見ずにドラマの世界へ。

なので落ち込むこともなく精神的に安定してます。

シーズン3が一番面白かったかな。

ハラハラしどうしで、かなりヘビーな展開もありました。夢中になれるものがあるって、良いですね。

寝る前もいやなこと考えず「なんであそこでああなったのかなあ」とかドラマの世界を考えていられます。



あ、ネタバレで感想です。




シーズン3で大きなカギとなるのがウエンディーの弟のベン

最初の高校のエピソードが短いのに性格をよく表していてよかったですね。エピソード1と2はまたジェイソンベイトマンが監督していていました。

ウエンディーの弟のベン。後から精神疾患を抱えていることがわかります。

最初からちとダメダメ男っぽいんですが、ジョナとも仲良しになり、そしてなーんとルースと恋に落ちまする。

ルース!?? そうなん? そしてベンはルースとエッチできなくなるので薬を飲むのやめちゃって大変なことに巻き込まれていきました。これはまた後で…









びっくりカップルその2 ダーリーンとワイアット。


いやいやいやいや~~~~!!年の差とか良いけど、良いんだけど。良いの?

ダーリーンのベッドシーンまで見せられて(ジェイコブとのもあったけど)

ワイアット「素晴らしかったよ」って。まぢすか!!
「それは長年のテクニックだよ」的なこと返事してて、なにしたの??なにしたの??


あああ~~なんかもういろいろすごい。


でも今回ワイアットはルースと仲直りしたし、ルースはマーティーたちにブチ切れてダーリーンと手を組みそうだし、シーズン4ではまさかの敵側になるのかな?

だってルースあんなにジュニアにぼっこぼこにされたのに、報復的なことはなにもしないんですよ。マーティーとウエンディー。

「殺してよ」っていうルース。「それはできない」とマーティー
「もしあんたの娘だったら何とかするよね」とというと
「あら~あなたも家族の一員よ」っていうウソくさい笑顔のウエンディー

ここも2人のずるさ良く描けてる。だって、自分が危なくなるとルースのお父さんをさっさと殺したもんね。それも知っているルース。

しかもあろうことか「あの生活から救ってあげた」なんて言っちゃうウエンディー。嫌いになってきました。

前からバード一家のルースに対する態度が冷たすぎるよなあと思っていました。いろいろなこと任せているのに。

報復をなにもしてくれなかったと事情を知ったダーリーンのここ!!たまりませんでした。ダーリーン。一番嫌いなキャラだったのに、好きになったよ。笑





まさかのジュニアのジュニアをバーーーン✨!! 

ふう、すっきり笑


一言でまとめるとシーズン3は女の闘い。すごいっす。

ウエンディーVSヘレン ダーリーン ルース。

皆ウエンディーの敵になっちゃう。笑 

ヘレンのあれこれすごかったあ。

怖い怖い怖い!敵に回したくない女。

いろんな人の殺害を決めたヘレン。

最後にバーン!!すっごくすごくびっくりしました。

あれは想定外で「うええええ??」って変な声出ました。
なんでだったの?もういらないから?
電話で「マーティーつかえないかもね」とか言っちゃったから?

これは謎でした。

それからベン。

ベンが薬飲まなくなり、どんどん変なことしだして「ああ~だめだめバカ~!!」と思いつつ見てました。パーティーのところとか、もうやめてええって。

ヘレンのところにまっすぐ行ったのは一番やってはいけなかったですね。

姉と弟の逃避行。

嫌な予感を抑えつつ「でもウエンディー逃がしてあげるよね」と思っていたのに。車の中ですぐに買った電話取り上げたら良かったのに。

でもそれでも帰りたくて電話しちゃったのかなあ。そうしたら自分の子供たちが危なくなるからって弟はもう見殺しにしたんかなあ。

ウエンディーは自分が力を持っていると勘違いしちゃったんですよね。それでヘレンと戦ったり。

カルテルのボスもワタシに一目置いているんだわ。って。ばかー。

それでマーティー誘拐で危機一髪ですよ。ああいう場合本来絶対に返さないよね…。

他のカルテルものドラマに比べたら、優しすぎる、ありえないと思ってしまいました。

その後もマーティーは変わらないように見えて、自分の殻に閉じこもってる感じ。心壊れていってます。

そして今回の見どころの一つが壮絶な夫婦喧嘩。良いねリアルで。マーティーはやっと殻にひびが入ったのではないかと思いました。浮気されてビデオ見てもなんでも「OK」っておかしすぎますもん。

