2019年12月31日火曜日

2019年を振り返って 私のベスト3

今年もあとわずかですね。

2019年のベストドラマ 皆さん意見が違うのでとても面白いです。

ゲームオブスローンズが最終回を迎えましたけど、あれがそれだったので(笑)とっても複雑です。あの人だけでも脚本変えてほしいと思ってしまいます。

最初から見直したいとずっとDVD買っているんですけど、いつか見直すことあるかな?というくらいにはショックを受けております。

夫も同じくがっくり。熱中したLostの最終回よりは早い立ち直りでしたけど、やはりあの人のところがあ~あ~って。

というわけで私の今年のベスト3は

Barry!!! シーズン2 早く日本でやってください~!! 大好きですバリー。







マインドハンター シーズン2 1も良かったし2も好き。本当に好きなドラマです。



パニッシャー シーズン2 打ち切りなっちゃったけどオハイオも出てきて(笑)これも本当に好き。



次点にブラックサマー これも最後のほうが気に入らないですけど、すごくおもしろいゾンビドラマでした。

これはZネーション外伝ってついてないほうがいいですよね。全然別物です。

あ、もちろんストレンジャーシングスも良かったです。

最近のものではアンビリーバブルがすごく良かった。今でも忘れられない余韻のあるドラマでした。捜査物でシリアスなのになんていいムードのあるドラマなんだろう。主役2人が本当に良かったです。この2人でシリーズにしてくれてもいいのにって思いました。



来年はもう少し見ようと思います。

話題のチェルノブイリはまだ見ていないので来年楽しみです。

来年は待望のベターコールソウルもあるのですっごく嬉しい!

ここ数年のドラマでは一番好きかもです。ソウルのキャラが大好きなので。

同じくBarryのキャラも好きで、早くシーズン3見たい。そして日本はシーズン2早くやってください!!













2019年12月9日月曜日

Brooklyn Nine-Nine ブルックリン ナイン―ナイン シーズン1 見ました。

Brooklyn nine-nine season1



数年前まで土曜日の夜かかさずサタデーナイトライブを見ていました。

高校生だった息子と3人でソファーに座り土曜日の夜更かし。本当に楽しい思い出です。

私たちは特にアンディーサムバーグ(2005年から2012年)とビルヘイダー(2005年から2013年)が好きでした。



この2人がいなくなり新メンバーが入り、政治色がすごく強くなって見るのをやめてしまいました。

アンディーサムバーグは本当に面白くて、歌もすごくうまくてグループ(ロンリーアイランド)のアリーナと歌ってるMVを買うてしまったほど。

そのアンディーサムバーグが主演のドラマ ブルックリン99のことは知っていたのですが、あれよあれよとシーズンが過ぎて行って見る機会を失ってしまいました。

日本の方がNetflixにあると教えてくださったのですがい、アメリカのNetflixになかった~。

他の会社のドラマや映画はかなり違います。ブルックリン ナイン―ナインは2013年から始まったフォックス制作のドラマです。

テレビのオンデマンドにもなく、調べたらHuluにありました!

Hulu入ってたっけ?もうあれこれ契約していて忘れています。

でもたぶん一番安いサービスだと思います。だってCMが入る!いやああ。

とりあえずシーズン1を見ました。

おもしろい!

実はコメディードラマは本当はあまり好きじゃないんです。あまりにもばからしい展開も多いし…。

一番苦手だったのが、ちょっと昔のファミリー向けのシットコムで笑い声が入るやつ。

でもこのコメディードラマは、アンディーサムバーグだからというひいき目もありますが好きです。

最近はリアルな日常系のコメディードラマが多く生まれていますね。The Officeとかまだ売れる前のぽっちゃりしていたクリスプラットが出ているParks and recreationとか面白いです。ちなみに主演のエイミーポーラーも見ていた時期のサタデーナイトライブに出ていました。黄金時代。

The Office
 

Parks and Recreation

どちらもテレビつけてやってたら見る。という見方をしていたのでいつか初めから全部見ます。特にこのParks~のほう大好きです。

ブルックリン ナイン―ナインに戻ります。

一話約22分で軽く見られていいですね。キャラがとっても良いです。こんな刑事いるか!ってもちろん思いますけど笑 コメディーならではのキャラクター。


特に強面だけどゲイの黒人のキャプテンが好きです。後ダメダメだけどポジティブな良いやつのチャールズボイルお気に入り。

地上波なので汚い言葉は入りませんが、ユダヤ系のアンディーサムバーグのきわどいギャグが時々入って面白い。

苦手な恋愛もちょっと絡んでくるんですが、サラっとしていていいかな?