何重にも覆われた殻に閉じこもっている感じ。

カルテルの地下牢でも「何がしたいんだ」「家族に会いたい」って答えでビンタされてたし。笑 

あれは何だったのかな?「そんなの本当のお前じゃないだろう?」かな。

殻をちょっと破ったマーティー。案の定ウエンディーとケンカ。

カウンセラーの前での大喧嘩なかなか良かった。でも悪さも全部言っちゃって。
賄賂受け取ったカウンセラーのスーも殺されちゃいました。


あの車買った時点でダメだけですけどね。映画カジノ思い出しました。笑


新しい妊婦FBIもっと何かあるのかなと思ってたけど、それほどじゃなかったですね。

ペティーがすごすぎたので「なにかがあるんじゃ?」って期待したのに。持ってきた金魚鉢も何かの伏線と思っていたのに。

あとダーリーンが「2人目を」とか言うんじゃないかと怖かった。

ジークの親権を取り上げられそうになったときに「私が取り上げたんだ」って言って

をい!!って思いました。

ダーリーン…すごい存在感。あんなに嫌いだったのに一周回って好きになりました。笑

ルース幸せにしてあげて~。目の前で恋人焼かれちゃって、ひどすぎる。

あとあの殺し屋ワンちゃんは自分の犬だったんだな。そこ一番許せない!

ヘレンにも「その時は話すよ」っつってたのに予告なくバーン。

シーズン4が気になりすぎます。

というか、まだ4決定してないのでドキドキする~!

絶対に見たい~!明日にも見たい~!!

Netflix様お願いします。










2020年6月10日水曜日

ozark オザークへようこそ シーズン2 感想 ネタバレあり


オザークへようこそシーズン2 見終わりました。

後半は止められないくらい面白かったです。

シーズン1の初めのころ「う~ん。どうなのこれ~?」と思ってた私のバカバカ。
シーズン2は私は1よりもおもしろかったです。

超おすすめドラマです。

暴力、ダーク、緊迫感。何より演技力。

特にルースとウエンディーが素晴らしいです。

この下からがっつりネタバレ感想です。








ネタバレ注意



はあ、素晴らしかった。シーズン2

やめられない止まらない。

このシーズンで悲しかったのはバディーとのお別れ。

でも最後にポピー畑を燃やしたときはとっても幸せそうで、良かったなあ。

すごく良いキャラだったし、バード家を守ってくれて大活躍。
はじめは変な人と思ってましたけど、すごく好きになりました。
特にジョナとの友情には胸を打ちました。


それにしても登場人物かなり死んじゃいまして、驚きます。

シーズン1から結構主要なキャラがいなくなっていきます。

今シーズン驚いたのは麻薬王のジェイコブとFBIペティーです。

ものすごく腹が立つダーリーン。勝手なことばっかりして!って。出るたびにイライラしていました。

で、ついにジェイコブがナイフを手に…と思ったら反対にやられてやんの。
あ~~あ~~って声出ちゃった。

「お前にはかなわない」って嬉しそうに言わないで。

ダーリーン役の人。

これだけムッとするってことはやっぱりうまいんですよね。

憎まれ役はムカつかせないと。

それから、ド変態のペティーも良いキャラだったのにやられた~。

シーズン1では大活躍。
特にラングモア家のひげちゃんとの熱いキスシーンとあれこれ。
いやあ驚きました。サイコパスFBI

シーズン2で印象的だったのは

ウエンディーの(私の中の悪の覚醒)

ブレーキングバッドのウオルターホワイト女版みたいな。

「家族のために」といいつつ実は「本当に好きで私に向いている」気が付いちゃった女の怖さよ。でもこれまた余計なことしそうで怖いです。
時々ブチ切れるところも見どころ。

反対にマーティーは冷酷に見えて悪になり切れないんですね。

ウエンディーが誘拐され、仕方なくとはいえ殺人を犯して壊れそうになったところはウエンディーのリアクションと正反対で良かったです。

2人の子供たち

かなりむかつくシャーロット。実は一番まともなんですね。マリファナ吸いすぎだけど。

将来を悲観して親権を放棄してほしいなんて、なかなか言えないしできないですね。

そしてこれまた反対にまじめそうなジョナはマネーランドリングを冷静に考えたりしてかなりのサイコ。バード家にとっては将来有望って言うか。

そして大好きなランドモア家のルース♡

映画サイトのhachiさんに「きっとルースがどんどん好きになります」と予言された通り

はい、好きです。笑

めっちゃくちゃ口が悪くてかわいい。日本語で言うところの
(いきってる)?



ルースのアクセントは南部だと思ってたんですが、夫はミズーリは南部じゃないよと。

確かに。調べたらオザーク訛りをマスターして役に臨んだとか。すごいな!!

演技もすごくうまくて引き込まれます。

2019年エミー賞でゲームオブスローンから4人もノミネートされた年で、このルース役のジュリアガーナーが助演女優賞を受賞。納得です。



ルースと悪党の父ちゃんだけが、このすごいーオザーク訛りです。

父ちゃん役作りもすごくて本物のレッドネックに見えます。こういう人いるよね。現実では前歯抜けてる人多いけど。かなりリアルです。

自分の娘にカ〇トなんて使って、ひどいよ。ありえないです。
このアマどころじゃない普通は口に出せないですよね。

でもルースはおとうさんに認めてもらいたかっただけなんですよね。だから思いっきりワルのふりして。ううう。

本当はこの肥溜めからなんとか這い上がりたい、自分は無理でもワイアットだけでも大学に行かせたいと必死だったんですよね。

ワイアットとスリーの父親殺しの罪悪感もあったし。それも言ってしまってワイアットとも不仲になるし可哀そう。



そうそうカルテルの弁護士のヘレンもカッコよい。

ルースとウエンディーといい、ダーリーンといい、オザークは主人公が女ばかりになってきました。

おたおたするばかりのマーティー笑

恐喝されてたルースの父ちゃんをどうやらウエンディーが消したらしい。それを知った時のマーティー


この時のひいいいってな顔が最高でした。



実は続きが気になってシーズン3のエピソード1見ちゃってます。

どはまり。

いろいろ考えることなくドラマに没頭するって健康的で良いです。笑

シーズン3も楽しみです。










2020年6月6日土曜日

Ozark シーズン2 3話までの感想 

オザークへようこそ

シーズン2 エピソード3まで見ました。 ネタバレなしです。



シーズン2は1よりスピード感もあっておもしろい!!

登場人物の説明の部分もいらないので物語がすいすい~っと進みます。

Ozarkのタイトル出るところが伏線になっているんですね。4つに分かれるところ。

シーズン1の途中で気が付きました。←おそ!



3話まで見て、この南部の雰囲気にどっぷりつかっています。はまる~!

ナルコスといいブレーキングバッドといい、麻薬ビジネスとか資金洗浄とかいわゆる大物のワルの物語が好きです。

オザークの家族はどちらかというとある日とんでもないことに巻き込まれ、助かる道を模索する感じです。

でも結構家族がぶっ飛んでるし、登場人物もいわゆる(キャラ)が立ってます。濃い!

エピソード1と2は主演も務めるジェイソンベイトマンが監督していました。

この人出てる映画見たことないなあと思っていたらThe Giftに出ていました。感想書いてたと思って探したけどなかったので今度書きます。これも私はすごく面白かったです。






オザークへようこそに話を戻します。

最初は登場人物が「変な人ばっかりー」と思っていたのですが、どんどん嫌いになるキャラや感情移入していくキャラがいて目が離せなくなります。ブレーキングバッドもそうでしたけど登場人物の魅力って大事ですよね。憎まれ役も。

あと南部は行ったことないのでわからない世界ですが、ある日現れた(都会)から来た一家を見る目つきと居心地の悪さ。アメリカ田舎あるあるだなあと思いました。

トレーラーで暮らす低所得の人たち(というか犯罪者)田舎の決まりがちがちの麻薬取引。

そこに高級なシャツなんか着て、きれいな歯並びで「はーい」なんつったって「よそ者はあっちいけ」になりますよ。

ルースちゃんがすごく好きになりました。こんな場所でも賢く生き抜いていくルース。幸せになってほしい。オハイオの叔母さんの気持ち。笑

まだ3話なので続きが気になります。ちょっといろいろあって落ち込んだりもしていますけど、そんな時こそドラマの世界にはまるのが本当はいいんですよね。テレビの電源も入れられないような気持のときもあるので、見られるときにどーーっとみたいです。