シーズン2も見始めました。今のところ同じメンバーで同じシチュエーションです。

夕食の後にちょっと見ようか?に最適。HULU高いほうに入ってCMなしにするか今悩み中です。ゲームオブスローンズが終わったからHBOいらないかなと思っていたら夫がまだあれこれ見てるし。ケーブル契約増えて大変になっちゃいますね。

一番のお気に入りはNetflixです。ここも赤い封筒で郵送DVDだったんですよね。懐かしいです。それでああああっという間にあれほどあったレンタルビデオ屋がつぶれちゃいました。
今は家で最新のドラマが見られる。映画だって作っちゃう。すごいですNetflixありがたいです。











2019年12月5日木曜日

アイリッシュマン The Irishman  ネタバレなしとありの感想

The Irishman 2019 Netflix



最初はネタバレなしで。

ロバートデニーロとアルパチーノとジョーぺシ共演 
それをマーチンスコセッシが監督したギャング映画!もうそれだけで見たい~。

グッドフェローズとカジノ大好きなんです。

ハーヴェイカイテルも出てるし、キャストが豪華すぎて鼻血でそう。

Netflixすごいですね。映画会社だけの力ではこれだけのキャストでお金もかかる映画(CG代がすごそう…)出資できないですよね。ありがたい~!

同じ映画の中で同じシーンの中で演技をしてる3人を見られて、もうそれだけで満足します。

勿論映画的にも素晴らしいです。脚本もすごく良いと思います。ちょっと長いけど(3時間半)長さを感じさせません。おもしろかったです。


アメリカでは超有名なジミーホッファですが、日本ではあまり知名度がないかもしれません。

他の映画の中のセリフでしょっちゅう出てくるんです「ジミーホッファがどこに埋まってるか知ってるぞ」みたいな感じで。行方不明扱いですが、ギャングに殺されたと大多数の人が信じています。

原作はノンフィクションということで、これが真実なの? 証拠はないけど告白したって言うことなの?本も読んでみたくなりました。

あの時代のことはとても興味があって昔勉強しました。(アメリカ市民権の歴史のテストには出ません笑)

マリリンモンローが大好きなので、関連ものを読んでいるとケネディーとのこと、ホッファのことマフィアとの関係といろいろ出てきます。

原作の日本語訳が出ているようなのでいつか読みたいと思います。


それでは映画感想です。ネタバレあります。







素晴らしかったです。派手な撃ち合いをちょっと期待してたのですが、すごく静かなトーンでしたね。

今より年取ってるデニーロから若いデニーロまでCGの技術が凄いです。

それでもトラックの仕事をしている多分若い頃の顔もちょっと老け気味で、CG技術の限界なのかな?ジョーぺシは実際のほうが若く見えるくらいで、出会った頃は何歳くらいなのか気になりますね。

アルパチーノもかなり若返っています。パチーノの演技ちょっとオーバー気味だと思うんですが(ヒートとか)ジミーホッファは実際にこういう人だったそうです。


うんと年を取ってるフランク(デニーロ)が語り部で、自分が戦後にトラックを使った詐欺をし、ラッセル(ジョーぺシ)と知り合い、殺しを請け負うようになり、ジミーホッファ(アルパチーノ)の信用を得るシーンを挟んで、ラッセルとフランクそれぞれのワイフとドライブをするところが挿入されます。

最初はこれなんだろうと思っていたら、最後に理由がわかります。

キャストも息子のチャッキーがジェシープレモンス そして大人になったペギーがアンナパキン 私たちが大騒ぎしたのが歌手としてスティーブヴァンザントが出てきたところです。ソプラノに出ているころ大好きでした。この人は本職ギターリスト(ブルーススプリングスティーンのバンドに入ってる)なんですけど、歌めっちゃうまい~!本人が歌ってるの?嬉しかった~!

それから映画関係ないですけど、ソプラノの中でアルパチーノの真似をするんですけど、あれ本人の前でやったのかな?笑 


感想に戻ります。


中盤から面白さが、どんどん加速しました。

マーチンスコセッシ映画は結構夫婦喧嘩とか冷めた家族が出てくると思うんですけど、今回は特に後半子供との溝が深まって、晩年の本当に何もなくなったフランクのみじめさが浮き彫りになり、辛いというか自業自得というか深いシーンが多かったです。

杖ついて、すっころんで…で多分老人ホームで神父と祈る日々。

「え?もうすぐクリスマス?」というセリフは家族に見捨てられて、仲間も誰もいない寂しい晩年を表していて良かったですね。クリスマスはアメリカでは家族で一緒に過ごす大事な日なので子供たちは誰一人会いに来ないんですね。

若い看護師(わあ!ダヤーナ)はジミーホッファなんて知らないし、フランクは先に亡くなってるし、何も残らない人生。少しドアを開けておきたい寂しい老人。ゴッドファーザー3のアルパチーノ思い出しました。

やっぱりスコセッシ映画好きです。ナレーションが多くて、そこもグッドフェローズ思い出しました。

日本語をつけて見てたのですが、英語の文字の部分を日本語にしてしまう必要あったのかな?あれは英語のまま字幕のほうがいいと思いました。

登場人物が「何年に射殺」と説明が入る部分も日本語だけで違和感ありました。夫に説明しなくちゃいけないし(笑)あと油断してたらイタリア語も出てきた。

やっぱり日本語字幕で見るのが大好きなんですけど、わかりやすく変えてますよね。ホッファがイタリア系のマフィアにYou People (お前たち)と言ってイタリア人が激怒するシーンががあるんですが、そこが「イタ公」になってたりしましたね。その方が「かッと来る気持ち」を理解しやすいのかな?とか思って見てました。

足りない情報を言葉を変えてわかりやすくするって難しいですよね。あと日本語は罵倒語が足りなさすぎると思いました。



久しぶりに素晴らしい映画を堪能して大満足です。