2020年5月23日土曜日

Ozark オザークへようこそ シーズン1感想 後半ネタバレ

オザークへようこそ 英語題名Ozark Netflix

シーズン1を全話見た感想です。



最初はネタバレなしで後半にネタバレ感想あります。

・・・・・・


面白いという評判は聞いていました。

「いつか見よう♡」と思っていたのに、全話見て熱狂した夫が
「早く見て!!」とせかすので見始めました。

知っていた情報は

「麻薬関係のクライムドラマ」
「マネーランドリー」
「巻き込まれる家族」


あらすじを見ても、予告編を見ても「う~んブレイキングバッドみたいなの?今度にしよう」と最初はものすごく惹かれなかったんです。

で、見始めるとなかなか面白い。1話めは「おお!!結構なクライムドラマどうなるの??」と。でもここからちょっとスローダウンしました。5話くらいまで。

面白いのですが、ちょっと展開がもたついていたかも。

南部の田舎のいわゆる(ホワイトトラッシュ)とか(レッドネック)と呼ばれる人たちとか田舎のストリッパーとか、ビッチなすれた泥棒とか怪しい人たちがわんさか出てきます。家族もなんだか変。

「ん~~どうなのこれは?最後まで見るけども」という感じでした。

夫もツイッターのフォロワー様も「面白くなるから!特にシーズン増すごとに」と。

そうやって毎晩1話ずつ見ていたら6話からドーーーンと。本当にドーーーンという感じに面白くなりました。

いやあ~ナニコレ、面白くなってきた。


主人公は麻薬組織の資金洗浄を命令されて悪戦苦闘。 いろんな邪魔が入ったり、うまくいかなくて「おお~どうなるのお?」とハラハラしました。

一人ですごく盛り上がって見ていたのですが第8話が過去の話で、ドラマにはよくある、あれ。あの行ったり来たりするやつ。これは混乱しました。


主人公のマーティーと奥さんが全然若返っていないので子供たちを見て、やっと「これは過去かあ」と認識できました。

奥さん役のローラ・リニー好きな役者さんです。この人も自然体で年齢相応になってきました。たぶん7年くらい前の話をお化粧だけ変えても、わかりにくい!声も変えてましたけど、不自然だったなあ。

マーティー役のジェイソン・ベイトマンもそのまま。髪型くらい変えようよと思いました。

ベターコールソウルのソウルでさえ顔は老けたままだけど髪型変えてるのに。笑

ブレイキングバッドとは全然違うお話ですが、面白いです。

ちょいグロイシーンあり。撃たれた死体や後半に拷問も。
あと野生動物の死骸が結構出てきます。苦手な方はご注意を。

私はシーズン2が楽しみ。面白かった!!

おすすめドラマです。



ここからネタバレ感想。







マーティーがポーカーフェイスすぎて、最初は感情読めませんでした。特に自分のオフィースでポルノを見ていた時。後からウエンディーだったとわかって「うわあ!!」と思いましたけど、そのこともウエンディーに言わないし。どういう人?って思ってみてました。

ウエンディーも突然、激昂したりサイコっぽい。資金洗浄の事も知ってたんですね。

最初は特に上のティーンのシャーロットにムカついていました。アメリカティーンガールにはよくある態度ですけど。笑

船のパーティーの後は可哀そうだったなあ。特に「君はもうこっち側の人間だ」と言われた時。(都会からシーズンの時だけやってくる男性に遊ばれてしまう田舎の女)これに気が付いた瞬間はきついですね。

物語が進むと今度は息子のジョナやばい!って思いました。
動物の死体をいじってたり、銃を買ったり。

このジョナとウエンディーがなかなかのサイコっぷりで面白かったです。

ウエンディーがビーバー(あらいぐまだっけ?)の死体をぶんぶん振り回して屋根の上に放り投げたところは笑ってしまいました。

不動産屋のお母さんとのやり取りもかなりのビッチっぷりを発揮して、良かった。

このお母さんがごみトラックにぶつかったところは、もう少しCG頑張って欲しかったですね。ふって消えちゃった。

いっそ見せない演出でも良かったのにと思いました。血がシャーって不動産屋にかかったりしても良かった←をい!!

若いころの話もちょっとCG使っても良かったのになあ。予算あんまりないのかな?って。

登場人物 最初は嫌いだった泥棒のルース 頭がよくてかわいい。極悪人(たぶん)のお父さんにマインドコントロールされていそう。このクルクルのカーリーがすごくかわいくて「またカーリーヘヤー流行んないかなー」と思いました。大好きカーリー。

ルースの家族の底辺っぷりすごいですね。おじさん2人の役作りすごい。本当にいそう。このトレーラーハウスとかすごくリアルでいたたまれない感じします。

ホテルの人も好きになれないし、ジェイコブと特にダーリーンが気に入らないです。
まさか殺しちゃうとは!どうすんの??驚いた。

FBIのあいつも気持ち悪いし、ぶっこわれてますね。

ちょっと怪しい地元の人がたくさん出てくるのはツインピークス思い出しました。

アメリカのすごい田舎はよそ者に冷たかったりして、わかる~。



これから楽しみが増えました!!











2020年4月12日日曜日

ナルコス メキシコ シーズン2ネタバレ感想 ナルコス全シーズンのまとめ

Netflixのシリーズ ナルコス

本当に面白い、超お勧めのドラマです。

ナルコス シーズン1 
ナルコス シーズン2
ナルコス シーズン3
そして 
メキシコ編 シーズン1
メキシコ編 シーズン2

見終わったのはメキシコ編シーズン2ですが、イメージとしてはシーズン5ですね。

ナルコスシーズン1から3の簡単な説明




シーズン1 1970年補後半からコロンビアの麻薬王パブロエスコバの物語。DEAスティーブマーフィーの目を通して描かれる。メデジンカルテルを創設し、のし上がっていく半生、90年代からのDEAとの闘い。

シーズン2 DEA対コロンビアの麻薬戦争の激化 DEAは1に引き続き、マーフィーとハビエルペーニャ中心。CIAが参加 追い詰められるエスコバル

シーズン3 メデジンカルテル崩壊後 ロドリゲス兄弟率いるカリカルテルが勢力を伸ばすDEAは内通者の協力である幹部を逮捕 ここがすごくスリリングでした。


すごく良かったんですが、一カ所だけDEAの猫が殺されているシーンがあって大ショック!!シーズン2だったかな? こういうドラマだから人間は派手に殺されるんですが、猫は私にはとってもショックでした。


事実に基づいた物語で、ドキュメンタリーのように実際の写真が時々入ります。役作りすごいですね。特にパブロエスコバル役のヴァぐネルモウラすごい。この人ブラジル人だそうです。コロンビアの言葉話せないと聞いています。凄すぎる。


実際は好青年!下の写真が本人 上のナルコスの写真が役作り後。






コロンビア編はハビエルペーニャ役がペドロパスカルで、素晴らしく良かったです。
ぐいぐい引っ張っていくタイプ。スケベだけど 笑 憎めない~。かっこいい。



シーズン1から3 かなり激しい銃撃戦とか目を覆うようなシーンも多いです。




メキシコ編シーズン1


メキシコ編 シーズン1

1980年のメキシコ こちらはミゲルフェリクスの物語。演ずるのがディエゴルナ

最初は線が細くて弱弱しいなあと思っていたんです。でも回を重ねるごとにどんどん麻薬王らしくなっていきました。でもちょっとカッコよすぎるから冷酷なことしても嫌いになれなくなっちゃたりします。あかーん。


シーズン1のDEAエンリケ”キキ”カマネラは大好きなマイケルペーニャ

でもマイケルペーニャも役にあっていない気がしました。コメディーのイメージが強くて真面目な作戦でも「ジョークでーす」とか言いそうな雰囲気で。笑

なので、ちょっと途中で「ん~メキシコ編いまいちかなあ?」と間を開けてしまったんですが、後半からドーンとスピードアップ これはシーズン2も同じでした。

私はこのキキがどうなるか知らなかったので、すっごくショックでした。(夫曰く有名な歴史で、ここからアメリカ対メキシコの麻薬戦争が始まった)


シーズン2 



アメリカメキシコの麻薬戦争。DEAはレジェンド作戦を開始 指揮するのはウオルトブレスリン この人がまた弱っちいというか頼りなくて、最初は入り込めなかったんです。

あと登場人物が多くて、しかも似てる人が多くてややこしかったです。え~この人は誰だっけ?どこのプラサ?と悩みました。

でもシーズン2もすごく面白かったです。一番グロくないかもです。橋のシーンはきつかったけど、コロンビア編のほうが銃撃戦も激しかった気がします。

印象に残ったのがアコスタとミミのカップル。実在の人物だそうです。このドラマはがっつり犯罪者も本名で出てきて歴史に忠実に作られていますが、作られたキャラもいます。

あのバストがドーンの派手な姉さんもいないキャラだそうで、いらなかったよね?

でもミミは実在するんですね。なんか好きだったなあ。そして、演じるのはなんとケビンベーコンの娘さんだった!ああ、そういえば似てるかも!

この2人のエピが好きでした。

シーズン3どうなるのかな?というか麻薬戦争の歴史本なんか読んだらネタバレしちゃいますね。調べたいなあ。次回も楽しみです。





2020年1月10日金曜日

今年は何を見ようかな? Netflixそれからアマゾンプライム海外について



 昨年あまり映画もドラマも見ていない気がします。

映画館に行ったのはキャプテンマーベルとアヴェンジャーズだけかも?

今年は昨年日本で買って来たDVDの True Detective (一番最初の)から見ようと思っています。

話題になっていて見ていないのがたくさんあります。皆さんどうやってドラマスケジュールをこなしておられるのでしょうか? すごいです。

Netflixに全然ついていけていません。

早めに見たのはアイリッシュマン。それから昨年のUnbelivable

ドンドン新作が出る中、やっともうすぐ終わるのがアメリカンクライムストーリーのベルサーチ。 OJシンプソンのほうも見ていないです(これも見たい)

出入り?が早い!!そして、うかうかすると無くなっちゃいます。

あれえ?リストに入れておいたのに~という映画が消えていた悲しみ。

それから日本NetflixとアメリカのNetflixのラインアップが微妙に違うんです。

Netflixオリジナルのドラマや映画も消されたりするのかな? リストに入れるだけではなくて手帳にでも書いて消していかないと忘れてしまうのもあります。

そしてHuluのブルックリン99も見始めてしまい、さらにアマゾンプライムもアメリカ版と日本版どちらもあります。

日本のアマゾンプライムは入る予定なかったのですが、お試し期間に見てみたら映画もありました。海外視聴できるもの少なそうですが、あるようです。それからキンドル本は海外から基本購入できないのですが(3冊までという噂アリ)プライムリーディングで無料で読めるものがたくさんありました。雑誌も多くて、私は良かったのでお試しすぎてからも解約せずに利用しています。

ケーブルテレビ 特にHBOは映画も早いですし、昨年までゲームオブスローンズを見ていたので解約できず(そして今年はチェルノブイリを見る予定)

さらに~夫がスターウオーズ大好きで、そのドラマが見たいと。これまた違うケーブルで
ディズニー?でしたっけ? うわ~ん。タイヘンだ!

でも家でのんびり楽しく映画やドラマを見られるのですから、良い時代です。

私はやはりNetflixが好きです。特にドラマを一気に放送してくれるところがいいですよね。ハウスオブカードあんなに熱狂したのに、主人公が降ろされて、で、あんなことになるなんてがっかりでした。

今年はベターコールソウルが戻ってくるので、それがすごく楽しみです。2月はウォーキングデッドも戻ってきます。見ますけども、でもあんまり期待してないとか言っちゃったりする(笑)だってえ、ね? 後半ぐあ~~っと盛り上がってくれたらいいなと思っています。

後、DVDがあるのは後回しになっちゃうので今年はガンガン見ようかな?と。

クリミナルマインドとかロー&オーダーを。ふる!!とか言っちゃダメ(笑)

どんどん見る機会が遅くなっちゃって。Bonesはちょっと合わなかったので、これもシーズン1最初しか見てないし、スーパーナチュラルもおもしろいのとちとイマイチのがあって、お休み中です。

あああアメリカンホラーも結局シーズン1しか見ていないいい。

一話完結より続き物が好きです。

ベイツモーテルみたいに夢中で一週間待ってたようなドラマ見たいなあ。
















2019年12月5日木曜日

アイリッシュマン The Irishman  ネタバレなしとありの感想

The Irishman 2019 Netflix



最初はネタバレなしで。

ロバートデニーロとアルパチーノとジョーぺシ共演 
それをマーチンスコセッシが監督したギャング映画!もうそれだけで見たい~。

グッドフェローズとカジノ大好きなんです。

ハーヴェイカイテルも出てるし、キャストが豪華すぎて鼻血でそう。

Netflixすごいですね。映画会社だけの力ではこれだけのキャストでお金もかかる映画(CG代がすごそう…)出資できないですよね。ありがたい~!

同じ映画の中で同じシーンの中で演技をしてる3人を見られて、もうそれだけで満足します。

勿論映画的にも素晴らしいです。脚本もすごく良いと思います。ちょっと長いけど(3時間半)長さを感じさせません。おもしろかったです。


アメリカでは超有名なジミーホッファですが、日本ではあまり知名度がないかもしれません。

他の映画の中のセリフでしょっちゅう出てくるんです「ジミーホッファがどこに埋まってるか知ってるぞ」みたいな感じで。行方不明扱いですが、ギャングに殺されたと大多数の人が信じています。

原作はノンフィクションということで、これが真実なの? 証拠はないけど告白したって言うことなの?本も読んでみたくなりました。

あの時代のことはとても興味があって昔勉強しました。(アメリカ市民権の歴史のテストには出ません笑)

マリリンモンローが大好きなので、関連ものを読んでいるとケネディーとのこと、ホッファのことマフィアとの関係といろいろ出てきます。

原作の日本語訳が出ているようなのでいつか読みたいと思います。


それでは映画感想です。ネタバレあります。







素晴らしかったです。派手な撃ち合いをちょっと期待してたのですが、すごく静かなトーンでしたね。

今より年取ってるデニーロから若いデニーロまでCGの技術が凄いです。

それでもトラックの仕事をしている多分若い頃の顔もちょっと老け気味で、CG技術の限界なのかな?ジョーぺシは実際のほうが若く見えるくらいで、出会った頃は何歳くらいなのか気になりますね。

アルパチーノもかなり若返っています。パチーノの演技ちょっとオーバー気味だと思うんですが(ヒートとか)ジミーホッファは実際にこういう人だったそうです。


うんと年を取ってるフランク(デニーロ)が語り部で、自分が戦後にトラックを使った詐欺をし、ラッセル(ジョーぺシ)と知り合い、殺しを請け負うようになり、ジミーホッファ(アルパチーノ)の信用を得るシーンを挟んで、ラッセルとフランクそれぞれのワイフとドライブをするところが挿入されます。

最初はこれなんだろうと思っていたら、最後に理由がわかります。

キャストも息子のチャッキーがジェシープレモンス そして大人になったペギーがアンナパキン 私たちが大騒ぎしたのが歌手としてスティーブヴァンザントが出てきたところです。ソプラノに出ているころ大好きでした。この人は本職ギターリスト(ブルーススプリングスティーンのバンドに入ってる)なんですけど、歌めっちゃうまい~!本人が歌ってるの?嬉しかった~!

それから映画関係ないですけど、ソプラノの中でアルパチーノの真似をするんですけど、あれ本人の前でやったのかな?笑 


感想に戻ります。


中盤から面白さが、どんどん加速しました。

マーチンスコセッシ映画は結構夫婦喧嘩とか冷めた家族が出てくると思うんですけど、今回は特に後半子供との溝が深まって、晩年の本当に何もなくなったフランクのみじめさが浮き彫りになり、辛いというか自業自得というか深いシーンが多かったです。

杖ついて、すっころんで…で多分老人ホームで神父と祈る日々。

「え?もうすぐクリスマス?」というセリフは家族に見捨てられて、仲間も誰もいない寂しい晩年を表していて良かったですね。クリスマスはアメリカでは家族で一緒に過ごす大事な日なので子供たちは誰一人会いに来ないんですね。

若い看護師(わあ!ダヤーナ)はジミーホッファなんて知らないし、フランクは先に亡くなってるし、何も残らない人生。少しドアを開けておきたい寂しい老人。ゴッドファーザー3のアルパチーノ思い出しました。

やっぱりスコセッシ映画好きです。ナレーションが多くて、そこもグッドフェローズ思い出しました。

日本語をつけて見てたのですが、英語の文字の部分を日本語にしてしまう必要あったのかな?あれは英語のまま字幕のほうがいいと思いました。

登場人物が「何年に射殺」と説明が入る部分も日本語だけで違和感ありました。夫に説明しなくちゃいけないし(笑)あと油断してたらイタリア語も出てきた。

やっぱり日本語字幕で見るのが大好きなんですけど、わかりやすく変えてますよね。ホッファがイタリア系のマフィアにYou People (お前たち)と言ってイタリア人が激怒するシーンががあるんですが、そこが「イタ公」になってたりしましたね。その方が「かッと来る気持ち」を理解しやすいのかな?とか思って見てました。

足りない情報を言葉を変えてわかりやすくするって難しいですよね。あと日本語は罵倒語が足りなさすぎると思いました。



久しぶりに素晴らしい映画を堪能して大満足です。









2019年11月28日木曜日

忘れられない素晴らしいドラマ Unbelivable たった一つの真実 ネタバレ感想

Netflixのミニシリーズ アンビリーバブル たった一つの真実を見終わりました。

最初はあらすじとネタバレなしの感想です。







昨日見たばかりで余韻がすごいです。

今でも目をつぶると主人公のマリーの顔が浮かびます。

本当に見て良かった。素晴らしいドラマです。

真実を基にしたストーリーです。元はピュリツアー賞を受賞した記事(An Unbelievable Story of Rape)

前8話のミニシリーズです。

あらすじ

18歳の少女が覆面の男に性的暴行されたと訴える。しかし素行に問題があることなどから作り話だとされ被害届を取り下げられる。しかし数年後に似た手口の事件が続き2人の女刑事が執念の捜査を開始する。

。。。。。。。。。。。。。。。


世界中にはたくさんのマリーがいると思いました。

暴行されただけでもあまりにも辛い経験。

その後の屈辱的な検査。

頼れるはずの警察が信じてくれない。自分の味方だと思っていた人たちも信じてくれない。こんなにもひどい話があるでしょうか?



本当に幼く華奢な少女がレイプ事件の被害者と聞いただけで見るのをためらってしまいました。夫は見ない!と即答。

でもこれは見て本当に良かったドラマです。全力で勧めてこようと思います。

2話まで見て感想を書いています。過去記事 →アンビリーバブル 見始めました





ネタバレアリの感想です。


すごく面白かったです。中盤からは我慢できずに一気見しました。
後半の盛り上がり、素晴らしかったです。

2話だけで引き込まれました。3話からトニーコレットが出てきて、夢中で見ました。本当に素晴らしい役者で、ぴったりの役柄でしたね。

小さな役のわき役もとにかく皆がうまくて驚きました。キャスティングディレクターもすごく優秀です!ぴったりなんですよね。特に旦那さん2人が本当に一緒に生活して話をしているよう。奥さんでありお母さんでもあるけど刑事の部分をサポートしてくれる素晴らしい旦那はんたち。いいですよね。最後に出てくる(匕首マック)のあだ名の所は笑いました。ああ、皆良いお顔♡ここ良かったなあ。


主役のマリー役のケイトリン・ディーバー今回初めて知りました。

元から傷ついていた問題ありのティーン役うまかったです。





過去記事にも書きましたけど女刑事2人が本当にすばらしい。

左 カレン・デュバル役がメリット・ウエーバー

右 グレース・ラスムッセン役がトニー・コレット





トニーコレットは元から好きで本当に演技上手です。今回知ったメリットウエーバーの演技に引き込まれました。後関係ないけどここだけの話オハイオの友達にそっくり←本当に関係ない。

静かだけど諦めない執念の刑事。理由があったのですね。あの話し方だと犯人があらいざらい自白しそう(笑)すごく良かったです。

もちろんストーリー展開、脚本も素晴らしかった。

エミー賞ミニシリーズとか取りそうですね。

思ったよりもがっつり科学捜査でした。DNAのあれこれ、ちょっと難しかった。もっと勉強したいと思いました。あ、クリミナルマインドとロー&オーダー見よう。ロー&オーダーも性犯罪と言うことで見るのを躊躇していました。これからはいろいろ見てみようと思います。



マリーについて


きっとたくさんいるはず。世界中のマリーがこのドラマのマリーのように最後は笑って欲しいと心から思いました。

最後のマリーの顔が忘れられません。

「ううう、良かったねえマリー」と親戚のおばちゃんのように泣いてしもうた。


何もかも失って、最後に救われるのはやはりドラマだからだと思うんです。性的暴行にあって心が殺されて、病院でも、警察でも、裁判でも傷ついて。

余りにも理不尽で苦しくなります。最初に見たくなかったのは失意のどん底で終わるのでは?と怖かったからもあります。


だから証拠が出たときは「やった!」と思い。でも最初の刑事がまた偽装かなんかするんじゃ?と心配し、マリーが弁護士に「市を訴える」と言った時には本当にうれしかった。(でももっともっと、ふんだくれとも思った)

それにしても…

マリーの里親の一人最低ですね。確かに素行は悪かったけど、もっとひどいティーンたくさんいますよね。それで「私はティーンに慣れてるから」なんて言って。こういう人いるなあ。

それからセラピー役も良かったんですけど、すぐにあれ?あの人かなと思ったら当たりました。

「羊たちの沈黙」で穴の中に捕まってた被害者の女の子。だって、全然変わってない!

この人も良かったですね。何も話さなくても優しい雰囲気を身にまとっている人。セラピストにぴったり。

とにかく、どの役も皆はまっていてすごく良かったです。

6話めも7話目も「あれ終わりかな?」とよくまとまっていました。

ただ「嘘じゃなく本当だった」というところも全国に広まってほしかったし、あの里親とか友人の顔も見たかったなと思いました。

刑事が最後に皆でお酒を飲むところ最高だったな。

そしてマリーがビーチから電話をかけるところ。


ずっと続く長い道をマリーが車で行く所が象徴的で好きでした。

その先には素晴らしい人生が待っているはず。